《ヘッドラインニュース》
レッドブルF1チーム代表のクリスチャン・ホーナーは、メルセデスはルイス・ハミルトンとニコ・ロズベルグのチームメイト関係を続けられるのかどうかを考えるべきだと主張する。
スペインGPのオープニングラップでの同士討ちから、4レース目となるオーストリアGPの最終ラップで、またしてもハミルトンとロズベルグが接触。トップを走行していたロズベルグはフロントウイングを損傷し、4位でレースを終えることになった。ハミルトンはトップでチェッカーを受け、今季3度目の優勝を手にした。
ホーナーは、タイトル争いをするチームメイト同士の管理が容易ではないことを認めている。また、このような接触が再度起きる可能性が高いため、メルセデスはドライバーのマネージメントに取り組むべきだと言う。
「このペアは、チームとして、いつまで続けられるものなんだろうか? いまの状況で、ふたりにこれだけの競争力があるかぎり、これからだって……。この問題は、今回のレースと切り離せる問題ではない。一方で、スポーツにおいては魅力的な要素でもある。優勢なマシンがある場合、ドライバー同士が接戦になるのは素晴らしいことだ」
レッドブルでも、以前セバスチャン・ベッテルとマーク・ウェーバーがタイトル争いをしていた時期に、同様の事故が発生していた。この状況でのチームメイト同士の管理は、どれほど困難なものなのだろうか。
「きわめて困難だ。いくらチームプレイヤーだと言ったところで、彼らはドライバーであり、彼ら自身のために戦っている。モータースポーツにおいて最も大きな賞の獲得に向けて戦っているのだから、最終的に、それぞれがそれぞれにとって正しい行動を取ることを止めることはできない。まだ事故のリプレイ映像は見ていないが、今シーズン中に同様の事故がまた起こるという確信がある」
メルセデスのトップであるトト・ウォルフは、チームオーダーを出す考えがあるとの発言をしたが、ホーナーは不要だと言う。
「彼らの後方には十分なマージンがあるのに、なぜ、そんなことを考える必要があるんだ? この状況は間違いなくF1を面白くしてくれている。仲の良くないチームメイト同士がいるというのは、F1にとっては良いことだ」
記事について
タイトル争いがチームメイトになってしまったらこういうのは、必ずあることだからね。いちいち気にしてチームオーダーとかする必要ないと思う。今回のクラッシュにしたってケガのない大丈夫なクラッシュだし、同士討ちがあることによってランキング変わったり番狂わせな要素があるからチームメイトでタイトル争いになっちゃったらガチでバトルすればいいんですよ。そもそも他がメルセデスに追いつけないからニコとハミが揉めるんだし(^_^;)ランキング2位にフェラーリのベッテルかライコネンが付けるとかして頑張れってんだ(≧Д≦)
多分、またニコとハミの接触は、起きそうだな…どこかな?シンガポール?鈴鹿かな?なんてね(ゝω・)
《結果》
2016年F1第9戦オーストリアGP、7月3日に行われた決勝レースは、メルセデスのルイス・ハミルトンが今季3勝目を挙げた。2位はレッドブルのマックス・フェルスタッペン、3位に僅差でフェラーリのキミ・ライコネン。最終周でチームメイトのニコ・ロズベルグに勝負を仕掛けたハミルトンが劇的な幕切れで今季3勝目、通算46勝目を手にした。マクラーレンは3番手からスタートしたジェンソン・バトンが6位入賞と健闘。フェルナンド・アロンソは完走できず、18位扱いとなっている。
上空が曇り空に覆われ、ところどころ雨粒が落ちていたものの心配されたほどの雨はなく、決勝は気温15度、路面温度26度、ドライコンディションのもとでスタートした。ハミルトンはポールポジションからから順調にポジションをキープしたが、フロントロウに並んだフォース・インディアのニコ・ヒュルケンベルグが出遅れ、バトンが2番手に浮上、後方にキミ・ライコネン、ヒュルケンベルグ、ロズベルグが続く展開となる。
3周目、ピットレーンからスタートしたトロロッソのダニール・クビアトがマシンを止めてリタイア。ハミルトンは順調にレースをリードする後方で、ライコネン、ロズベルグ、レッドブルのマックス・フェルスタッペンが次々とバトンをオーバーテイクしていき、バトンは9周目に7番手でピットに向かう。続いて上位勢では10周目にロズベルグがピットイン、タイヤをウルトラソフトからソフトに交換し、ファステストラップを記録しながら再び追い上げていく。
