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2018年01月08日 イイね!

NFL2017:プレイオフ1回戦の感想


タイタンズ@チーフス 22-21

AFCではチーフスを応援して、スーパーボウルでイーグルスと対戦してほしかったけど、
残念ながら1回戦敗退。タイタンズは2回戦でペイトリオッツと対戦することになった。

前半は圧倒的にチーフスゲーム。チーフス攻撃陣の主力、QBスミス、RBハント、TEケルシー、
WRヒルが揃って活躍。守備陣もかつての堅守を取り戻したかのように、タイタンズの攻撃を
抑え、3-21と大きくリードして前半終了。

後半はタイタンズが上手くアジャストして息を吹き返す。後半最初のタイタンズの攻撃、
8分以上も時間を費やしてドライブを進め、最後はQBマリオタが投げたパスを守備が
デフレクト!と思ったらそれをマリオタ自身がキャッチ、そのままエンドゾーンに飛び込む
というスーパープレイでTDをもぎ取った。こんな珍プレーもあるもんだね。

これでタイタンズの士気は大いに上がったが、その後のチーフスのパントをタイタンズの
Rジャクソンがファンブルロスト、水を差したかとも思えた。

ところがこの攻撃では、チーフスのKバトカーが48yのFGを失敗。この失敗が痛かった。。。
もう一つ、チーフスの赤い巨人ことケルシーがケガで退場。後半チーフスが無得点に
終わったのは、この2つが原因だ。

一方タイタンズは、エースRBマレーを欠いたものの、2番手RBヘンリーが大活躍。
解説の人が、攻撃ラインの左Tの選手を「化け物」と評価し、左へのランをどんどん
出すべきだといっていたら、まさにその通りになってヘンリーが全く止まらない。
23回156y走ったが、このうち21回が左へのランだったそうだ。

この勢いのままタイタンズは4Qに2つのTDを上げ(2ポイントはどちらも失敗)、
22-21と逆転に成功。しかし残り時間は6分強残っている。チーフスの逆転も有り得た。

議論を呼びそうだったのが、残り時間2分少々の場面でマリオタがダウンの前に
ファンブルしたかのように見えたプレイ。ボールはチーフスの選手がリカバーしたが、
審判の判定はその前にボールデッド。当然チャレンジするだろうと思って観ていたけど、
それもなし。ここでもアンディ・リード監督のチャレンジ下手が出たよ、と思ったが、
実はマリオタがダウンする前、そしてファンブルする前に、ボールの進行が止まった
と審判が判断してプレイを止めていたとのこと。

そしてその判断に対してはチャレンジできないというルールがあるらしい。
なのでチャレンジしたくてもできなかった、というわけだ。

ゲーム後、この判定を下した審判は批判に耐えかねてNFLの審判を引退を表明したとか。
どこかスッキリしない、モヤモヤが残るが、それもゲームの一部。
この試合、スミスは7割以上のパス成功率を記録したものの、大事なところでWR陣の
ドロップも多く、最後は運もドロップしてしまったのかも知れない。

一方のマリオタは、1stダウンを取れば勝ち確定という最後の最後のプレイで、
RBにボールをハンドオフした後、自らリードブロッカーとしてRBの進路を見事に守る
プレイを魅せ、勝利をもぎ取った。

これでマリオタは昨季のプレイオフので悔しさを見事に晴らした形となった。
正直言うと、上位のペイトリオッツやスティーラーズとの実力の差はいかんとも
しがたいと思うが、頑張って良い試合をしてほしい。



ファルコンズ@ラムズ 26-13

立ち上がりはファルコンズ優勢。ラムズはキックリターンで2回もファンブルロスト
して、まさにボールが手につかない状態、守備陣がなんとかTDを防ぐが、Kマット・
ブライアントが2本のFGを決めると、さらにRBのフリーマンごと攻撃ラインがエンド
ゾーンに押し込むという強引なTDを追加して、13点としたときは、一方的な試合に
なるかと思われた。

ラムズの攻撃の主軸は、3年目RBのガーリー。今季のMVP候補にも挙げられるほどで
ランもレシーブもブロックもできるという万能型RB。この日は14回101y走って攻撃陣を
牽引し、QBガフがTDパスを決めて反撃開始。前半終了間際には、FGで10-13と詰め寄った。

しかし後半もファルコンズ優勢のままで、地上戦ではコールマン&フリーマンのRBコンビが
あわせて32回106y、空中戦ではQBライアンが成功率7割達成、218yでレーティングは
102点の活躍だ。

