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ちょっとだけ苦戦したので忘れないようにメモしておきます。

Volumioが稼動しているRaspberryPiはオンボード上にWiFiとBluetoothの
チップが搭載されているため、追加のUSBドングルなしで通信が可能です。

VolumioにHotspot機能が搭載されたことで擬似ハイレゾ環境の車載が
シンプルに可能になりました。

本日、Volumioのメンテナンスを行っていた際、なぜかHotspotに接続が
出来なくなってしまっていました。

分かれば簡単だったのですが、理由はWiFiの競合です。
メンテナンス中にWiFiを無線LANルーターに接続していました。
そのため、HotspotでもオンボードのWiFiを使いたいのに他で使っているから
接続できなかったと思われます。

一旦、無線LANルーターのWiFiに自動接続の設定を行ってしまうと常にその
アクセスポイントに接続してしまうため、いつまでたってもHotspotを
使うことが出来ません。

そのため、以下の設定ファイル中のアクセスポイントに関する記述を全て
コメント化し、RaspberryPiを再起動したところ、無事にHotspotが有効に
なりました。

/etc/wpa_supplicant/wpa_supplicant.conf

もちろんそのためにはRaspberryPiを有線LANで接続する必要があります。

つまり、メンテナンスを行うときは有線LAN、WiFiはHotspot専用と
考えておく必要があるということを学びました。

ちなみに、Volumioの背景を赤くし、アクセラスポーツの室内の差し色を
統一してみました。

これまで、16GBのmicroSDにVolumio環境を構築していましたが、
音楽保存用領域の確保のため、32GBのmicroSDに再構築しました。

そして、これまで使用していた16GBのmicroSDはこちらを追加購入し、
RaspberryPiのUSBへ接続することで増設ストレージとして再利用です。

BUFFALO microSD専用USB2.0/1.1フラッシュアダプター
BSCRMSDC



これは本当にすばらしい商品で、microSDがすっぽり隠れます。



持ち運び用にカバーもついていますが、使ったことはありません。



これをUSB空きスロットに挿すことで、増設ストレージとして認識されます。



事前にPCでmicroSDにアルバム等をコピーしておき、Volumioでマイミュージックの
再スキャンを行えば再生可能になります。

これで、本体の32GB中、空き容量30GB、増設ストレージ16GBｘ2個で
合計約60GBのストレージを確保できます。

このストレージに曲をどんどんコピーしてしまえば、擬似ハイレゾを
結構なボリュームで車載可能になると思います。

注文していた品が届きました。

Raspberry Pi 2,3 Model B 対応
ES9023 I2S DAC



一旦、RaspberryPiをバラし、I2C DACを組み立てます。



組み立てたのですが、予想通り、純正ケースには入らなくなりました。



何か考えますが、先人の知恵により、100均のカードケースが
ちょうどいいサイズらしいので、真似する予定です。

準備ができたので、起動し、設定を変更します。

プレイバックオプションから設定を変更していきます。

Step1

I2S DAC -> ONに
DAC Model -> Generic I2S DACに

ここで一旦再起動。

Step2

出力デバイス -> Hifiberry DAC
DAC Model -> Hifiberry DAC

ここで更に再起動。

これで準備は完了です。
シャットダウンし、早速アクセラスポーツへ持ち込みます。
音声出力ケーブルをAUXへ、RaspberryPiの電源を取るため、
microUSBケーブルをシガーソケットから増設したUSBソケットへ。



そしてアクセラスポーツのアクセサリーをONに。
暫く待つと、リモコン用に用意したiPod Touch 5thの画面に
Volumioが表示されます。



マツコネのオーディオソースをAUXに変更し、いよいよ試聴開始。



素人ですし、自分の耳の感覚だけの判断ですが、明らかに音質が
向上したように感じました。
(ポラシーボ効果かもしれませんが．．．)

