2021年01月29日
決勝戦は、NHK-BSとG+両方でライブ中継だったので、どちらかでしか録画できず
残念。放送予定時間の枠に余裕のあるG+で観戦しました。
スーパーボウルも、両方でライブ中継だそうです。。。
バッカニアーズ@パッカーズ 31-26
NFLを観始めた頃からブレイディをずっと観ていたので、思い入れを含めて
今季のベストゲーム。
年齢による衰えもあるのか、3Qで立て続けに連続インターセプトをくらうブレイディ
だけど、それによる失点は1TDのみで、後は守備陣がきっちり抑えた。
一方パッカーズは被インターセプトとファンブルロストによるターンオーバーが
2回、その全てをTDに結びつけたブレイディの勝負強さは神懸かっていた。
特に前半終了間際に決めたTDは、残り時間がほとんど無い中、ロングパスしかない
のが明白なのに、きちんと通すところがホント凄い。
この試合、ブレイディのパスはほとんどが奥へのロングパス。インターセプトされた
パスも奥へのロングパスだったから、実質パント代わりになっただけだ。
ブレイディのショートパスは、TEブレイトへのTDパスくらいしか印象に残ってない。
ペイトリオッツ時代でも、相手チームによって多用するパスの種類を変えていた
ことがあったけど、そういう作戦だったのだろうか。スーパーボウルでは
もっとショートパスが多くなるかもしれない。
パッカーズのQBロジャースはブレイディ以上の成績でパスを決めていたが、
勝敗を分けたのは両チームの守備陣。先に述べた通り、ターンオーバーによる失点を
最小限に抑えたのがバッカニアーズ。
一方のパッカーズの守備陣、残り時間2分少々での最後のブレイディのドライブを
止めることができなかった。
結果的に最後のドライブになってしまったパッカーズの攻撃は、FGでなくて
4thダウンギャンブルに行くべきだったという意見もあるけど、あの時点で8点差
だったから、2ポイントまで含めて成功するチャンスは低かったはず。
3rdダウンまでで全く進めなかった時点で、守備陣に託すという選択肢は間違って
なかったと思う。
バッカニアーズが勝ったことで、遂にスーパーボウルのジンクスが破られた。
それがGOATたるブレイディで10回目の出場という大台だからドラマチック。
しかもペイトリオッツにいたら、ペイトリオッツのホームではスーパーボウルは
開催されないから、絶対成し遂げられなかった快挙なわけだ。
そして、ブレイディが移籍してきたことで、バッカニアーズのチームの雰囲気が
一気に良くなったのも見逃せない。攻撃ライン、バックス陣はもちろん、ブレイディ
が参加しない守備陣やスペシャルチームもとても良くなっている。
反則も少なくなっているし、Kライアン・サコップは、昨季タイタンズでFGを
6本中5回外してクビになっているとは思えない出来の良さ。今季Week8と17の
2回、スペシャルチームの週間MVPに選ばれているほどだ。ちなみにサコップは、
2009年ドラフトの最終位(8巡目256位)でチーフスに指名されているぞ。
スーパーボウルでは、チーム一丸となった試合を期待したい。
ビルズ@チーフス 24-38
さすがディフェンディングチャンピオン。これだけ強くなったビルズ相手に
ここまで快勝するとは、まさに横綱相撲を見せられた感じだった。
1Qだけはビルズ優勢だった。オープニングドライブをFGに決め、さらに2回目の
ドライブはパントに終わったものの、チーフスのPRハードマンがファンブルロスト。
それをあっさりTDにつなげて、9-0のリードを奪った。
でも、チーフスの面々は全く動揺してない。ハードマンを、TEケルシーやQB
マホームズが励ますシーンも画面に映ってた。
前半残りはそのハードマンを多用、TDやロングゲインでハードマンは見事期待に
応え、チーフスは2Qだけで3TD奪い、一気にモメンタムを取り返した。
一方のビルズのQBアレンは、ややパスが高く浮くことが多く、成功率が上がらない。
自信のランで大きくゲイン(7回で88y)することもあれば、サックを避けようとして
却って大きくロス(被サック5回で53y)することもあって、モメンタムを取り返す
には至らなかった。
チーフスのQBマホームズは、前述のブレイディと違い、多彩なパス攻撃を魅せた。
特に、ランフェイクからのラインの隙間に通して投げるショベルパスが凄い。
あれを守備陣が対応するのはほんと難しいと思う。
脳震盪明けと爪先のケガもあって、自身のランは5回5yのみだったが、1週間の休養を
はさんだスーパーボウルでのパフォーマンスはどうなるだろうか、楽しみだ。
そして、赤い巨人のTEケルシーと光速WRタイリーク・ヒルも健在。
この試合で、両者ともに100y以上のゲインを記録した。
チーフスは守備陣の成績は平凡で、攻撃陣だけのチームとも思われがちだが、
全然そんなことはなくて、ビルズのQBアレンからサック5回、インターセプト1回
を奪っている。攻撃が凄すぎて目立たないだけで、スーパーボウルを戦うのに
相応しい守備陣と言えよう。
チーフスのスーパーボウル連続出場は、ペイトリオッツを除けばシーホークス以来
6年ぶり。連覇となれば、ペイトリオッツを除けばブロンコス以来22年ぶりとなる。
正直、どっちが勝っても歴史的なスーパーボウル。
素晴らしい試合になること間違いないだろう。試合開始が楽しみだ!