ハミルトンはウルトラソフトで走り続け、21周目にピットイン。タイヤをソフトに替えて4番手でコースに復帰。翌周にはライコネンもピットインしたため、ここでフェラーリのセバスチャン・ベッテルがトップに立つ。しかし27周目に入った直後、ホームストレート上でベッテルの右リヤタイヤが突然バースト。ベッテルはスピンを喫して、1コーナー手前でストップして戦線離脱。セーフティカーが導入され、ロズベルグ、ハミルトン、フェルスタッペン、レッドブルのダニエル・リカルド、ライコネンというトップ5で折り返しを迎える。
レースが再開すると、ロズベルグとハミルトンはファステストラップを記録しながら同等のペースで周回。その差はつかず離れず、約1秒~2秒の間隔で周回が重ねられていく。後方では、ヒュルケンベルグにピットレーン速度違反のため5秒加算のペナルティが科せられ、予選までの勢いに陰りが見えている。バトンはザウバーのフェリペ・ナッセをかわして7番手に浮上。レッドブル2台はフェルスタッペンがリカルドの前方3番手を走行し、ライコネンは5番手をキープする。
そして54周目、ハミルトンが2回目のピットイン。タイヤをソフトに交換してコースに復帰したが、2コーナーのブレーキングでミスを犯してタイムロス。その後ロズベルグがピットインすると、ロズベルグは2番手でコースに復帰、ハミルトンは3番手となってしまう。トップを走行するのはフェルスタッペンだったが、メルセデス勢をおさえきれず、ロズベルグ、ハミルトンにかわされて3番手に後退。ロズベルグはスーパーソフト、ハミルトンはソフトタイヤという状態でレースは終盤を迎え、コース上での一騎打ちの様相を呈していく。
2台はバックマーカーを巧みに処理しながら、チェッカーへ向けて進んでいく。ロズベルグが逃げ切るのか、それともハミルトンがオーバーテイクするのか──。前方がクリアになり、完全に2台だけの戦いに固唾を飲む展開となったが、最終ラップの2コーナーで事件が起きた。ハミルトンがアウトからロズベルグに並ぶも、ロズベルグはインを譲らず、2台は若干アウトに寄りながら接触。ハミルトンはコース外に押し出され、ロズベルグはフロントウイングを破損。コースに復帰したハミルトンがトップに立ち、ロズベルグはペースダウンしながらフェルスタッペン、ライコネンにかわされて万事休す。そのままハミルトンがトップでチェッカーを受け、ドライバーズ選手権で、ロズベルグの153ポイントに142ポイントと迫り、差を11ポイントにつめた。
2位にはフェルスタッペンが入り、初優勝を果たした第5戦スペインGP以来となる表彰台を獲得。3位ライコネンは今季4度目の表彰台。ロズベルグは勝利を逃し、くやしい4位。6位バトンは今季ベストの成績を記録した。7位はハースのロマン・グロージャンがロシアGP以来のポイント獲得。8位はトロロッソのカルロス・サインツJr.、9位はウイリアムズのバルテリ・ボッタス。マノーのパスカル・ウェーレインが10位に入り、F1初入賞。チームにとっても待望の初ポイントとなった。
フォース・インディアのセルジオ・ペレスは周回遅れで、最終ラップにコースアウト。ブレーキを失ったためで、17位完走扱いとなった。ヒュルケンベルグ、アロンソは、ともに64周でピットに入り、マシンを降りている。ベッテルはロシアGP以来のリタイアとなり、ライコネンと選手権で同ポイントに並んだ。
《リザルト》
1位 No.44
L.ハミルトン / Mercedes
1h27'38.107
2位 No.33
M.フェルスタッペン / Red Bull Racing
+0'05.719
3位 No.7
K.ライコネン / Ferrari
+0'06.024
4位 No.6
N.ロズベルグ / Mercedes
+0’26.710
5位 No.3
D.リカルド / Red Bull Racing
+0'30.981
6位 No.22
J.バトン / McLaren
+0'37.706
7位 No.8
R.グロージャン / Haas
+0'44.668
8位 No.55
C.サインツJr. / Toro Rosso
+0'47.400
9位 No.77
V.ボッタス / Williams
-1Lap
10位 No.94
P.ウェーレイン / Manor
-1Lap
11位 No.21
E.グティエレス / Haas
-1Lap
12位 No.30
J.パーマー / Renault
-1Lap
13位 No.12
F.ナッセ / Sauber
-1Lap
14位 No.20
K.マグヌッセン / Renault
-1Lap
15位 No.9
