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クロハチ71号車のブログ一覧

2014年12月09日 イイね!

【14年第36/37走】富士チャンピオンレース2014Rd6 ロードスターカップNCレース最終戦&今年のレース活動振り返り

【14年第36/37走】富士チャンピオンレース2014Rd6 ロードスターカップNCレース最終戦&今年のレース活動振り返り8月31日(日)、富士スピードウェイで行われた「富士チャンピオンレースシリーズRd.6」の、ロードスターカップNCレース(チャレンジクラス)最終戦に参戦してきました。

ロードスターカップNCレースは改造度に応じたオープンクラスとチャレンジクラスの2クラス、さらにデミオレースと86/BRZのナンバー付きレースである8Beatの合計3レース25台で予選・決勝が行われました。




Photo by 留美さん

予選はクラス1位・NC全体で3位、決勝も予選結果と同じクラス1位・全体3位と開幕戦から4連勝。そして正式に2014年シーズンNCレースチャレンジクラスのシリーズチャンピオンを獲得させていただきました。



レースサポートをしていただいたKAZ20NCさん・DQNR☆さん。

写真撮影をしていただいた留美さん。

応援に来ていただいたSiNさん、こだわりさん、湘南86さん・86レース723号車さん・T.SONYさん。

そしてご一緒いただいた参加者&サポートの皆さん。

主催者・事務局・協賛企業の皆さん。

お疲れさまでした&ありがとうございました。

以下、ワンパタンの参戦レポートですが、宜しければお付き合いください。

               

事前練習

前日にあたる12月5日の練習走行には参加できないため、前週にコソっと事前練習走行を行いました。

同じNCレースに参戦している25号車きっちゃんさんとご一緒。


hoto by クロハチ

この日は前戦参戦後にアライメントと共に車高を調整してからの初走行。

本番までもうこの日しか走れないため横浜のぴーよこさんでタイヤも本番用にして乗り込みました。

次は本番になってしまうため、とにかく周回数をこなしセッティングデータを取りたいところ・・。

『う~ん。アソコは良くなったけど、アソコは厳しくなったかな・・・。』新アライメント・車高での感想は予想通り。

タイヤは本番用&気温もまずまずなのでベスト更新!!といきたいところだけど、9秒台に入れるのがやっととイマイチ・・・。

『うん。風のせいだよ。風!!』とタイムが出ないのは強風のせいにしてこの日の練習走行は終了。

自宅でログデータを確認したところ、本当にその傾向が出ていて一安心(笑)



レース前の平日夜に葉山のNOPROさんにてオイル交換。

車高・アライメント変更後の状況と対策案(といっても空気圧しかいじれないけど)を伝えていろいろ検討。

対策案は間違っていない感じなので安心して帰宅。レース前の準備は万全です。

               

レース当日の朝

朝6:00前に西ゲートにて受付。

この時期のこの時間はまだ真っ暗闇で気温はなんと氷点下。

この日サポートいただくKAZ20NCさん・DQNR☆さんも到着。

受付後、ピット移動。



この日も予選まではブリーフィング、車検、メディカルチェックが慌ただしいスケジュール。

車検をKAZ20NCさんとDQNR☆さんにお任せして、自分はメディカルチェック後着替え等の走行準備を実施。

サポートのおふたりのおかげで、予選に向けての準備を余裕を持って進められました。

               

予選

迎えた予選。

気温が氷点下2度なのは良いのだけど、路面温度がなんとひと桁前半・・・。

空気圧調整を最後の最後まで悩やみ微調整後、予選で立てた作戦のため待機場所先頭に並びそのまま先頭でコースイン。



先頭でコースインし、まずはクリアラップでのタイム出しを狙いました。

2週目に9秒2とまずまずなタイムを記録したので、次はスリップ狙いに切り替え。



8BeatのJP-2S車両の方のスリップを狙いアタック。

この86の方が想像よりも速い方(後から見たら3秒台・・汗)で、十分なスリップは獲得できなかったものの、ここで9秒フラットとタイム更新。


Photo by 留美さん

ヘアピンでタイムの順位表示を見上げると、自分の上にNCはオープンクラスの0号車・64号車さんしかいません。予選ポジション的には十分なタイムが出ているので、予選アタックは終了し決勝にタイヤを温存すべきなのに、ここでタイムアタッカーの血が・・・。

『9秒フラットかよ~!!8秒台入れなきゃ!!』残り時間10分以上、ガンガンタイムアタックし続けちゃいました・・・。



中盤NC64号車さんの真後ろにつけたチャンスはコカ・コーラでミスってしまい残念・・・。

目標タイムは僅かに届かずだったけどチャレンジクラスのコースレコード更新、NC全体での目標3位とチャレンジクラスの1位は死守。

予選結果は満足だし、走ってる最中は楽しくてしょうがなかったけど、レース全体で考えると予選を途中で切り上げる必要があったんだろうなぁ・・とちょっと反省の予選でした。

               

決勝

小雪舞う中迎えた決勝。

NCレース組のトップは64号車のシバジュン選手。0号車のS耐でも活躍されている小原選手を抑えてのNCポール。


Photo by こだわりさん

その2台に2秒差のNC全体3番手・チャレンジクラス1番手に自分が付けました。

前の2台はオープンクラス。ほぼパーティレース仕様の我々チャレンジクラスと違い、GTウィング・車高調・デフ・エキマニ・17in&215幅タイヤがOKとやや改造範囲が広いクラスです。


Photo by SiNさん

そして自分の後ろには同じNCチャレンジクラスの18号車らんまん選手が・・・。

このレースの一番の目標は18号車さんを抑えてチャレンジクラスでの4連勝を勝ち取ることだけど、やはりNC全体で少しでも上位を狙いたいところ。

そのためには前2台との間にいる8BeatのJP-3クラスの3台をなんとかスタートでかわして前に出たいところです。

●●●● ⇒ ●●●●● ⇒ ●●●●● ⇒●●●●● ⇒ ●●●●●

●●●●● 

●●●●● スタート!!




