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ロードスターを買うかもしれない人の日々のグダグダ記録の番外編。
　

車買い替えとなると下取りは大きな問題。
みなさんの参考になればと思って記しておきます。

今回はディーラーではなく遠方の中古車屋さんで買ったので、買った場所での下取りはお願いせず、初めての一括査定にチャレンジすることにしました。

一応マツダ営業マンには一報入れましたが、特に査定させてくれとも言われなかったので、自ら売却することに。

参考にしたのはワン速方式。複数買取店に同時査定してもらい、買取金額を一斉に出してもらう一発入札方式です。

サイトで予習して納車の1週間くらい前の週末の朝7時に一括買取サイトに入力。

10分もしないうちにビッグモタさんから電話があり、手際よく出張査定の時間を決められました。女性のオペレーターで無茶苦茶速い。

当日15時という時間だけ決めて詳細は別途担当者から電話があるとのこと。

続いてネクステジさんから電話。同じく手際よく情報を聞き出して、時間指定。

8時すぎてタクスさんより連絡あり。爽やか男性担当者が直接アポ。

その後ローカルの買取専門店から電話あり。どうでも良いことまで聞き出そうとするので若干イラッとしましたが真摯に対応。どこが競合か聞き出そうとしますし、他の査定額をしつこく聞いてきます。中古車販売店の粗々の数字を伝えると降りるとのこと。オークションに流すだけの業者ですね。時間をずらしてアポを取ろうとする始末。

都会でもなく田舎でもない土地なのですが、意外と手を上げた業者が少なくて結局３社でした。

皆さん必ず聞いてくるのが買い替えなのか？と、次の車は何か？です。
これは売却の本気度を確かめていると思われます。売る気満々アピールのために正直に答えましょう。

近所の空いてる有料パーキングを指定して約束の時間の1時間前に到着して、感謝の念をこめて念入りに最後の仕上げと清掃します。
この日は木枯らしが吹く寒い日でした…




約束の時間の15分前にビッグモタさんが到着。目つき鋭い系のやり手風。印象悪くないです。私、特に偏見も無いのでウェルカムです。早速細かく車を見ていきます。最も細かく車を見ていらっしゃいました。下回り、ドアエッジ、装備品、エンジンルームなどなど。

次にタクスさん。超爽やか系醤油顔の長身イケメン。笑顔が可愛い笑。がんばります！とのこと。

時間ちょうどにネクステジさん。こちらは素朴な近所のお兄ちゃん的。事前の説明や確認があって、店長さんからの電話挨拶などもあり、なんかちゃんとしてるアピールすごいなと思いました。

みなさん車の確認は20分ほどで、それぞれ営業車に戻って作業をされています。
それぞれ言葉を交わすことなくライバルバチバチ意識しまくりという感じ。

目立つ傷もなく、内装も新品同様で口々に車の状態を褒めていただきます。が、これってあんまり下取り額に反映されないんですよね〜。
ある会社さんはマツダさんの下取りも結構頑張ってる言うてました。今回新車で買ってないのでマツダの下取り額ははわかりません。

その後20分ぐらいして、順番に最終価格がでました！ということでわらわらと車の周りにあつまって来られました。大体40分ぐらいで金額が出るみたいです。

３社揃って名刺の裏に金額を書いてもらって、セーノで裏返します。ドキドキ緊張は隠せません。

ビッグモタさん　約125万円
タクスさん　　　　約135万円
ネクステジさん　　約162万円

「うお！」「マジか！」悔しい！」
思わず漏れる声。
全員金額の写メを撮って、負けた会社さんは挨拶して去っていきます。

今回の勝者ネクステジさんは急激に店舗拡大していて、店頭に置く車が慢性的に不足しているとのこと。
それでとにかく取りに来ているそうです。やはりワン速方式が最も高価買取が出るとのこと。

予想では140万円台に乗れば御の字と思っていたので大成功でした。

すでに印鑑証明と実印を準備していたので、その場で契約、書類作成まで終わらせて、引き取りの段取りも打ち合わせして終了となりました。

ポイントは
・引き渡し日を明確に（短すぎても足元見られそうな気もするけど、長すぎてもダメ。1〜2週間前と言われているが、今回は5日前でした）
・最低金額や金額イメージは聞かれるが言う必要ないと思ったり。
・同時というのは大切（時間をずらそうとする会社もあるが断った）
・条件揃える（引き取りか店頭持ち込みか、全部コミコミ振り込み金額、とか）

