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黒ノ助のブログ一覧

2017年07月09日 イイね!

新型CX-5試乗記

新型CX-5試乗記CX-5を貸していただき、ロングドライブに行ってきました。
XD Lパッケージの2WDです。

まず感じたのは、全体的な滑らかさ。ステアリング、アクセル、ブレーキ、それぞれの操作が全て滑らかにできます。

そして乗り心地の良さ。

阪神高速のジョイントの継ぎ目をまろやかにいなします。
決してヤワいわけでもないのに、トトんと軽く乗り越え、乗員に振動をあまり伝えません。
こりゃエエわ。


そしてタイトカーブではGベクタリングコントロールのおかげか、グラッとならずにスッと駆け抜けます。…すごいんでないかい?

高速ではレーダークルコンで快適に走れます。制御も滑らかですごく運転がお上手。

そして、車線を踏みそうになるとレーンキープアシストシステムがググっと車を車線内に戻します。これ、ものすごく優れものです。疲れてくるとフラフラと車線に近づきがちになったりしますが…そんな時に頼りになります。でも任せっきりにすると怒られてシステムが無効になっちゃいますので完全自動運転にはなりませんが…でもすごい。

渋滞でもレーダークルコンが停止までサポートしてくれるので、これまた超ラクチン。

ここ数年の安全装備の大幅な進化はすごいですね。


一方でXDはディーゼルなので、グッとアクセルを踏むとモリモリと前に出るのですが、うちの前期型アクセラXDと比べるといくぶん調教されたジェントルな加速感です。(うちのは暴力的なドッカン加速しますから…)

また、停止直前のブレーキの抜きに対する繊細なコントロール性もね、乗員に一切ショックを与えずに停止することが簡単にできるので、地味ですが感動ポイント。

そして静粛性。これはもう圧倒的(※従来マツダ比)もう音に対するスピード感が麻痺します。ロードノイズ、風切り音は徹底的に抑えられています。凸凹を超えた時のタイヤの共鳴音ですら小さく抑えられています。圧巻です。

静粛性に関連して、BOSEオーディオも注目したポイント。

久々にマツダで本気のBOSEを聴きました…正直アクセラのBOSEは期待はずれだったのですが、これはイイ!
ツイーターがいい仕事をしていると思います。音像がはっきりしています。聞こえなかった音が聞こえる…これください!と叫んでしまいました。

それからCX-5にしかついていないサイドカメラ。

これはとっても良い。車幅が広いクルマですが、これがあれば狭い道でのすれ違いも安心。素晴らしい…。

休憩ポイントで改めて外観をチェック。

うむ、ソウルレッドクリスタルメタリック、ハッとするぐらい綺麗です。


お顔もシュッとして精悍です。

センターコンソールの形状はアームレストとしてはちょっと長さが足りなくてイマイチですが、

蓋にバネが付いていて、バタンと閉まらない。こういう細かいところは女性受けが断然良いみたいです。


それに収納力もバッチリで、500mLのペットボトルがそのまま入ります。


湖西道路を北上していると、あることに気づきます。

いつもより琵琶湖がバッチリ見える…
車高が高いので遠くまで見渡せます。SUVエエな〜。


ロードスターならガードレールが邪魔なこの区間も、CX-5ならバッチリ湖が見える!SUVエエな〜。

湖岸の駐車場に停めてしばし休憩。

緑に赤が映えますね。
リアハッチに腰掛けて湖を眺めるってのも良いですね。


リアドアの内張。質感たかい…。


湖周道路を快走!気持ちいい〜!中速コーナーもピタッと曲がれるこの感じはマツダ車共通の美点ですね。


湖の対岸までバッチリ見える。エエな〜SUV。


湖岸のちょいラフロードに入ってみたりして。最低地上高が高いと気を遣わなくて良いので自由…。


メタセコイヤ並木に来てみました。


ここでも魂赤が映える映える。




いやあ、綺麗なクルマです。


伊吹山をバックに。蒸し暑い日でしたが楽しめました。


大津あたりで豪雨に見舞われましたが、車高が高いとそれだけで妙な安心感がありますね。


雨雲を抜けるとクリアな空気。同乗者に速度当てクイズをしましたが、30kmも遅く感じたそうです…おそるべし。

というわけで、新型CX-5はものすごーく質感高くて「イイクルマ」なのですが、走っても退屈さは全くなくてとても楽しいのでした。疲労が少なく長距離を楽に走ることができる素晴らしいクルマです。3ヶ月待ちというのも納得でした。正直ここまで良くなると欲しくなってしまいます(笑)
1840mmという全幅がネックですが、様々なシーンを想定してテストしましたが、まあ大抵の道では問題無さそうです。

いや、本当に本質を突き詰めた良いクルマです。オススメです!!

