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2016年11月17日 イイね!

そろそろ、「シン・ゴジラ」について語ろう

そろそろ、「シン・ゴジラ」について語ろうまだまだ公開中のシン・ゴジラだけど、ニュースや雑誌でも取り上げられるようになったし、ネタも溜まってきたので、まとめて語っちゃいましょう~!











まずはこれ。


特に1枚目の画像はシン・ゴジラの1シーンのように思えるし、この動画も良かった。


シン・ゴジラのBGMとともに復旧映像が流れたニュースはピッタリハマっていて面白かったし、
いっそこの事故のドキュメント映画を作ってもらいたいと思ったくらいだ。


雑誌ではこれが面白かった。
http://www.nikkei-science.com/201612_040.html
極限環境微生物学、放射線生物学、折り紙の研究などの専門家が、シン・ゴジラの製作に
協力しているらしい。

ネットで読める記事ではこちら。
http://toyokeizai.net/articles/-/144559
実現可能性がある空想兵器として、秀逸なアイディアだったよね。



もう一つ、ニュースで見たこれ。カッコいい~!





作品についても語ろう。「シン・ゴジラ」の良いところをざっと挙げると

1.最新のCGと撮影技術を駆使した迫力ある映像と新旧おりまぜた音楽
2.緊迫感溢れる人間パート
3.ゲスト怪獣はいないけど・・・アレ
4.ゴジラがもたらす絶望感
5.自衛隊の戦いっぷり
6.ヤシオリ作戦の怒涛の勢い



特オタとしては、CGのゴジラでも、中に人が入っていて尻尾はピアノ戦で操演されているかの
ような動きが再現されているところが嬉しいし、有名なゴジラのテーマがかかるだけで、

「これはゴジラだ」とわかる。ちょうどスターウォーズのテーマだけで、スターウォーズだと
わかるようにだ。

ゴジラそのものはフルCGらしいけど、背景などにはミニチュアを使ったところもあって、
特撮技術にこだわりのある庵野総監督らしさも出ていた。

伊福部音楽だけでなく、新しい音楽も良かった。この2つの動画はお気に入り。


なんかこう・・・宗教的な厳格さがあるよね。。。


人間パートは賛否あるみたいだけど、自分は大絶賛。前も書いたように、恋愛や家族の
ドラマもうざいマスコミも一切排除して、足を引っ張る余計な要素が全く無いところがいい。
海外の観客には受けないことをわかっているのに、日本の役所・政治劇を綿密に描いた
潔さも良い。早口も緊迫感を演出する要素だし、登場人物は個性的で魅力的だ。

子供は理解しないという意見も多くあったけど、ゴジラ映画なんだから、ゴジラが出てきて
暴れまわったり、戦ったりするところがあれば、それで子供は喜ぶものだ。

自分が子供の頃見たゴジラ映画の中で「ゴジラ対ヘドラ」はお気に入りの一つだけど、大人に
なってから観たら???となるあの内容を、子供の自分が理解していたとは到底思えない。
単純に「ヘドラ、キモいけど強い」「がんばれゴジラ」としか思ってなかったと思う。


そもそもゴジラ映画をゴジラ映画たらしめるのは、
①ゴジラが、都市や建造物を壊す
②防衛軍がゴジラを迎撃する
だけであって、他はそれほど重要な要素ではない。
人間パートがつまらなくても、ゴジラ映画はゴジラ映画として成立する。
それはこれまでの歴史を見て明らかだ。

初代ゴジラだって人間パートでは、芹沢博士が打ち明けた秘密を恋人(=博士にとっては恋敵)に
バラすクソ女が出てきてイヤな感じだし、他の作品でも登場人物が突然とってつけたようなセリフを
言ってガックリさせるようなことがしばしばある。

「シン・ゴジラ」では、登場人物がそれぞれの立場で最善を尽くすというところがキチンと描けて
いるから面白いし、それぞれに感情移入できているからとってつけた感がないのだ。こんなに人間
パートが面白いゴジラ映画は初めてだし、だからこそゴジラ映画史上最高傑作と言えるのだ。


ゴジラ映画には、時には
③魅力あるゲスト怪獣
が重要になることもあるけど、初代や1984年版のようにゴジラ単独の例もある。
「シン・ゴジラ」もゴジラ単独作品かと思っていたら・・・

通称「蒲田くん」。これには見事に一本取られたね。最初見たときは、新怪獣かと思ったよ。
でも見慣れたら可愛く思えるから不思議。形態変化の描写もグロ面白かった。

ネットで拾った蒲田くん画像を並べておく。








「シン・ゴジラ」で一番印象的なシーンは、最初に火を吐くところ。↑の動画の中にもある。
高温のガスのようなものが、段々収束していってビームのようになるところは凄かった。
米軍の爆撃機もあっと言う間に撃墜されて、「これ、ヤパいじゃん、ダメじゃん」と
強烈な絶望感があった。初代ゴジラを、最初に観た時の絶望感・恐怖感ってこんな
感じだったのではと思わされたシーンだった。


自衛隊のシーンは、実際に配備されている兵器が出てくるし、迫力があった。
何より、自衛隊の攻撃がほとんど全部ゴジラに着弾するところが素晴らしい。
着ぐるみだと、中の人が危ないからあんなシーンを再現するために火薬を仕込む
ことができないわけだから、フルCGになった恩恵だと思う。

今までのゴジラ映画では、防衛軍の攻撃の命中率の低さに不満があったけど、
これでスッキリした。足元への攻撃が多少なりとも有効という伏線が、最後の
ヤシオリ作戦の時に生きたのも良かった。


そのヤシオリ作戦、現実的にツッコミたくなるようなところが多々あるものの、それを
吹き飛ばすような勢い、畳み掛けるような怒涛な連続攻撃には爽快感があった。
しかも最後は人間の勝利。
やっぱり戦うからには、勝ってめでたしめでたしとなったほうがいいからね。


観賞後にいろいろ語りたくなるのも名作の証。化学の技術者として一番にツッコミ
たくなるのは、製法が確立されている凝固剤ならともかく、折り紙で示されるほど
複雑な構造の新規分子をあんなに早く合成できるわけないよ、ということかなwww

あとは、「未知の元素」ではなくて「未知の同位体」のほうが合理的だし、在来線爆弾も
架線が切れたらオシマイだよ、などなど。


それからネットで感想を読み漁ったりするのも観賞後の楽しみの一つ。
やっぱり皆も語りたくなるよね~!


最後に、あの有名レビュアーの動画を貼っておこう。

映像・音楽・ストーリー・登場人物・演技の5拍子揃った名作でした!
Posted at 2016/11/22 22:05:35 | コメント(1) | トラックバック(0) | 映画 | 日記

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