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黒ノ助のブログ一覧

2010年09月25日 イイね!

第26奈良モーターフェア&飛鳥で彼岸花祭り

秋の行楽シーズン開幕ですね。各地で運動会も始まったようです。

奈良県地方では、APECの観光大臣会議も終わり、今週末は超ローカルですが「奈良モーターフェア」なるものが開催されております。超ミニモーターショーみたいなもんです。

近場ということで、出かけてみました。

会場は競輪場の駐車場。地元ディーラーが出展して試乗車も用意しているとのこと。ヒトも少なく、見放題触り放題です。

国産車はもちろん、ミニ・BMW・ベンツも出展。さすがにルノーとかアルファは来ていませんでした。ホントはポロが見たかったんだけど。

まずは試乗といきましょう。久しぶりの試乗なのでワクワク。

一番手はエクストレイルのクリーンディーゼルのAT。

試乗コースは会場周辺をちょろっと一周するだけなので5分程度。全開加速も不可能。

窓全開でエンジン始動すると、ディーゼル音が結構普通にします。最新のディーゼルは音が静か、と勝手に思っていましたが、アイドリングでは完璧にディーゼルの音質です。別に気持ちの問題なので、どってことないです。

シートの座り心地もドラポジも無問題。違和感無しです。内装の質感も悪く無いです。

そろそろと走り始めると低回転域でのアクセルレスポンスは特に良くもなく、見た目どおりの重量級のSUVといった感じ。特別力がある、という印象ではないです。

がたがた道の乗り心地も特別良くは無いけれど、フワフワした腰高感は無く、アタリも角がとれていて上質な雰囲気。足回りのドタバタした感じも無し。振動が残ることがなく、至極落ち着き払った乗り心地で好印象です。
ここら辺はフォレスターとはキャラクターが結構違います。フォレスターはフワフワ感が残るのに対し、重量の差もありますが、エクストレイルディーゼルの方が、乗り味に重厚感があります。長距離走ってどっちが疲れない、といったら乗り心地の点ではエクストレイルの勝ちだと思いました。

直線道路に出て、スピードを上げて行きます。速度が乗るとグッとトルクが出て加速度が盛り上がる独特のフィーリング。70キロも出るとディーゼル音は全く気にならずむしろ車内は静かになります。足回りからのバンプ音なんかも全然気にならなかったので、車全体の静粛性も高いようです。
ATはトルコンの滑りが大きいのでは?と思っていたのですが、そんなこともなく、全く違和感無し。非常に良く出来ていると思います。

カーブがほとんどない試乗コースなのでステアフィールは良く分りませんが、直進性は高く、電動パワステに違和感は有りません。

乗り心地とトルク、静粛性と経済性、積載性、悪路走破性まで鑑みるとロングツーリングにはうってつけの全天候型万能車としてハイバランスな車では無いでしょうか?これは気に入りました。

フォレスターのターボと比べてどうか!?ですが、車のキャラクターからすればディーゼルの方が断然フィットしているでしょうね。

ディーラーのおじさんによると、30万は値引きがあると言ってたので、初期投資は高いですが維持費やトルクを考えると決して割高では無いと思います。車の中身は私の理想型にかなり近いです。問題は外観。妻は「可愛く無いけど、許容範囲」と良いのか悪いのかちっとも分らない評価です。別に買う訳ではないのですが・・。

良い車に出会えたので気を良くして新型スイフトの試乗といきましょう。

実車を見ると、旧型と比べると可愛さをちょっと減らしてキリリとした感じですが、よく見ると十二分に可愛さが残っています。外観からも安っぽさがちょっと消えていて良い車感が醸し出されています。

車内に乗り込むと、キザシ風のインパネの質感でワンクラス上の感じ。シートもしっかりしていてシフト周りもアテンザより高そうに見えます(涙)