今回は皆さんマナーも良くて談合とか別交渉とかなかったので気持ちよく査定できました。

ありがとうございました。

査定の5日後、朝イチで引き取りに来てもらい、第二の人生へと旅立って行きました。

そしてその翌日に振り込み連絡があり、きっちり振り込まれました。
素晴らしい。


番外編

実は今年2月時点でディーラーからは車検通さずに下取りしたら190万ぐらい？とか言われていました。
まだ半導体不足による中古車価格高騰の時期だったので相場が高いですねー。
その時新車でRF RS買ってたら、オプション絞って470万くらいだろうから、下取り190万で追い金270万くらい？だったはず。

今回は366万ー162万だから、追い金204万円プラス納車費用3万円くらいでした。

ロードスターを買うかもしれない人の日々のグダグダを記録するシリーズ

とうとう最終回です。

車庫証明を無事取得し販売会社に書類と共に送付した後は、とにかく登録作業を待つしか無いのですが、一方で入れ替えとなる車の処分作業が発生します。

通勤で乗っていたCX-3はスタッドレスタイヤのセットも持っており、スタッドレスはタイヤ預かり交換サービスにて預かってもらっています。このスタッドレスをどうするか？　

引き取ってきてメルカリで売ろうと思い、預かって頂いているタイヤ屋さんに問い合わせたところ、2万円で引き取ってくれるとのこと。2万キロほど走っているけれど綺麗なもんです。
引き取りと出品発送の手間を考えると引き取ってもらう方がメリット大きいと判断して売却しました。

次はクルマ本体をどうするか？
これは一括査定で売却できました。色々ドキドキもあったのですが、気が向いたらアップします。

そしてCX-3引き渡しの日に車をとりに行くことにしました。

朝、徒歩で取りにきた業者さんに車を渡して乗って行ってもらいます。
走り去る姿がとても輝いていました…（ピカピカにしてたから…）
3年間ありがとう！通勤に北海道に四国にいろんなとこにいったな…

感傷に浸る間もなく、バス、特急、新幹線、特急を乗り継いで3時間かけて待ち合わせの駅に向かいます。慣れない土地の慣れない電車のローカルルールに戸惑いながら…

お迎えに来ていただき、30分ぐらい車を走らせていただき、お店に到着。
ご対面です。

おーかっちょいい！
ディープクリスタルブルーが輝いておる。
なんか全然実感ないけど〜ニヤニヤしちゃう。
お土産を渡して、特に儀式もなく、USBの線繋いで、ETCカード挿して、シードポジション・ミラーを調整して早速乗り出します。

近くの道の駅までひとまず移動。
なんか思ったより硬め？の乗り心地。
前回の試乗は気温30℃で、今回はもう冬。それも影響してるのかな？



改めて道の駅の駐車場で撮影会。


カッコいいね〜

のんびりしている場合でもなく、早くうちに連れて帰りましょ。翌日仕事だし。

初めてのオープン。屋根開けてしばらく走ります。

操作感覚に慣れるのに必死で、、あまりインプレする余裕なし笑

そのまま高速に入ります。

高速の合流でエンジンの伸びが良くてハッキリ言って速い。
RFならではの風切り音がやはりでかい！
そしてトンネルでの音の響き方がデカい気がするー。


1時間ほどオープンで走ると疲れてクローズにしました。

やはり屋根を閉めると快適です。高速巡行も余裕で、グランツーリスモ性能が高いのがよくわかります。慣れないのもあるけど、NCと比べるとステアリングがやや敏感なのでゆったり走る感じではないかな？アクセル操作も敏感に反応する。








夕陽に向かって走ると空の色がボンネットの峰を流れていく。ああ中山チーフデザイナーが意図したドライブ体験、感じてる！


操作に慣れてくると、高速の運転がだんだん意識せずに車と一体になるゾーンに入っていく。ああ、これがロードスターを長距離走らせると不思議と疲労を感じなくなる「ロードスターハイ」だね。

一般道は夜になったこともあり、車幅感覚はまだまだ探り探り。なので流れに合わせてペース遅め。すると煽られる煽られる笑
ゆっくりなスポーツカーは普段から鬱積したハイブリッドカーの餌食…なんだろね。ライト眩しいし、いぢめないで欲しい。





