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2013年01月23日 イイね!

プレイオフ決勝戦の感想

毎週5~6試合観ていたレギュラーシーズンの時に比べると、今週は2試合しかなくて
物足りないような気もするが、それを補って余りある素晴らしい2試合だった。


49ers@ファルコンズ 28-24

実力は互角、どちらが勝ってもおかしくないと先週書いたけど、実はファルコンズが勝つ
のではないかと予想していた。理由は、レイブンズのレイ・ルイス同様、TEゴンザレズが
引退を表明していて、そういうチームの士気は高く、実力以上のものを発揮することが
しばしばあるからだ。特に2回戦でわずか25秒でFGの3点をもぎとった集中力は凄かった。

49ersも好きなチームだし、攻守ともに出来が良い上、士気という面でも去年もNFC決勝戦で
ジャイアンツに敗れた雪辱を忘れてはいないだろうから、ファルコンズに劣る要素はない。
それでも、その時のQBはスミスだったし、キャパニックはプレイオフ初出場。4回目の
ライアンに比べると、経験不足の面が出るのではないかと思っていた。

序盤は完全にファルコンズゲーム。最初の3つのドライブ全て得点を続けたファルコンズに
対し、49ersは2回続けて3rd&アウト。立ち上がりがこんなに一方的になるのにも驚き。
49ersの初得点は、3回目のドライブでのRBジェームズのTDラン。その後もTDパスを決めるも、
ファルコンズの返しの攻撃で3つめのタッチダウンを奪われ、14-24で前半終了となった。

ゲームが大きく動いたのは後半。49ersの最初のドライブでTDを奪い3点差に詰め寄った後、
49ers守備陣がライアンのパスをインターセプト、試合の流れを引き寄せたかに思えたが、
38yのFGをKエイカーズが失敗、敗戦していたら戦犯と呼ばれていたことだろう。その後
両チーム1回ずつファンブルロストがあったが、得点に結びつかず。3点差が変わらない
まま時間が流れていく。

ここで49ersの守備陣が奮起、ファルコンズを3rd&アウトに止めるとパントミスもあり、
いい位置での49ersの攻撃がスタートする。これをランでじっくり時間を使いながら
タッチダウンに結びつけ逆転、4点差と初めてリードを奪う。ファルコンズは難しい
パスを決めつつ前進するも、最後は固い守備の前に4thダウンギャンブル失敗、
試合終了となった。

序盤リードしたほうが有利という予想も見事にハズレ。あんなに調子良かったファルコンズ
の攻撃が、後半無得点に終わるとは意外だった。やはり49ersの堅守さがゲームを作ったと
言える。そして後半の49ersの猛攻は凄まじく、爆発力でもファルコンズを上回った印象だ。
3バックからのラン攻撃は、誰が走るか予想できず、守るのは難しい。ちょうど誰に投げるか
わからないショットガンのラン版と言える。この攻撃陣がスーパーボウルでも躍動すること
だろう。そしてこの強いラン攻撃があるからこそ、時々投げるパスもよく通る。この試合
ランが26プレイだったのに対し、パスは21回投げて16回成功の76%、インターセプト無し。
経験不足という心配も無用だったようだ。

ファルコンズはこれでシーズンエンド。今年はQBとしての成績はライバルQBフラッコよりは
良かったが、結局チームの成績としてはまたもやレイブンズに先を行かれることになって
しまった。来季はTEゴンザレスの穴を埋めることが課題になるだろう。




レイブンズ@ペイトリオッツ 28-13

こちらも予想が外れて、まさかのレイブンズの快勝。あのハイパーオフェンスをわずか
1タッチダウンに抑え、2インターセプトをもぎ取ったレイブンズの守備勝ちだった。
ファルコンズと同じように、ペイトリオッツは後半得点することができず。ランで108y、
パス320y稼いだペイトリオッツ攻撃陣だったが、いつものような決定力を発揮することが
できなかった。

前半はペイトリオッツ優勢だったが、それでも7-13とリードはわずか6点差。爆発力の
あるQBフラッコに対しては、全然安心できない点差だ。案の定、後半ロングパスが決まり
出し、計3タッチダウンを奪って勝負あり。奪インターセプトが得意なペイトリオッツ
守備陣は全くビッグプレイを出すことができなかったのに対し、レイブンズ守備陣は
ファンブルテイクアウェイを含む計3つのターンオーバー。これでは勝てるわけがない。

もともとレイブンズのような守備スタイルには相性の良くないペイトリオッツ。それでも
用意周到なコーチ陣が手をこまねいてみているはずもなく、スーパーボウルの悔しい
敗戦を糧に、チームスタイルを変えてまでいろいろと工夫してきたはず。しかしそれでも
守りきって見せたレイブンズはお見事と言うしかない。レイブンズ攻撃陣も、リードされて
いても落ち着いてドライブを決めてみせた。

レイブンズの今年のプレイオフの戦いぶりを見ていると、昨季のジャイアンツに似ている。
レギュラーシーズンはやや不安定ながら、プレイオフに入って調子を上げてきて、勢いや
士気の高さが感じられる。QBフラッコも、QBとしての成績はずば抜けて高くはないものの、
終盤で難しいパスをポンポン連続して決める勝負強さは、マニング弟にそっくりだ。

QBブレイディは今季長いパスを外したりして、残念ながら全盛期は過ぎた印象があるものの、
まだまだ常勝軍団に欠かせない要として、来季も活躍するだろう。ブロンコスのマニング兄
とのライバルストーリーも続くに違いない。


これでスーパーボウルは、レイブンズ対49ersの兄弟監督対決となった。
QBも、ポケットパサーとモバイル型の対決という点では対照的だが、両者ともに若く世代
交代の波を感じさせる。両チームの分析・試合予想はまた改めて記事にすることにしよう。
シーズンの締めくくりとなる、今年のスーパーボウルも熱い試合になること間違いなしだ。

Posted at 2013/01/24 21:42:30 | コメント(1) | トラックバック(0) | NFL | 日記

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