自由に乗ってきて良いとのことなので、ちょっとだけコースを外れて走ってみます。

走り始めて最初のステアリングフィールは、ちょっと軽めですがイヤな反力もなくアテンザよりスムーズな感じ。素直な印象です。低速域では力不足は一切感じず、するすると走ります。スピードを上げても、非常に静か。前を向いて運転していると、アテンザクラスと同じくらいの走りの質感を感じます。全開加速を試みると、さすがに1.2Lなりの加速ですが。エンジンパワー以外はコンパクトカーというレベルじゃあないですよ、奥さん。

コーナーの身のこなしは殆ど評価できませんでしたが、道路上のマンホールを50キロぐらいで踏み越えた時の乗り心地の質は、アテンザを確実に凌いでいます。1cm〜2cmぐらいの段差ですが、アテンザだとガツンと振動をカラダに伝えます。でもスイフトだと振動は2mm分ぐらいで、ポコっと音がするだけ。それでいて振動にカドがなく滑らかに踏み越える感じがします。アシが超絶スムーズに仕事をしているのが妻にもよくわかったそうです。恐るべしスイフト。

今コンパクトカーを一台選べと言われたら、スイフトにしてしまいます。チルト/テレスコ、スマートキーも全車ついてますし、装備は非常に充実。

XSグレードはサイドエアバッグ、クルーズコントロールまでついてますから、高速1000円時代のファーストカーとしてダウンサイザーにおすすめ。さらに来年出るスイフトスポーツが非常に楽しみです。

最後に試乗したのiMiEV。初めての電気自動車。

加速感が電気独特のもので、トランスミッションが無いため変速ショックが無く、乗り物としては内燃機関より優れていると思いました。プリウスはコンニャクみたいな乗り物だけれども、100%電気自動車ならドライビングプレジャーを感じる事は出来るのでは無いでしょうか?電気のオープンカーは充分成立するという確信を持ちました。
それに静かなのが良いですよね。トヨタアキオ社長の仰るハイブリッドスポーツコンセプトの「風の音を感じられるオープンスポーツ」というのは電気自動車に乗ってみて、非常に魅力的なのだと理解しました。NDはスカイGでダウンサイジング、その次のNEは電気になるかもしれませんね。

試乗を終えて、展示車をベタベタ触ってみましたが、その他印象に残ったのは、新型レガシィの後席の広さと居心地の良さ。広いのはもちろんですが、リアシートが非常に良く、アテンザが公園のベンチだとするとレガシィは会議室の椅子、ぐらい違います。シートクッションの厚みが全然違うのと、シートバックの角度が良いですね。長距離を4人で快適に移動するという目的では確実にレガシィの勝ちです。サイズアップをレガシィは後席の居心地に、アテンザ外観に振り分けたということでしょうか。

あと、Z4にも座ってみましたが開放感はあまりなく、巨大なボディに対して潜り込むように座る感じが独特ですねえ。甲冑着てるみたい。しかも1.6トン・・・アテンザより重い。これでレンタルビデオの返却に行ったり、吉野家に牛鍋丼食べには行けないでしょう、恥ずかしくって。リゾートホテルの玄関にのりつけるぐらいしか想像できないです。乗るとまた違うのでしょうが、やっぱりBMWは庶民の我が家には無いなあ。

ほとほと疲れたので、会場をあとにします。無料でかなり楽しめました。来年も行こっと。

さてさて未だお昼過ぎ。天気がよいのでドライブに出かけます。

天気もいいし秋だし、飛鳥方面で田んぼでも眺める事にしましょう。


途中の国道で鏡面タンクローリーを発見し撮影。ロゴマークがちょっと邪魔ですが。チロスターちゃん、変な顔してます。

のんびり南下し飛鳥で田んぼ発見。丁度彼岸花の季節なんですね。

秋空に向かって目一杯花開いています。

 記念撮影。葛城山系がくっきり見えます。


場所を変えて、実った稲穂と秋の空。そろそろ稲刈りですね。
我々は悠久の時を超えて稲作で暮らしてきたんですもんね。
この先もずっとこの風景を大切にしたいものです。

 そして、棚田百選の稲渕棚田へ。



ここいら辺は棚田が多く、観光客で賑わっています。彼岸花のシーズンという事も有り、 華やかです。


 こんなに彼岸花が密集しているのは初めて見ました。
 
素敵なオータムドライブでした。
Posted at 2010/09/26 10:55:40 | コメント(2) | トラックバック(0) | ロードスター | クルマ
2010年09月24日 イイね!