Posted at 2017/07/09 22:54:31 | コメント(1) | トラックバック(0) | 試乗記 | 日記
2017年06月18日 イイね!

Z4 sDrive35i レンタカードライブ記

Z4 sDrive35i レンタカードライブ記気分転換にZ4を借りて1日ドライブしてきました。覚えているうちにその感触をレポートします。

なぜZ4か?

全国津々浦々を旅行できるオープンカー、というのがワタクシのクルマ選びの一つの方向性。
だとすれば、全幅1800mm以下のオープン2シーターというのが具体的条件なのです。

いまのところ、以上の条件に合致するのは、現行型では、マツダロードスター(1735mm)、アバルト124スパイダー(1740mm)、ボクスター(1801mm)、Z4(1790mm)の4台。

個人的にはロードスター(特にNC 1720mm)が今の所イチバンなのですがそれらの車も気になる気になる。もうすぐZ4は新型に切り替わりますしね。

ということで、たまたまZ4のレンタカーを見つけたので、天気も良いことですし、お借りして1日乗ってみました。

2011年式のsDrive35i 
改めてスペックを見てみると
(17インチ仕様。3Lターボ、直6。7AT、306馬力、40.8kg・m、4250mm×1790mm×1290mm、HB2490mm,、1600kg、最小回転半径5.4mm)
1.6トンもあるんですね・・・NCロードスターの1.5倍。すげー。

まず気になるのが室内。


パドルシフトは親指でシフトダウン。これが最後まで慣れなかったです。速度計は細かく刻んでいて見難い。


ドアポケットは蓋をパカっと開いて入れるタイプ。500mmのペットボトルは収納できない感じです。虫除けのスプレーはぴったり入る。サングラスとか入れるのかな。


BMWのシフトレバーは慣れないので最初は戸惑い気味。パーキングも電動でスイッチ操作するのだけれど、制御が独立しているので面倒。やっぱしベンツのブレーキ踏み込んでパーキングオン&発進しようとしたら自動解除がいいね。ただ、マニュアルモード固定が具合が良いことが後半わかってからは慣れました。

しばらくノーマルモードで屋根を閉じて市街地を走ってみます。
アクセルを微妙に踏むと全然前に進まないで、ちょっと踏み込むとちょっとだけよ、って感じでトルクが出ます。発進時のATの制御が慎重な感じ。
踏むとさすがにパワフル。ノーマルモードだと意図的に踏み込まないとパワーを出さない感じ。湧き上がるパワーをなだめすかして制御しています。のんびり走るモード。

高架橋の継ぎ目段差などはドスンという音はするけど、それほど”硬い!”とは思わないですが、決して乗り心地が良いというものでもない。

室内はわりと静か。エンジン音を意図的に室内に入れているので、高級セダンほど静かではないけど、さすがハードトップという感じ。

パイパス路を走る限り、車の大きさはそれほど気にならない。



高速に入ってスポーツモードに入れると怒涛の加速…これが300馬力の世界なのね。微妙なアクセル操作に敏感に反応する様は、万能感というか無敵感満載。すげー。でも思ったよりもスピード感は感じるもんですね。助手席に聞いて速度当てクイズしても、きっちりスピード感と実際の速度が合っています。
一方でエンジン・駆動関係の振動はほとんど感じないのがすごい。さすがに直6。エンジン音はするけど、エンジン振動は感じない…。


よく走る郊外の広域農道にやってきて、屋根をオープン!
ここでもノーマルモードで走ると、なぜかのんびり走っちゃう。もう制限速度以下でゆるゆるという気分。アクセルに対する反応の鈍さやステアリングの中立付近があえてダルな感じが普通のセダンに乗ってる感覚になります。かといって乗り心地は決して悪くないけど、超快適というほどでもなし。もうちょっとビシッと真っ直ぐ走ってくれると嬉しい。


