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アンポン友樹のブログ一覧

2015年06月28日 イイね!

2014-2015 Rd.11 Formula E London Grand Prix Race 2




運命のフォーミュラE最終戦。予選の時とは打って変わり、上空には青空が広がり、まばゆい日差しが木漏れ日となってコース上に降り注ぐ。路面は、大方乾いている。

 そして迎えたスタート。アレックス・フォンタナ(トゥルーリ)が大きくスタートミスし、後方へ下がる。ブエミはブルーノ・セナ(マヒンドラ)を抜いてポジションをひとつ上げるも、若干の接触があったか? ディ・グラッシは9番手、ピケJr.は12番手に順位を上げている。

 ただし、ピケJr.のペースは上がらず、11番手を行くチームメイトのオリバー・ターベイから徐々に引き離されてしまい、5周目の段階では約6秒の差がつく。なおこの5周目、ファビオ・ライマー(ヴァージン)の右フロントフェアリングが外れて飛び上がってしまう。山本左近やダニエル・アプト(アウディ・アプト)らに当たりそうだったが、なんとかこれをかわして事なきを得た。



 7周目、ヤルノ・トゥルーリ(トゥルーリ)を攻めていた山本左近は、トゥルーリに追突。左近はこの事故でサスペンションアームを壊してしまい、そのままリタイア。左近はこれでフリー走行2回目、予選、決勝と、3セッション連続のクラッシュ、しかも2戦連続リタイアという、ほろ苦いフォーミュラEデビューとなってしまった。

 8周目を終えたところでニック・ハイドフェルド(ベンチュリ)がマシントラブルのため緊急ピットインし、早々にマシンを乗り換えている。



 11周目、ペースの上がらないピケJr.だが、他車と比べてエネルギー残量が多い。多くのマシンが残り30%を切っているところ、ピケJr.はまだ38%ものエネルギーを残しており、ピットインのタイミングを遅らせる戦略であることが明るみに出る。

 12周目、前と2秒近く離れていたブエミは、ファンブーストを使用。これで1分27秒839というこの時点でのファステストタイムを記録する。フォーミュラEでは、ファステストラップにも2ポイントが与えられることになっており、この2ポイントはチャンピオンを争うブエミにとっては非常に貴重だ。

 14周目、ポールポジションからスタートし、首位を快走していたステファン・サラザン(ベンチュリ)、ロイック・デュバル(ドラゴン)らがピットインする。ディ・グラッシもこのタイミングでピットインだ。ブエミは7%、ピケJr.は14%エネルギーを残しており、ここはステイアウトする。



 ブエミは15周目にピットイン。4番手でコースに復帰するも、ターン3で痛恨のスピン! 順位を6番手に落としてしまう。ピケJr.はこの周もステイアウト。先頭グループよりも2周も走行距離を伸ばすことに成功したのだ。

 続く周回でピケJr.がピットインし、10番手でコースに復帰。しかし、後方からはニコラス・プロスト(e.ダムス・ルノー)が迫ってくる。ピケJr.はアウトラップのターン3でリヤを滑らせながらもポジションを死守。さらにこの周、チームメイトのオリバー・ターベイがピケJr.を援護。1分27秒463を記録し、ブエミからファステストラップを奪い取ったのだ。



 19周目、ヴァージンのライマーがクラッシュし、セーフティカーが出動。隊列が詰まり、これでチャンピオン争いの結末はますます分からなくなってきた。そして22周目からレースが再開。ターベイとピケJr.のネクストEV TCRの2台が同時にファンブーストを使って前を追う。バードはデュバルを抜いて2番手に浮上。この間隙を突いて、デュバルのチームメイトであるジェローム・ダンブロジオ(ドラゴン)も3番手に上がる。

 23周目にはターベイがピケJr.にポジションを譲ってピケJr.が9番手に。ピケJr.はその勢いのままにアムリン・アグリのサルバドール・デュランまでもターン14でオーバーテイク! この時点で8番手に上がり、このままチェッカーを受ければ1ポイント差でチャンピオン、という位置まで追い上げてくる。



 25周目、そのままの位置にいてはチャンピオンにはなれないブエミが、ファンブーストを使ってセナに攻撃をしかける。しかし、セナのブロックは巧みであり、しかもブエミが通ったライン上には大きなデブリが落ちていて、オーバーテイクは不発。その後もブエミはセナを攻め続けるが、なかなか攻略できない。28周目にはブエミのノーズがセナのリヤエンドに完全に当たる位置まで攻め立てても、やはり抜けない。



 迎えた最終ラップ。20周目以降からのサラザンとバードの先頭争いも熾烈である。しかし、サラザンのバッテリー残量は残りわずか。それでも最後までサラザンがバードを抑えきり、トップでチェッカーを受ける。しかしサラザンのバッテリー残量は、チェッカーを受ける前にゼロ表示となっており、49秒加算のペナルティ。これでバードが第2戦プトラジャヤ以来となる2勝目を飾ることになった。2位にはダンブロジオ、3位にはデュバルと、ドラゴンの2台が2-3を占めた。

 気になるのはチャンピオン争いだ。最終ラップのターン15、ブエミがセナのイン側につき、ホイール同士が接触するサイド・バイ・サイド状態に。しかし、やはり抜けない。そしてそのまま6番目でチェッカー。ディ・グラッシ、ピケJr.と続けてチェッカーを受ける。サラザンにペナルティが課せられ、それぞれの順位はひとつずつ繰り上がったものの……結局ピケJr.が通算獲得ポイントを144とし、ブエミに1ポイントの差でフォーミュラEの初代王者に輝いた。ディ・グラッシは133ポイント獲得でシーズンを終了している。