8Beat JP-3クラスの方2台を1コーナーまでにかわし64号車さん・0号車さんの後ろへジャンプアップ。


Photo by 留美さん


Photo by 留美さん

2周目までなんとか64号車さん・0号車さんに食い下がるも、その後徐々に離され8Beat JP-3クラスの方3台とのバトルに・・・。


Photo by 留美さん

たまに富士をあまり走ったことない人から『富士ってパワー次第でしょ?アンダーパワー車で走ってもつまらないのでは?』と言われるけど、決してそんなことありません。

走り初めの頃はそう思うときもあるけど、タイムがある程度までいくとそこからはテクニックが要求されてくるのです。
最初は直線に感じていたところがコーナーに思えてくる感じって言えば伝わるだろうか・・・。

NCチャレンジと86/BRZJP-3クラス。同じFR2000ccの改造度の少ない車両同士でとっても富士らしいビリビリくるバトルを楽しませていただきました。


Photo by 留美さん

最後の数周は前後共離れてしまい単独走行。

『7周終了。ラストラップ!!』

ラスト周回の最終コーナーを立ち上がり、コントロールライン上に《FINISH》の文字が掲げられたゴールへ。

最終戦はNC全体3位・クラス1位で、富士チャンロードスターカップNCレース(チャレンジクラス)4連勝と共に、2014年の同クラスシリーズチャンピオン獲得となりました。



               

今シーズンのレース活動を振り返って



四つ目の《富士山型クリスタル》と2014年シーズンのロードスターカップNCレース チャレンジクラスのシリーズチャンピオントロフィーをいただきました。

レース関係の棚はおかげさまで2段に増築(笑)。

これで2014年のレースシーズンも終了。



昨年の暮れ、富士・東北のロードスターカップにチャレンジクラス(パーティレースⅡ仕様の車両のクラス)ができることを知りました。



こんな一覧表を作り、『このまま(パーティレース仕様のNC)で筑波以外のレースにも挑戦できるんだ。』というワクワクしたのを覚えています。

当初、『筑波と富士は全部出て、東北はSUGOとハイランド1戦づつかな!!』と息巻いていて迎えた2014年シーズン。



家庭の用事や車両のトラブルもあり、それまで3年間フル参戦していたパーティレースⅡは富士のエキシビションと筑波の開幕戦のみ参戦、東北カップも1戦参戦に終わりましたが、富士チャンに関しては、どの位戦えるかもわからないままの正に《チャレンジ》でしたが、これ以上は無い最高の結果を得られたことをとても嬉しく思います。

2014年レース結果

・ロードスターパーティレースⅡ2014 エキシビション戦 NC2クラス 予選1位/決勝3位(2014/3/9 富士)
・富士チャンピオンレース2014Rd1 ロードスターカップNCレース チャレンジクラス 予選1位/決勝1位(2014/4/20 富士)
・ロードスターパーティレースⅡ2014 第1戦 NC2シリーズクラス 予選2位/決勝3位(2014/5/5 筑波2000)
・富士チャンピオンレース2014Rd2 ロードスターカップNCレース チャレンジクラス 予選1位/決勝1位(2014/6/21 富士)
・SUGOチャンピオンカップレースRd2 ロードスターカップ東北シリーズ第3戦 予選1位/決勝2位(2014/7/5 SUGO)
・富士チャンピオンレース2014Rd3 ロードスターカップNCレース チャレンジクラス 予選1位/決勝1位(2014/8/31 富士)
・富士チャンピオンレース2014Rd4 ロードスターカップNCレース チャレンジクラス 予選1位/決勝1位(2014/12/6 富士)

2014年年間シリーズランキング
・富士チャンピオンレース ロードスターカップNCレース チャレンジクラス1位 (4戦:4WIN・4PP・3Fastest Lap・4podium)
・東北ロードスターカップNCレース チャレンジクラス2位 (1戦:1PP・1podium)
・ロードスターパーティレースⅡ NCシリーズクラス15位 (1戦:1podium)



今年一年レース活動を行うにあたり、多くの方のご支援をいただきました。

富士レーシングコース攻略にあたり、様々なアドバイスをいただいたデミオレーサーまさhitさん。

タイヤでお世話になっているピレリ横浜ぴーよこさん。

クルマのメンテや走行に関するアドバイスでお世話になっているNOPROさん。

クルマのメンテでお世話になっている湘南マツダ藤沢店さん。

富士のレースに参戦するにあたり様々なアドバイスをいただき、レース会場でも声をかけていただいたJoyfastのイサジさん。

レースのサポートをしていただいたGraycodeさん・KAZ20NCさん・RE龍さん・とよゆきさん・fu.ta.さん・SiNさん・DQNR☆さん

写真撮影いただいた留美さん・なつまるさん。

いつもとても暖かいレースレポートを書いていただいたI田さん。

応援に来ていただいたサーキット仲間の皆さん。

主催者・事務局・協賛企業の皆さん。

そしてレースや普段の練習でご一緒いただいた参加者&サポートの皆さん。

一年間ありがとうございました。

大好きなロードスターというクルマで、大好きなレースを楽しんでいる自分は、本当に幸せ者だと思います。

来年も宜しくお願いします。


Photo by 留美さん
Posted at 2014/12/09 19:59:58 | コメント(20) | トラックバック(0) | 富士チャンレポート | クルマ
2014年09月03日 イイね!

