遅くなりました、もう印象薄らいできちゃったよ!
さて、これで関東で人気のクローズドイベント、G6と筑ビの両方に出てみた訳ですが(筑ビはJAF公認クラスもあるけど)。
結構違いがありましたね。両方人気なのは間違いないですけど。
■運営
筑ビは運営が素晴らしい。プロ集団でしたね。ちょっと音声が聞こえづらかったけど。
一方G6も出た天竜ラウンドは素晴らしかった。ショップの意地が掛ってたね。
いずれも見習わなくてはならないレベルでした。
■車検
筑ビの車検はハンドル、シート、シートベルトのガタを調べる最低限の安全チェックだけでした。タイヤの残り溝確認は一切無し。うーん、残り溝は見ましょうよ。
G6は・・・忘れた。
どっちも再車検って無かったような気がする。
■タイヤレギュレーション
筑ビは以前書いたけど、電話で練習走行と本番の使用タイヤを分けてもいいよって事前に確認してました。そのことは敢えて言わずに当日の車検時に「練習結果を見て本番タイヤを決めたいんですけど」って言うと、確認してくるとのことで待つことしばし。で、結局「ダメ」とのこと。
練習と本番は同じタイヤで走れってのはやめませんか?確かにパンフレットにもうタイヤメーカーを記載済みなのでそこから変えてもらいたくはないのは気持ちが分りますし、年間タイヤ賞典に関わるので厳格にしたいってのも当然です。でも後者は出走前確認ですぐ分かるじゃん、メーカーくらいはさ。☆かそうでないかは分かりにくいけど。
あと規則書上、練習は競技ではないと言う解釈と、競技は練習も含むという解釈と両方できるけど、明文化されてないです。
今後も同じ人出ると思うケドネ。
それから、R1RをJMRCに準じてSタイヤ扱いにするのはJAF公認クラスだけにしたら?って思いました。クローズドクラスは何でもアリアリなのが良いんだから。
しかもSタイヤハンディ2秒ってのは大き過ぎると思いました。クローズドクラスをビギナー対象と見ているのなら、失礼ながらビギナーの方が50秒のコースでSタイヤ履いただけで2秒も速く走るのは難しいと思います。自分だってやれと言われて出来るか自信ありません。
さらに言うならSタイヤハンディは何故JAF公認クラスが1.5秒でクローズドクラスは2秒なのかも釈然としません。まー2秒だったらガッツさんもドボンでしたが。
一方G6はSタイヤ以外何でもアリアリで潔いですね。R1Rユーザーが唯一羽を伸ばせる天地でもあります。確か何本持ってっても良かったハズだし。
でもタイヤは本当に難しいです。コスト高騰を防ぐためのノーマルタイヤクラスでしたが、昔のSタイヤ並みのコストが必要ですから。
【追記】
ふと思ったんだけど、JAFメダルが掛ってるJAF公認クラスでSタイヤとノーマルタイヤを混走させるのはいいとして、タイヤによってハンディを付けるのはどうなのよ、って感じ。たしかえびてるさんは千葉戦のSタイヤクラスにノーマルタイヤで参戦して頑張ってらっしゃいます。Sだけハンディを付ける(逆に言えばノーマルタイヤにマイナスハンディをくれてやる)のはメダルが掛ってる以上なんか変では?
■順位付けレギュレーション
以前にも書きましたけど筑ビのどぼんシステムは完璧に誤解してました。
「SF4はA3優勝者より1秒以上速く走ったらどぼん」と勘違いしてました。つまりA3が50秒で自分が49秒より速ければどぼんと。だってNF4までの流れだったらそう勘違いするも~ん。
で、違いましたね(汗)、51秒より速かったらどぼんだったんですね。motokiさんに教えてもらったときには既に現金書留出した後でした。
でもいいんです、今回はSF4と言う同じ釜の飯をみんなと味わいたかったのだから。逆にどぼんになれなかったらまずい、と思ってました。A3優勝者から1秒以上ちぎられるなんて、精神的にズタボロになっちゃいますから(と言いつつA3優勝者Sタイヤの生タイムに負けてますが)。
ま、このどぼんシステムを納得の上で筑ビにエントリーすることですね~。
でも、せめて「次回は卒業」とかやさしくなれないんでしょうかネ。
一方G6は何でもアリアリですなー。何てったって全日本選手が出てお立ち台に立っちゃうんだから。でもエキシビジョン役を買って出てくださっているので、誰も文句無いと思います。しかもシリーズポイント付かないから関係ないし。
あと、表彰されてもステッカーとちょっとした賞品をもらうだけ。いただくのはあくまで名誉のみ。
筑ビは個別にも年間にも賞品があるからどぼんにしてるのかも知れませんね。
まあ個人的には、ライセンスを取るのはめんどくさいけど、頂点バトルはやりたいって人向けのクラスが筑ビにもあると良いと思いました。G6が今年限りと言うのが本当に惜しまれますね。
■コース
筑ビもG6も50秒程度の短いコースですが、それゆえに凝縮された良いコースだと思います。
ただ今回の筑ビは、ビギナーの方も良く文句言わずやってるなあってほどテクニカルがきつかった。あのターンを筑波でやらせると、突っ込んでいって慣性で振り回すクルピタンターンを覚えてしまいそうで、一抹の不安を感じましたが。
■その他
筑ビはプロの走行写真撮影がありました。ちとお高いけど。サイトは添付ご参照。
G6天竜ラウンドも走行写真を撮ってもらえて、しかも無料でもらえました。1枚だけだけど。
筑ビはお弁当の受け付けやってるんですね。ありがたいですが自分はコンビニざるそばにしました。
筑波にはコースサイドに主催者が用意下さったテントが立ち並んでいて、みなさん思い思いに観戦、休息してました。良いことだと思います。
ゲートオープンの時間は守ろうね。コンビニで時間調整して筑波に6時半に行ったらみんなもう入ってたよ、ガコシ。
■思ったこと
筑ビはまさにビギナーさんが年間シリーズを追う楽しさを味わえる良いイベントだと思いました。シリーズを追うというのは実に楽しいですし励みになりますから。
その点G6はスポット参戦で終わってしまえるので、出続けるには何らかのインセンティブなりモチベーションが必要です。
もちろんどちらも良い点がありますが、G6が今年で終わるのが本当に惜しいですね。