Posted at 2021/01/31 21:28:10 | |
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NFL | 日記
2021年01月25日
「ネウロ」や「暗殺教室」の作者の新連載、面白そう~!
https://jumpmatome2ch.biz/archives/170513
鬼滅の連載時にはここまでヒットするとは予想できなかったから、
これがヒットすると良いな~!
そのほか注目している漫画は
【スピリッツ】
「風都探偵」
「あの月に向かって打て!」
【スペリオール】
「らーめん再遊記」
【ヤンジャン】
「かぐや様を語りたい」
「貧々福々ナズナさま!」
「 TIEMPO-ティエンポ-」(ウェブ連載)
Posted at 2021/01/30 23:14:45 | |
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漫画 | 日記
2021年01月22日
ラムズ@パッカーズ 18-32
ラムズはここまで勝ち進んだものの満身創痍、守備陣の要アーロン・ドナルドが
肋骨のケガ、エースQBガフは利き手親指の骨折。両者ともに先発出場したが、
パフォーマンスの低下は明らかだった。
ガフの成績自体は、21/27、174y、1TD、INTなしでレーティング106点と
素晴らしいものだったが、3rdダウン成功率が25% VS 66%となったように、
ドライブを進めるに苦労した印象だ。
パッカーズは、パスとランをバランス良く使って今季No.1守備陣を攻略。
パスで300y弱、ランで200y近く稼いで圧勝した。マジで今季のパッカーズは強い。
レイブンズ@ビルズ 3-17
強風のせいか(最大20m/sだったとか)、あのスーパーKタッカー様が前半だけで
40y台のFGを2本外すという有様。レイブンズのプランは大きく狂っただろう。
それだけの悪コンディションでも、ビルズはショートパス中心に攻撃を組み立て、
リスクを徹底的にコントロールして終始優位に試合を進めた。見事な試合運びだった。
一方でレイブンズは、1INTや多くの反則もあり、FG1本だけの得点に留まった。
レイブンズもオープンフィールド球場をホームとするが、悪天候での経験値の
高いビルズのほうが地の利を生かせた印象だ。
ビルズも、攻守バランスの良いチームに仕上がってきた。決勝戦が楽しみだ。
ブラウンズ@チーフス 17-21
ブラウンズ不利との下馬評だったが、よもやよもや、もう1つ何かあれば勝てたところまでいった。よく頑張ったと思う。
チーフスのエースQBマホームズは、試合開始早々足のつま先が不調。さらに
後半でタックルを受けた際に脳震盪と判定され退場。チーフスの最大の武器が
失われた形だ。
控えQBヘニーは、かつてドルフィンズのエースを務めていたQBだが、1INTも
あって、チーフスの後半の得点は3点のみ。ブラウンズの猛反撃を許してしまった。
この後半の攻防は見ごたえあった。しかし、前半だけで16点差あったため、
あと1歩が及ばず。念願のプレイオフ初勝利は上げたQBメイフィールドだったが、
決勝戦進出はならなかった。前半もっとランを多く使っていれば、あるいは
前半のパスのドロップがタッチバックにならなければ、などの惜しいところは
あったが、それを取り返せるのが真に強いチーム。来季はそういうチームに
なるよう頑張ってほしい。
チーフスは、マホームズの回復具合が気になる。決勝戦に間に合うかどうか。
マホームズ抜きで、今のビルズに挑むのは厳しいと思う。
バッカニアーズ@セインツ 30-20
今週のベストゲーム。43歳と42歳のリジェンド級QB対決。同地区だから、
レギュラーシーズンでも2戦しているが、セインツが2連勝。
それでもセインツのホームでリベンジ達成するQBブレイディが凄い。
QBブリーズは、3INTの大乱調。1つはWRのドロップだとしても、同レベルの
対決では1つのターンオーバーが大きく響いてしまう。
一方ブレイディの勝負強さが、ここでも発揮。ターンオーバー奪取後のドライブは
全て得点に結びつけた。チームが変わっても勝負強さは変わらない、超一流QBの
証だ。
セインツは、万能ウェポンQBテイサム・ヒルがケガで欠場したのが残念。
万全の状態での両チームの対決が観たかった。
それでも、セインツはワイルドキャットからの控えQBウィンストンのTDパス