【14年第29/30走】富士チャンピオンレース2014Rd3 ロードスターカップNCレースに参戦

【14年第29/30走】富士チャンピオンレース2014Rd3 ロードスターカップNCレースに参戦
8月31日(日)、富士スピードウェイで行われた「富士チャンピオンレースシリーズRd.2」の、ロードスターカップNCレース(チャレンジクラス)第三戦に参戦してきました。

ロードスターカップNCレースは改造度に応じたオープンクラスとチャレンジクラスの2クラス、さらにデミオレースと86/BRZのナンバー付きレースである8Beatの合計3レース29台で予選・決勝が行われました。



Photo by 留美さん御夫妻


予選はクラス1位・NC全体で4位、決勝は一時NC全体で3位まで上げるも最終的には予選結果と同じNC全体で4位、クラス1位はなんとか死守して開幕戦から3連勝となり、2014年シーズンのシリーズチャンピオンを獲得となりました。

レースサポートをしていただいたとよゆき監督・KAZ20NCさん、写真撮影をしていただいた留美さん御夫妻、応援に来ていただいた小富士仲間の皆さん、そしてご一緒いただいた参加者&サポートの皆さん、主催者・事務局・協賛企業の皆さん、お疲れさまでした&ありがとうございました。

以下、ワンパタンの参戦レポートですが、宜しければお付き合いください。

               

事前練習

今回も前日にあたる8月30日の練習走行はしないため、前週の23日(土曜日)に事前練習走行を行いました。

この日は沢山の富士チャンレーサーが富士に集結。


Photo by クロハチ

レース前の練習走行は当日の予選時間に近い時間を走ることにしているので、朝一のNS4-Aを走行。

『う~ん。なんだか混んでるなぁ・・・。』後から聞いたところこの枠は50台走行だったとか・・・。

なんとかクリアを作ってアタックしたところ、この日の目標タイムである11秒台(富士は気温1℃毎に0.1秒遅くなる説より算出したベストの2秒落ち)が出たので仕上げ走行はOK。コーナー毎のパート練習に切り替えていたところ100R出口でイン巻き車両発生で赤旗中断。

ピットエリアに戻るとこんな豪華なポジションをGet。NCのチャンプお二人の追走チャンスです。


Photo by クロハチ

赤旗解除走行再開で意気揚々と21号車さん・64号車さんを追走していると、なんと再開後アウトラップのコントロールラインでチェッカー・・・。

う~ん残念・・・。

実質走行時間は15分くらいという残念な感じだったけど、レース前の最終練習は無事終了。

午後から横浜のぴーよこさんと、葉山のNOPROさんに予約を入れていたのだけど、片付けを終えた時点でまだ午前9時。

富士から山中湖~道志みちをドライブし、奥相模湖の温泉を満喫してからショップさんに向かいました。


Photo by クロハチ

ぴーよこさんで本番タイヤへの交換、NOPROさんで全オイル交換を実施。

レース前練習走行、車両の準備、そして温泉で心身のリフレッシュと、レース前の準備は万全です。

               

レース当日の朝

朝6:00前に西ゲートにて受付。

雨の心配もあったけど、富士山くっきりのいい天気。


Photo by とよゆきさん

この日サポートいただくとよゆき監督・KAZ20NCさんも到着。

受付後、ピット移動。

この日は特に予選まではブリーフィング、車検、メディカルチェックが慌ただしいスケジュール。

車検をとよゆきさん・KAZ20NCさんにお任せして、自分はメディカルチェック後着替え等の走行準備を実施。


Photo by とよゆきさん

とよゆきさん・KAZ20NCさんのおかげで、予選に向けての準備を余裕を持って進められました。

               

予選

迎えた予選。


Photo by 留美さん御夫妻

この日はピットから直接コースインするため、ピット位置がコース入口に近い8Beatな86/BRZの皆さんが先頭に並び、その後ろにNC勢そしてデミオ勢の順でピットレーンに並びます。


Photo by とよゆきさん

ここでちょっとあることを企み、ピットロードを外れてピットエリアへ退避。


Photo by とよゆきさん

最後尾からコースインするNCオープンクラス0号車小原選手のさらに後方からコースインすることにしました。

コースイン。

アウトラップ早々から全開走行の0号車さんを追いかけながらのタイムアタック・・・・といきたいところだったけど、全開の0号車さんにまったく追いつけずに結局は単独走行でアタック開始。


Photo by 留美さん御夫妻

アタック1周目で11秒2とまずまずのタイム。


Photo by 留美さん御夫妻

その後もアタックを続けるもタイムアップには至らず。

ヘアピンでタイムの順位表示を見上げると、自分の上にNCオープンクラスの0号車・64号車・16号車・21号車の皆さんがいます。

NC全体で5位・・・。そして自分のすぐ下に同じチャレンジクラスの18号車さんのゼッケンも見えました。

予選の目標としていたNC全体で3位のためには順位を上げないと・・・。なにより同クラスの18号車さんとのタイム差も僅差かも知れない。もっとタイム上げてクラス1位を死守しないと・・・。



予選は残り3分。

タイヤもエンジンもタレタレでとてもタイムが出る気はしない。

後方から1台の白い86/BRZが迫る。

一番NCに近いタイムのJP-3Sクラスの車両だ。

『これは先行してもらいスリップをいただこう。』ダンロップ手前で86/BRZをやり過ごし、そこからベタ付けの1周丸々スリップをいただきながらのラストアタックに成功。


Photo by クロハチ

予選最終ラップで10秒8とタイム更新!!