 これまでの各レースも激戦だった。しかし、今回のレースは特に、各ドライバーが誇りとそして初代の王者をかけて戦った、最後までどうなるか分からない、激戦だったと言えよう。特にチャンピオンを獲得したピケJr.は、予選での降雨+赤旗中断という不利を受けながらも、クレバーの戦略と果敢なドライビングで追い上げ、チャンピオンをもぎ取ったのは見事と言うほかない。対するブエミは、アウトラップでのスピンが痛すぎた。あれがなければ、ブエミがチャンピオンだったはずだ



 これでフォーミュラEの第1シーズンが終了。次のシーズンからは、パワートレインの開発が解禁されることになる。また、DS(シトロエンの1ブランド)などの参入が発表されており、人と人の戦いに、より高度なテクノロジーの戦いが加わってくることになりそうだ。



■ロンドンGP Race2 決勝リザルト

POS / NO / DRIVER / TEAM / LAPS / TIME / GAP

01 / 2 / Sam Bird (FL) Virgin Racing / 29 / 45:48.792 / 0

02 / 7 / Jerome d'Ambrosio / Dragon Racing / 29 / 45:55.765 +6.973s

03 / 6 / Loic Duval / Dragon Racing / 29 / 45:58.222 / +9.430s

04 / 21 / Bruno Senna / Mahindra Racing / 29 / 45:58.939 / +10.147s

05 / 9 / Sébastien Buemi / e.dams-Renault / 29 / 45:59.481 / +10.689s

06 / 11 / Lucas di Grassi / Audi Sport ABT / 29 / 45:59.996 / +11.204s

07 / 99 / Nelson Piquet / NEXTEV TCR / 29 / 46:00.353 / +11.561s

08 / 77 / Salvador Duran / Amlin Aguri / 29 / 46:01.194 / +12.402s

09 / 88 / Oliver Turvey / NEXTEV TCR / 29 / 46:02.934 / +14.142s

10 / 8 / Nicolas Prost / e.dams-Renault / 29 / 46:03.327 / +14.535s

11 / 66 / Daniel Abt / Audi Sport ABT / 29 / 46:11.962 / +23.170s

12 / 28 / Simona de Silvestro / Andretti / 29 / 46:13.402 / +24.610s

13 / 5 / Karun Chandhok / Mahindra Racing / 29 / 46:20.293 / +31.501s

14 / 18 / Alex Fontana / Trulli / 29 / 46:27.215 / +38.423s

15 / 30 / Stephane Sarrazin (P) * / Venturi / 29 / 46:37.472 / +48.680s

16 / 27 / Jean-Eric Vergne / Andretti / 28 / 44:45.507 / +1 lap

17 / 23 / Nick Heidfeld / Venturi / 23 / 40:28.478 / +6 laps

18 / 3 / Fabio Leimer / Virgin Racing / 17 / 27:17.360 / +12 laps

19 / 10 / Jarno Trulli / Trulli / 14 / 22:17.848 / +15 laps

20 / 55 / Sakon Yamamoto / Amlin Aguri / 6 / 9:21.340 / +23 laps

(P) = Started race on pole/(FL) = Fastest lap of the race

* Car 30 (Sarrazin) 49-second time penalty for exceeding maximum energy usage




やっぱり最後は、スタンディングスタートで行きたいよね~。初代王者が決まるってレースだから気合い入ってるみたいでバトルが凄いは、接触多いわ、左近選手クラッシュしたりで(ニックは、トラブル起きたマシンをピットまで押してくし)激しかったね。ファイナルラップなんかもうバッテリー0%のマシンいたりでカオスなことになってたから笑えたよ。テレ朝のアナウンサー落ち着いて~って感じだったりで。思ったのは、レースでトップを走ってるバードの状況よりドライバーズチャンピオンシップのトップ争いのことをずっと話してるからレース全体がどうなってるのか一瞬、分からなかったんだよね(だれが今トップ走ってるのかとか)、F1とかならレースの状況を話ながらチャンピオン争いの話してたりするからなんだか違和感だった。

チャンピオン争いは、ドラマチックだったね。1ポイント差だったからな~ブエミがスピンしなければタイトルは、ピケJr.でなくてブエミだったのは確かだよ。初代でダブルタイトル取れたらカッコよかったろうに~あの自爆は、勿体ない。それからやっぱ優勝でチャンピオンを飾って欲しかったな。
チャンピオンのピケJr.は、F1追放?されてから6年越しでフォーミュラE初代チャンピオンっていう大きい功績を得られたから良かったよ。F1追放とか厳しいな~とか思ってたけど、逆にフォーミュラEって場でチャンピオン取れたってことで良かったんだね。あのままF1やっててもベッテルが勝ち続けてたしね。ともかくピケJr.おめでとう(≧∇≦)b Fantastic Job!!ですよ。

という訳で去年の10月からフォーミュラEを見てきましたけど、コース次第でエキサイト出来るしいいですね!これから日本も公道レースを開催しやすくなるみたいだしいずれお台場GPとかやって欲しいね(笑)

今シーズンは、初開催でマシンがみんな一緒だったこともあるし、来期から空力パーツとかも付けられるようになるからそれでチームに個人差が出て来てくれれば面白くなってくるんじゃないかなって思いました。後、バッテリーの持ち時間とかも時が経つにつれて良くなってピットインでマシンを乗り換えないで済むようになればさらにいいね。前半ドライバーと後半ドライバーとか分ければ面白いかもな~。毎年レギュレーションちょこちょこ変わるだろうし、フォーミュラEのこれからが楽しみですね。

レッドブルのクリスチャン・ホーナーは、フォーミュラEは、F1の脅威にならないって雑誌のインタビューで答えてたみたいだけど。果たしてそうなんだろうか、F1並になるには時間が掛かりそうだけど…いずれ追い越す日がくるんじゃないかなって思いました。

これでフォーミュラEのブログは、終わりますが…テレビでの観戦は、続けていこうかな~と思いますo(^▽^)o

それでは(^_^)ゞ見てくれた人、ありがとうございます(≧∇≦)b

Posted at 2015/07/03 19:58:51 | コメント(0) | トラックバック(0) | Formula E | スポーツ
2015年06月27日 イイね!