M.エリクソン / Sauber
-1Lap
16位 No.88
R.ハリアント / Manor
-1Lap
-位 No.11
S.ペレス / Force India
(DNF)
-位 No.14
F.アロンソ / McLaren
(DNF)
-位 No.27
N.ヒュルケンベルグ / Force India
(DNF)
-位 No.19
F.マッサ / Williams
(DNF)
-位 No.5
S.ベッテル / Ferrari
(DNF)
-位 No.26
D.クビアト / Toro Rosso
(DNF)
《感想》
終盤のロズベルグVSハミルトンが凄い争いっていうか問題というか亀裂というか…まぁ、クラッシュするまでは、凄いいいレースだったな~フェルスタッペンの粘りの走りを退けハミルトンから逃げるトップのロズベルグ!ファイナルラップまで目の離せない展開!逃げ切ればロズベルグとしては、6番手からトップに返り咲きハミルトンを従えて勝つ最高のレースに!それがまさかの同士討ちでパーですよ。優勝は、ハミルトンに持ってかれて、フェルスタッペン、ライコネンにも抜かれて表彰台にも上がれないし、オマケに10秒のタイムペナルティとペナルティポイント2点が科せられるとかロズベルグ悲しすぎるでしょコレ。当たらなきゃ2位で終われたのにな~もったいない。んで、4位フィニッシュでペナって何位だろ?順位かわんのかな?リザルト合ってないかも(^_^;)こんなどんでん返し誰が想像したよって感じだな。
ハミルトンは、ロズベルグから当たって来たって言ってるけど…ハミルトンは、確実にロズベルグに当て返してるからな~お互い接触してるからおあいこだよな。ロズベルグだけに10秒のタイムペナルティとペナルティポイント2点が科せられるのは、変だと思うよ。当て返しちゃマズいでしょう…スチュワードがそう判断してるから仕方ないけど。でも、ハミルトン、あの勝ち方でも嬉しいんだって思った。勝ちは勝ちって考えなのかヨーロッパは…(-ω-;)メルセデスは、接触が印象的なレースだったです。
フェラーリは、ライコネンもベッテルもスタートが良かったな~特にライコネンが珍しくいいスタート出来てた気がした。バトンといい感じに上がってたよな~ヒュルケンベルグがミスったのが大きいのかな。そこからバトンが下がって一時は、ベッテルと1-2で走ってたらまさかのベッテルのタイヤバーストだし…あれがなかったらライコネンは、表彰台に居ないだろうな。中盤は、動きないけど…どことなくフェルスタッペンVSライコネンが終盤あるだろうなって観てたら案の定そうなってね。この2人うまいから観てて白熱したよ。抜けそうで抜けないし、近づいても粘るフェルスタッペンが相手だからね。若さって力だなぁ~。ファイナルラップまで縺れたけど。今回もライコネンは、勝てず…ニコが下がってくれたからなんとか3位表彰台。まぁ、ライコネンが表彰台に乗れただけでいいんですヾ(≧∇≦)それだけで最高だぁ!
ベッテルのタイヤバーストは、なんで起きたんだろうな?作戦の問題じゃないらしいし…ベッテルも何も変化感じなかったみたいで、またピレリは、爆発するタイヤを配りだしたのか~?って感じですかね?(≧Д≦)
まぁ、原因が何にしてもあの周でピットインしとけばリタイアしないで済んだのに勿体ないってことなんです。せっかくの1-2体制だったのにね。それにフェラーリじゃタイトルの可能性あるのベッテルなのに一番やっちゃいけない0ポイント…レースしちゃったのは、チームとしてもベッテルとしても痛いよな(ToT)次のシルバーストンなんかGが強いからまたタイヤバーストするんじゃないのか~(・_・;)
フェルスタッペンは、凄い奴だよな~ついこないだレッドブル来たばかりで前から居たような活躍だもんな~チャンピオン争いしてるメルセデス2台に対して失うモノないから粘る粘る(≧∇≦)bあのまま頑張って優勝しちゃって欲しかったわ~最後は、メルセデスの事件のおかげで2位浮上だしマックスは、持ってる男なんだなヾ(≧∇≦)リカルドの影が薄くなっていなければいいけど…今週も活躍出来るかなって感じだな。
最後に、マクラーレンホンダだね。バトンは、3番手スタートからかなり頑張ってたと思いますね!去年と比べたらレース出来てたから少しずつレベル上がって来てる感じがして嬉しかったな。オーバーテイク結構してたからねバトン!
アロンソは、なんかトラブルでリタイアしてたけど…この差は、なんなんだろうな?2台とも同じパフォーマンスを見せれるように進歩してほしいな!頑張れマクラーレンホンダ!