NC全体での目標には届かず4位ではあったけど、チャレンジクラスの1位は死守。


Photo by とよゆきさん

『スリップをもらう』ではなく『スリップを作る』事に成功した会心の予選となりました。

               

予選と決勝の合間

夏場のレースはバテてはまずいので、しっかりと昼食を摂ってから、決勝に向けての準備です。

前戦第二戦で露呈したデータ不足だけど、第二戦終了後からの練習走行で夏場のデータはある程度蓄えたので、この日はそれに基づき決勝のセッティングを実施。

早めに71号車に乗り込み、スタートのシミュレーション。


Photo by 留美さん御夫妻

決勝ではもちろん1台でも前にいきたいけれど、このレースで一番大事なことは確実にチャレンジクラスで優勝して、シリーズチャンピオンを決めること。

会心の予選でちょっと熱くなっている自分を鎮め、冷静に決勝を迎えました。

               

決勝

NCレース組のトップは0号車のS耐でも活躍されている小原選手。
続いてコンマ8秒差でチャンプ64号車さん、1秒遅れの3位が16号車さん、ここまでの3台はオープンクラス。ほぼパーティレース仕様の我々チャレンジクラスと違い、GTウィング・車高調・デフ・エキマニ・17in&215幅タイヤがOKとやや改造範囲が広いクラスです。

そのコンマ1秒遅れのNC全体4番手・チャレンジクラス1位に自分が付けました。


Photo by 留美さん御夫妻

真後ろのグリッドには同じチャレンジクラス2位の18号車さん。

スタート次第ではひっくり返る位置に同クラスのライバルがいるので緊張します。

フォーメーションラップを終え、グリッド整列からいよいよスタート。


Photo by 留美さん御夫妻

●●●● ⇒ ●●●●● ⇒ ●●●●● ⇒ ●●●●● ⇒ ●●●●●

●●●●● 

●●●●● スタート!!

 


Photo by 留美さん御夫妻

数台の86/BRZをパスするも、NC勢は皆好スタート。


Photo by 留美さん御夫妻

1コーナーで16号車さんとブレーキング競争。


Photo by 留美さん御夫妻

1コーナーでサイドバイに並びかけるも抜けず。

1周目まで先頭の64号車さん・0号車さんに食い下がるも、その後16号車さんと共に徐々に離され2台でNC3位争い。

同じ周回のヘアピンで抜き、300Rで抜き返され、ダンロップの飛び込みで抜き、その先の左で抜き返され・・・。とっても富士らしいビリビリくるバトルを楽しませていただきました。


Photo by とよゆきさん

4周目のダンロップで軽くオーバーランして、16号車さんにおいていかれてしまい、レース後半は86/BRZの皆さんとの絡んでの走行に・・・。

『6周。残り2周。』

『7周。ラストラップ!!』

ラスト周回の最終コーナーを立ち上がり、コントロールライン上に《FINISH》の文字が掲げられたゴールへ。


Photo by とよゆきさん

NC全体で4位、クラス1位で、富士チャンロードスターカップNCレース(チャレンジクラス)3連勝で、2014年の同クラスシリーズチャンピオン獲得となりました。


Photo by とよゆきさん

               

祝勝会

レース終了後、お手伝いいただいたとよゆきさん・KAZ20NCさんと共に祝勝会。

富士近くのレストランで皆でカツの定食と甘味を堪能。

いつものレース後のこの場よりも、ちょっと癒し系の話が多かったのは、なんとなく『今シーズンちょっと一区切り』と感じていたからでしょうか。

               

次戦に向けて


Photo by クロハチ

レース関係の棚に、三つ目の《富士山型クリスタル》が追加されました。

そして2014年シーズンのロードスターカップNCレース チャレンジクラスのシリーズチャンピオン獲得となりました。

『このまま(パーティレース仕様)で富士のレースに挑戦できるんだ。』というワクワクした気持ちで挑戦した富士チャンロードスターカップ。

どの位戦えるかもわからないままの正に《チャレンジ》でしたが、これ以上は無い最高の結果を得られたことをとても嬉しく思います。

大好きなロードスターというクルマで、大好きなレースを楽しんでいる自分は、本当に幸せ者だと思います。


Photo by とよゆきさん

今シーズン、残念ながら筑波のパーティレースⅡの第三戦は家庭の用事で欠場になりますが、11月の筑波の最終戦・12月の富士の最終戦では今シーズンの締めくくりとしていい結果が残せるように頑張りたいと思います。



今回の富士チャン参戦にあたり、多くの方のご支援をいただきました。

富士レーシングコース攻略にあたり、様々なアドバイスをいただいたデミオレーサーまさhitさん。

タイヤの組み換え・交換でお世話になっているピレリ横浜ぴーよこさん。

クルマのメンテでお世話になっているNOPROさん。

異音トラブル解消、短期間でのパーツ調達でお世話になりました湘南マツダ藤沢店さん。

サポートしていただいたさんとよゆきさん・KAZ20NCさん。

写真撮影いただいた留美さん御夫妻。

皆さんありがとうございました。

最終戦もよろしくお願いします!!
Posted at 2014/09/03 22:10:35 | コメント(24) | トラックバック(0) | 富士チャンレポート | クルマ
2014年06月25日 イイね!