ガソリンスタンドでハイオク満タン！したら、帰路の平均燃費が20km/L超え。燃費いいね！





なんとか無事に帰り、いつものガレージに収めるとマイカーの実感が出てきます。

流石にレカロは疲れが少ない！
が、乗り心地は硬めなのは最後まで変わらず。でも不思議と疲れは少なめ。とてもいい車です。

いやはや長い1日が終わり疲れました。

こうして無事五台目のロードスターを迎えることができました！

グダグダにお付き合い頂いた皆様、ありがとうございました！

ロードスターを買うかもしれない人の日々のグダグダを記録するシリーズ

ロードスターRF RSの試乗を終え、予想以上に気に入った我々は、最後の交渉に臨みます。

見積もり作成をお願いますが、遠方ということもあり車庫証明は自分で取得、陸送はリーズナブルだけど早く納車して欲しいこともあり店頭納車、希望ナンバーあり、などなど条件を詰めて最後に若干の値引きもいただき気持ちよく即決しました。

長かったグダグダ車選びが終了してホッとしたというのが正直な気持ち。
マツダの営業マンには悪いけどタイミングやらで中古車買いました。
ディーラーにRF RSの試乗車があれば今年の3月時点で新車に乗り換えていたと思いますが、なんせ全国に一台しか用意してないのは営業施策のミスかと思います。湘南まで試乗に行けないよ…せめて大都市圏の販社なら何十台もテラコッタセレクションの試乗車あるんだから1台くらいRS用意して欲しいです。

決めた車はメーカー/ディーラーオプションが50万円以上ついていました。2024年ビッグチェンジ後の同仕様だと、値引き入れても500万円以上の支払い総額になります。
ビックチェンジでは、マツコネ2、追従クルコン、内装のアップデート、LSDによる走りの違いが大きな変更点ですが、個人的には140万円の差ならビックチェンジ前の中古がリーズナブルに思えました。

翌週、早速車庫証明取得の準備。警察署で丁寧に教えていただけて無事取得。車庫の大きさや前面道路の幅など書き加えたりする必要があり、実際やってみないとわからないですね。

警察署に書類提出したら4営業日後に出来上がるとのことで、もう一度警察に行かないとダメなんですね。あまり考えていなかったのでちょっと困りました。

車庫証明の代行費用はまぁあ高いので平日に休めるなら自分でやりますが、休めない人は大人しく頼んだ方が良いですね。

とはいえ、1日でも早くマイカーとして迎え入れるために最速で動いたのでした。

ロードスターを買うかもしれない人の日々のグダグダを記録するシリーズ

紆余曲折を経て、中古のロードスター RFを見に行くことになりました。

11月初旬

紅葉シーズンの三連休初日。渋滞だらけの高速を避けながら3時間のトリップを経て中古車屋さんに伺いました。

途中柿畑の中を走ったり、ひつまぶしのランチを食べたり。

余裕を持って出発したはずが、最後のインター手前で事故渋滞に巻き込まれる。慣れない運転の車が多いから気をつけないと。

そこは地域密着型の自動車販売店で、おそらく全メーカーの車を扱っているいるような、信用で商売されているお店。

わざわざ関西から見に行くので、それなりに本気度は伝わっている模様。お店の雰囲気も良くてとても好感の持てるお店です。

早速実車を見せてもらいます。

パッと見、非常に綺麗で大事に扱われていたことは一目瞭然。
地域密着店舗なので、この車は新車で販売した後、買い替えで下取り入庫したとのこと。なので、前オーナーの素性も使われ方も把握されていてトレーサビリティ完璧。

外装では運転席側のクォーターパネルにヒビが入っていること（持病ですね）、リアバンパーにエクボと線傷があることぐらいで、塗装面も綺麗です。

内装はほぼ新車と言っていい状態。特に助手席は誰も座ったこと無いと思われる…。

エンジンも好調。ルーフの開閉も問題なし。トランクも綺麗。

オプションはリアカメラ、ETC、ドラレコ、デイライト、ドアエッジモールと必要なものは付いていて、要らないものは付いていない理想系。しかもボディコーティング済み。




メーカーオプションはBBS ブレンボだけだと思っていたら、よくよく見るとツートーンルーフもついているじゃないですか⁈まさかのフルオプション。

まじまじとチェックしていると、自由に走ってきていいとのこと。え？いいんですか？
じゃあ、ということで乗り込んで座ってみます。

まず感じるのはレカロがいい！ということ。知ってたんだけどやっぱりイイ。
全く違和感なくて椅子の存在を忘れるぐらいしっくりくる。流石にサイドサポートが高いので乗り降りはちょっとだけ気を遣いますが、サイドシルに手をついて身体を起こすと問題ないですね。