2014-2015 Rd.10 Formula E London Grand Prix Race 1




いよいよ大詰めとなった、フォーミュラEのファーストシーズン。その最終2レースの舞台は、イギリスはロンドン市内のバターシーパークに特設されたコース。コース幅が狭く路面もバンピーということで、非常に難しいコースである。ターン1に大きなバンプがあるということで、フリー走行2回目開始前にウォールを拡大してその部分を保護。結果としてこの部分のコース幅はさらに狭くなっている。

 ピケJr.、ディ・グラッシ、ブエミの3人に絞られた初代チャンピオン争いも熾烈。ランキング3位のブエミが予選で意地を見せてポールポジションを獲得。ディ・グラッシが3番手、ピケJr.が4番手と、主役たちが前方のグリッドに顔を並べた。今回久々の実戦レースとなる山本左近は17番手からのスタートである。



 いつものスタンディングスタートではなく、ローリングスタートでレースが開始されることとなった。改修されたターン1は常にイエローフラッグ区間となっていて、オーバーテイクは禁止されている。

 2周目の3コーナーから実質的なレースはスタート。ブエミが危なげなく先頭をキープし、ダンブロジオが2番手をキープする。3周目にレースは早くも動きを見せる。ピケJr.がファンブーストを使ってディ・グラッシに襲いかかる。しかし、両者は若干接触し、ピケJr.のオーバーテイクは失敗。その隙をベルニュに攻められ、ピケJr.は5番手に落ちてしまう。しかもピケJr.はベルニュについていくことができず、今度はニコラス・プロスト(e.ダムス・ルノー)に攻め立てられてしまう。エネルギーも他車よりも多く使ってしまっているようだ。



 ピケJr.を攻略したベルニュの勢いは衰えず、今度はディ・グラッシに迫り、前をうかがう。そして7周目にディ・グラッシをパスし3番手に上がる。前が開いたベルニュは、ファステストラップを連発して、今度はダンブロジオとの差を縮めていく。しかし、エネルギーの消費量は多く、11周目には残り30%を切ってしまう。その11周目、さらには12周目に先頭をひた走るブエミがファステストラップを連発して、後続との差を広げはじめる。

 14周目を走り切ったところで、ベルニュ、ディ・グラッシ、ピケJr.がピットインし、マシンを乗り換える。後方では左近のペースが1分39秒台までがくりと落ち、順位を落としてしまう。シフトアップ/ダウンのタイミングで、マシンが激しくノッキングしているようだ。

 15周目にはブエミ、ダンブロジオ、プロストらがピットイン。サム・バード(ヴァージン)だけがステイアウトだ。左近もピットに戻りマシンを乗り換えるが、今度はピットレーン出口でマシンの電源が落ちてしまうトラブル。メカニックによってガレージに押し戻され、残念ながらリタイアとなってしまう。



 バードは16周目終了時点でピットに入り、これで全車のマシン交換が完了。しかしダニエル・アプト(アウディ・アプト)の挙動がおかしく、ターベイ、サラザン、デュランらに次々とパスされてしまう。そして、挙げ句の果てには最終コーナーでクラッシュ。セーフティカー出動のきっかけを作ってしまう。

 レースが再開されたのは21周目から。残り8周の超スプリントレースになる。各車とも70%前後エネルギーを残しており、バッテリー切れの心配はほとんどなくなった。

 ここからは僅差の接近戦が展開。ピケJr.がディ・グラッシの背後にピタリとついて、ファンブーストを使うタイミングをうかがう。ブエミは、ダンブロジオとの差を1秒に保って先頭を逃げる。

 24周目にピケJr.が2回目のファンブーストを使ってディ・グラッシに迫るも抜けず。なお、ブルーノ・セナ(マヒンドラ)は、7番手を走っていたもののピットレーンの速度違反でドライブスルーペナルティが課せられ、ポイント圏外に落ちてしまう。

 ピケJr.の攻撃を退けたディ・グラッシは、変わってベルニュに迫るも、なかなか抜くことができない。ピケJr.は、今度は後方からバードに迫らせ、非常に苦しい状況だ。



 最終ラップ、ブエミはダンブロジオに対して余裕のリードを築き、そのままトップチェッカー。一度も首位を明け渡すことのない、完璧な戦いぶりを見せた。2位でゴールしたのはダンブロジオ。以下ベルニュ、ディ・グラッシと続いた。ディ・グラッシは最後までベルニュを攻略できなかったが、ファステストラップを記録して、貴重な2ポイントを加算した。

 ピケJr.はエネルギー残量が2%というギリギリの状態でゴール。最後はピットインを遅らせる作戦が成功し、しかもエネルギーをたっぷりと残しているバードに詰め寄られるものの、なんとかこれを凌いで5位を死守している。