【14年第21/22/23走】富士チャンピオンレース2014Rd2 ロードスターカップNCレースに参戦

【14年第21/22/23走】富士チャンピオンレース2014Rd2 ロードスターカップNCレースに参戦6月21日(土)、富士スピードウェイで行われた「富士チャンピオンレースシリーズRd.2」の、ロードスターカップNCレース(チャレンジクラス)第二戦に参戦してきました。

ロードスターカップNCレースは改造度に応じたオープンクラスとチャレンジクラスの2クラス、さらにデミオレースと86/BRZのナンバー付きレースである8Beatの合計3レース26台で予選・決勝が行われました。




予選はクラス1位・NC全体で4位、決勝は一時NC全体で2位まで上げるも最終的にはNC全体で4位、クラス1位と開幕戦に続いて連続クラス優勝となりました。

開幕戦から連勝とこの上ない成績でしたが、レース前の練習不足やデータ収集不足を露呈したレースでもありました。8月の第三戦ではこの辺りに手を打ち、万全な状態でレースを楽しめるようにしたいと思います。

レースサポートをしていただいたSiN監督・DQNR☆さん・KAZ20NCさん、写真撮影をしていただいた留美さん、パーティレース仲間のBENさん、T.SONYさん・mamezouさん他応援に来ていただいた小富士仲間の皆さん、そしてご一緒いただいた参加者&サポートの皆さん、主催者・事務局・協賛企業の皆さん、お疲れさまでした&ありがとうございました。

以下、ワンパタンの参戦レポートですが、宜しければお付き合いください。

Photo byが書いていないものはすべて留美さん撮影。いつもありがとうございます。

               

事前練習

今回も前日にあたる6月20日の練習走行に参加できないため、前週の15日(日曜日)に事前練習走行を行いました。

この日は富士のNC仲間であるキワムさん・DQNR☆さんとご一緒。

二人とつるめたのは楽しかったのだけど、なんか最高速が伸びない感じで、キワムさん・DQNR☆さんにホームストレートで明らかに置いていかれる始末。

タイムも11秒後半がまでしかいかず、レース直前の練習走行としては不完全燃焼な結果となりました。

さらにその帰り道。走行後のチェックでODBⅡのエラーチェックを行うと、なんとABS系にエラーログ発生。

急遽NOPROさんに連絡しその対策を講じることに・・・。

ABS関連で経年的に怪しいパーツを急遽部品交換し、レースの前日金曜日ギリギリに復活となり、レースを迎えることができました。

NOPROさん、作業予定が沢山入っている中での緊急対応ありがとうございました。

               

レース当日の朝

朝6:00に西ゲートにて受付。



この日サポートいただくSiN監督・DQNR☆さん・KAZ20NCさんも程なく到着。

受付後、皆でピット移動。

朝から予選まではブリーフィング、車検、メディカルチェックと慌ただしい時間ですが、いつもパーティレースのサポートで監督役をしていただいているSiNさん、富士チャン開幕戦のサポートにも入っていただいたDQNR☆さん、今回初めてサポートいただくKAZ20NCさんもパーティレースで他の参戦者の方のサポート経験をお持ちという心強いメンバーの皆さんに対応頂き、安心して予選に向けての準備を進められました。



               

予選

そして迎えた予選。

梅雨時だし、俺雨男だし・・・・とこの日のレースはすっかりウェットだと思っていたけど路面は見事にドライ。

NCオープンクラスの皆さんに続いてコースイン。

アウトラップから2周は前を行く21号車さんを追いかけながらのタイムアタック。



富士をまともに走り出してまだ半年の自分なので、他の速い方の後ろに着くといつも新しい発見があったりします。

21号車さんに引っ張っていただき、10秒5というマズマズのタイムで滑り出し。

3周目の1コ先で攻守(??)交代、今度は自分が先行します。



ここで10秒4とタイムアップ。

その後は単独走行でアタックするも10秒後半しか出ずに予選も終盤へ。



残り時間は僅か。エンジン・タイヤは明らかにタレてきている状況だけど、ラスト周回でスリップを使ってのラストアタックを狙います。

すると・・・・ちょうど最終手前で8BeatのJP-2クラスのGTウィング車両2台と、NC開幕戦オープンクラス優勝の0号車さんの後ろに付けれたので、これ幸いにとアタック開始。



メインストレートでGTウィンング車両3台の強烈なスリップに引っ張られ、ストレートエンドで207km/hの過去最高速度を記録。

100Rを過ぎた時点までは《GPS-Lapsの区間表示が水色(9秒台ペース)》なのを確認したが、300Rを過ぎDLへのアプローチのH&Tをしている時に事件発生。

ウォン!!ウォン!!ウォッ・・モモモ・・・・・・。ガス欠です。

パーティレースの予選時間は10分なのに対し富士チャンは20分。そして雨の開幕戦と違ってドライの今回はずっと全開走行。

ちょっとガソリンの搭載量が足りなかった感じで、せっかくベスト更新ペースだったラップで残念な事になってしまいました。

『あ~あと1リッター積んでレバ・・・。』『あ~あと1周早くスリップ作戦に切り替えていタラ・・・。』

クラス1位は死守したが、タイムは目標の9秒台には届かず、NC全体で4位というやや残念な結果となりました。

               

予選と決勝の合間

この日はいつもより1時間ほど短めの予選と決勝のインターバル。

パーティレース参戦者でこの日初めて富士チャンにも参戦された33号車さん、サポートの皆さん、応援に来てくれたパーティレース28号車のBENさんと談笑したりしてまったりと過ごしました。

決勝に向けてのセッティングをしていて、ふと思ったことが『うっ・・データが無い。』でした。

昨年末から走り出した富士。

気温・路面温度等の状態・作戦(前半勝負か後半勝負か等)から決勝スタート時のエア圧を調整するのだけど、RE11A+筑波であればすぐに過去の経験から空気圧数値とフォーメーション時の走り方を描けるが、NEOVA AD08R+富士のデータが乏しくて適切な数値が導き出せません。

レースングシューズの裏はジリジリと熱さが増してきます。

『さぁいくつでスタートしよう。』コースイン直前まで悩んだままで決勝を迎えました。

               

決勝

結局自分の候補の空気圧の範囲の中では高めの空気圧にセットしスターティンググリッドへ。

NCレース組のトップは0号車のS耐でも活躍されている小原選手。
続いて約1秒差で8号車さん、僅差の3位が64号車さん、その1秒遅れの4番手に自分が付けました。



前の3台はオープンクラス。
ほぼパーティレース仕様の我々チャレンジクラスと違い、GTウィング・車高調・デフ・エキマニ・17in&215幅タイヤがOKとやや改造範囲が広いクラスです。

クルマの仕様も違うけど、それ以上にドライバーの経験も速さも違うオープンクラスの皆さんだけど、やはり同じNCなのでできる限り上を狙いにいきます。

フォーメーションラップを終え、いよいよスタート。



●●●● ⇒ ●●●●● ⇒ ●●●●● ⇒ ●●●●● ⇒ ●●●●●

●●●●● 

●●●●● スタート!!