というトリックプレーを魅せた。このウィンストン、ブレイディが来る前の
バッカニアーズのエースQBという因縁があって、面白い。
今季のスーパーボウルはバッカニアーズのホームで実施されるとか。
今季こそ、スーパーボウルのジンクスを破る絶好のチャンスだと思う。
リジェンドQBブレイディこそ、それを達成するのにふさわしい。
決勝戦でも頑張ってほしい。
決勝戦
AFC ビルズ@チーフス
NFC バッカニアーズ@パッカーズ
予想
AFC マホームズが間に合えばチーフス、そうでなければビルズ
NFC バッカニアーズ
ブレイディ10回目のスーパーボウル出場は、もう誰にも破れない大記録となるはず。
それをこれまでとは違うチームで、しかもホームで、となればドラマチックだ。
是非とも頑張ってほしい!
Posted at 2021/01/23 20:37:14 | |
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NFL | 日記
2021年01月17日
レイブンズ@タイタンズ 20-13
失点でNFL2位を誇る堅守と、得点で7位の攻撃陣、中でもラン獲得ヤードは
NFL1位と、攻守ハイレベルのレイブンズ。
対するタイタンズは、守備のスタッツはイマイチながら、得点では4位、ラン獲得
ヤードで2位。中でもエースRBデリック・ヘンリーは今季2000y以上走り、
個人成績で1位となった。片腕1本で守備の選手をなぎ倒すパワーランナーだ。
地上戦1位・2位のチーム同士のこの勝負、堅守のレイブンズ守備陣がヘンリーを
18回走って40yに抑え、見事に試合をコントロールした。
タイタンズのQBタネヒルは悪くはなかったものの、主力のランを封じられては
十分に力を発揮できなかった。
レイブンズは、昨季プレイオフ、ホームでのタイタンズ戦敗戦をきっちりリベンジ。
QBジャクソンはプレイオフ初勝利を上げた。
ベアーズ@セインツ 9-21
今週最も残念な試合。前半こそ3-7で食らいついていたベアーズだったが、
頑張っていたのは守備陣だけ。攻撃陣は終始ほとんど何もできなかった。
前半の3点はインターセプトからのFGだし、後半の6点は形づくりだった。
ベアーズの攻撃は、1stダウンのランを止められ、2ndダウンのパスは決まらず、
3rdダウンロングはショートパスはキャッチしてもすぐタックルされて、1stダウン
更新ならず、というパターンの繰り返し。もう少し工夫した攻撃ができないものか。
この試合後、ベアーズは攻撃コーディネーターの解雇を発表。監督・GMは続投と
なったが、来季は果たして・・・?
対照的にセインツは、様々な攻撃を披露。QBブリーズのパス、RBカマラのラン、
そして万能QBテイサム・ヒルを色んな形で起用し、今後の戦いに備えていた印象だ。
ブラウンズ@スティーラーズ 48-37
今週最も波乱のあった試合。スティーラーズ最初のプレイが、スナップミスで
それをブラウンズがリカバーTD。その後もインターセプトを連発して、1Qだけで
ブラウンズが28得点!こんなハンディキャップマッチは初めて観たよ。
失点3位を誇るスティーラーズ守備陣だったが、この点差ではどうしようもない。
何とか最大2ポゼッション差までは詰め寄るが、試合をひっくり返すまでには
至らなかった。
ブラウンズは、エースRBチャブの働きが良かった。18回76yのランに加えて、
4回69y1TDのレシーブ。そしてもう一人、かつてチーフスで高速RBとして
活躍したカリーム・ハントも8回48y2TD走って、勝利に貢献した。
エースQBメイフィールドは、21/34、263y、3TD、0INTでレーティング115点。
ビルズ25年ぶりのプレイオフ勝利を上回る、26年ぶりのプレイオフ勝利となった。
ブラウンズは、レギュラーシーズン全敗の年から、良くもここまで立ち直ったものだ。
一方で大男にも涙、試合終了後ベンチで涙を流すロスリスバーガーの姿も印象的だった。
これで2回戦は
AFC
ブラウンズ@チーフス
レイブンズ@ビルズ
NFC
ラムズ@パッカーズ
バッカニアーズ@セインツ
となった。
AFCのチームのQB全員が3~4年目の若手、一方NFCの3チームが優勝経験のある
ベテランQBという構図も面白い。
今週4試合、来週2試合、そしてスーパーボウルと、今季もいよいよ大詰め。
最後まで良い試合を期待して楽しみましょう~!
