
アクセラの車検のついでに新型CX-5の試乗をさせてもらったので簡単にレポートします。
その前に・・・とうとう私の担当店舗が新世代店舗にリニューアルしました!パチパチパチ!

もうすごくカッコ良くて、今までの親しみやすいディーラーから、すっかりオシャレホテルみたいになっちゃって、嬉しいやら戸惑うやら(笑)紙コップのコーヒーからカップ&ソーサーの美味しいコーヒーに変わったりして、次からはジャケットとか着ていかないといけないのでしょうか・・・
そして、ソウルレッドで統一されたショールームのクルマたち。キリッとしておりますよ。配置の位置から照明の角度まで細かく調整されているそうです。素晴らしい。
そしてそして、注目は新型CX-5(右)の新色、ソウルレッドクリスタルメタリック。左のCX-3のソウルレッドプレミアムメタリックと比べて、陰影のダークさが一目瞭然ですよね。日中見ると違いがわかりませんが、日陰や夜間などはドキッとすると思います。
営業マンに勧められるまま、試乗に向かいます・・・
試乗車はXDのLパッケージ。ディーゼル。

まずは後席で試乗、ということでいつもと違うパターン。乗り込んで気づくのはアームレストのシートヒータースイッチ。装備が豪華!

そして、リアシートのリクライニング。ちょっとした角度がつけられるだけなのですが、その効果は絶大・・・長距離後席に乗るとリラックスできるでしょう。

そして、プラスチックパネル部分の塗装がカッコいい・・・安っぽさはありません。すげー深化してる〜。昔のマツダを知る者としては、その成長ぶりに目頭が熱くなります。

さらにアームレストの蓋を開けると何やら見慣れないモノが・・・

うおっと、スマホ給電用のUSBジャックまでついてる・・・すごい深化っぷり。きっちり装備を充実させてきてますね。

さ、後席の乗り心地は、というと・・・正直いつもは前席にしか乗らないので、特に何も思わなかったのです・・・
全く不愉快なところはなく、何も気にならない・・・ということは素晴らしいのではないでしょうか。乗り心地、突き上げ、騒音、シートの座り心地・・・どれをとってもなんにも気にならない=違和感がない=素晴らしいということなのかもしれません。長く乗ると良さがジワジワくるタイプ、と推測します。
いよいよステアリングを握ることに。

うむ。なーんにも違和感なし。いつもマツダ車に乗っているのでシートポジションもペダルポジションもピタッと決まります。センターコンソールの位置が高くなっているので腕・手の収まりが良いです。先代は確かにセンターコンソールまわりがスカスカで落ち着かなかったです。
運転感覚は、これまたなんの違和感もなく、逆になんの引っ掛かりもなく、印象に残らない・・・自然にすっと運転できる。アクセルを踏むと踏んだだけ前に進む、逆に進みすぎることもない。ブレーキも自然。減速時のエンブレのショックもない。自分の感覚に合いすぎて、あたりまえで、なんの印象も残らないのです。ステアリングも程よい重さとしっとり感だし・・・文句はないけど全部が良いので褒めるのも難しい。
視点が高いので全幅1840mmの大きさすらあまり感じません。運転しやすいことこの上ない。

唯一気になったのはヘッドアップディスプレイ。フロントガラスに照射するタイプに変わったけど、偏光グラスをかけていると表示が見えない。最大輝度にしても速度計がなんとなく見えるぐらい。これは個人的にはマイナスポイント。
助手席の妻は「ものすごく良かった!静かで乗り心地も良くて、内装もいいし気に入った!!!!欲しい装備(ステアリングヒーター、ポジションメモリー付きパワーシート、全車速追従クルーズコントロール)が全部ついているし!!!(但しLパッケージ)」と大絶賛。
私は、ノーインプレッシブ。ふーんという感じ。多分他社の車と乗り比べるとその良さがすごくわかると思うんですが、私自身がマツダマツダマツダしているので、ほんと水や空気と同じレベルにマツダ車がなっちゃってる気がする。
試乗を終えて外装チェック。

ライト。正直先代の方が生き物っていうか動物っぽくて眼に意思が感じられて表情豊かだったのですが、新型はサイボーグ的なキカイっぽさを感じちゃいます。顔つきはなかなか難しいところ。でも街で見かけるようになると、水平基調の顔つきがクールで大きいサイズでなにより高価なクルマに見えます。だんだん慣れてきました。

あと、グリル。非常に凝っていますが、確かに洗車の時に手間がかかるなあ。

リアは先代に似ていますが、塗装部分が下方に伸びているのでこれまたサイボーグっぽい。上質といえば上質ですね。
と、試乗の際はピンとこなかったのですが、じわじわと良さが理解できるようになってきました。これは長距離走るといいクルマだと実感するのでしょうね。1週間ぐらい北海道とか九州に乗って行きたいです。
ショールームに戻ってその他のクルマもチェック。

CX-3に追加されたノーブルブラウンの内装。ナッパレザーのシートは非常に座り心地が良いですね。質感も高いし、展示車に座っただけで離れがたくなっちゃいいました。イイ!

デミオに追加されたテイラードブラウンの内装。これも可愛くて非常に良いです。セカンドカーに欲しいです。ただし、運転席のシートは若干座面が短く感じちゃいます(後で問題ないことがわかるのですが)

肌触りもイイし、こりゃ魅力的ですね。
知らない間にジミーにどんどん良くなってるマツダ車、おそるべしです。
車検の代車は2015年式デミオちゃん。XDなので、ディーゼル。Gベクタリングコントロールは未搭載ですが、エンジン・アクセルレスポンス・足回りなど改良されたバージョンですね。

これがこれが、ものすごーく気に入ってしまいました!コンパクトサイズと軽量ボディでキビキビと動く上、レスポンス抜群のディーゼルエンジンで、打てば響き、ぐっと前に出る加速が痛快爽快です!正直後席や荷室は必要最小限ですが、それ以上に人馬一体感がハンパないです。

街中での扱いやすさはさすが5ナンバーサイズ。にもかかわらず、高速でもビシッとまっすぐ走るし速度をそれなりに上げても不安感はなし。さすがに風切り音、ロードノイズは上位クラスのアクセラCX-5より大きめですが、そんなこと気にならないくらい全域で走りが超気持ちよい!ワインディングも走りましたが、トルクがあるのでスイスイと走ります。タイトコーナーでは若干脚の柔らかさを感じますが、乗り心地とのバランスは非常に良いと思います。

とまあ、高速、上りのワインディング、一般道を交えて走って、平均燃費は19.5km/Lと大変優秀。これで軽油ですから非常にランニングコストは低いです。ああ、気に入った気に入った。やっぱり私は小さいクルマが好きなのだな〜と改めて思った週末でした。
あれ!?CX-5の試乗記のはずがデミオXDの試乗記になっちゃいました(笑)
Posted at 2017/04/04 22:59:54 | |
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