ガフも悪くはなかったが、24/45で成功率は5割ちょっと、レーティング78点では
ファルコンズには追いつけない。

ラムズ守備陣も粘り強い守備で奮闘したが、昨季にスーパーボウルまで戦い抜いた
ファルコンズのほうがプレイオフでの戦いに慣れている印象だった。

ファルコンズは守備も良くなってきているし、キッキングゲームにも強いところを
証明した。2回戦ではイーグルスと対戦する。鳥系チーム決戦、楽しみな一戦だ。



ビルズ@ジャガーズ 3-10

試合前からの予想通りロースコアゲームだった。

とにかく印象的だったのが、ジャガーズの守備ライン。ビルズのQBテイラーに次々に
襲い掛かり、全く時間を与えなかった。その結果テイラーの成績は、17/37で
成功率46%、134y、TDなし、1INT、2サックでレーティングは44点と惨憺たるもの。

それではランでは、と言いたいところだが、強い守備ラインをランで攻略するのも
難しい。前の週の試合で足を痛めたエースRBのマッコイも、数回ロングゲインを
魅せたものの、トータルでは19回75yで100yも走れず、チーム全体では130yだった。

試合を支配していたのはジャガーズ守備陣だったが、攻撃陣はイマイチ頼りなかった。
QBボートルズは12/23でこれまた成功率5割を切り、パスヤードはわずか87y、
1TD、インターセプト無しでレーティングはテイラーよりはマシな76点だ。

しかし、このボートルズ、パスがだめなら足で稼ぐとスクランブルを連発、
気づいたら10回88yと、パス以上の距離を稼いで勝利に貢献したww
ちなみにエースRBのフォーネットは21回57y止まり。今季は1000y稼いだRBよりも
この試合では上回っている。

ジャガーズはの2回戦の相手はスティーラーズ。レギュラーシーズンのWeek5では
ジャガースの圧勝だった。今季パス守備1位の守備陣が、QBロスリスバーガーや
RBベルを再び抑えることができるのか、注目したい。そしてボートルズの意外性に
期待しよう。




パンサーズ@セインツ 26-31

セインツの攻撃陣はいまやトップクラス。QBブリーズのパスに加えて、2人のRBも
強力な武器になり、まさに聖者の行進と呼ぶにふさわしいチームになってきた。

パンサーズの守備陣は、LBキークリーを中心として前に厚い守り。この守備を
セインツがどう攻略するかが注目の一戦だ。

パンサーズの守備陣は、セインツのランを止めることには成功した。
新人RBカマラが10回23y、ベテランRBイングラムが9回22yだ。ラン1回平均が3y以下は
RBとして失敗と言ってもよい。

しかしブリーズのパスは止まらなかった。特に今週、他の試合でよく見られたWRの
ドロップもほとんどなく、難しいパスを見事にキャッチしてドライブを進めた。

圧巻は1Q、WRギンへの80yTDパス。序盤の様子見のためのランを防ぐため前寄りに
なっていた守備陣の裏をかいて、大きく奥へ投げたパスが見事に決まった。
これが最初のTDとなってしまい、パンサーズ守備陣は守備のプランを大きく変更
せざるを得なかったと思う。見事な作戦勝ちだった。

それでもパンサーズ攻撃陣が奮闘して、大きく点差は開かず、好ゲームとなった。
敗因を挙げるとするなら、パンサーズKガノの、最初のFG25yの失敗か。
その後の3本、特に最大58yまでも全て決めただけに、もったいない失敗だった。

もう一つの失敗は、セインツが勝ちを決めるための4thダウンギャンブルでのプレイ。
ボール位置はパンサーズ陣47y地点。残り時間は2分を切り、5点を追うパンサーズの
残りタイムアウトはもう無いという状況。

ブリーズが投げたパスをSアダムスがインターセプト!ダウンしたパンサーズ陣の
31y地点からの攻撃となった。通常ならばファインプレイだが、4thダウンなので、
ボールをはたいてパス失敗としたほうが、22yもお得だったのだ。

結局この最後のドライブでもエンドゾーンには及ばず、時間切れで試合終了。
ブリーズもヒヤヒヤものだったろうが、セインツが何とか逃げ切った。

この週観たチームの中では、セインツが一番チーム状態が良く、次いでファルコンズ
という印象だ。セインツの2回戦の相手は、最強の守備チームバイキングス。
NFCが誇る、最強の矛と盾の戦い。注目の一戦だ。


2回戦の予想は、
AFCはペイトリオッツとスティーラーズ。
NFCは難しいが、希望を込めてイーグルスとセインツ。


ファルコンズ戦では、ラン守備1位のイーグルスがコールマン&フリーマンのランを
止めた上で、一か八かのブリッツでサックかインターセプトを狙う。
攻撃では、ランやショートパスを多用した堅実なプレイでじっくり時間を使うようにする。

これが出来れば、イーグルスにもチャンスがあると思う。期待したい。





Posted at 2018/01/12 17:38:03 | コメント(1) | トラックバック(0) | NFL | 日記

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