2024年03月28日
情報速報ドットコム
【転載開始】
■小林製薬の紅麴問題、死亡報告2人に増加!
3000件の健康相談 入院数も106人
赤色着色料としてパンや菓子類などにも使用か
2024年3月27日

*小林製薬
小林製薬の紅麴(ベニコウジ)問題で、
厚生労働省が行った会社への聞き取り調査に
よって、これまでに公表されていた1人に
加えて2人目の死亡事例が報告されていた
ことが分かりました。
2人目の詳細な状況は把握できていないと
いうことですが、腎臓にダメージがあった
という医師のコメントがあったとされてい
ます。
NHKの記事によると、小林製薬の窓口に
製品を摂取した人からおよそ3000件の
健康相談が寄せられたほか、入院が必要に
なった人がこれまでに106人いたと報告。
紅麹と健康被害との関連性は明らかに
なっていないとされていますが、紅麴を
使っていた食品や菓子類は拡大しており、
特殊なサプリメントだけではなく、一般人
もコンビニやスーパーマーケットなどで
購入している商品にも紅麴が使われている
恐れがあると一部メディアで報じられえて
います。
紅麴問題は死傷者の数が増加し、
これまで体調不良を訴えていた患者から
の報告も増えると思われ、実際の被害総数
はまだ増えることになりそうです。
★小林製薬「紅麹」 厚生労働省が2人目の
死亡発表 入院は106人に
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20
240326/k10014402561000.html
「小林製薬」の「紅麹」の成分を含む健康
食品を摂取した人が腎臓の病気などを発症
した問題で、厚生労働省は、26日に行った
会社への聞き取り調査の結果、これまで
公表されていた1人に加えて、2人目の死亡
事例が報告されたと発表しました。
厚生労働省は、食品衛生法に基づいて廃棄
命令などの措置を取るよう会社の本社が
ある大阪市に通知しました。
小林製薬は対象となる製品の使用を中止
するよう呼びかけるとともに、成分の分析
を進めています。
【転載終了】
*********************
結構、拡大してきていますね。
麹での健康被害って考える事もない
ですからね。
Posted at 2024/03/28 06:44:00 | |
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ニュース | 日記
2024年03月27日
MONEY VOICE
【転載開始】
■資産「ゼロで死ぬ」は本当に幸せか?
大多数の日本人にとって悲惨な結末を招く
理由
2024年3月26日
ほとんどの人は「死んだときにカネが余っていた
らもったいない」と考えなければならないほど余計
なカネを持てない。
資産をゼロにして死ぬことは考えなくてもいい。
むしろ「途中でカネが足りなくなるかもしれない」
ことをリアルに心配すべきなのだ。
■貯金がなから今すぐ死ねと言われているも同然
日本には1億円以上の資産を持つ富裕層は世帯の
3%弱くらいしかいないのに、そういう日本で
『ゼロで死ね(DIE WITH ZERO 人生が豊かにな
りすぎる究極のルール)』みたいな本が共感され
るのが奇妙な話だと私に話した人がいた。
『DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる
究極のルール』は、たしかに示唆に富んだ内容で
あると私自身は思う。
年齢によって体験できることが異なるので、若い
頃は体験することに金を使い、
「よぶんな金は生きているうちに使い切れ」とい
うのが本書の趣旨だ。
莫大な資産を持っている富裕層にとって、これ
は有意義なアドバイスだろう。いくら大金を
持っていても馬馬車のように仕事に追われ、
やりたいことは何一つしないで死ぬよりも、どこ
かで「使う」側に回って人生を謳歌してゼロで
死ねたらバランス感覚として非常に素晴らしい
人生となる。
しかし、人類の大多数は金銭的に余裕がない。
日本でも富裕層なんかごく一部であり、大半
は貯金3,000万円以下のマス層である。
若い頃から低賃金で生活に四苦八苦しているし、
中高年になってもやはり生活に追われて四苦八苦
しているし、高齢になったらなったで少ない年金
で四苦八苦している。
すでにマス層でも、平均年収が186万円の
アンダークラス層は約1,200万人もの規模で増え
ている。
彼らは「今がゼロ」だ。
「ゼロで死ね」と言われても、人生を通して
「貯金ゼロ」か「ほぼゼロ」なのだ。
それで、私の知り合いはこのように言った。