すっかり涼しくなり、フライデーナイトオープンドライブ in 猿沢池&興福寺

雨が降って、ようやく秋らしい空気になりました。

金曜日の夜、比較的早く帰宅する事が出来たので、ひんやり空気を楽しむべくナイトオープンドライブに出かけました。

目的地は奈良の猿沢池&興福寺。夜間ライトアップをオープンでドライブスルー見物しようという目論み。

猿沢池に到着すると、酔っぱらわれた方がグダまいていらっしゃる以外は、金曜夜とは思えぬ至極静かな雰囲気でお人も少ない様子。

池のほとりでは、大人のカップルがいい雰囲気。

そんな中、雰囲気を極力壊さぬ様、迷惑を顧みず撮影会。

さすがに三脚を立てるほど厚かましくも無いため、手撮りでブレブレですが雰囲気だけでも。

Posted at 2010/09/25 22:35:02 | コメント(2) | トラックバック(0) | ロードスター | クルマ
2010年09月23日 イイね!

~回想~2005年北海道の旅 五日目 サロマ湖、網走、美幌峠、陸別、札内 ラリージャパン2005 Leg1

旅の五日目。

周囲の車のエンジン音で目が覚めます。同じように道の駅おこっぺで車中泊している、年季の入ったテラノとかノアとかが目を覚ました様です。

眠い目をこすりながらタオルを首に巻いて、顔を洗い歯を磨きます。

やはり朝は寒いですね。朝もやに包まれてひんやりとします。

昨日はよく走ったなあと思いつつも、まだまだ先は長いです。

地図で自分の位置を確認し(おこっぺってどこだ?)ひとまず紋別港が大きい港なので、釣りをして、そう、サロマ湖に行ってみよう、と考えました。

サロマ湖っていうと・・・・学生の頃、サロマ湖直送の牡蠣を頂いて食べた事を思い出します。一斗缶にざっくり入っていて、瀬戸内海の牡蠣とは違って、臭みが全くなく、牡蠣がちょっと苦手な私でもパクパク食べれた思い出があります。

そんなこんなで、サロマ湖の入口まで行ってみようと思いました。

おこっぺから紋別まではすぐ。まだ朝早くに港に到着。利尻での釣りの再現を試みて長い防波堤を目指しますが、途中で立ち入り禁止。根元でちょっと釣りをしてみますが、全く釣れません。水も思ったよりも濁っていてオイリーな香りが漂う、工業港の佇まい。早々に切り上げて先を急ぎます。

まっすぐな道、左には樹木林、右には牧草地となだらかな山、快調に飛ばしますが、後方からすごい勢いでランクルプラドが追ってきて、ぶち抜いて行きます。こっちは本土の高速道路並のスピードを出しているのに、ぶち抜いていくのでおそらく150キロぐらい出てるんでは!?いやはやすごいところです。

湧別の手前でちょっと山に入ると、オホーツク海が一望できる展望台があるとのこと。行ってみることにします。

晴れているのに、もやで海があまり見えません。ガッカリ。

どこか海辺で撮影?

湧別の町を海側に分岐し、道道656に入り、サロマ湖の海側を走ります。別荘地のようなわりと明るい家が数軒。後は漁業を営んでいそうな家が。

右手にサロマ湖、左手にオホーツク海。海に囲まれた細長い土地です。

道の終点まで行きつくと、対岸が見えますが思ったより感動は無く、すぐにUターンしてオホーツクラインに戻ります。

どうも、昨日の暗闇爆走が悔しかったようで、海に飢えているようです。サロマ湖展望台の看板に従って、森の中の細い道をたどって山に登ります。

頂上では小さいながら眺めの良い展望台が待っていました。

足下のサロマ湖と、遠くオホーツク海が一望できて、一応満足。海が青いこと!