 この結果、ピケJr.が通算獲得ポイント138のランキング首位で明日(6月28日)の最終戦へ。しかしポール・トゥ・ウインのブエミが133ポイントとして、その差5ポイントに近づけてきている。また、ディ・グラッシも125ポイントとなって、初代チャンピオン争いは完全にこの3人に絞られた。なおこのレースの結果、e.ダムス・ルノーがチームタイトルを確定させている。



■ロンドンGP Race1 決勝リザルト

POS / NO / DRIVER / TEAM / LAPS / TIME / GAP

01 / 9 / Sébastien Buemi (P) / e.dams-Renault / 29 / 47:54.784 / 0

02 / 7 Jerome d'Ambrosio / Dragon Racing / 29 / 47:55.723 / +0.939s

03 / 27 / Jean-Eric Vergne / Andretti / 29 / 47:56.451 / +1.667s

04 /11 / Lucas di Grassi (FL) / Audi Sport ABT / 29 / 47:57.193 / +2.409s

05 / 99 / Nelson Piquet / NEXTEV TCR / 29 / 48:02.154 / +7.370s

06 / 2 / Sam Bird / Virgin Racing / 29 / 48:02.546 / +7.762s

07 / 8 / Nicolas Prost / e.dams-Renault / 29 / 48:03.337 / +8.553s

08 / 6 / Loic Duval / Dragon Racing / 29 / 48:04.291/ +9.507s

09 / 88 / Oliver Turvey / NEXTEV TCR / 29 / 48:04.816 / +10.032s

10 / 30 / Stephane Sarrazin / Venturi / 29 / 48:06.861 / +12.077s

11 / 28 / Simona de Silvestro / Andretti / 29 / 48:10.730 / +15.946s

12 / 5 / Karun Chandhok / Mahindra Racing / 29 / 48:30.379 +35.595s

13 / 23 / Nick Heidfeld / Venturi / 29 / 48:35.818 / +41.034s

14 / 3 / Fabio Leimer / Virgin Racing / 29 / 48:37.481 / +42.697s

15 / 10 / Jarno Trulli / Trulli / 29 / 48:38.057 / +43.273s

16 / 21 / Bruno Senna / Mahindra Racing / 29 / 48:43.207 / +48.423s

17 / 77 / Salvador Duran * / Amlin Aguri / 29 / 48:56.771 / +1:01.987

18 / 18 / Alex Fontana / Trulli / 25 / 44:17.490 / +4 laps

19 / 66 / Daniel Abt / Audi Sport ABT / 15 / 24:42.414 / +14 laps

20 / 55 / Sakon Yamamoto / Amlin Aguri / 15 / 26:43.034 / +14 laps

(P) = Started race on pole/(FL) = Fastest lap of the race

* Car 77 (Duran) Drive-through penalty converted into 49 second time penalty




ここのコースは、レース向きじゃないなっていうのが第一印象。路面がバンピー過ぎてめっちゃ上下にウネウネしてたし(笑)コース幅が狭いから速そうに見えて迫力あるけども、オーバーテイクがなかなか決まらなくて見てて歯痒かったのが第二印象。オーバーテイク仕掛けると接触しちゃうしね。まあ、とにかく狭いコースなんですよ。
レースもローリングスタートで迫力なく始まって、セーフティーカーがはけてすぐにブエミがぶっちぎりで余裕の優勝でトップ争いもないからなんか微妙だった。  
激しかったのは、3位争いだったと思う。逃げるディ・グラッシにまずピケJr.が襲い掛かり、その後にピケJr.をオーバーテイクして来たベルニュが迫ってくる場面が一番エキサイトしてたなって感じです。もうね、ベルニュがファステスト出しながらディ・グラッシを追い詰めていくのとかすごかったね。抜かれてからファイナルラップまでディ・グラッシも追いかけるけど抜きどころ無いからダメだったけどもいい勝負だった。

あ、山本左近選手は、残念だったね。マシントラブルは、仕方ない。次のレースは、もっと残念だったけど。レースが久々みたいだったからね。

次もあるからこの辺で終わっとこう。ではでは





Posted at 2015/07/02 18:50:14 | コメント(0) | トラックバック(0) | Formula E | スポーツ
2015年06月13日 イイね!

2014-2015 Rd.9 Formula E Moscow Grand Prix




2.29kmのコースを35周して争われるモスクワePrix決勝レース。絶好のスタートを見せたのは、2番手スタートのピケJr.。1コーナーまでにポールポジションスタートのベルニュを交わし、一気に先頭に立つ。以下、ディ・グラッシ、ブエミが等間隔で続く。2周目以降、5番手に上がっていたダニエル・アプト(アウディ・アプト)のペースが上がらず、トップ4台からは徐々に引き離されていってしまう。その後ろにはジェローム・ダンブロジオ(ドラゴン)、ニコラス・プロスト(e.ダムス・ルノー)らが、数珠つなぎで続いていく。

 5周目からはピケJr.がスパートを開始。後続よりも約1秒速いペースで飛ばしていく。しかし、バッテリー残量はベルニュ以下とほぼ同じで、決してオーバーペースなわけではない。8周目にはピケJr.とベルニュの差が4.1秒まで広がってしまう。チャンピオンをピケJr.と争うディ・グラッシとブエミからすれば、早い段階でベルニュの前に立ちたいところだ。



 10周目終了時点で、バッテリー残量に差が出てきた。先頭を逃げるピケJr.は39%の残量となっていたものの、ベルニュ、ディ・グラッシは40%以上。ブエミに至っては47%と大幅に残している。ブエミはベルニュとディ・グラッシを抜けないと見るや、バッテリーをセーブしてピットインのタイミングを変える作戦に出たようだ。