そして、意外と風の巻き込みがあります。ウインドディフレクターなしなので、ロードスターよりは確実に風が左耳にバシバシ当たる。


タイトなワインディングに入ると、どうも運転がギクシャクする・・・。この車、パワーがあるのですぐに6速、7速に入ってしまいます。なので普通に「D」に入れっぱなしで走ると、パドルでシフトダウンしてもすぐにシフトアップしちゃう。アクセル操作で速度コントロールができないのです。だからギクシャク。

お昼近くなってたまたま ”ワールドメイプルパーク奈良カエデの郷「ひらら」”の横を通ったので、ランチタイム。

廃校跡を利用した施設です。
こちらのカフェにてお昼ご飯。

手作りハンバーグ定食1000円。なかなか美味しかったです。

こちらでじっくりZ4の外観を眺めます。

スペースグレーの車体色はちょっと地味ですが、上品にまとまっております。
そして、このロングノーズ。アメリカンな雰囲気も若干感じます。

リアのフェンダーが盛り上がって後脚の力強い蹴りを感じます。ブリスターフェンダー好きとしては高ポイントです。


流れるような美しいシルエットに動物的な抑揚が施されており、個性よりも流麗さを感じます。


さーお腹も満たされたことですし、これから山越えして走りを楽しみますか。


日差しが強いのでクローズドで走ります。先行車はほとんどおらず超快走路。

一部舗装が悪い場所では、やはり振動を伝えてきます。ただシートが良いのかそれほど直接的なショックは体には来ないです。重量で抑え込んでいるという感じ。ただ、基本設計が古いためか振動の処理が若干ブルっときて、気になります。シートの座面は若干短い印象。体周りの空間がとても広いので余計にシート座面の短さが気になります。


ノーマルモードでは、タイトなコーナーで充分に前荷重にしないとハンドルの切り始めが若干遅れる感じがあります。

このような郊外の快走路を走る限り、車体の大きさは全く気になりません。


一部狭い道ではレンタカーということもあり気を遣いましたが、ロングノーズということもあり、見切りは悪くないですし、ヒップポイントもそれほど低くないので乗用車感覚で運転できます。ただし私は狭い道に突っ込む気には全くなれませんですた…

快適性については助手席もご満悦ですが、どうも全体の印象はパッとしない。ノーマルモードだとどうもゆるゆると走ってしまう。助手席もノーマルモードでゆるゆる走るとイライラするらしく、スポーツモードでスカっと走って欲しい、と要望が出てきました…。ロードスターでは発生しない現象(笑)

そこで、スポーツモードに固定して、真面目に(?)走ってみることに。


夕方になってきたことだし、クルマにも慣れてきたので屋根を開けて奈良ニュルへ。


中高速コーナーと激しいアップダウンのニュルでは、途端に活き活きと走り出します。広域農道標準的速度域になると、足回りもピタっと安定して水を得た魚のよう。高速コーナーもビシッとインにつけられるし、足回りもグッと安定し、速度が乗るとむしろ快適な乗り心地となることを発見。これが1600kgの車体かと思うほど、自由に車をコントロールできるのは、さすがBMW、さすが駆け抜ける歓び、と思いながら走っていました。

それに直6ターボは回転数に関わらず振動がなく、シュウィーンと回るので、回転数を上げても苦しさは微塵もありません。それにターボラグなど全く感じません。ATをマニュアルモードに入れっぱで手動シフトすると勝手にシフトアップしないので、2速・3速だけを使ってとても気持ちよく走れるようになりました。はあすごく気持ち良かった。

走りには満足したのですが、ロングツーリング用途に対しては意外な発見も。

まず、トランク。

NCロードスターが150L、Z4が180L(オープン時)とかなり期待していたのですが…

実際にオープン時に使える範囲は、実測で奥行き約75センチ、幅約65センチ、高さ25センチ(最も狭いところ)ということで平べったい立方体。オープン時は開口部も狭くなり…奥にスーツケースを押し込んで、手前に手荷物を置くことになります(でも屋根を閉じたらガバっと開くので全然大丈夫ですよ…)
うちのNCロードスターのトランクに押し込んでいた荷物が、形状の問題もあり全部入らないことが判明(^^;
トランク容量の測定方法を鵜呑みにしてはイカん!という発見でありました。