その後、お腹が減ってきたので網走に向かいます。昼時になると日差しがそれなりにきつく、10月だというのに結構暑いです。

R238沿い、能取湖近くに釣具屋を発見。ちょっと覗いてみます。
店のおじさんに今何が釣れてるか聞いてみると、「アキアジはもうそろそろおわりじゃなあ」とおっしゃります。
アキアジ・・・ですか。ルアーでも釣れるとのこと。後で調べてみると、サケのことだそうです。なるほどね。利尻で港を回遊していたのは鮭だったんですね。

さて、網走の街に到着。食事処を探します。しかしよくわからないので、適当に入ってみます。

すると、定食屋のような雰囲気。とにかくさかなが食べたかったので、カレイの煮付定食を頂きます。

煮つけの味付けは濃い目ですが、うまいのなんの。魚が豊富な地域では、煮付けは新鮮な魚でしかしないものだそうです。それに、付け合わせの筋子の旨いこと!ああ、今まで食ってたイクラって一体何だったの!?と思いました。

食にも満足して、ホントなら網走観光をしたいところですが、私には行かなければいけない場所があるのです。
脇目もふらず網走を後にし、十勝方面を目指します。せっかくなので、屈斜路湖を一目見て、阿寒湖経由で十勝入りしようと画策します。

女満別からR243美幌国道で屈斜路湖を目指します。国道を走ってもいいのですが、広域農道フリークとしては、脇の農道が気になってついつい脇道へ。

そうすると、前方に大型ダンプが走っています。よーく見ると何かがポロポロ落ちてきます。 丸くて薄茶色で・・・ジャガイモだ!!

大型ダンプの荷台にジャガイモ満載とは驚きました。まさに北海道はでっかいどう。

そこからは快調に高度を上げて、美幌峠に到着。

屈斜路湖を一望して満足。スケールがとにかくでかい!

更に先を急ぎます。パイロット国道で弟子屈に。湖岸に温泉街がありますが、ぐっと我慢。弟子屈からR241阿寒横断道路で阿寒湖方面に。

しかーし、ここが結構グネグネなうえ、交通量が多くペースダウン。結構疲れた区間でした。(ああ、今日のSSに間に合うかなぁぁぁぁぁぁ)

阿寒湖を通り過ぎ、足寄国道を十勝平野へGO!本日はLEG1なので、陸別付近の林道を廻るSSが設定されています。そこで、陸別の町を目指し、リエゾン区間で見物することに。

陸別の街に入ると、意外と車が少なく、それほどラリーぽくないです。唯一沿道にノボリが立っていることぐらい。

陸別市街中心部の駐車場に車を止めると、地元のお兄さんと子供達が沿道で旗を振っています。その横で見物することに。

すると、

ゼロゼロカー、

ゼロカー、そして続々とラリーカーが現れます。近所のおばちゃんの軽カーと混じって、ナンバー無しの派手な車が爆音を立てて公道を走る・・・なんて素晴らしいんでしょう!

そのうち、隣で観戦しているお兄さんと子供達と一言二言言葉を交わし、手旗を分けてもらい一緒に応援していました。

自動車評論家国沢さんですね。今となって気付きました。
(この頃はカメラの性能が悪くて、動体と夜間はホントに撮れなかったんですよね・・・)

なんだか盛り上がって、田舎町に一体感があります。

1時間ほど公道で応援したでしょうか。これは楽しい!ということで、帯広郊外のサービスパークに行ってみることに。お兄さん情報によると、チケットは残ってるんじゃないか、とのこと。
お兄さんと子供達にお礼を行って、車に乗って帯広へ向かうことに。丁度ラリーカーを追いかける形になります。