 後方ではアムリン・アグリのアントニオ・フェリックス・ダ・コスタが、シケインでヤルノ・トゥルーリ(トゥルーリ)のインに飛び込みオーバーテイクを狙う。しかし、ここではデュランがトゥルーリをコース外に押し出す形となってしまう。

 バッテリー残量が少なくなってきたピケJr.はペースを落とし、後続のベルニュ以下が接近。当初4秒以上あった差は14周終了時点で2.8秒にまで縮まっている。ピケJr.のバッテリー残量は16%だ。ブエミは27%を残している。

 ディ・グラッシとブエミは17周目にファンブーストを使い、ペースを上げる。ピケJr.もファンブーストを使い、2%を残してピットへ。後方ではブルーノ・セナ(マヒンドラ)が1コーナーでスピンし、リヤのアッセンブリーを完全に脱落させている。



 18周目にはベルニュとディ・グラッシがピットインしてマシンを交換。このタイミングでディ・グラッシがベルニュの前に出る。ただ、ピケJr.からは7秒も遅れてしまった。ブエミはコース上で飛ばして順位の逆転を狙い、19周目終了時点でピットインする。

 しかしブエミは、ピットでの最低滞在時間(59秒)よりも10秒近く長い1分8秒もピットに留まってしまうミス! 順位こそ4番手をキープしたものの、先頭のピケJr.から15秒以上も遅れた位置でのコース復帰だ。チーム代表のアラン・プロストの説明によれば、完全にチームのミス。ピットレーンの最低滞在時間を68秒と勘違いしていたという。チャンピオンシップを争う上でも、これは痛すぎるミスと言えよう。コースに復帰したブエミは、失った時間を取り戻そうと、ファステストラップを連発して前を追う。

 なお、14番手を走行するベンチュリのステファン・サラザンには、ピットの最低滞在時間違反で、ドライブスルーのペナルティが課せられてしまう。また、ヴァージンのサム・バードはレース序盤にマシントラブルが発生。早々にマシンを交換したために、24周を走り切った時点でエネルギーを使い切ってしまい、リタイアとなっている。



 レース残り6周というところで、2番手のディ・グラッシが先頭のピケJr.に急接近。差は2.6秒まで縮まってきている。この時点でトップ3台のエネルギー残量はほとんど変わらず。ブエミは5%以上多く残して前を追うが、まだトップからは10秒以上の差がある。

 32周目に入ったところで、ディ・グラッシはピケJr.の1.7秒後方まで迫る。残りは4周。ベルニュはここから6秒遅れ、ブエミはベルニュまで2秒差まで詰め寄っている。この頃、ヘアピンではトゥルーリにロイック・デュバル(ドラゴン)が追突。トゥルーリのリヤアッセンブリーが脱落してしまう。

 残り1周というところで、ピケJr.とディ・グラッシの差は2秒まで広がり、ここで勝負あり! ブエミは3番手のベルニュに0.5秒まで迫っている。



 そのままピケJr.は先頭でチェッカー! フォーミュラEでの自身2勝目を挙げ、ランキングトップの座を堅持した。2位でフィニッシュしたのはディ・グラッシ。ブエミは最終ラップでベルニュを交わし、3位表彰台を確保している。ベルニュは最終ラップでバッテリー残量が足りなくなり、結果的にはニック・ハイドフェルド(ベンチュリ)にも抜かれて5位フィニッシュ。予選での速さを、またしても決勝に繋げることができなかった。

 このレースの結果、ピケJr.が128ポイントでランキングトップ。ディ・グラッシが116ポイントで2番手、ブエミが111ポイントで3番手となっている。残すは2週間後、ロンドンで行われる2レースのみ。さて、最後の最後の笑うのは誰なのか?

 なお、3位フィニッシュを果たしていたe.ダムス・ルノーのセバスチャン・ブエミは、ピットからコースに復帰する際の危険行為を指摘され、レースタイムに29秒加算のペナルティが課せられた。これにより順位が9位へと降格、代わってベンチュリのニック・ハイドフェルドが3位に繰り上がっている。