その代わり、室内は広くてシートの後ろに薄いものなら置けるスペースがあるのはGOOD(NCもシート裏とシート下には結構モノが入るのですが、比べ物にならない)

室内のドリンクホルダーについては、ちょっと意外。
一見するとどこにも見当たらないのですが、

センターアームレストを開くと


2つぶんのドリンクホルダーとAUX端子、シガーソケットと物入れが現れます。つまり、ドリンクを飲んでいるとアームレストが使えず、パカっと開きっぱなし。まあ使えなくはないけど、ちょっとかっこ悪いかなと思いました。

あと、エアコンの左右独立コントロールは助手席からは好評でした。また内気循環のオートモードもとても良いですね。

総合的には走りに関してはすごいとしか言いようがないクルマですが、ロングツーリング用途で考えるとトランクが若干不満でした。それに色のせいかもしれないけれど、このクルマに名前をつけようとは思えないのはなぜでしょうか…?クルマに対する自分の求めていることが浮き彫りになった試乗でした。


試乗を終えてロードスターに乗り換えて運転すると、あーこれこれ、この手触り感と操っている感、人馬一体感がうちの使い方に(いまのところ)ベストマッチなのかな…と思いました。

以上です!

追記:およそ260kmを郊外中心に走って燃費は9.74km/L。3リッターターボとしてはかなり良いのではないでしょうか。ちなみにNCロードスターだと、同じコースで13~15km/Lぐらいです。
Posted at 2017/06/18 12:44:34 | コメント(2) | トラックバック(0) | 試乗記 | クルマ
2017年04月04日 イイね!

2代目CX-5(2017) & デミオXD(2015)試乗記

2代目CX-5(2017) & デミオXD(2015)試乗記アクセラの車検のついでに新型CX-5の試乗をさせてもらったので簡単にレポートします。




その前に・・・とうとう私の担当店舗が新世代店舗にリニューアルしました!パチパチパチ!

もうすごくカッコ良くて、今までの親しみやすいディーラーから、すっかりオシャレホテルみたいになっちゃって、嬉しいやら戸惑うやら(笑)紙コップのコーヒーからカップ&ソーサーの美味しいコーヒーに変わったりして、次からはジャケットとか着ていかないといけないのでしょうか・・・

そして、ソウルレッドで統一されたショールームのクルマたち。キリッとしておりますよ。配置の位置から照明の角度まで細かく調整されているそうです。素晴らしい。

そしてそして、注目は新型CX-5(右)の新色、ソウルレッドクリスタルメタリック。左のCX-3のソウルレッドプレミアムメタリックと比べて、陰影のダークさが一目瞭然ですよね。日中見ると違いがわかりませんが、日陰や夜間などはドキッとすると思います。

営業マンに勧められるまま、試乗に向かいます・・・
試乗車はXDのLパッケージ。ディーゼル。

まずは後席で試乗、ということでいつもと違うパターン。乗り込んで気づくのはアームレストのシートヒータースイッチ。装備が豪華!


そして、リアシートのリクライニング。ちょっとした角度がつけられるだけなのですが、その効果は絶大・・・長距離後席に乗るとリラックスできるでしょう。

そして、プラスチックパネル部分の塗装がカッコいい・・・安っぽさはありません。すげー深化してる〜。昔のマツダを知る者としては、その成長ぶりに目頭が熱くなります。


さらにアームレストの蓋を開けると何やら見慣れないモノが・・・


うおっと、スマホ給電用のUSBジャックまでついてる・・・すごい深化っぷり。きっちり装備を充実させてきてますね。


さ、後席の乗り心地は、というと・・・正直いつもは前席にしか乗らないので、特に何も思わなかったのです・・・
全く不愉快なところはなく、何も気にならない・・・ということは素晴らしいのではないでしょうか。乗り心地、突き上げ、騒音、シートの座り心地・・・どれをとってもなんにも気にならない=違和感がない=素晴らしいということなのかもしれません。長く乗ると良さがジワジワくるタイプ、と推測します。

いよいよステアリングを握ることに。

うむ。なーんにも違和感なし。いつもマツダ車に乗っているのでシートポジションもペダルポジションもピタッと決まります。センターコンソールの位置が高くなっているので腕・手の収まりが良いです。先代は確かにセンターコンソールまわりがスカスカで落ち着かなかったです。