「ゼロで死ねとか言ってるけど、俺なんて貯金
がないから今すぐ死ねと言われているも同然なん
だよ」
貧困層に「ゼロで死ね」は机上の空論であるた
しかに、貯金がない人からしたら「ゼロで死ね」
という主張は、非常に残酷な主張であると言える。
「ゼロで死ね」はしょせん金持ちの発想であり、
金持ちへのアドバイスだったのだ。
65歳以上の日本人の貯蓄額の中央値は
1,677万円だが、月10万円ずつ使っていると、
80歳までにはゼロになる。
そこで都合よく死ねればいいが、
現代は「人生100年時代」である。
「ゼロで死ね」を気取っていると
「ゼロになったがまだ生き残っていた」という
ことになる。
老いたら金を使わなくなるとも言うが、そう
とも言い切れない。
病院代・薬代で金がかかるし、老人ホームも
タダではない。
快適を望めば望むほど老人ホームもカネがかか
る。
自宅を保有している人も、自分と共に自宅も
老朽化していくわけで、家の修繕にはだいたい
数百万がかかる。
老いても想定外のカネがかかってくる。
そうなると、それなりにあると思っていたカネ
はあっという間に消えてしまうだろう。
現実は、「ゼロで死ね」と気取っている場合
ではないのである。
それに、本当は1,677万円も資産を保有して
いない世帯も多いわけで、資産が少ない人で
あればあるほど生きている途中でゼロどころか
マイナスになってしまうことも十分にあり得る。
そう考えると、貧困層に「ゼロで死ね」は
机上の空論であり、そんなことよりもいかに
ダウングレードと節約をしなければならないか
に焦点を当てなければならないということに
なる。
貧困層は「今しかできない豊かな体験」なん
かを味わっている余裕はない。
何とか日々の生活を成り立たせるためにサバイ
バルしなければならないのだ。
■人生を通して一心不乱にカネを貯めておくべ
きだ
貧困層にとっては「ゼロで死ね」は決して
最適解にはなり得ない。
いろいろカネがかかって足りなくなるリスクの
ほうが高いので、人生を通して
「いかにゼロから脱するか」を主流にしておか
ないと生き残れない。
今後、ますます弱肉強食の資本主義になるの
だから、この厳しい時代に生き残るためには
「ゼロではないこと」が重要な意味を為す。
時代が厳しくなればなるほど、
「ゼロではないこと」ことが不測の事態を乗り
越える武器となる。
そもそも普通の人は、
「死んだときにカネが余っていたらもったいな
い」と考えなければならないほど余計なカネを
持てない。
そういうシチュエーションは考えなくても
いいのだ。
むしろ「途中でカネが足りなくなるかもしれな
い」ことをリアルに心配すべきだ。
人生は何が起こるのかわからない。
突如として病気になるかもしれない。
事故に遭うかもしれない。
災害に遭うかもしれない。
大地震でいろんな大切なものを失うかもしれな
い。
生きていると、予期せぬ衝撃的なことがいく
らでも起きる。
いつ、どれくらいの規模でショッキングな
トラブルに巻き込まれるのかわからないので
あれば、
「とにかく資産は減らさない」という決意が
最後に身を助けることになる。
普通の人は「ギリギリ」の人のほうが多いの
だから当然だ。
だから、あまり余裕をかましたり、死んだ
ときに資産が余ったらどうしようとか無駄な
ことを考えたりしないで、人生を通して
一心不乱にカネを貯めておくべきだ。
そうしないと、どのみち足りなくなる可能性
が高い。
死ぬ前日まで資産があって金融的安定を
保っていたほうが、寿命を計算しながらゼロ
にしようとするよりずっといい。
■それは人間心理としても間違っているよう
に見える
「資産が減っていく」というのは、精神的
に安定をもたらすのか不安をもたらすのかと
言われれば、誰でも不安になって当然だろう。
死ぬまでに資産をゼロにするというのは、
要するに年齢がいけばいくほど不安が募る
行為をすることになる。
それは合理的だろうか。
私自身は、人間心理から見ても合理的である
とは思えない。
体験は大切だと言うが、資産をどんどん食い
つぶしながら得る体験は常に不安と隣り合わせ
となる。
私自身はバブル世代で若い頃から株式投資を
していたので、実は若くして分相応な資産が
できたりしたが、バブルが崩壊したあとに私は
資産を食いつぶす局面に入ったことがあった。
月にどれくらい使うのかが分かっていると、
資産がいつゼロになるのかは計算できた。
そのとき、私は東南アジアでいろんな体験を
享受していたが、ではその状況が幸せだったの
かと言われたら、決して幸せではなかった。
資産を食いつぶす局面は、ゼロの結末が見えて