ラリーファンと思しき他府県ナンバーの車たちに混じって、日暮の帯広を目指します。道東道ではレプリカインプレッサに出会ったり、ラリー気分最高潮です。

日が暮れて、帯広市内に入りましたが、真っ暗で土地感もないので、道に迷ってしまい、スーパーSSの時間には間に合わず・・・仕方がないので北愛国のサービスパークに行ってみます。

河川敷に設けられたサービスパークは夜にも関わらず、熱気でムンムン。ラリーカーが続々と帰ってきてサービスを受けます。本当に手が触れそうな位置でラリーカーを見ることができるので、サーキットレースよりずっと親近感が湧きます。

ここにチケットセンターがあったので、チケットを買います。林道SSのチケットはソールドアウトが多かったですが、収容人員の多い陸別のオフロードコースや、札内のスーパーSSは残りがあったので、3枚ほどチケットを買いました。
(Leg2の朝のリクベツ。leg2の夜のサツナイスーパーSS、leg3の昼のサツナイスーパーSSでしたか。)

本日は帯広の入浴施設にて風呂に入って、陸別方面を目指そうかと思いましたが力尽き、士幌の道の駅で車中泊。

街灯の明かりがまぶしくてか、興奮のためかなかなか寝付けなかったことを覚えています。

いったい一日で、どんだけ移動しているんでしょうか。450kmほとんど走り続けています。5年後の自分は書いてて結構呆れているんですが。
Posted at 2010/09/28 22:43:38 | コメント(1) | トラックバック(0) | 回想 | 旅行/地域
2010年09月23日 イイね!

~回想~2005年北海道の旅 四日目 利尻島一周、ソイ大漁、最北端制覇

翌朝、早起きして釣りをするつもりでしたが、寝坊してしまい、ホテルの朝食を食べてチェックアウト。

今日は左回りの島を調査することにします。島の西側は利尻空港があり、比較的平べったい地形です。

まずは朝一の釣果を期待して鷲泊港で釣りをします。

しかし、昨日と同じサイズばかり。これはガヤですね。

サイズアップは望めなさそうなので、島を廻りましょう。

途中展望台が有ったので登ってみます。

礼文島が見えますね。

次々と漁港を巡回し生息調査を行いましたが、さっぱり釣れません。居たら釣れる魚なので、おかしいなあ~と思いまながら島のひなびた集落を通り過ぎます。

のんびり西半分を散策し、南端の仙法志御崎公園に立ち寄り。ここでもバスツアーの団体さんがいっぱい。アザラシを見る事は出来ず。

お次は沼浦湿原オタトマリ沼。ここの休憩所で利尻昆布を買います。「おばちゃん、どれがおいしいの?」「にいちゃん料理人かい?」「いいや全然」「じゃあ、どれでもそんなに違いは無いよ」「そっか。じゃあこれ」てな具合。

 そして併設の食堂では、ウニ丼はもちろん、寿司セットもあり。こちらは1800円くらいだったかな?当然旨し。

この後も地道に調査を続行。

ある港ではレアなシマソイが釣れました。かわいい。

 利尻富士をバックにソイたん。


で、結局昨日のポイントに。こいつは一番の大物。

 そして・・・爆釣モードに突入!

  連続
大物3連ちゃんも達成。1投1匹。しまいにはMHの竿が折れるほど。(いい竿だったんだけどな)

一周したことですし、生息調査は一応成功裏に終わったので、利尻は満足しました。

じゃあ、どうする?