運転感覚は、これまたなんの違和感もなく、逆になんの引っ掛かりもなく、印象に残らない・・・自然にすっと運転できる。アクセルを踏むと踏んだだけ前に進む、逆に進みすぎることもない。ブレーキも自然。減速時のエンブレのショックもない。自分の感覚に合いすぎて、あたりまえで、なんの印象も残らないのです。ステアリングも程よい重さとしっとり感だし・・・文句はないけど全部が良いので褒めるのも難しい。

視点が高いので全幅1840mmの大きさすらあまり感じません。運転しやすいことこの上ない。

唯一気になったのはヘッドアップディスプレイ。フロントガラスに照射するタイプに変わったけど、偏光グラスをかけていると表示が見えない。最大輝度にしても速度計がなんとなく見えるぐらい。これは個人的にはマイナスポイント。

助手席の妻は「ものすごく良かった!静かで乗り心地も良くて、内装もいいし気に入った!!!!欲しい装備(ステアリングヒーター、ポジションメモリー付きパワーシート、全車速追従クルーズコントロール)が全部ついているし!!!(但しLパッケージ)」と大絶賛。
私は、ノーインプレッシブ。ふーんという感じ。多分他社の車と乗り比べるとその良さがすごくわかると思うんですが、私自身がマツダマツダマツダしているので、ほんと水や空気と同じレベルにマツダ車がなっちゃってる気がする。

試乗を終えて外装チェック。

ライト。正直先代の方が生き物っていうか動物っぽくて眼に意思が感じられて表情豊かだったのですが、新型はサイボーグ的なキカイっぽさを感じちゃいます。顔つきはなかなか難しいところ。でも街で見かけるようになると、水平基調の顔つきがクールで大きいサイズでなにより高価なクルマに見えます。だんだん慣れてきました。


あと、グリル。非常に凝っていますが、確かに洗車の時に手間がかかるなあ。


リアは先代に似ていますが、塗装部分が下方に伸びているのでこれまたサイボーグっぽい。上質といえば上質ですね。

と、試乗の際はピンとこなかったのですが、じわじわと良さが理解できるようになってきました。これは長距離走るといいクルマだと実感するのでしょうね。1週間ぐらい北海道とか九州に乗って行きたいです。

ショールームに戻ってその他のクルマもチェック。

CX-3に追加されたノーブルブラウンの内装。ナッパレザーのシートは非常に座り心地が良いですね。質感も高いし、展示車に座っただけで離れがたくなっちゃいいました。イイ!


デミオに追加されたテイラードブラウンの内装。これも可愛くて非常に良いです。セカンドカーに欲しいです。ただし、運転席のシートは若干座面が短く感じちゃいます(後で問題ないことがわかるのですが)


肌触りもイイし、こりゃ魅力的ですね。
知らない間にジミーにどんどん良くなってるマツダ車、おそるべしです。

車検の代車は2015年式デミオちゃん。XDなので、ディーゼル。Gベクタリングコントロールは未搭載ですが、エンジン・アクセルレスポンス・足回りなど改良されたバージョンですね。

これがこれが、ものすごーく気に入ってしまいました!コンパクトサイズと軽量ボディでキビキビと動く上、レスポンス抜群のディーゼルエンジンで、打てば響き、ぐっと前に出る加速が痛快爽快です!正直後席や荷室は必要最小限ですが、それ以上に人馬一体感がハンパないです。


街中での扱いやすさはさすが5ナンバーサイズ。にもかかわらず、高速でもビシッとまっすぐ走るし速度をそれなりに上げても不安感はなし。さすがに風切り音、ロードノイズは上位クラスのアクセラCX-5より大きめですが、そんなこと気にならないくらい全域で走りが超気持ちよい!ワインディングも走りましたが、トルクがあるのでスイスイと走ります。タイトコーナーでは若干脚の柔らかさを感じますが、乗り心地とのバランスは非常に良いと思います。


とまあ、高速、上りのワインディング、一般道を交えて走って、平均燃費は19.5km/Lと大変優秀。これで軽油ですから非常にランニングコストは低いです。ああ、気に入った気に入った。やっぱり私は小さいクルマが好きなのだな〜と改めて思った週末でした。

あれ!?CX-5の試乗記のはずがデミオXDの試乗記になっちゃいました(笑)
Posted at 2017/04/04 22:59:54 | コメント(3) | トラックバック(0) | 試乗記 | 日記
2016年12月03日 イイね!