いるだけ不安とストレスしかないのである。
そういうのを経験しているので、私は死ぬ
までにきれいに資産を使い果たして死ぬよりも、
「死ぬ前日まで資産を切らさない」ほうが
精神的安定のために絶対に良いという確信を
持っている。
想像を絶する資産がある超富裕層であって
も「死ぬまでにゼロにできたら幸せだ」とは
決して思わないはずだ。
富裕層であればあるほど増えるのは幸せで、
減るのは不幸せだという意識が強いからだ。
「減るのは不幸せ」というのは人間心理に
即している。
とすれば、弱肉強食の資本主義の中で得る
本当の幸せというのは、死ぬまで資産を増や
しながら無理しないで生きるということでは
ないのか。
少なくとも「資産をゼロにして死ぬ」こと
は幸せに直結するとは私には思えない。
一見、合理的に見えるのだが、それは人間心理
としても間違っているように見える。
【転載終了】
***********************
介護は、お金もかかりますが、通院
や食事、入浴などの介助も大変です。
介護施設やデイサービスは重要です。
直近でも介護補助金の削減が行われて
いますが、施設の経営は苦しく、職員
の賃金カットも行われている現状です。
身内の介護職も20%も賃金がカット
され、4月に退職して他業種に転職する
事になりそうです。
″企業栄えて、民滅ぶ″が現実に・・・
Posted at 2024/03/27 08:56:47 | |
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ニュース | 日記
2024年03月27日
日刊ゲンダイDIGITAL
【転載開始】
■大阪カジノのギャンブル依存症対策は
ユルユル・・・
水原一平氏ドジャース解雇で維新に
また逆風
公開日:2024/03/27

カジノにおける依存症対策はユルユル
(大阪の吉村洋文府知事)
/(C)共同通信社
「私はギャンブル依存症」──衝撃の告白
以来、大阪府・市のIR(カジノ)計画に再び
逆風が吹き荒れている。
ドジャースの大谷翔平の元通訳・水原一平氏
(39)が賭博の「沼」にはまり、改めて依存症
の怖さがクローズアップされる中、SNSでは
〈大阪にカジノを作ってはいけない〉
〈どれだけの「水原一平さんの悲劇」を生むこ
とになるか〉などの批判が噴出。
矛先はIRを猛プッシュしてきた吉村府知事ら
日本維新の会に向かっている。
安倍政権が成長戦略の柱にIRを掲げた当初、
8つの自治体が誘致に動いたが、コロナ禍を機
に相次いで撤退。
2022年に和歌山県が、今年3月に長崎県が
断念し、唯一、残るのは大阪府・市の計画の
みだ。
事業全体の売上額は年間約5200億円と見込む
が、うち約4200億円はカジノ事業だ。
収益の8割をギャンブルに頼る一大賭博場を
つくろうとしているのだ。
■実質6日間、ギャンブル三昧に・・・

「私はギャンブル依存症」と告白した
ドジャース・大谷選手の元通訳、
水原一平氏(C)共同通信社
年間の想定来訪者数は2000万人。
インバウンドを呼び込むはずが、国外は
600万人にとどまる。
結局、7割を占める国内来訪者から賭け金
をタンマリふんだくるわけだが、すでに
日本はギャンブル依存症大国だ。
厚労省は17年、依存症が疑われる人は
推計320万人と発表。
成人の3.6%と世界屈指の高水準なのに、
カジノにおける依存症対策はユルユルだ。
「IR整備法で週3回、月10回の入場規制を
設けていますが、『1回』の区切りは24時間。
例えば月曜の午後5時から火曜の午後5時まで
滞在可能です。ほぼ『1泊2日』で、週に3回
繰り返せば実質6日間はカジノに入り浸れて
しまう。施設内のレストランで腹ごしらえ、
ホテルで休めば一歩も外に出ず、ギャンブル
三昧です。客の囲い込みが、カジノ事業者の
ノウハウ。格安の宿泊券や食事券の提供も
想定されます。海外には賭け金の上限を規制
するカジノもあり、その方が依存症対策には
効果的です。吉村府知事は先週の囲み取材で
『IRが来ることで依存症が減るくらいの取り
組みを目指す』と豪語していましたが、ちっ
とも説得力はありません」
(ジャーナリスト・横田一氏)
今、引き返さなければ確実に「悲劇」は
繰り返される。
カジノの導火線に過ぎない万博も無用だ。
【転載終了】
***********************
日本が世界一のギャンブル大国だとい
う事を知らない国民がほとんどなのでは。
ラスベガスとかマカオだと思っている
のでしょう。
中でも代表的なのは、パチンコと競馬で
すかね。
自覚なく、依存症になっている方が多
いのかも。
私の周りにもパチンコ談義の方がかなり
