2017年01月10日
ついにプレイオフが始まりました~\(^o^)/
1・2回戦は週4試合、決勝2試合、そしてSB1試合と、計11試合を残すのみとなりました
今季のNFL、最後まで楽しみましょう~!
ネタバレを避けるためにも、ここの観戦記は1週間ほどディレイしてお届けしますwww
それではレギュラーシーズン最終週までの感想です。
Week16
ジャイアンツ@イーグルス 19-24
シーズン中盤から失速、早々にプレイオフ争いから外れたイーグルスの試合が放送されて
素直に嬉しい。今季最後の勇姿をホームで見届けよう。相手は、同地区2位のジャイアンツ。
この試合勝てばプレイオフ入りが決定するという大事な試合。
そういう場面でのイーグルスは強いぞ~www
ビッグプレイ頼りのイーグルス、まずは万能RBスプロールズが25y走り抜けてTDで先制、
その後のジャイアンツのドライブでは、CBジェンキンスがインターセプトリターンTDで
序盤で大きくリードを奪う。
しかし新人QBウェンツもインターセプトを奪われる一方、40yのロングパスを決めると、
QBイーライもスーパーWRベッカムJr.や前エースWRクルーズにロングパスを通すなど、
ビッグプレイが飛び交う展開。前半は13-21で、イーグルス優勢のまま試合を折り返す。
後半は守備陣が活躍して、両軍ともに攻撃陣は決め手を欠く状態。イーライから通算
3つのインターセプトを奪ってジャイアンツの反撃をFG2本に抑えて、イーグルスが
逃げ切った。
ウェンツは、13/24で成功率がかろうじて54%、152y、1TD、1INTでレーティング70点どまり。
Week17までの通算レーティング79、7勝9敗でシーズンを終えた。序盤に100点超えの試合
が3つあっただけに失速は残念だが、新人&新監督としてはまずまずのデビューイヤーだと
思う。来季は最低でも勝ち越し、できればプレイオフ入りを果たしてほしい。
ジャイアンツの守備は安定して良くなっているだけに、勝敗はイーライの出来に左右
されるのは間違いない。この試合でのレーティングは61だが、スーパーボウルを優勝
した年のプレイオフでの活躍ぶりの再現を期待したい。
バイキングス@パッカーズ 25-38
下り調子のチーム対上り調子のチーム、結果は明らかで前半だけで4TDを奪った
パッカーズが大量リード、後半も追加点を重ねて快勝となった。
QBロジャースはバイキング守備陣相手に、28/38で成功率74%、347y、4TDでレーティング
137で今季自己2位の数字を記録した。
一方のQBブラッドフォードは、34/50で成功率68%、382y、3TDでレーティング111と十分だが、
自身のファンブルロスト1回を含む計2回が響いて総獲得ヤード446yでパッカーズを
100y近く上回るも、得点には結びつかない効率の悪さで負けとなった。
今季のバイキングスは、エースQBとエースRBを同時に失う崖っぷちからから一転、連勝で
スタートできたものの、その調子が続かなかった。来季はどうなるか、イーグルスから
移籍してきたブラッドフォードに頑張ってほしいが、本来のエース、ブリッジウォーター
の復帰具合も気になるところだ。
パッカーズは最終週で地区首位のライオンズと直接対決、勝てば逆転優勝だ。守備も
良くなってきているし、この上り調子が続けばプレイオフでも快進撃が期待できると思う。
ロジャーズもSBを複数回優勝してもおかしくないQBだ。どこのチームと対戦しても
華麗な投げ合いを魅せてほしい。
ベンガルズ@テキサンズ 10-12
ベンガルズはプレイオフからドロップしているが、テキサンズは勝てば地区優勝という
試合だ。プレイオフを占う意味でもテキサンズの調子はどうか観ておきたかったが・・・
JJワットがいなくても、守備陣はまあまあ良い感じ。総喪失ヤードを300y以下、失点を
10点のみに抑えている。しかし、それはスーパーWRグリーンのいないベンガルズが相手
だったからのこと、例えばスティーラーズのようなエースQB/RB/WRのトリオが揃っている
相手だったらどうだろうか。。。
攻撃陣では、QBオズワイラーは先発から外され、QBサベージが初先発を任された。
成績は、18/29で成功率62%、176y、TDもINTも無し、レーティングは79点とやや物足りない。