ロードスターRF VS AT 試乗

ロードスターRF VS AT 試乗定期点検でディーラーへ入庫した際に、短時間ですが運良くRFに試乗できました。12月に入ってRFが軒並みディーラー配備されたようです。



グレードはラグジュアリーグレードのVS。マシングレーのAT。ナッパレザーのシートとオプションのツートンルーフが特徴。

すっと乗り込みシートポジションを合わせると違和感なくキマリます。ナッパレザーの柔らかい座り心地がいつもと違って上品な感触。シートがやや小さく感じるのはソフトトップの布シートと同じですが、NCと比べるとやや座面長が短いように思います。個人的にはRSのレカロがベストですが、高級感ではナッパレザーシートもなかなか良いです。

エンジンを掛けるとブォンとふかした後アイドリング。音質は低くやや男らしい音。エンジン音は結構入ってきます。

注目ポイントは2リットルのエンジンと、大人っぽいと言われる走り心地。都会のディーラーなので試乗コースはイマイチですが…フルオートの電動トップをオープンにして走り出します。


なーんの違和感もなくアクセルをちょっと踏んで走り出します。飛び出し感が無く自然な加速フィーリング。そして前を向いている限り、オープン感は変わらずです。斜め後方に守られ感を意識するくらいでしょうか全然問題なし。ステアリングはソフトトップより重い印象。NC3から乗り換えても違和感無いくらいしっかり感があります。ソフトトップのNDは操作系が非常に軽いので、こちらの方が好みです。

乗り心地は普通に良いですね。ほんの僅かにタイヤの重さを感じましたが、確かに落ち着いています。軽快感よりしっかり感が先立ちます。ロードスターではあり得なかった高級感すら漂います。そしてアイドリングストップ。もう普通の新世代マツダ車です。16インチにインチダウンしたらどうなるのか興味が湧きます。


前が空いたのでスポーツモードにして踏み込むと、野太い音と共にちょっぴりだけ遅れて加速を始めます。オートマですからマニュアルと同じ様に行きませんが、さすが2リットルだけあって低回転域の力強さは1.5リットルとは雲泥の差。満足いく加速能力を確認しました。ただオートマがNCとおなじアイシン製なので、スカイアクティブATほどのダイレクト感とレスポンスはありませんが全くもって許容範囲。シフトショックは全く気にならないぐらい自然。私はマニュアル派ですが、ATでも充分に余裕のある走りが楽しめると思います。


屋根を閉じて走りますが、確かにクローズドの静粛性は頑張っている感はあります。助手席の妻によるとNCのRHTよりは静かとのこと。ロードノイズは明らかに少ないしトップの内張りはソフトパットですからね。なかなかです。

信号待ちで再びトップを開いて法定速度plusαで走ると耳の後ろのピラーから風切り音が聞こえてきます。ピラーが残ってるので当たり前ですが、NC RHTとは異なる点。

高速域でどうかは要検証ですね。

しばらくいろいろな路面で走って気になってきたのは、意識すれば分かる程度に、やや路面の凹凸で揺すられる事。トンネルブレースが無いAT特有の乗り心地というやつでしょうか。これも高速を淡々と走ることで、気になる程のものか、そうでないのか分かると思います、評価保留ですね。それにしても、全体的にしっとりどっしりとしたフィーリングは大人のオープンクーペというキャラにピッタリです。

市街地走行で気になったのは、小さい事ですが左折時の巻き込み確認がやっぱしキビシいこと。幌車なら左後方の死角が大きいので当たり前なのでRF特有の問題ではないのですが・・・かっこ良すぎるスタイルと引き換えにやや気を遣うところです。オープンにしてもピラーは残りますから。車やバイクならブラインドスポットモニタリングシステムでカバー出来ますが、歩行者や自転車は目視確認したいので、ワイドミラーが欲しいなあと思います。

あとマシングレーですが、シブい but 地味・・・他のカラーも見てみたいです。

現実的に今のところ買い替えは無いですが、ロングツーリング主体の使い方なら非常に魅力的。ボディサイズもコンパクトだし。ネックはトランク容量だけでしょうか。機内持ち込みサイズのハードケース2つで旅行に行けるように更に荷物の工夫が必要ですね。撮影機材のコンパクト化と衣服の化繊化により実現可能なのか!?