いましたから。
パチンコって身近すぎてギャンブルとい
う認識が薄いかも。
トータルでは負けているのに、勝った話
しかしないですね。
Posted at 2024/03/27 07:39:15 | |
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ニュース | 日記
2024年03月26日
HuffPost Japan
【転載開始】
■衆院選に「出ない」と表明した自民党の
二階俊博元幹事長が、自分で答えたこと、
答えなかったこと。
裏金問題は側近が代弁
2024年03月25日
自民党の二階俊博元幹事長が、派閥の裏金問題
の責任をとって、次期衆院選に立候補しないこと
を表明しました。
ところが記者会見では、裏金に関する質問には
自分で答えず、すべて側近が代弁しました。
3月25日の正午前、自民党本部で始まった
二階俊博元幹事長の記者会見には、解散した派閥
の「側近」として知られていた林幹雄氏が、
最初から最後までピタリと付き添っていた。
二階氏は会見冒頭、用意していた原稿を読み
上げる形で次のように述べた。
「私が会長を務めていた派閥の政治資金問題
が政治不信を招く要因になったことに対し、改
めて国民のみなさん、地元のみなさんに深くお
詫びを申し上げます」
「その政治責任はすべて、私自身にあることは
当然のことであります。私はこの際、自らの政
治的責任を明らかにする。本日、岸田文雄・自
民党総裁に対し、次期衆議院選挙に出馬しない
ことを伝えました」
政府与党の中心で権勢を誇ってきた二階氏が、
裏金問題の責任をとって、表舞台から引き下が
ることを表明した。
残された任期では「国土強靭化」「観光立国」
などに力を尽くす考えを述べ、最後には国政を
志した若き日の思い出や、田中角栄元首相から
聞いたという言葉に触れて、冒頭発言を締め
くくった。
ここからは、居並ぶ記者たちの質問に答える
ことになる。
最初に質問した記者は
「国会では政倫審が開かれ、複数の政治家が
弁明している。二階議員はなぜ出席しないの
か。今後出席する考えはあるか」と聞いた。
伏し目がちの二階氏は、チラリと記者席の方
を見た後、ゆっくりと右隣の林氏の方へ顔を
向けた。
その顔の動きが終わらないうちに、「んんっ」
と咳払いをして林氏が代弁を始めた。
「出席は自分の判断でしてますので、必要は
ないと判断しました。かわりに事務総長の武田
議員が出席して全部を話した通りでございます」
記者は
「国民の中には二階氏が出てきて説明すべきだ
という声がある」と食い下がった。
だが、これに対しても二階氏は答えなかった。
代わりに林氏が
「すべてつまびらかにして、記者に報告してい
る。いちいち政倫審に出なくてもわかっていた
だけると我々は判断している」と応じた。
10分ほどの短い記者会見の中で、記者側が
発した質問は繰り返しの問いも含めて15問
あった。
政治とカネに関しては、最初の政倫審に関する
質問に加え、2019年の参院選で起きた
河合克行元法務相の選挙違反(買収)事件に
関する質問もあった。
だがこれも、応じたのは二階氏ではなく、林氏
だった。
ちなみに林氏は、2012年の二階派発足に際
して他派閥から移籍して加わり、派閥内では
副会長などを務めた。経済産業相も務めた
衆院議員だ。
二階氏が気色ばむ場面もあった。
ある記者が
「このタイミングで不出馬を決めたのは、政治
資金パーティー収入の不記載の責任を取ったの
か。それとも年齢の問題か」と問うた時だ。
「いや、不記載と、申し上げた通りだ」と
林氏が答えたのを遮るようにして、二階氏は
「年齢の制限があるか?」と逆に記者に問い
かけた。
記者側が
「年齢制限はないが、お年を考えたら・・・」
と返すと、
二階氏は
「お前もその年来るんだよ」と、すごむような
声で答えた。
二階氏は1939(昭和14)年生まれの85歳。
かつて自民党田中派に所属していたが、
小沢一郎氏らとともに自民を離れ、政界再編の
波に洗われた。
2000年代初頭に復党すると、次第に頭角を
現した。
16年から21年にかけては安倍、菅両政権で
党務を一手に握る幹事長を務め、その在任期間
は歴代最長となった。
だが、次第に健康不安説がとりざたされ、
次期衆院選をめぐっても様々な憶測がとび
かっていた。
【転載終了】
************************
通訳が必要な国会議員て、どうなんで
しょうかね。
それに議員辞職にしても、既に次回の
選挙には出馬せず、子息への禅譲は決ま
っていたことなのでは?
こんな議員ばかりでいいのだろうか?