Posted at 2021/01/17 22:46:34 | |
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NFL | 日記
2021年01月16日
コルツ@ビルズ 24-27
素晴らしく良かったゲーム。
ビルズは3年目QBジョシュ・アレンを中心に、AFC東地区で徐々に存在感を
増してきたチーム。
コルツは、チャージャーズから移籍してきた無冠の帝王フィリップ・リバースを
QBにして、ワイルドカード枠でプレイオフ入り。
ベテランQB対若手QBの対決。果たして・・・
コルツの監督は、イーグルスがスーパーボウル優勝した時の攻撃コーディネーター、
フランク・ライク。だから、だろうね・・序盤のあの時に4thダウンギャンブル!?
結果失敗!普通にFGして3点ゲットしておけば良かったのに・・・
その後、コルツのミスが連発。FGも失敗するわ、レシーバー陣はぽろぽろドラップ
するわ、オフサイドトラップに引っかかるわ・・・QBリバースが気の毒だ・・・
特別なことせず、普通にプレイしておけばコルツが勝ったかもしれない。
ビルズは攻守ともに安定していて勝利。プレイオフでの勝利は25年ぶりらしい。
ペイトリオッツの王朝時代が終わり、AFC東の群雄割拠時代を期待させる
1回戦だった。
ラムズ@シーホークス 30-20
ラムズは控えQBウォルフォードが先発するも、スクランブル時に受けたタックル
で負傷。利き手親指骨折したエースQBガフがスナップを受けることになった。
ここで奮起したのがラムズ守備陣、シーホークスのエースQBウィルソンを抑え、
前半だけで20-10の10点差に。とにかくラムズの守備ラインが凄かった。
守備のエース、7年目DEアーロン・ドナルドを中心に、ありとあらゆる方向から
ウィルソンにプレッシャーをかけた。
ただ、試合終盤にドナルドがサイドに下がるシーンもあって、負傷したのかも
しれない。攻守のエースがともにケガを抱えていては、この先が心配なところだ。
バッカニアーズ@ワシントン 31-23
この試合も好ゲーム。NFC東の代表としてワシントンを応援したい気持ちと、
長年のブレイディファンとしてバッカニアーズを応援したい気持ちが
せめぎあった。
ワシントンはQBアレックス・スミスがケガで欠場、レギュラーシーズンに控えQBを
務めたハスキンスは素行問題から解雇されていて、急遽練習生から抜擢された
テイラー・ハイニケが先発した。
このハイニケが素晴らしかった。初先発、初プレイオフゲームで
26/44 306ヤード 1TD 1INT ラン 46ヤード 1TD
の成績。
まさかあの最弱地区の負け越しチームが、ここまでバッカニアーズに
食らいつくなんて、誰も想像できなかったに違いない。
リーグトップクラスのワシントンの守備陣も良かった。
守備のエースDEチェイス・ヤングは今季のルーキー、ドラフト2位指名で21歳。
対するQBブレイディはキャリア21年目ということで、ドラマチックな対決だった。
勝敗こそ下馬評通りだったものの、ワシントンの来季が大いに期待できそうな
ゲームだった。
【おまけ】
我らがイーグルスは、ピーダーソン監督の解雇が決定。
スーパーボウル優勝、その後2シーズンプレイオフ入りの実績があるのだけど、
今季の不甲斐なさでやむなしか。
新監督がどうなるかは未定だけど、QB問題も残っているし、来季は我慢の
シーズンになりそうだ。ワシントンが頭一つ抜けると予想する。
Posted at 2021/01/16 22:50:10 | |
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