あとは鮮やかなブルーが設定されて、クルーズコントロールがつけば完璧です^^
Posted at 2016/12/04 11:03:21 | コメント(3) | トラックバック(0) | 試乗記 | クルマ
2013年11月26日 イイね!

新型アクセラ試乗&あかしろオフ会

新型アクセラ試乗&あかしろオフ会最近、気温の低下と共にテンションも低下傾向、でもスタッドレス交換をがんばった黒ノ助です。こんばんは。

先週末は珍しく快晴に恵まれましたが、こんなときに限ってドライブの予定無し。というのもロードスターの定期点検に行く予定だったからです。ついでに営業マンからアクセラ試乗しろ攻撃を執拗に受けていたし。

妻は一足先に美容院に出かけたので、後からクルマで追いかけます。

近所の信号で右折レーンに停止すると、隣のBMWから子供が顔を出してこちらを見ています。

天気もいいし目の前で屋根を開けてあげると、「隣のクルマすごいよ〜、屋根がバーンで開いたよ!すごいよ!」と母上に報告している声が聞こえます。
ふふふ、これでまた一人、将来のクルマ好きを増やしてしまった…願わくばオープンカーに乗って欲しいものです。


それにしても天気が良いですな!風もなくってポカポカ陽気です。オープンに最適な季節ですよ。

大阪市内に入って大通りを走っていると

お、ロードスター。若い女性がロードスターの車内の写真を撮ってました。なんか居るんですかね?

妻を拾って、おいしい和食のランチを食べて市内をオープンドライブ。

御堂筋の銀杏並木が色づいてきました。


こちらはなにわ筋、靭公園付近です。


梅田までやってきました。ニコンセンターでDfをいぢってみようかとも思いましたが、駐車場代が高いのでパス。


オープンドライブだと高層ビル群がかっちょ良く見えます。


そらがこんなに青いと、写真を撮りたくなっちゃいます。

キタとミナミを往復したので、マツダに行きましょう。

ロードスターを点検に預けて、じっくりアクセラを拝見。
といっても既に外観と内装はチェック済みですので、営業マンの説明はほぼ不要。
ソウルレッドプレミアムメタリックはいつ見ても鮮やかですねえ。


車体下部もちゃんとフルカバー。これで高速安定性がぜんぜん違ってきます。


ライトとグリルの立体感。こだわってますね。


ヘッドライトを斜め後方から見ると尖ってるんですね。空力に効くんでしょうか。

その他ドアとピラーの隙間を埋めるゴムがついていたり、かなり静粛性にこだわっているのがわかります。まったく手抜き無し。アテンザはコストが厳しくて見えないところはかなり端折ってましたからね。

それでは試乗と行きましょう。
まずは登録したてのハイブリッド。

セダンのチタニウムフラッシュマイカ。渋くて落ち着いた色です。

ホワイトの革内装

高級感とまではいきませんが、かなりさっぱりした革で好感が持てます。


スタートボタンを押してもエンジンがかからず、アクセルを踏むとスルスルと走り出す感覚はまさにプリウス。マツダでこの走行感覚は違和感大(笑)


そしてドライビングディスプレイ。これは見やすいです。


しばらく20~30キロでそろそろと走っているとエンジンが全然掛かりません。
ちょっと踏むとエンジンが掛かりますが、エンジンスタートのショックは皆無。音とアクセルの感触のかすかな変化で分かる程度です。


ステアフィールやブレーキの感触はさすがにプリウスとは別物。ちゃんとマツダです。
しかし、アクセル開度と加速度のギャップはまんまプリウス。

そして登り坂で全開加速してみましたが…「グイーーーーーーーン」エンジンは一定回転数のまま、後から加速がついてくる…さすがプリウスのシステムをそのまま使うだけあって、最大効率の回転数のまま。
私は、残念ながらハイブリッドはナイです。


驚いた事にハイブリッドだけはアクセルペダルが吊り下げ式。オルガン式じゃないのね!トヨタ縛りがここまであるとは!


誰かが指摘していて気になったのですが、左サイドミラーの死角は確かにデカイ…。ピラーとの間に隙間があるのでマシですが。

それと据え付けナビとコマンダーコントロール。

これはほんとに使いやすい。タッチパネル機能もありますが、ほとんどの操作を手元のコマンダーコントロールでできちゃう。地図の縮尺の変更もクルクルってできちゃう。素晴らしい!