ランでもチーム全体で95yと不発だし、結局最後の43yFGをベンガルズのKブロックが
外さなければ負けていた試合だった。
何年もエースQBが定着しないテキサンズ、QBの資質・能力だけの問題ではなく、チームの
QB育成力や使い方問題のような気がする。今季のプレイオフも期待できないだろう。
レイブンズ@スティーラーズ 27-31
AFC北地区の優勝争い、スティーラーズが勝てば優勝、レイブンズはこの試合と最終週を
2連勝すれば逆転優勝が可能で、まさに勝負を賭けた大一番だ。
先制はスティーラーズの最初のドライブで、大技小技で繋ぎ、最後はTDパスで決めた。
しかしその後はレイブンズの守備陣に阻まれ3Qまで追加点を上げられなかった。
その間ジワジワと反撃していったレイブンズ、前半にFG2本、後半開始直後に奪った
インターセプトから、エースWRスミスにTDパス、さらに2ポイントも決めて14-7と逆転、
さらにFG2本を追加して、20-10と大きくリードを広げる。さすがスーパーKタッカーは
頼りになるぞ。
と思ったら、4Qに入ってスティーラーズの攻撃陣が爆発。エースRBベルが止まらず
2本のTDを奪って逆転、20-24とする。レイブンズは残り7分からドライブを開始し、
時間をかけてTDを奪うが、1分半を残してしまったのが命取り。最後はエースWR
ブラウンがタックルされながらも手を伸ばしてTDを奪って再逆転、残り時間は13秒、
最後ドライブの最初のプレイで消費されて試合終了となった。
QBロスリスバーガーは2インターセプトながらも、レーティングは103点。粘り強く
勝負強いロスリスバーガーが帰ってきた印象がある上、ブラウンとベルのコンビが
強力。AFCプレイオフ入りしたチームの中でも、爆発力のあるチームになったと思う。
ペイトリオッツやチーフスとの試合は名勝負になるだろう。
ブロンコス@チーフス 10-33
チーフスは前週のタイタンズ戦で痛い敗戦を喫して地区2位に後退、逆転優勝のためには
2連勝した上で、地区首位のレイダースが最低1敗はしなければならない厳しい立場。
しかし、この試合のチーフスはすごかった。
パス守備No.1を誇るブロンコス相手に、QBスミスは25/36で成功率69%、244y、1TD、
1INTでレーティング86の成績を残し、スクランブルやQBドローでも4回46y、1TDを
奪う活躍を魅せた。
ランでは、リターナーも勤める新人万能RBヒルが70yTDを含む6回95y走った。堅実・
地味なプレイが特徴のチーフスに、ビッグプレイ・爆発力も加わった印象だ。
ただその分堅実さが低下してきたようで、この試合でも被インターセプトが1回あり、
Week14から毎試合1つずつインターセプトされているのは気になるところだ。
だが、守備陣のターンオーバー奪取力は健在、この試合でもインターセプトと
ファンブルでテイクアウェイを計3つ奪って試合を決めた。Week17までトータル
33個はぶっちぎりで1位だ(2位はレイダースの30個)。
最後は、守備ラインのポーがQBの位置にセットするワイルドキャッツから、走ると
見せかけてバスケのフリースローのようなふんわりパスでTDを奪うという奇策を魅せた。
しかもスパイラルの効いたキレイな弾道で。大差がついた最後の場面で奥の手を明かす
意味があったのかどうか、ホームゲーム最終戦でのファンサービスだったのかも知れない。
さすが奇策師のリード監督だ。
そのリード監督の、チャレンジの下手さ、時間マネージメントの下手さがチーフスの
弱点だと思っているが、それが改善されているだろうか。プレイオフでの戦いに
期待したい。
ライオンズ@カウボーイズ 21-42
先々週にジャイアンツに負けたカウボーイズだが、その後遺症は見られず、現在NFC北
地区首位を走るライオンズに圧勝した。
とにかくカウボーイズは投走守、あらゆる面で強かった。1位シードにふさわしい実力だ。
2敗したジャイアンツ戦が不思議なくらいだ。
プレイオフでの興味は、NFCのどこがカウボーイズを倒せるのかということだ。
レギュラーシーズンで2勝しているジャイアンツが筆頭だが、そこまで辿り着けるかが
問題だろう。調子を上げているパッカーズや圧倒的攻撃力を誇るファルコンズも、