 


Movie by SiNさん

『いつものガッカリスタートじゃ無かったすね。(bySiN監督)』最高のスタートでした。



スタートからダンロップまででなんと7台抜きと、NC全体で2位までジャンプアップで1周目を終了し2周目へ。

このまま順位をキープ!!と思っていたが、3周目にはすでにタイヤが厳しい感じに・・・。

前を走る0号車さんを追うも早々に離され、迫り来る64号車さんとのNC2位争いという開幕戦と全く同じ展開に・・・。



この日はタイヤと共にブレーキも苦しくなってきて我慢の走行だったけど、4周目でチャンプ64号車さんにかわされて全体3位に後退、さらに5周目では8号車さんにもかわされ全体4位に後退・・・。



後半は単独走行でタイヤ・ブレーキそして蒸し暑さで体力が厳しい状況の中で我慢の走行。

ラスト周回の最終コーナーを立ち上がり、コントロールライン上のタイム表示の《FINISH》の文字を見たときは、『はぁ~やっと終わった。』という感じのレースでした。

NC全体で4位、クラス1位で、富士チャンロードスターカップNCレース(チャレンジクラス)連続優勝!!

開幕戦の時はちょっと舞い上がり気味だった富士の表彰台だけど、今回は落ち着いて凸の天辺を満喫しました。

FSWの表彰台最高です。



               

祝勝会

富士チャンに参戦してとても嬉しく思っている事のひとつが、優勝するとNUTEC賞ということで賞金が出ることです。


Photo by クロハチ

この日はサポートいただいた皆さん・一緒に参戦した33号車さんとでこの賞金で祝勝会。

5人でCOCO'Sでの飲み食いで無くなってしまう程の額なんだけど、こうして仲間達と一緒に祝えるのは本当に楽しいです。

アマチュアレースだと賞金ではなく商品の場合が多く、もちろんそれも嬉しいのだけど、やはりこの現金での賞金は、勝ったという気分に浸れていいですね。

NUTECさんありがとうございます。

               

次戦に向けて


Photo by クロハチ

レース関係の棚に、二つ目の《富士山型クリスタル》と《YOKOHAMAキャップ》が追加されました。

今年から新たにチャレンジしているレースで連勝と、十分な結果を出しつつも、ガソリン搭載量ミスや空気圧セッティングの甘さが出たりと、かなりバタバタのレースとなりました。

自分自身が万全な状態で思いっきりレースを楽しむためにも、周囲の方に迷惑をかけないためにも、この辺の準備を万全にして次戦に臨もうと思っています。


今回富士チャン参戦にあたり、多くの方のご支援をいただきました。

富士レーシングコース攻略にあたり、様々なアドバイスをいただいたデミオレーサーまさhitさん。

タイヤの組み換え・交換でお世話になっているピレリ横浜ぴーよこさん。

直前の車両トラブルに迅速にご対応頂き、欠場の危機を救っていただいたNOPROさん。

サポートしていただいたSiNさん・DQNR☆さん・KAZ20NCさん。

写真撮影いただいた留美さん。

皆さんありがとうございました。

シリーズチャンプ決定がかかる次戦もよろしくお願いいたします!!


Posted at 2014/06/25 23:14:36 | コメント(19) | トラックバック(0) | 富士チャンレポート | 日記
2014年04月22日 イイね!

【14年第14/15走】富士チャンピオンレース2014Rd1 ロードスターカップNCレースに参戦

【14年第14/15走】富士チャンピオンレース2014Rd1 ロードスターカップNCレースに参戦4月20日(日)、富士スピードウェイで行われた「富士チャンピオンレースシリーズRd.1」の、ロードスターカップNCレース(チャレンジクラス)に参戦してきました。

ロードスターカップNCレースは改造度に応じたオープンクラスとチャレンジクラスの2クラス、さらにデミオレースと86/BRZのナンバー付きレースである8Beatの合計3レース23台で予選・決勝が行われました。

←Photo by とよゆきさん



予選はクラス1位・NC全体で2位、決勝はNC全体でひとつ順位を下げ3位となりましたが、クラス1位はなんとかキープし、富士チャンデビューレースでクラス優勝となりました。

パーティレースと富士チャン掛け持ちで挑もうとしている今シーズン。初陣のレースを好スタートで発進です!!