再生している曲の情報に「44khz 16bit」とあるのでハイレゾではなく
CD音源だということがわかるのですが、音の違いは感じます。

恐らくアップサンプリングされている効果じゃないかなと思いますが
なんというか音の篭りがないというか、透明感が出たというか．．．

同じ曲をUSBに接続したiPod Classicから再生してみましたが、
やっぱり違うように感じました。

後はコンテンツを整えれば、こんな感じで擬似ハイレゾ再生が
できるようになります。

(RaspberryPiは最初からアクセラスポーツへ接続されている前提)

①アクセラスポーツのアクセサリーをONにする
②自動的にRaspberryPiに給電されVolumioが起動
③Volumioが起動後、自動的にVolumio Hotspotが有効になる
④iPod Touch 5thが自動的にVolumio Hotspotに接続
⑤iPod Touch 5thからVolumio制御画面へアクセス
⑥Volumioで曲を再生するとマツコネから音が出る。

上記手順ですが、めんどくさそうに見えますが、実は⑤までは
完全放置ですし、マツコネが起動しオーディオ操作ができるまでの
時間とさほど変わりませんので手間はかかりません。
iPod Touch 5thは電源のON/OFFは出来ませんが、一週間に一度は
車を使うので、その間放置していてもバッテリー切れになることはありません。
Lightningケーブルでアクセラスポーツと接続しているので
車を使う時に充電されるので十分です。
仮にiPod Touch 5thのバッテリーが切れたとしても、自分のiPhoneで
操作できるので問題なしです。

素人判断ではありますが、これで納車時に感じたBoseサウンドシステムの
違和感というか不満感というか、音の篭りがなくなり、満足の行く環境が
できたのではないかと感じています。

安上がりだったし、効果も感じられたし、大満足の成果でした！

あとは内張りを剥がしてデッドニングし、低音のボワボワ感がなくなれば
好みの環境の完成という感じです。

アクセラスポーツ内でのハイレゾ再生機をRaspberryPiを
メンテナンスしていますが、キーボードとマウスをPCの
ものを繋ぎ変えていましたが、どうにも面倒なので
コンパクトで安いものを購入しました。

ロジクール MK245 nano

約3000円でマウスとキーボードが手に入りましたし、
何より良いのがドングルが一つで済むということ。

これならカバンにも入るし会社にも持っていけます。

ちょっとおもちゃっぽいのが難点ですが．．．

先日より調査を進めているアクセラスポーツ内でのハイレゾ再生。
RaspberryPiにVolumio2を構築し、音出しには成功しています。
昨夜寝る前に、Volumio2のバージョンアップをしておきました。

今朝起きたら無事にバージョンアップが完了していましたが、
設定項目に謎の「Volumio Hotspot」が追加されていました。


ただ、今朝は別の調査をするためにこの設定項目は深く見ず、
懸念点だった車内でのネットワーク構築を検証していました。
以前購入し、最近はあまり使用していなかったPQI Air Driveを
アクセスポイントとして流用し、RaspberryPiとiPod Touch 5thを
同一ネットワーク上に接続し、iPod Touch 5thをVolumioの
コントローラとするという計画です。

この計画・検証は無事に成功し、想定していた環境はI2C DACを
残すのみになりました。

その後、「Volumio Hotspot」について調べてみると、
なんとVolumio自体がアクセスポイントになってくれることが
判明しました。
試しにパスワードを設定し、iPod Touch 5thで接続すると
なんとVolumioと通信が可能になりました。

これでPQI Air Driveは不要になりましたが、もったいないのが
PQI Air Driveに挿入している32GBのSDカードの領域です。
いまはこれがVolumioからデバイスとして認識されていますが
これが利用不可能になってしまいます。



現在、RaspberryPiには12GBの空き容量があり、そこに
CD音源(Apple Lossress)をコピーして持ち出していますが
この領域がなくなれば領域拡張が必要になります。
ただ、iPod Classicの用に家庭で管理しているミュージック
ライブラリ全部を持ち出す必要はないので、お気に入りの
アルバムのみを持ち出せばいいかなと考えています。

昨夜注文したI2C DACも発送済みの案内が届いたので
完成形まで後一歩です。