日本が衰退するわけですね。
Posted at 2024/03/26 07:49:50 | |
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ニュース | 日記
2024年03月26日
NEWS WEEK
【転載開始】
■ウクライナは本当に負けてる?
ロシアが犯した「5つの失策」
2024年3月25日

Newsweek Japan-YouTube
<3年目に突入したウクライナ侵攻で、これま
でにロシアが犯してきた失敗について解説した
アニメーション動画の内容を一部紹介する>
ロシアがウクライナ侵攻を開始して2年が経過
した。
ロシアは2月にアウディーイウカを掌握したが、
本当にウクライナは戦争に負けているのか?
ロシアの軍事アナリストでフレッチャー法律外交
大学院客員研究員パベル・ルジンは、
「最大の過ちは、この戦争を始めたことだ」と
本誌に語っている。
この2年のうちにロシアが犯した5つの失策に
ついて紹介する。
1)「戦術的傲慢さ」が露呈したキーウ電撃
作戦
戦争初期、ロシアはキーウ郊外のホストメル
空港を占拠し、進攻の足がかりにしようとして
いたが、これが失敗。
また、ベラルーシからキーウに向かっていた
輸送車の車列は65キロにも及び、ウクライナの
攻撃によって徐々に侵食された。
これがロシア軍のキーウ占拠を支えるはず
だったが、むしろ戦術的傲慢さの象徴となった。
キーウ電撃作戦の大失敗
2)黒海での想定外の損失
ロシアが誇る黒海艦隊が海軍の存在しないウク
ライナ軍に苦しめられている事実は、世界を驚か
せている。
2022年4月には、黒海艦隊の旗艦である
誘導ミサイル巡洋艦「モスクワ」がウクライナの
対艦ミサイルによって撃沈されるという衝撃的な
事件があり、第二次世界大戦以降の海戦で最も
大きな損失となった。
侵攻以前には約80隻あったと考えられる
ロシア艦だが、ウクライナは少なくとも25隻を
撃沈し、15隻が損傷のため修理に回されたと主張
している。
黒海で味わった屈辱
3)敗北と撤退は「善意のしるし」とロシア政府
領土が大きく変動した2022年の戦闘は、最前線
で停滞している現在の戦況とはまるで異なる。
ロシアが4月にキーウを撤退した後、両陣営は
戦闘を再開。
ウクライナは東部ハルキウ地方と南部ヘルソン
地方で勝利を収めた。
ロシア政府は、4月のキーウ、9月のハルキウ、
11月のヘルソンと、ロシア軍の敗北と撤退を
すべてロシア側の「善意のしるし」としている。
善意のしるし
4)プリゴジンの台頭を許したプーチン政権
ウクライナ侵攻は、ロシア政府内のパワー
バランスをも動かし、権力を振るう新たな
ルートをプーチンの側近たちにもたらした。
最も衝撃的だったのが、エフゲニー・プリゴジ
ンの台頭だ。
ケータリング業で財をなしたオリガルヒ
(新興財閥)の彼は、民間軍事会社ワグネルを
率いて22年から23年にかけて東部ドネツク州
での戦闘を主導。
ロシア国内で、現実主義者で民衆の味方という
イメージを作り上げることに成功した。
昨年6月にロシア南西部の基地で起こした反乱
はモスクワ手前でストップし、その後、彼の
乗ったプライベートジェットは墜落した。
しかし、クーデターを許したことと、治安当局
が未然にそれを防げなかったことで、プーチン
の正統性は打撃を受けたと、海外では受け止め
られている。
「プーチンの料理人」
5)防空システムに「穴」
開戦当初はやりたい放題だったロシアだが、
戦闘が続く中でウクライナは長距離攻撃能力の
向上に努めた。
その中で、ロシアの防空システムに「穴」が
あることも明らかになっていった。
ウクライナはドローン開発プログラムに相当
のリソースを投入。
防空システムが機能しないことが多過ぎたため
に、ロシアのインターネットでは
「防空システムは何をしている?」と不安視す
るフレーズがはやり言葉になったほどだ。
プーチンのスピーチライターを務めたことの
ある政治アナリストであるアバス・ガリャモフ
は、
「(プーチンの軍隊は)前進する方法が分かっ
ていないばかりか、防衛も同じくらい下手だ」
とテレグラムに投稿した。
【転載終了】
************************
当初、ロシアはウクライナを舐めてかかって
いたのでしょう。
キーウ制圧に失敗したのがすべてなのでしょう
が、今になっては、安全保障加盟国の離反、
同盟国が機を見ての裏切り。
後は、アメリカの大統領選挙次第ですかね。
Posted at 2024/03/26 07:33:16 | |
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