お次ぎは待ってましたのスポーツガソリン2.0S

白のボディーカラーがかなり似合っていていい感じ。

ハイブリッドと違うのはこのシフトセレクター

ストレート型でシフトカバーがとっても素敵♪
そしてシフトの操作感が「コクッ、コクッ」という感じで、とても高級感があります。
ロードスターのシフトフィーリングを参考にしたとか。確かに似てる。なにか嬉しくなっちゃう♪
うちのアテンザは「ガチャガチャ」ですから雲泥の差です。


そしてもちろんアクセルペダルはオルガン式。これ、やっぱりラクです。いまやゴルフ7は吊り下げ式にコストダウンですからね。手抜き無し!


2Lスカイアクティブは特にパワフルということもナイですが、必要にして充分。リニアな反応で、後で思い返してみると過敏な感じは全然なかったです。初めての運転でもスッと感覚に合って長年乗ったクルマの様に運転できます。乗り心地はほんのちょっと硬め。1世代前と比べるとかなり硬さは緩和されています。でもいわゆるソフトな乗り心地とは違う、締まった乗り心地。ほんのりタイヤが跳ねる感じがあるけど、18インチタイヤという事を考慮すると良い方だと思います。ゴルフ7ははっきりソフトだったけど、それと比べると硬い。V40 R-designよりは足が動いてる感じ。
ステアフィールを評価できる様な試乗コースじゃなかったですが、交差点を左折する際、ハンドルを戻すときの感覚がものすご〜く滑らかで自然で地味に感動しました。イイ。


営業所に戻ってからナビなどの操作レクチャー。コマンダーダイヤルで色々いぢってみて操作性を確認。設定に「国境越え」「未舗装道路」なんてあって、旅心を刺激されます(笑)どっちもONでしょ!
ナビはオプションのSDカードを差せば機能するのですが、3.5万円なので高いナビを買う事を思えばスゴく安くて嬉しいです。高機能のナビなんて要らないしね。


アクセラ、なかなか良い出来でした。内装の質感なんて新型アテンザを完全に越えてますもんね。乗り心地のまとまりはアクセラの方が良いぐらい。今このクラスを買うならアクセラディーゼルでキマリでしょうね。でもディーゼルの納期は2月中旬以降、登録は3月初旬になるそうです。クリーンディーゼル補助金(7万円)はムリ。それにしてもねえ、良いクルマです。


特に国沢氏のこんな試乗コメントを見ちゃうと良いんだな〜と思います。
うちのボディーサイズ要件にピッタリハマるし、パワートルクがスゴいし、燃費も無茶苦茶良い、カッコも良い、ナビの操作系も良い、不満なのは助手席パワーシートが無い事ぐらい。輸入車なら同じ装備水準なら400万越えます。

でもでも試乗してみたものの、やっぱり今のアテンザが気に入ってるし、買い替えはなし。
来年早々の車検を通す事を営業マンに伝えて営業所をあとにしました。

この後の予定まで時間があったので、港の方までひとっ走り。

鶴浜の方に行ってみると夕陽の時間。


いやあーオイル交換した後のロードスター、何故か操作系がしっとりしている様に感じます。


港の見える公園にて夕陽の見送ります。


行き交う船、コンテナクレーン、釣り人と夕陽。風がかなり冷たくなってきました。


陽が沈み、飛行機雲が伸びていきます。


以上、そろそろ年末の雰囲気の中、休日の一日でした。
Posted at 2013/11/26 22:58:21 | コメント(3) | トラックバック(0) | 試乗記 | クルマ

プロフィール

「愛車と出会って1年! http://cvw.jp/b/196067/48091624/
何シテル?   11/17 19:49
主に旅行記が中心のはずが、あまりドライブ旅に行けてない…幽霊部員でおます。 2015年まではロードスターのドライブ旅行記好評でした。まとめからご覧ください。 ...
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バッテリーの交換 その2(NCEC ロードスターRS)  
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RAYS VOLK RACING ZE40 
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NC3最終型RS-RHTであります。NC型では希少なソウルレッドです。いろいろと専用装備 ...
マツダ ロードスターRF ベリたん2号 (マツダ ロードスターRF)
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