今まではデミオレースのサポートという立場で参加していた富士チャンですが、今回ドライバーという立場で楽しい一日を過ごすことができ、さらにこの上ない好結果を得ることができました。

レースサポートをしていただいたとよゆきさん・DQNR☆さん、写真撮影をしていただいた留美さん、キワムさん・T.SONYさん・★IBUSIGIN☆さん他応援に来ていただいた小富士仲間の皆さん、遠方から応援に来てくださったKAZさん、そしてご一緒いただいた参加者&サポートの皆さん、主催者・事務局・協賛企業の皆さん、お疲れさまでした&ありがとうございました。

以下、ワンパタンの参戦レポートですが、宜しければお付き合いください。

Photo byが書いていないものはクロハチ撮影

               

富士チャン参戦のきっかけ

昨年までデミオレーサーまさhitさんのサポートでお邪魔していた富士チャン。
デミオレースと混走で開催されていたNCレースは、地元富士スピードウェイのレースであることもあり、チャンスがあれば出場してみたいという気持ちを持っていましたが、パーティレースとは異なるレギュレーションであるため、参戦するのは諦めていました。
ところが昨年末、このNCレースに新たなクラス《チャレンジクラス》が増設されるとの噂を聞き調べてみると、《パーティレース仕様に、スピードリミッターカット装置の追加と指定タイヤ(YOKOHAMA)の装着のみで参戦可能》なレギュレーションでした。

『ほぼ普段戦っているままで富士チャンに出られる!』

そうなればもう悩む理由もなく、2014年の富士チャン参戦の準備に入り、シーズンオフから富士の練習走行を重ねてこの日を迎えたのです。

               

前日練習

今回は前日にあたる4月19日の練習走行に参加できないため、前週の12日(土曜日)に最終の練習走行を行いました。



20日の本番に近い時間帯であるB枠9:30~を走行。

快晴の富士はポカポカ陽気で、気温は17℃と高めだけど、微風の北風が冷たい空気を運んでくれてなかなかのコンディション。

『やっぱ本番前に目標タイム出しておきたいよな。』

『でも、レース一週間前なんだからクルマを壊さないように・・・。』

いろいろ考えながらコースイン。



出ました!!富士チャン参戦を決意してから、密かに目標にしていた9秒台。



気分良く富士を後にし、小山町の自然の中をオープン走行しながらいつもの温泉へ。



目標タイムも達成し、いい気分でレース本番を迎えることができました。


               

レース当日の朝

朝6:00に西ゲートにて受付。

71号車もこの日はすっかり富士チャン仕様です。


Photo by とよゆきさん

この日サポートいただくとよゆき監督・DQNR☆さんも程なく到着。

受付後、皆でピットに移動します。

朝から予選まではブリーフィング、車検、メディカルチェックと慌ただしい時間ですが、パーティレースデビュー戦からサポートに入っていただいているとよゆきさんがこの日は監督兼タイムキーパーを、そして今回サポートに入っていただいたDQNR☆さんは、競技経験者だけにドライバー目線でサポートしていただけるので、安心して予選に向けての準備を進められました。

               

予選

そして迎えた予選。

雨は上がっているものの、路面はウェット。
ウェットの富士は過去に一度しか経験が無いので緊張します。

雨降るコールアプリによると、この後も雨は降らないとのこと。
だけど、いつ降ってきてもおかしくない状況。


Photo by とよゆきさん

『後半勝負。だけど後半雨が降った時に備えて、前半にもタイムを出しておかないと・・。』

『無理してクルマ壊すのは最悪。雨の富士で無理は禁物。』

20分の予選スタート。


Photo by とよゆきさん

前を行くオープンクラスの皆さんを追いかけながらのタイムアタック。

バリ山NEOVAとNR-Aの柔らか脚が功を奏してか、前半NC全体でも上位のタイムが出ている感じ。

しかし中盤になって100Rの立ち上がりから順位表示をちらっと見た時に、同クラスの20号車さんが自分より上だったのが見えて焦ります。

残り時間は僅か。

路面状態はどんどん良くなってくるはずなので、時間いっぱいいっぱいまでアタックです。

1周毎に微妙に変化する路面状況。

残り時間からするとラスト周回のコカ・コーラのブレーキングポイントで、明らかに前周までよりもグリップ感を感じました。

そして続く100Rに目線をやるとほんのり乾いた路面が・・・。

『よしっ!!ちょっと頑張ってみよう!!』100R・300Rとそれまでの周回より少し頑張って走り予選ベストペース。

最終セクションはとにかくミスなくまとめて最終コーナーを立ち上がりストレートへ。ここでラッキーなことにGTウィングがそびえ立つ86/BRZさんが目の前に。ストレートは明らかにNCより速い86/BRZにたっぷりスリップで引っ張っていただきコントロールラインへ。

最終ラップでそれまでのタイムを0.5秒以上詰めて予選終了。

NC全体で2位、クラス1位、と出来過ぎな結果となりました。

               

予選と決勝の合間

他の参加者の皆さんにご挨拶したり、仲間と談笑したりといつも通り楽しいひと時。

いつもはまったりと過ごすこの時間ですが、この日は+であることを自分に義務付けました。

それは、3月にやらかしたフライング対策。

決勝レース前に行われる他の決勝レースの時に、自分のグリッドの位置でスタートシグナルを見届けたのです。

●●●● ⇒ ●●●●● ⇒ ●●●●● ⇒ ●●●●● ⇒ ●●●●●

●●●●●

●●●●●

シグナルを見ながら、自然に右手はステアを握り、左手はサイドを下ろしたりしてのスタートシミュレーション。

さすがにまたフライングしたら洒落にならないので、富士のスタートシグナルのタイミングを頭に叩き込みました。

               

決勝

決勝前まですっかり上がっていた雨が決勝前からパラパラと・・・。
コースインする頃にはせっかく乾いていた路面がすっかりウェットになっていました。


Photo by とよゆきさん

スターティンググリッド。
今回の決勝レースは、先頭から86/BRZの8Beat勢がまず並んで、4列空けてNCレース・デミオレース勢が並びます。

NCレース組のトップは0号車のS耐でも活躍されている小原選手。
続いて0.5秒差で71号車の自分が付け、3番手に0.2秒差で昨年のシリーズチャンプ64号車シバジュンさん、4番手にやはり0.2秒差で20号車(パーティレース21号車)T氏さん、5番手に0.6秒差で18号車のランマンさんと続きます。