正直、この次はまったく考えていなかったので、ひとまず夜の便で稚内に帰ることに。

そうだ、宗谷岬にも行ってないし。

フェリーを降りるとすっかり真っ暗。一路宗谷岬を目指します。

 しかし、真っ暗だったこともあり、宗谷岬はそれほど達成感も無く、隣のガソリンスタンドで最北端制覇の札を貰ったのみ。
 
さて、最北端は制覇したし、利尻島一周もできた。

日程はまだ残っている・・・さてどうしよう。もう午後7時をまわって、今日の宿どころか、今後の予定も真っ白です。

しばし考えた結果、来た道を戻るのはつまらない、するとオホーツク海を南下するしかない。

地図を広げ、その先には紋別、網走、摩周湖・阿寒湖・そしてラリージャパンの舞台、十勝平野が広がっている・・・。

よし、どうなるか分らないけれど、こりゃとにかく行ってみるしかない!と決心し、真っ暗なR238(オホーツクライン)を南へ走りだします。

途中、駐車場の広大なセイコーマートに寄り、食料を調達します。

一日中釣りをしていたこともあり、体は結構クタクタですが、暗闇を切り裂きながら南下をつづけます。

稚内から紋別の間って、ろくに宿が無いんですよね。携帯で検索をしてみますがちっともヒットしません。
これは適当な場所で温泉に入って、道の駅で車中泊だな~と思っていましたが、ちっとも道の駅が無い・・・。

道はまっすぐですが轍が深いこと、とにかく暗いこと、野生動物の飛び出しが怖いので、抑え気味に走ります。

左手は美しいオホーツク海が広がっているはずなのですが暗闇でしかありません。

遅いトラックにひっかかり、オーバーテイクを試みると実はフルトレーラーでえらい長かったり。そんなとき、ターボパワーだと焦ることなく余裕をもってパスできます。それに4WDなので轍もへっちゃら。なによりまっすぐ走るので疲労が少ないです。

2時間もぶっ続けで走ったでしょうか?オホーツク温泉の看板が現れます。今夜の風呂はココに決定。しかし、○○km先という数字がえらい長い。
なかなか辿り着きません。

もうそろそろヤバいなあという頃にやっと温泉に到着します。

オホーツク温泉ホテル日の出岬。オホーツク海が一望できる温泉らしいですが、もう夜なので見えるのは漆黒の闇のみ。残念。
さっぱりして、ロビーの蝦夷鹿のはく製をボケっと眺めて休憩。

風呂に入ると、やはり勤労意欲は減衰しますね。今夜の宿はもう少し先の道の駅おこっぺに決定。

道の駅に到着すると、バタンキューで寝てしまいました。相当疲れてたみたいです・・・。
Posted at 2010/09/23 08:46:24 | コメント(1) | トラックバック(0) | 回想 | 旅行/地域
2010年09月23日 イイね!

~回想~2005年北海道の旅 三日目 ウニとソイの島へ

翌朝、まだ朝やけが残る時間に起床。車の外に出て、気温の低さにちょっとびっくり。涼しいというより、寒い。顔を洗う水の冷たいこと。北海道に来た事を実感します。


早速出発準備をし、更に北を目指します。道央道の終点、士別までひとっ走り。そのあとは一般道をひたすら北上します。

士別、名寄市街で若干時間がかかり、国道と並走する農道に迂回したり、

 北海道らしい道を見つけては撮影したり、初めて走る北海道を満喫していました。

市街を抜けると北海道らしい直線道路と、たまに現れるなだらかな山越え。そういえばろくに飯食って無かった事を思い出し、道の駅らしきものを見つけてピットインしますが、意外と食べるものがない・・・。

そのうち天塩川と並走するようになり、美しい川に見とれながら、北海道速度で北上します。このころには交通量がぐぐぐっと減って、ほぼマイペースでドライブを楽しむことができました。

まだお昼まで時間がある、この調子だと思った以上に早く稚内につきそうだなと思い、日本海側に出て、サロベツ原野、オロロンラインを通ることに。海沿いの直線道路。考えただけでわくわくします。

天塩川に沿って海に出て、オロロンラインに合流です。

本当にま~~~~すぐな道で、視界を遮るものがない!たまーにダンプとすれ違うぐらいで、本当に気持ちのいい道。

そのうち左前方に利尻富士が見えてきます。かっこいい!

 記念撮影。
 
ここも思った以上にペースを稼げたので、抜海漁港でちょっくら釣りです。とにかく北海道で釣りをしてみたかった!