ドラポジを合わせる。ステアリングのテレスコが嬉しいですね。独特のタイト感はありますが、慣れたもの。

クラッチを踏んでシフトを1速に入れる。3速に入ってないか若干自信がない。

走り始める。
エンジン音は勇ましい気もするがうるさくはない。インダクションサウンドエンハンサーは要らないと思っていたけど、不快ではない模様。

最初の100メートルで路面から伝わる振動の角が丸いことがわかる。正直、RFテラコッタセレクションと大差ないと感じて、「これアリじゃね？」となりました。

もっとハードな乗り心地を覚悟していたのですが、全然ガタピシ感は無く。

今まで唯一試乗できていなかったエンジン改良後のRF RSグレード。土壇場で現物確認できました。しかもちょうど慣らしが終わった個体なのでリアルです。コレが個人的ベストNDでした。

しばらく走ってみましたが、確かに橋の継ぎ目のような大きめの段差では硬さを感じますが、突き上げという種類でもなく許容範囲です。

硬めなんだけどフラットで角が丸い乗り心地。上質なスポーティさで、昔乗ったV40ポールスターみたいな引き締まってるけど洗練されてる感じ。
皆さんのインプレッションでは、「硬い」と「乗り心地良い」の二種類あるので「？？？」となっていました。意味わからなかったのですが、乗ってみると納得です。硬いけど乗り心地イイ。

インプレッションではマリオ高野さんの感想が最も正確に表現されていると思います。
https://youtu.be/Jlahn9sLTYM?si=_w59HA0YVyJhLJaE


そして何よりカッコいい！
紺色は運転していてもなんかしっくりくるし。

試乗できて良かった！
コレ、無茶苦茶イイ！

となったのでした。

ロードスターを買うかもしれない人の、日々のグダグダを記録するシリーズ。


2023年10月後半。

ううむ。

極上理想のNCか？と会いに行った子は理想にとどかず、極上NC3補完計画も暗雲が立ち込める中、しつこく理想のNC3を探す旅は続きます。

カーセンサーで出会えなければグーネットだ！いやいや、ロードスター専門店だ！ええい、それでもダメなら個人売買のヤフオクはどうだ！いやいやカババは如何に！！

考えつく範囲は検索しまくりましたが、全然極上車は出てこない・・・しばらく出てくるまで待つかな。鳴かぬなら鳴くまで待とうホトトギス。

そうこうしていると、JMS（ジャパンモビリティーショー）の情報解禁。
マツダブースは ICONIC SPという次世代ビジョンモデルが華々しくデビュー。神戸マツダの感謝際で、中山デザイン本部長が「もう少し待ちください」と言っていたアレですね。

実は今年の初夏に「とある情報」を聞きつけて、今年のモーターショーでロードスターの大幅改良がフューチャーされることは薄っすら予想がついていました。

そこに向けて買い替えをじっくり検討してきたので・・・長い5ヶ月だった・・・などと感慨深いのですが、気持ちは全然盛り上がっていません。




新型の実写の報道写真など出ていて、舐めるように見たのですが、エアログレーのRFなどとてもカッコいいなーやっぱBBSええなーぐらいの感じです。

Youtubeで取材映像など見ていると、妻にこう言われました。

「で、あんた、どうすんの？」

ボケッと油断している最中、突然始まるロードスター会議。

うーん、やっぱり理想はNC3のRHTのストーミーブルーかな〜

「でも、もうこの世に存在しないんじゃないの？あんたの欲しいロードスター」

グサッ！　
音を立てて突き刺さる現実の刃。

え？
うーん確かに。
　
NC3自体がそもそも2-3000台ぐらいしか新車売れてなくて、そのうち6割がRHTで、その半分がマニュアルで、青は1%ぐらいで…

6〜12台しかこの世に存在しない…

もう10年経過して走行3万キロ以下の極上車は、、、、見に行ったあの子以外存在する確率は限りなくゼロ…


グサグサグサ〜！

「待っても出て来ないんじゃないの？」

そうだねー（白目）

ちゅうことで、方針転換！

こちらはロードスター欠乏症はもう限界！

となると、NDだね。




試しに中古車サイトを浚ってみる。

RFの新古車。色は青かジルコンかな？
条件に合うのは
ディープクリスタルブルーのRS
ジルコンのテラコッタセレクション
ぐらい。

ビッグチェンジ前で在庫が多くないので、、意外と選べるほどタマが無い。

上記の2台は共に同じくらいの価格で、ディープブルーはBBSブレンボのオプションつき。

さてと。

「やっぱりレカロシートがいい」

いやいや、RS だから乗り心地悪いかもよ、、、、って思ってたけどアリかも！

シートをとるか、足回りをとるか。

「純正ナッパレザーシートはヘタリが気になるのと腰が…」

そか。

純正レカロは後付け厳しいもんね。


それにBBSブレンボのかわいさは正義！





一度ディープブルーのRF RSの中古車を見に行ってみよ！