■フォーミュラEモスクワ 決勝リザルト

POS / NO / DRIVER / TEAM / LAPS / TIME / GAP

01 / 99 / Nelson Piquet / NEXTEV TCR / 35 / 43:18.867 /0

02 / 11 / Lucas di Grassi / Audi Sport ABT / 35 / 43:20.879 / +2.012s

03 / 23 / Nick Heidfeld / Venturi / 35 / 43:30.415 / +11.548s

04 / 27 / Jean-Eric Vergne (P) / Andretti / 35 / 43:31.283 / +12.416s

05 / 66 / Daniel Abt / Audi Sport ABT / 35 / 43:44.493 / +25.626s

06 / 77 / Salvador Duran / Amlin Aguri / 35 / 43:47.827 / +28.960s

07 / 55 / Antonio Felix da Costa / Amlin Aguri / 35 / 43:49.396 / +30.529s

08 / 8 / Nicolas Prost / e.dams-Renault / 35 / 43:50.423 / +31.556s

09 / 9 / Sébastien Buemi (FL) * / e.dams-Renault / 35 / 43:58.917 / +40.050s

10 / 28 / Justin Wilson / Andretti / 35 / 44:05.187 / +46.320s

11 / 7 / Jerome d'Ambrosio / Dragon Racing / 35 44:10.341 / +51.474s

12 / 5 / Karun Chandhok / Mahindra Racing / 35 / 44:11.360 / +52.493s

13 / 3 / Jaime Alguersuari / Virgin Racing / 35 / 44:14.677 / +55.810s

14 / 30 / Stephane Sarrazin / Venturi / 35 / 44:15.582 / +56.715s

15 / 6 / Loic Duval * / Dragon Racing / 35 / 44:37.630 / +1:18.763s

16 / 21 / Bruno Senna / Mahindra Racing / 34 / 43:38.559 / +1 lap

17 / 18 / Vitantonio Liuzzi / Trulli / 34 / 43:39.264 / +1 lap

18 / 10 / Jarno Trulli * / Trulli / 32 / 40:22.293 / +3 laps

19 / 88 / Antonio Garcia / NEXTEV TCR / 32 / 44:03.985 / +3 laps

20 / 2 / Sam Bird / Virgin Racing / 24 / 30:41.516 / +3 laps

(P) = Started race on pole/(FL) = Fastest lap of the race

* Car 9 (Buemi) 29 second drive-through penalty for unsafe release

* Car 6 (Duval) 29 second drive-through penalty for unsafe release

* Car 10 (Trulli) 5-place grid penalty for next event - overshot Turn 7 on three occasions and failed to slow significantly




なんだろうなー、あんまりコース上では、順位に変動のないレースだったな。ピケJr.のホールショットで勝負ついちゃってたし、抜かれたベルニュも追いつけないペースだったからな。そのあとは、ピットインまで動きないから見てて少し退屈だった。



中盤のトゥルーリ大渋滞は、笑ってしまった。だって毎周同じシケインでリプレイかよ!って感じにコースアウトさせられてんだもん。ほんとなんでトゥルーリって毎回トラブルんだろうか。F1でTOYOTAが撤退してから踏んだり蹴ったりだよね。トゥルーリ教官おつかれした~Www



終盤は、ベルニュをオーバーテイクしたディ・グラッシがピケJr.に追いついて来て抜けるのかみたいな展開あったけど周回足りないのとファンブーストしてもピケJr.も持ってたからダメだったね。終段勢に接触も多かったし。



てか、俺は3位争いが大分、ややこしかったな~と思う、ファイナルラップでベルニュがブエミに抜かれて、最終コーナーでハイドフェルドにも抜かれて、レース終わってブエミがペナってハイドフェルドが3位表彰台・・・なかなかややこしいwwwとりあえず、ニックが3位になってよかった。開幕のクラッシュ以来、いい結果出てなかったからなおさらだね。

Formula Eも残すところイギリス ロンドンの連続開催の2レースのみになり、そのレースにアムリンアグリから山本左近選手が出走するそうです。開幕戦の琢磨選手に続いて二人目の日本人ドライバーの参戦どういう活躍を期待したいね。

Posted at 2015/06/13 20:41:51 | コメント(0) | トラックバック(0) | Formula E | スポーツ
2015年05月29日 イイね!

2014-2015 Rd.8 Formula E Berlin Grand Prix




フォーミュラEシリーズの第8戦がベルリンで現地時間23日(土)に開幕。日本時間23時から行われた決勝でルーカス・ディ・グラッシ(アウディ・スポーツ・アプト)が優勝を飾った。ディ・グラッシは開幕戦以来のシーズン2勝目。

レースの舞台となったのは2008年まで使われていたテンペルホーフ空港の跡地を利用した特設コース。17のコーナーで構成された全長2.469kmにおよぶ反時計回りのコースをポールポジションからスタートしたのは、40歳のベテラン元F1ドライバーのヤルノ・トゥルーリ(トゥルーリ)だ。しかし、トゥルーリはスタート直後に他車と接触したスキをつかれ、ルーカス・ディ・グラッシ(アウディ・スポーツ・アプト)に追い抜きを許してしまう。

序盤は、2010年にヴァージンからF1に出走していたディ・グラッシがリードを広げ、トゥルーリ以下が大きな集団を形成する形となる。6周目にセバスチャン・ブエミ(eダムス・ルノー)がトゥルーリをかわして2番手に上がると、リズムを崩したトゥルーリは一気に後続にも抜かれて6番手に後退。その後も徐々に順位を落とす。



33周で争われるレースが17周目を迎えるとフォーミュラE独特のルールであるクルマの乗り換えのために各ドライバーがピットインを開始する。ピット後、ディ・グラッシの首位は変わらなかったが、2番手にジェローム・ダンブロシオ(ドラゴン・レーシング)が上がり、ブエミは3番手に下がる。

後半は、開幕戦の勝者であり、現在ポイントリーダーの位置にあるディ・グラッシは後続に10秒以上の差をつけながら順調にレースを引っ張る。結局そのままディ・グラッシが先頭でチェッカーを受け、開幕戦以来の2勝目をあげるとともにフォーミュラE初代チャンピオンに一歩近づいた。



元F1ドライバーの鈴木亜久里率いる日本チームであるアムリン・アグリは、アントニオ・フェリックス・ダ・コスタが12位、サルバドール・デュランは18位でフィニッシュしている。今季初めてポールポジションからスタートしたトゥルーリだったが、結局レースでは最下位に終わるという厳しい結末を迎えた。



ディ・グラッシのマシンは、レース後の車両検査で、フロントウイングが補強され、8つの穴のうち6つがふさがれていたことが発覚した。

 チームは、修繕に必要な変更でありレースにアドバンテージを与えるものではないと主張したが、主催者の裁定は変わらず、異議は申し立てないことになった。

 この結果、ディ・グラッシに約7秒遅れで2位に入ったドラゴン・レーシング(Dragon Racing)のジェローム・ダンブロシオ(Jerome D'Ambrosio)が、正式な優勝者となった。