目の間に利尻富士を眺めながら、漁港で釣り。最高です。でも釣れるのはマイクロサイズのソイたん。

再び、オロロンラインに戻り、稚内をめざします。まだ昼を回ったぐらい。時間はあります。

稚内到着。北防波堤ドーム。

さあて、天気もいいし利尻島にわたることにしましょう。フェリー代金は高いですが、あんなかっこいい姿を見せられたら行くしかないでしょう。幸いフェリーがあり、今日中に渡れそうです。

フェリーの待ち時間、フェリーターミナルの駐車場で撮影タイム。

セイヨウタンポポのきれいなこと。

いよいよ、フェリーに乗船。1時間弱の船旅です。

稚内の町を海から眺め、

 徐々に大きくなる利尻富士を目の前に俄然興奮してきます。



こちらは礼文島


近づいてきました。けっこう険しい地形です。

 鷲泊港に入港。ペシ岬の独特な地形が迎えてくれます。最果て感が高まってきます。

フェリー下船後にまず出迎えてくれるのが、この売店。お土産物を売っています。昆布やウニ関係のものが多いです。島のパンフレットを入手して情報収集。

どうも、ウニ丼が名物らしい。ので、港からほど近い料理屋さんに行ってみる事に。

ウニ丼2800円を注文。確かに旨い!本土の粒々のウニとは違い、とろけるようなウニがたっぷり(ウトロで食べたウニ丼とはやはり違いますねえ)。ウマ過ぎ!

とにかく、まだ日暮には時間があるので、お待ちかねの釣りをしましょう。

目の前の鷲泊港の防波堤に行ってみます。誰も釣りをしていない(釣りをした形跡のない)防波堤なんて初めてです。

防波堤の先端に行ってみると、たまに巨大な魚の群れが防波堤沿いに回遊してます。これはいったい?

ライトリグで際を探っていると、ミニソイが。でもサイズはどれも一緒。
ペシ岬をバックにパシャリ。
 いくらでも釣れそうですが、サイズがもの足りません。カモメが盛んにおねだりしてくるので、お裾分け。
 
まだまだ島はでかい。一周しながら、目についたポイントで竿を出すことにします。

まずはメジャースポット姫沼展望台に行ってみます。姫沼に利尻富士が映り、美しい、ですが、バスツアーの熟年観光客がごった返していて、ちっとも雰囲気じゃない・・・。早々に退散して、更に右回り。

とあるポイントに到着。釣りを開始します。底が見えるほど浅いor水がきれいなのですが、ちっとも釣れません。

そのうち地元のおじさんがやってきて釣りを始めます。「チカでも釣ってるんか?」「いいや、なんかつれないかなっと」「そうか、アキアジなら朝釣れるぞ」「そうですか。」

アキアジって何?って思いながらポイント移動。所謂穴釣りを開始します。

すると、いきなりアタリが。しかも大物。ラインブレイク。

こりゃいかんとばかり、手持ちのルアーロッドでもっとも硬いやつと一番太いラインを組み合わせて、同じように釣ります。すると関西では考えられない大きさのソイが!

うう、楽しすぎる!

ひとしきり楽しんだ頃、日没サスペンド。

さあ、今夜泊まれそうなところがあるでしょうか?地図を見ても、道の駅的な車中泊に適した場所は見つかりません。そこで、携帯から今夜の宿を検索。ちょっと高いホテルですが、たまにはベッドで寝るのも良いでしょうとチェックイン。


どうも団体様御用達のホテルらしく、飯は決してうまい代物ではありませんでした。残念。でも、白いシーツの上で眠れるだけ幸せです。今日もいっぱい走ったな~。利尻まで来ちゃったよ。明日はどうなる事やら・・・Zzzzz
Posted at 2010/09/23 08:44:39 | コメント(1) | トラックバック(0) | 回想 | 旅行/地域

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何シテル?   11/17 19:49
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