ガオブルーのブログ一覧

ようやく観戦が追いついた。でも、すでにWeek13の放送が始まっている。
この怒涛のアメフトシーズンも、残り2ヶ月ちょっと。
毎週観戦に追われていると、ほんとアッと言う間だ。


ペイトリオッツ＠ジェッツ　49－19
ペイトリオッツの弱点の一つだった守備が大幅に改善、インターセプト１つを含む
計５つのターンオーバーを奪う活躍で、攻守ともに圧倒。喪失ヤードそのものは
まだまだ大きいけど、この勝負強さはプレイオフに向けて明るい材料だ。
キッカーの不調だけは変わらずで、この日も30y代のFGを失敗。これは不安材料だ。


ファルコンズ＠バッカニアーズ　24－23
これはいい試合だった。各シリーズの攻撃をきちんとドライブできたのはファルコンズだが、
計2個のターンオーバーを奪い食らいついていくバッカニアーズ。バッカニアーズにも十分
勝機はあったと思う。56yの逆転をかけたFGが失敗、さらに最後のヘールメリーパスも
惜しくもカットされてしまって勝負あり。最後までハラハラしたゲームだった。

ファルコンズも、キッカーがここにきて調子ダウン。３本中成功は１本のみと、
苦戦の原因を作ってしまった。バッカニアーズは今季初観戦だが、パスもランも
なかなか良さそうだ。まだまだ十分プレイオフ入りの可能性はある。Week13では
ブロンコスと対戦。これは面白いゲームになりそうだ。


バイキングス＠ベアーズ　10－28
同地区対決ということもあって期待したゲームだったが、エースQBカトラーが復活した
ベアーズが実力を発揮、圧倒したゲームだった。特に３回の奪ターンオーバーした守備陣、
FGブロックなどの好プレイを連発したスペシャルチームの活躍が光った。
しかしベアーズは、CBティルマン、WRヘスター、RBフォルテがケガで途中交代。
終盤戦にかけて不安が残る。

バイキングズもまずまずのパフォーマンスだったが、RBピーターソンが２回ファンブル
ロスト。ベアーズのようなチームが相手では、これは致命的だった。


49ers＠セインツ　31－21
前半は良い勝負。攻撃陣でタッチダウンを取り合った後、49ersがインターセプトでタッチ
ダウンを返して14－14。後半49ersが攻撃陣でタッチダウン、さらに再びインターセプト
リターンタッチダウンを決めれば、守備の強い49ersがタイムコントロールに徹してそのまま
逃げ切った。49ersはこの試合もQBケイパーニックが先発。走力も度胸もあるこのQBに
なって、攻撃の幅が出てきたように思える。守備もセインツのハイパーオフェンスを
トータル290y、２インターセプトに抑える活躍だ。しかし、ここもKエイカーズが絶不調。
３回中２回も失敗し、今季は19/27の成功率70%だ。

セインツは攻撃ラインが良くなかった。この試合だけで5サックをくらい、無理して
投げてインターセプトという、いつもの悪いパターンが出た。ランもわずかに59y。
プレイオフ入りが遠のいた敗戦だった。


パッカーズ＠ジャイアンツ　10－38
BYE明けのジャイアンツは力強さを取り戻し、強豪パッカーズを相手に連敗を２で止めた。
特に守備陣が良かった。パス喪失ヤード201yに５サックは、QBロジャーズに仕事を
させなかった証だ。連敗中は名前が挙がらなかった守備陣のピエールポール、タック、
ブラックバーン、キアヌカ、ウメニオーラらが再び躍動。前に強い守備陣が復活だ。
守備が強いと、ランを多用することができ、マニングの負担が軽くなってパスも
出やすくなるという好循環が成立する。この試合、マニングはパス243yでレーティング
114、インターセプト無し、サックもわずか１回のみで絶好調。ランも２人のRBを中心に
トータル147y、パス/ラン比も余裕の50/50だった。

パッカーズは、再び攻撃ラインが悪くなってしまった上、守備でもジャイアンツを
抑え切れなかった。ベアーズとの同地区１位２位対決はWeek15。おそらくは地区優勝
決定戦になるだろう。


レッドスキンズ＠カウボーイズ　38－31
非常に珍しい試合展開だった。レッドスキンズの猛攻で前半終了時点で28－3の大差。
ひどいゲームだと思ったら、後半はカウボーイズの猛攻で１タッチダウン差までに迫るが、
もう一つビッグプレイを決められず、レッドスキンズが辛くも逃げ切った。
終わってみれば出入りの激しい波乱のゲームだった。

カウボーイズの反則やミスの多さは相変わらず。規律を徹底的に重視したチームに生まれ
変わらないと上位に入ることは難しいだろう。イーグルス同様、良い選手には恵まれて
いるだけにもったいない。

レッドスキンズは、やはりQBグリフィンが面白い。恐れを知らないQBスクランブルは
去年のブロンコスのティーボウを彷彿させる。去年のティーボウのようにここから
奇跡を起こせるか、注目したい。


おまけ
テキサンズ＠ライオンズ　31－31　OT:3－0
生中継の録画ミスで、オーバータイムのところだけ観戦。ライオンズのトータル獲得
ヤードが525yと聞いてびっくり。テキサンズの守備陣はどうなったのか？
さらにオーバータイムは、テキサンズのキッカーがFGを外して負けたかと思ったら、
ライオンズもFG失敗して勝機を逃し、再びテキサンズの攻撃からFGを決めて勝負あり。

テキサンズは、この後コルツ戦が２回、ペイトリオッツ戦が１回残っている。
このままAFC１位を勝ち取れるか、守備陣をうまく立て直すことができるだろうか。
ライオンズはこれで７敗目と、２季連続プレイオフ入りはほぼ絶望的だ。