 また、元F1ドライバーのネルソン・ピケ(Nelson Piquet)氏を父に持つネクストEV・TCR(NEXTEV TCR Formula E Team)のネルソン・ピケJr.(Nelson Piquet Jr.)が5位から4位に繰り上げとなったため、ディ・グラッシに10ポイント差をつけて総合首位に立った。



■フォーミュラEベルリン 決勝リザルト

POS / NO / DRIVER / TEAM / LAPS / TIME / GAPS

01 / 7 / Jerome d'Ambrosio / Dragon Racing / 33 / 48:26.566 / 0

02 / 9 / Sébastien Buemi / e.dams-Renault / 33 / 48:28.999 / +2.433s

03 / 6 / Loic Duval / Dragon Racing / 33 / 48:30.074 / +3.508s

04 / 99 / Nelson Piquet (FL) / NEXTEV TCR / 33 / 48:30.541 / +3.975s

05 / 23 / Nick Heidfeld / Venturi / 33 / 48:39.612 / +13.046s

06 / 30 / Stephane Sarrazin / Venturi / 33 / 48:39.901 / +13.335s

07 / 27 / Jean-Eric Vergne / Andretti / 33 / 48:40.244 / +13.678s

08 / 2 / Sam Bird / Virgin Racing / 33 / 48:40:621 / +14.055s

09 / 18 / Vitantonio Liuzzi / Trulli / 33 / 48:42.202 / +15.636s

10 / 8 / Nicolas Prost / e.dams-Renault / 33 / 48:43.168 / +16.602s

11 / 55 / Antonio Felix da Costa / Amlin Aguri / 33 / 48:43.363 / +16.797s

12 / 3 / Jaime Alguersuari / Virgin Racing / 33 / 48:47.160 / +20.594s

13 / 28 / Scott Speed / Andretti / 33 / 48:47.715 / +21.149s

14 / 66 / Daniel Abt / Audi Sport ABT / 33 / 48:50.254 / +23.688s

15 / 88 / Charles Pic / NEXTEV TCR / 33 / 48:52.057 / +25.491s

16 / 77 / Salvador Duran / Amlin Aguri / 33 / 49:10.723 / +44.157s

17 / 21 / Bruno Senna / Mahindra Racing / 33 / 49:12.823 / +46.257s

18 / 5 / Karun Chandhok * / Mahindra Racing / 33 / 48:51.269 / +52.703s

19 / 10 / Jarno Trulli (P) / Trulli / 31 / 46:10.019 / +2 laps

20 / 11 / Lucas di Grassi * / Audi Sport ABT / 33 / 48:18.980

(P) = Started race on pole/(FL) = Fastest lap of the race

* Car 5 (Chandhok) 28 second time penalty for exceeding maximum power usage

* Car 11 (Di Grassi) EXCLUDED from race for non-standardised components





トゥルーリが久々のポールポジション(ちょい昔、F1で取ってからね)だった訳ですが…どんな活躍をするのかと思ったら1周もしないうちにフロントローのディ・グラッシに1位を奪われて、渋滞作ってみたりして(被害者ブエミとハイドフェルドwww)段々ポジションが下がっていって、いつの間にかビリですよ。つか、ペースダウンの勢いがトゥルーリのマシンだけバッテリーおかしいの渡されてんじゃないコレ?ってツッコミ入れたくなるレベルで下がってくから爆笑でしたよヾ(≧∇≦)歴史的ビリを目の当たりにしましたよ。



コースは、使わなくなった空港の滑走路とターミナルを使っているからコース幅を広く取れるからオーバーテイクを狙うマシンいて中段勢のバトルが熱かったね。路面がコンクリートだからタイヤの摩耗が凄いから攻めすぎて順位下げたりとか、ハイドフェルドなんかブエミを抜いたのは、いいけど滑って抜き返されてしまったりしていてせっかくの表彰台のチャンスを棒に降ったりしたくらい。



結局、レースは、終始ディ・グラッシがリーダーで走っていてトップ勢は、あまり動きがなく終わったんですが…レース後にディ・グラッシに規定違反があったらしく失格処分で優勝がダンブロシオに変わると言うどんでん返しが起き、レース中にピットインのタイミング遅らせたピケJr.が総合1位になって得した感じでした。

今回は、ファンブーストもうまく作用していてレースが盛り上がっていたと思いました。

Posted at 2015/05/31 18:04:50 | コメント(0) | トラックバック(0) | Formula E | スポーツ
2015年05月10日 イイね!

2014-2015 Rd.7 Formula E Monaco Grand Prix




フォーミュラEモナコePrix決勝レース。1.76kmのコースを47周して争われた。なお、ファンブーストを獲得したのは、サルバドール・デュラン(アムリン・アグリ)、ジャン-エリック・ベルニュ(アンドレッティ)、ネルソン・ピケJr.(ネクストEV TCR)の3人である。



 ポールポジションからスタートしたセバスチャン・ブエミ(e.ダムス・ルノー)が絶好のスタートを切り、ルーカス・ディ・グラッシ(アウディ・アプト)の追撃をかわす。しかし、1コーナーへのブレーキングでビタントニオ・リウッツィ(トゥルーリ)のリヤにヴァージンのハイメ・アルグエルスアリが追突。そしてその先、サンテ・デ・ボーテのヘアピン(2コーナー)の先では、アウディ・アプトのダニエル・アプトが右サイドのガードレールにクラッシュ! そこにブルーノ・セナ(マヒンドラ)、デュラン、ロイック・デュバル(ドラゴン)、リウッツィ、スコット・スピード(アンドレッティ)らが追突。コースを塞ぐような多重クラッシュが起きてしまう。ここでセーフティカーが入る。