守備陣がやや頼りなく、カウボーイズの攻撃を止められそうもない。
新人QB&RBのコンビがスーパーボウルで活躍することになる可能性も高いと予想する。
Week17
ペイトリオッツ@ドルフィンズ 35-14
ドルフィンズはプレイオフ入りが決定しているものの、エースQBタネヒルがケガで欠場中。
プレイオフでの戦いが心配されるが、控えQBムーアが今季3回目の先発となった。
試合は予想通り、ペイトリオッツの圧勝。巨人TEグロンコウスキーがいなくても、
全くパフォーマンスが衰えない攻撃陣にただただ脱帽するしかない。
この試合でペイトリオッツが使った攻撃バックス陣は、RBブラント・ルイス・ホワイト、
WRエデルマン・フロイド・ホーガン、TEベネット・レンゲルだ。この選手層の厚さと
戦略の多彩さが、ペイトリオッツを常勝チームにしている。マニングが引退した今、
常勝チーム・プレイオフの常連と言って良いのはペイトリオッツだけだ。今季も
AFC決勝までは堅いだろう。おそらく相手は、スティーラーズがチーフス。どちらも
戦力は充実しているから良い勝負となるだろう。
それでもブレイディの7回目のSB進出・5回目の優勝の可能性は高いと見る。
ぜひ新人コンビのカウボーイズと対戦して欲しい。
ジャイアンツ@レッドスキンズ 19-10
レッドスキンズは勝てばワイルドカード6位の枠でプレイオフ入りが決まる大事な試合。
しかし、ここぞというところで勝ちきれず、おしくも敗退となった。
前半とにかくレッドスキンズはドライブが進まなかった。何とか得点のチャンスは
前半終了間際の57yのFGのみ。これを外したKホプキンスを責めるのは酷というのものだ。
それ以上近づけなかった攻撃陣全員の責任だ。
前半FGを1本でも決めていれば、後半試合の流れは変わっていただろう。ようやく
QBカズンズにエンジンがかかったのは3Qの終盤、FGで初得点を上げたのち、4QにTDを
追加して10-10の同点とする。ここからジャイアンツは時間をじっくり使ってドライブ、
FGで3点を上げて突き放すも、残り時間は2分あまり。レッドスキンズ3点を追って
真価を問われる最後のドライブだ。
しかし強力なサックを食らって自陣深くまで押し込められた後、インターセプトを
そのままリターンTDに結び付けられ勝負あり。QBカズンズのパス以外に、何かもう1つ
柱が必要なレッドスキンズだと思う。
ジャイアンツは、得意の守備で低スコアゲームに持ち込む作戦で快勝。
これでイーライが覚醒したら、カウボーイズもペイトリオッツも危ういと思うのだが・・・
パッカーズ@ライオンズ 31-24
勝ったほうが地区優勝、4位シードを得るが、負けたほうは6位ワイルドカードでの
プレイオフとなる。仮にどちらも勝ち進んでも再戦するのはNFC決勝戦で、そのときは
この試合に勝ったほうのホーム球場で有利に戦えるので、やはり勝っておきたい試合だ。
試合は予想通り、両QBの投げ合いとなった。ただ剛腕QBスタフォードは利き手の中指を
負傷中。特製サポータを巻いての出場となり、やや不利は否めない。それでも前半は
10-14とリードして後半を迎えた。
しかし後半修正してさらにギアを上げられるのが超一流の選手。ロジャースはそれまで
苦しんでいたが、後半3TDパスを投げて逆転に成功。2ポイントも決めて、一気に14点差
として試合を決めた。スタフォードも最後にヘイルメリーパスを決めてTD、意地を見せた。
ライオンズも、QBのパス以外に柱が欲しいチームだ。守備はレッドスキンズよりもやや
強いが、反則も多い。プレイオフでは厳しいだろう。
パッカーズは、WRをRBにコンバートさせて上手く攻撃陣を機能させ、QBの負担を軽く
している。この試合ではロジャースのランを含めてチーム全体で153y走った。
守備も良くなってきているし、上位シードの攻撃一辺倒のファルコンズや、やや調子を
落としているシーホークスよりもチームの状況は良いと見ている。
したがって、NFCの決勝はパッカーズ@カウボーイズで、チームの総合力でカウボーイズ
の勝ちと予想する。
Posted at 2017/01/11 23:53:28 | |
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