NCレースはほぼパーティレース仕様のチャレンジクラスと、車高調・デフ・エキマニ・17in&215幅タイヤがOKとやや改造範囲が広いオープンクラスの2クラスに分かれますが、今回の予選では2・4・5位にチャレンジクラスが食い込みました。
予選が性能差の出にくいウェットコンディションだったこともあると思うけど、チャレンジクラス勢が健闘した予選だったと思います。

決勝も予選同様のウェットだけに、同クラスの争いがもちろん優先だけど、NC全体でもできる限り上を狙いにいきます。


Photo by とよゆきさん

スタート前の緊張の時間。


Photo by とよゆきさん

数列前からスタートする86/BRZ勢ですが、予選タイムから考えると、数台はオーバーテイクすることになる感じ。

特にスタート直後の1コーナーは混乱必至です。

『1コーナーは無理せず・・・。でもこのコース幅だから、下手にイン側で詰まってると大外から抜かれけかねない・・・。』

いろいろ考えているうちにフォーメーションラップとなり、いよいよスタート。

●●●● ⇒ ●●●●● ⇒ ●●●●● ⇒ ●●●●● ⇒ ●●●●●

●●●●● ※ここでの飛び出し注意(苦笑)

●●●●● スタート!!

 



スタートはイマイチ。

でも無事フライングせずにスタートできて何よりでした(笑)



1コーナー・コカ・コーラは予想通り86/BRZ勢後方の皆さんに追いつき混沌。


Photo by 留美さん

なんとか順位キープで1周目終了。

雨足が強まった2周目にはスピン車両も出る状況。


Photo by 留美さん

前を走る0号車さんに追いすがるも徐々に離され・・・。


Photo by 留美さん

迫り来る64号車さん・20号車さんとのNC2位争いに・・・。


Photo by 留美さん

4周目まで頑張ったけど、ついにダンロップの飛び込みでチャンプ64号車さんにかわされて3位に後退・・・。

そして背後に同クラスの20号車さんがグイグイ迫る。



20号車さんのクルマはNC1。

筑波ではほぼ互角だと思う(私見)が、ここ富士では自分のNC2の方が性能的に有利なことは間違いありません。

相手がドライバーの実力が上であるパーティレースチャンプ20号車さんとはいえ、3月のパーティレース特別戦に続いて連敗するわけにはいきません。

『ここからきついバトルになるんだろうな・・。』と思っていると、プリウスコーナーで20号車さんがハーフスピン。

最終コーナーを立ち上がりストレートを少し走ったところで、20号車さんとの距離を確認して、正直ちょっとホッとしました。

そこからはとにかく大きなミスをしないよう注意しながら、残り周回を走行。


Photo by 留美さん

ラスト周回の最終コーナーを立ち上がり、コントロールライン上のタイム表示に《FINISH》の文字を見たときは大きな安堵感とともに、思わず『やった~!』と叫んでしまいました。

応援してくれている仲間達に向かってパッシングしながらのゴール。




Photo by とよゆきさん

NC全体で3位、クラス1位で、富士チャンピオンレース緒戦でクラス優勝!!


Photo by とよゆきさん

ゴール後オフィシャルの皆さんにお礼をしながら1周し、皆の待つピットへ。

サポートいただいたDQNR☆さんが嬉しそうに駆け寄って来てくれ、がっつり握手を交わしたのは最高でした。



公式戦デビューレース以来、実に3年振りの凸の真ん中は最高の気分。


Photo by とよゆきさん

今年新たなチャレンジで参戦している富士チャンピオンレース開幕戦を最高の結果で終えることができました。



               

富士チャンピオンレースに参戦して

富士チャンピオンレースの前身は富士フレッシュマンレース。
30年以上の伝統のあるレースです。
まだ20代の頃、峠やミニサーキットで多少腕に覚えのあった自分ですが、当時のFISCOにフレッシュマンの観戦に行って度肝を抜かれたことを覚えています。
『これゃ別世界だ・・・。』と。

当時と今とでは全く別物のレースかもしれないけど、20年以上の時を経て自分がその場に参戦したことはなんだかとても感慨深いものがあります。



レース関係の棚に、新たに加わった《富士山型のクリスタル》と《YOKOHAMAのキャップ》。

レース活動の新たなステージが始まった事にワクワクしている自分がいます。


今回富士チャン参戦にあたり、多くの方のご支援をいただきました。

富士レーシングコース攻略にあたり、様々なアドバイスをいただいたデミオレーサーまさhitさん。

『富士出るならこれで練習しなよ。』とまだまだ使えるNEOVAをアルミごと貸してくださった、パーティレースの大先輩5号車さん。

BSとYOKOHAMAのタイヤの組み換えや交換でワガママを聞いてくださったピレリ横浜ぴーよこさん。

クルマのメンテやオイルのアドバイスに加えて、富士走行に関するノウハウも提供いただいたNOPROの野上社長・達也さん・メカさん。

富士チャン参戦にあたり、様々なアドバイスをいただいたJoyFastのイサジさん。

そして参戦にあたりオフシーズンから練習走行をご一緒いただいたパーティレース21号車T氏さん。

そして、サポートしていただいたとよゆきさんDQNR☆さん。

大変なコンディションの中、写真撮影いただいた留美さん。


ありがとうございました。

今年は筑波と富士両方で頑張りますので、これからもよろしくお願いいたします!!


Photo by 留美さん
Posted at 2014/04/22 22:16:21 | コメント(24) | トラックバック(0) | 富士チャンレポート | 日記

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「【25年第1レース】パーティレースⅢ2025 北日本Rd1に参戦! http://cvw.jp/b/438639/48371369/
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