ゴールデンウィークも終盤の5日の筑波サーキット、オールドナウカーフェスティバルの中で行われたロードスターパーティレースⅡに参戦してきました!
いつもなら、備忘録を兼ねた大作(笑)レポートを書きたい所ですが、4月のWindowsアップデートから我が家のパソコン(今回一番被害の出たvista)が不調なため、スマホでダイジェスト版とさせていただきます。
沢山の方から写真をいただいたのに申し訳ありません。
パソコン復活したら使わせてもらいます!
トップの写真はこの日私と15号車さんの専属カメラマンとして来ていただいたフラミンゴ+さんの写真。
タイヤを71Rにしてから、一番気合いを入れて攻め込んでいる1コーナーで撮って頂きました。
画像加工一切無しでこのクォリティーは流石!ありがとうございます!
●新タイヤを武器にすべく練習の日々
2月初旬、2015年のパーティレース指定タイヤであるブリヂストンポテンザRE-71Rでの走行開始。
レースで使うためには様々なデータ取りと検証が必要なため、この3ヶ月筑波に通い詰め練習の日々でした。
タイムは7秒台に突入。決勝15周のシミュレーションは足りないものの、なんとか《勝負できる》ところまで仕上げました。
いつも一緒に練習走行した15号車さんはもちろん、今まであまり細かいところまでは情報交換しなかったライバルの皆さんともこのタイヤの攻略に関して本音のやり取りができたのが嬉かったです。
●菅生・富士チャン欠場と筑波への想い
サラリーマンレーサーにとって日程的に厳しい4月の菅生は残念ながら欠場。
今年の目標を『パーティレースの主戦場である筑波で勝つ。』と設定し、連戦になるため昨年シリーズ参戦した富士チャンピオンレース開幕戦も欠場し、この5月5日を迎えました。
●予選
気温・湿度・路面温度・タイヤの状況から、目標は7秒台でポールポジション獲得。
アウトラップを終えたファーストアタックラップも心配されたコースイン車両も無く、完璧なクリア。
言葉で表現すると『もうひとつ先で・上で・強く…が71を活かす。』で走行。
スマホのセクター表示は水色のマイナス表示と7秒台ペース。『イケる。』と思ったところで痛恨の2→3のシフトミス…。このラップ8秒4台に沈んでしまいました。
その後もアタックを続け、5ラップ目に微妙に更新で8秒3。
結果総合6位・クラス3位と撃沈ではないけど沈な結果となってしまいました。残念…。
●決勝 スタート
グリッドは3列目の外側。
ここで守りに入ってはいけないので、『クラス表彰台だけは…。』とは思わず、とにかく前への気持ちで臨みます。
1コーナーの作戦を考えるも、この位置だと『状況に応じての対処』が大事です。
パーティレースのスタート直後は3ワイド当たり前のシビアな争いになります。
MCのズッピーさんの選手紹介は『若手』と『ベテラン』を連呼。
自分はベテランどころか『超ベテラン』と紹介されたけど、それにはちょっと違和感。
年齢は確かにいってるけど、レース歴でいうとまだ5年目で上位陣のなかでは若輩者。
チャレンジ精神でぶつかります。
『5秒前』 『赤』 『今スタート!』
スタートは良くも悪くもなくだが、7番グリッドから好スタートを決められたら3号車さんに並びかけられサイドバイサイドで1コーナーへ。
暖まっていないタイヤかグリップ力の低い外側だったからか、姿勢を乱してしまい3・60・65号車の3台にパスされてしまいました。
自分のクルマの直後にいた36号車さん、行く手を塞いでしまい申し訳ありませんでした。
●決勝 中盤 追い上げと4年振りのクラッシュ
この時点で総合9位・クラス4位。
気持ちを入れ替え追い上げ開始。
先行するクラス違いの60号車さんとその前の同クラスの65号車さんを追います。
いくつかのポイントで明らかにこちらにアドバンテージがあることが分かったので、組み立て仕掛けますが、それこそ大ベテランの皆さんは簡単には抜かせてくれません。
そんな中盤の2ヘア、ターンインした所で自分の右後部に後続車の方のフロントがヒット。
もの凄い衝撃と共にコマのようにスピンしてグリーンに停車。最後尾まで順位を落としてしまいました。
●決勝 追い上げとその時考えていたこと
グリーンからゆるゆると動き出し先ずはクルマの状態チェック。『なんとか走れそう。』
とにかくもの凄い衝撃だったので、クルマの後ろの方が大破していると思っていたため、いつ黒旗提示されてもいいようにいつも以上にポストを確認しながら走行を続けます。
最後尾の方からも大きく離されてしまったため、まったくのひとり旅。
『なんだかな~レースしにきたのに、何でこんなところで単独で走ってるんだろ…。』ちょっと空しくなりながら走行を続け、数周して後方の方に追いつき少しだけバトルを楽しませていただきレースは終了となりました。
●結果
レースデビューした2011年以来のクラッシュ、そして2012年開幕戦以来続いていた《表彰台もしくは入賞獲得》も公式戦14戦連続でストップという残念な結果となってしまいました。
メンテやサポートでお世話になった皆さん、結果出せなくて申し訳ありませんでした。
クルマの方は衝撃の割には無傷に近い状況かと思ったけど、ホイールのみ大きな傷があり、衝撃が脚まわりに集中した感じです。
一般道を走ると真っ直ぐ走らない状態ですが、調整で直るといいのだけど…。
体の方は走行直後から首から背中・腕に違和感が残っているので、念のため病院に行って診ていただこうと思いますが、今朝起きたら昨日より痛みはおさまっているので、ご心配無く!
●これから
昨日はさすがにちょっとへこみましたが、今朝起きて、そしてこのレポートを書いていてすっかり立ち直りました。
今は戦いたい気分でいっぱいです。
残念ながら富士チャンの第2戦は息子の晴れ舞台と重なり欠場、パーティレース岡山も今回の結果もあり欠場する事にしました。
秋には復帰して、今年の目標を達成出きるように頑張りますので、関係者の皆さんこれからもよろしくお願いします!
最後に、今回のイベントの主催者さま、スポンサーさま、オフィシャルの皆さま、参加者とそのサポートの皆さま、ありがとうございました。