 なんと1周目に7台以上のマシンがクラッシュに巻き込まれ、うちセナとアルグエルスアリは早々にリタイア。なんとかピットまで辿り着いたマシンも、大きなダメージを負っているクルマが多く、デュラン、ベルニュ、デュバル、アプトがマシンを乗り換えることになる。

 大きなクラッシュだったもののマシンの撤去は早く、4周目からレース再開。ここからはブエミとディ・グラッシの2台が、3番手以下を引き離していく。

 その3番手につけたのはジェローム・ダンブロジオ(ドラゴン)。この後方にピケJr.、ステファン・サラザン(ベンチュリ)、ニコラス・プロスト(e.ダムス・ルノー)、サム・バード(ヴァージン)らが数珠つなぎで続いていく。実質的にこの時点で、上位争いはこの7台に絞られた。



 7周目、メインストレートでピケJr.がファンブーストを使い、ペースの上がらないダンブロジオを攻める。ここで攻略することはできなかったが、続くサンテ・デボーテから続くストレートのエンド、F1で言うヌーベルシケインでインに飛び込み、ダンブロジオをオーバーテイク。これでピケJr.が3番手に上がる。

 2番手のディ・グラッシと3番手のピケJr.の差は最大3秒程度まで広がるが、15周目頃からその差は縮まり始め、18周目にはピケJr.がディ・グラッシの背後に迫る。上位はこれでひと固まりの集団となっていく。

 動きが出たのは24周目。この周終了時点で、ディ・グラッシ、サラザン、プロストがピットインしてマシンを乗り換える。ディ・グラッシはバッテリーを10%も残した状態でのマシンチェンジ。これは、ブエミをなかなか抜けないためにアンダーカットを狙ったものと考えられるが、最後までエネルギーがもつのが、心配なところだ。

 ちなみに、今回のレースで定められたピットイン時の最低タイムは73秒。コースを1周走るよりも長い間、ピットに留まらなければならないことになる。



 25周目終了時点でダンブロジオ、バードもピットイン。26周目終了時点ではブエミ、ピケJr.がピットに入る。ブエミは先頭でコースに戻ることに成功し、ディ・グラッシは2番手。ディ・グラッシのアンダーカットは成功せず。ピケJr.が3番手で続き、バードはピットインで順位を4番手にまで上げる。

 アンダーカットはならなかったとはいえ、ディ・グラッシはブエミのすぐ後ろに迫り、ふたたびふたりによる先頭争いが繰り広げられることになる。一方、3番手争いは、ピケJr.とバードにダンブロジオが加わり三つ巴だ。

 エネルギー残量が心配なディ・グラッシはペースを上げることができず、徐々にブエミから離れていく。そして、ここに再び迫るのはピケJr.。ディ・グラッシとピケJr.は、予選時の進路妨害についてひと悶着あり、あたかもその代替戦のような格好だ。しかも、ピケJr.はファンブーストの使用権利を持っている。



 42周目のメインストレートでピケJr.はファンブーストを使用。サンテ・デボーテではテール・トゥ・ノーズの状態になり、そのまま第2のストレートへ。ディ・グラッシはヘアピンでインに飛び込まれるのを警戒し、ブロックラインを走る。結果、ピケJr.はオーバーテイクに失敗。抜けなかったピケJr.のペースはその後急激に鈍り、差が開いていく。



 先頭のブエミはそのまま47周を逃げ切り、フォーミュラEで初めて2勝目を挙げたドライバーとなった。また、ポール・トゥ・ウインもフォーミュラEでは初めてのこととなる。2位フィニッシュはディ・グラッシ。3位には最後バードに迫られたものの、ピケJr.が入っている。4位にはそのバード、以下ダンブロジオ、プロスト、サラザン、スピード、シャルル・ピック(ネクストEV TCR)、アントニオ・フェリックス・ダ・コスタ(アムリン・アグリ)が入っている。

 大混乱で始まったモナコePrix決勝。しかしレースが再開された以降は、ブエミ、ディ・グラッシ、ピケJr.、バードらフォーミュラE優勝経験者による、手に汗握る好レースとなった。



■フォーミュラEモナコ 決勝リザルト



今回、ちょっと訳アリで画像のリザルト載せちゃいました・・・(^-^;)


モンテカルロは、サンデボーデ上がってかないと危ないですね~。1コーナーがタイト過ぎてオーバーテイク出来ないし、曲がった後が狭すぎて怖い怖い。そりゃ、ブルーノ・セナのマシンが宙を飛ぶ訳だ。ただ、目の前でそんなクラッシュしてる横をノーダメで通過したにも関わらず何にも言われないハイドフェルドが笑えてしまった。さすがインビジブル・ニックだな。
ここのレースは、スタートのクラッシュが見せ場とか思いたくないけど、大きいのはそれくらいだった。

唯一、印象に残ったのは、7周目にピケJr.がヌーベル・シケインでダンブロシオ抜いて3位になったオーバーテイクかな。獲得してるファンブーストを上手く使ってたしね。



最後の方のディグラッシVSピケJr.も良かったけど、バッテリーの関係で距離がお互いに開いてバトル終了って感じだったからな。
ブエミの逃げ切り優勝か~クラッシュで結構、沈んだマシンあったからな。てか、ディグラッシがアンダーカット出来なかったのが痛いよ。


なんかいい感じだなこの写真(笑)

そんな感じで終わりたいと思います。ではでは
Posted at 2015/05/10 18:31:25 | コメント(0) | トラックバック(0) | Formula E | スポーツ

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