今季も残すところ決勝戦の2試合とスーパーボウルの3試合のみ。
長かったようでもあり短かったようでもありますが、最後まで楽しく観戦しますよ!
レイブンズ@ペイトリオッツ 31-35
パッツファンとしては生きた心地がしなかったけど、4Qでようやく逆転、そしてレイブンズ
最後の攻撃をエンドゾーンでのインターセプトで勝負あり~\(^o^)/と、大喜びできた
試合だった。
序盤2回連続TDされて0-14、その後2回連続TDを奪い返して14-14と追いつくものの、
ハーフタイムを挟んで2回連続TDで再び14点差でがっりしたものの、3Q中に同点に
追いつくという点の取り合いだった。
試合評では、やっぱりペイトリオッツが強かったと言われているみたいだけど、最後に
インターセプトできずにパスが決まっていたら、レイブンズが勝っていたわけでまさに
紙一重の差、どっちが勝ってもおかしくなかったと思う。
やっぱりレイブンズの守備は前に厚くて、ブレイディは苦しんだと思うが、ランを早々に
諦めてほとんどパスばかりで攻めたのは(パス50回に対し、RB陣のランはわずかに
7回!)、ほんと凄い思い切りだったと思う。パスラッシュを見切って、ショート・ミドル
レンジのパスで、レイブンズ守備を攻略した。
さらに珍しいトリックプレイが2つ。1つ目は、オフェンスラインの5人の右側にRBとWRを
配置したフォーメンションから、オフェンスラインの左端のTEにパスを通したプレイ。
通常このTEはオフェンスラインの左タックルの位置なので、パスを捕る資格が無いように
思われるが、実は「右側のRBが無資格レシーバー」とプレイ前に申告していたので、
右端のWRと左端のTEが有資格レシーバーになり、リーガルなプレイとなるわけだ。
(詳しくはこちら)
さらに、このプレイに納得いかないレイブンズのハーボ―監督に対してアンスポーツマン
ライクコンダクトの反則というオマケつきのビッグプレイになった。
そして2つ目が、WRエデルマンがバックパスを受け取った後ロングパスを投げたプレイ。
(
この動画の5:02あたりから)
2つ目は他のチームも使うことがあるけど、1つ目はルールの穴を突くプレイで、
チームに有利なことなら何でもするベリチック監督らしいプレイだ。
ペイトリオッツは、プレイオフでレイブンズに2連敗していたのでいろいろと工夫して
いたのだろう。これで最大の壁は突破した。ブレイディにとっては6度目のSB出場まで
あと1つ、そしてモンタナに並ぶ4回目のSB制覇まであと2つだ!
パンサーズ@シーホークス 17-31
3Qまで良い勝負だったが、4Qにシーホークスがビッグプレイを連発、実力でねじ伏せた
という感じの試合だった。
特筆すべきはやはりシーホークスの守備。レギュラーシーズン終盤の6試合5試合が
1ケタ失点、唯一の2ケタ失点もイーグルス相手の14点どまりという安定した守備が
この試合でも発揮された。
その守備陣相手にパンサーズ攻撃陣はよくやったと思う。ただ、最後の最後でインター
セプトリターンTDを決められゲームオーバー。シーホークスは後ろの守備も恐ろしい。。。
パンサーズは弱小地区NFC南の中では、守備が良くてシーホークスのウィルソンや
リンチのランをそれなりに抑えていたが、ここぞという時のロングパスを止められ
なかったのが残念なところだった。
シーホークスの守備の強さが光ったこの試合、決勝戦ではどうなるか。。。
コルツ@ブロンコス 24-13
新旧QB対決、今回はコルツのラックに軍配が上がった。マニングは、
Week16の
@ベンガルズ戦のように封じ込まれてしまっていた。
マニングのまともなドライブは1Qの最初だけで、後はうまく前進できなった。マニングの
調子が良くないとすれば、早めにランに切り替えるべきだったのかも知れない。しかし
この試合では、パス46回に対しランは20回のみ。インターセプトこそ無かったものの、
23/46の成功率が5割ちょっととは、マニングの数字とは思えないくらいだった。
コルツのQBラックは、インターセプト2回もあったものの、ショート・ミドルパスを多く使って
時間を稼ぎ、試合をコントロールして悠々逃げ切った。
昨季のSBでもそうだったが、シーズン最後の試合で良くない印象を残してしまった
マニング、来季の去就も噂されてはいるが、移籍して3年連続プレイオフ入りの実績は
揺るぐものではないと思う。まだやれると思うが、どうなるだろだろうか。
コルツは偉大な先輩を破って決勝戦進出、これでブレイディをも破ることにもなれば、
間違いなく大きな歴史の転換点となるだろう。楽しみな決勝戦だ。
カウボーイズ@パッカーズ 21-26
ホームで負けなしのパッカーズと、アウェイで負けなしのカウボーイズの対戦。
自分はカウボーイズを応援していたが惜敗となった。
華麗なパスの投げ合いを期待していたのだけど、この試合ではどちらも守備が奮闘、
1試合の平均得点が30点前後の両チームにしては、低い得点での決着となった。
パッカーズの守備の特徴はやっぱりLBマシューズ、前半はスーパーRBマレーのランも
なかなか出ず、QBロモにも強力なプレッシャーをかけて、4サックを奪った。
一方カウボーイズの守備もなかなか良く、前半は14-10でカウボーイズのリードで終えた。
しかし、後半に入るとQBロジャーズが勢いづき、FG1本成功の後、2回連続でTDを
奪い逆転して逃げ切った。
試合終盤、ロモの4thダウンギャンブルのパスが、チャレンジを受けてインコンプリート
判定になりゲームオーバーとなったが、これは敗因と言うほどのプレイではなかったと
思う。
大きなミスは、前半終了間際のFG失敗で、その結果パッカーズが良い位置からの
攻撃開始となり、FGで3点取られてしまったことだ。つまり6点分損したわけで、
1回戦でもFGミスがあったKベイリーが、足を引っ張ってしまったと言えよう。
ロジャースは足の状態が良くないようだけど、それを感じさせないプレイでチームを
勝利に導いた。シーホークスの守備を打ち破ることができるだろうか。
こちらも楽しみな一戦になるだろう。
というわけでAFCの決勝戦は、コルツ@ペイトリオッツ。
寒い時期のペイトリオッツのホームゲームだし、まあ7:3でペイトリオッツが有利と
思うが、相手はミラクル・ラックだし油断は禁物。守備でのビッグプレイが欲しいところ。
NFCの決勝戦は、パッカーズ@シーホークス。
シーホークスにとってはレギュラーシーズンで負けているカウボーイズよりは、
勝っているパッカーズのほうが与し易しだと予想する。シーホークスのホームでの
勝率も高いし、ロジャースの足の具合も気になる。これも7:3でシーホークス有利と見た。
運命のキックオフは、もうすぐだ!