ネットゲリラ氏の記事より。【転載開始】■焼き畑経済 正規と非正規、という話なんだが、企業が従業員の「生活」に責任を持たなくなった。それが、「非正規雇用」というヤツだ。非正規雇用の従業員が食えなかろうが、結婚できなかろうが、企業に責任はない、とw 企業は何のために存在するのか? 今ではすっかり、「株主のため」になってしまっている。 企業の正規雇用と非正規雇用の人が2016年に受け取った平均給与の差は315万円で、4年連続で差が広がっていることが国税庁の民間給与実態統計調査で分かった。人手不足などを背景に賃金水準が上がる中、正規と非正規の格差は拡大している。正規と非正規を分けて統計を取り始めた12年は、差が300万円だった。その後、4年間で正規の平均給与が19万円上昇したのに、非正規は4万円の上昇にとどまり、差が広がった。業種別では「電気・ガス・熱供給・水道業」が769万円で最も高く、「宿泊業、飲食サービス業」が234万円で最も低かった。 「電気・ガス・熱供給・水道業」というのはインフラ事業で、資格でガンジガラメ縛られている。何の資格も持たない未経験者が、769万円貰っているわけじゃない。一方、宿泊と飲食には、ほとんど資格がない。いまどき、板前経験10年の花板さんでなきゃ務まらない店なんか少ない。ほとんどが、大学生のアルバイトで務まるような、誰でもできる仕事です。だから安い。物事すべて、理由がある。【転載終了】************************** 非正規化の影響なのか?ここ数年で日本の競争力が落ちてきており、先日発表されたランキングでは、昨年の8位からさらに9位まで落ちていました。 少子化とも合わせて、今後さらに競争力が落ちてくることが懸念されます。