2017年01月09日
遅ればせながら、明けましておめでとうございますm(_ _)m
本年も、酒場放浪記、アメフト記事、ドライブ記を中心に自分の好きなことを語っていきます。
よろしくお付き合い下さるよう、お願いいたします。
今年最初の記事は、これまた随分遅くなりましたが、Week15の観戦記事。
この連休中にWeek17まで一気に観ましたので、明日はWeek16・17をまとめてアップします。
タイタンズ@チーフス 19-17
タイタンズはここまで7勝6敗。一方のチーフスは10勝3敗で、どちらも同地区の
ライバルチームとゲーム差なしで首位を争っている。大きく勝ち越しているチーフスの
ほうが実力は上と見ていたが、予想を覆してタイタンズが大金星を上げた。
1Qはチーフスのゲーム。堅実でコツコツドライブを進めるスタイルのチーフス攻撃陣だが、
エースRBヒルの68yラン、エースWRマクリンの44yレシーブとビッグプレイも見せて、
2つのTDを奪う。チーフス楽勝かと思われた。
2QではタイタンズはTDで反撃するが、次の攻撃では自陣でファンブルロスト。これを
チーフス攻撃陣が1y地点まで持ち込み4thダウンギャンブルに挑むも、ここは
タイタンズ守備陣が踏ん張ってTDを許さなかった。堅実なスタイルのチーフスには
合わないプレイ選択だったと思う。タイタンズの攻撃はパントに終わり、再び
チーフスが攻撃権を取ると、前半終了間際にFGを追加して、7-17で試合を折り返す。
3Qは守備合戦。互いに1回ずつインターセプトを取り合い、無得点。
4Qはタイタンズ、怒涛の反撃。FGを1本奪い、さらに3分少々を残してTD、キックで
同点かと思われたところ、何と2ポイントコンバージョンに挑む。このプレイ選択も
負けていれば敗因と言われたところだろう。結果は失敗、16-17と1点差。
1stダウンを奪いながら時間を消費できればチーフスの勝ちだったが、今回は
いつものような堅実なドライブができず、1分あまりを残して3&アウト。
これをFG圏内まで持っていって、最後はサヨナラFGでタイタンズの逆転勝ちとなった。
14点リードしながら、4thダウンギャンブルやQBスミスの被インターセプトなどらしく
ないところばかりで「自分達のプレイ」ができずに負けたチーフス。相変わらずなのは
リード監督の、チャレンジの下手さだけだったwww
勝ったタイタンズは、前週のブロンコス戦に引き続き上位食いを果たして、地区優勝
戦線に踏み止まったものの、地区内成績で首位のテキサンズに劣るだけに、プレイオフ
入りのためには残る@ジャガーズ戦、テキサンズ戦の連勝が必須だ。
ライオンズ@ジャイアンツ 6-17
9勝4敗同士の対決。どちらもプレイオフ入りの可能性が高いチームだが、シード順を
1つでも上げておくためにも負けられない。今季は両軍とも守備陣の活躍で星を伸ばして
きたが、この試合ではTDを許さなかったジャイアンツ守備陣の奮闘が光り、ジャイアンツの
快勝となった。
攻撃では得点も獲得ヤードでも下位なジャイアンツだが、今季は守備がとても良くなって
きていて、SBを優勝した頃の強さ・固さが戻ってきている。今季絶好調のカウボーイズに
2連勝しているし、これでQBマニングが安定して活躍できればプレイオフでの戦いも
期待できそうだ。
そのマニングは、20/28で成功率7割越え、201y、1TDでレーティング115と文句なし。
ライオンズの豪腕QBスタフォードはやや低調気味で、被インターセプト1もあって
レーティングは72点どまり。まだパッカーズと1ゲーム差はあるものの、調子を上げて
きたロジャースに対し、この成績では先行きが不安だ。
パンサーズ@レッドスキンズ 26-15
昨季のSB出場チームながら今季は攻守ともに低調でプレイオフ入りを逃したパンサーズ。
一方のレッドスキンズは7勝5敗1分、ワイルドカード6位入りが狙える成績だ。
チーム状態や士気が良いレッドスキンズが勝つかと思ったら、プレイオフ入りの緊張
から開放されたパンサーズが、本来のプレイを取り戻して生き生きとプレイし、
終始リードして試合を進めてゆうゆう逃げきった。
レッドスキンズは、良くも悪くもQBカズンズ頼りのチーム。そのカズンズがTD無し、
被インターセプト1回、レーティング78点に抑えられては勝ち目が無かった。
一方のパンサーズのQBニュートンは、成功率は6割以下だったものの、300y、2TD、
被インターセプト無しでレーティングは101点の活躍。肩を痛めているという情報も
あったが、成績だけ見ればその影響は感じられなかった。
レッドスキンズはこの敗戦で、プレイオフ入りがほぼ絶望的。一縷のチャンスに賭けて
残り2試合を全勝するしかない。
ペイトリオッツ@ブロンコス 16-3
昨季までならAFCの黄金定番カードだが、今季はブロンコスの攻撃がやや不調。
ペイトリオッツは固いブロンコス守備陣に苦しめられたが、それでも毎Q勝負どころで
確実に得点を上げ、一方で守備ではブロンコスをFGの3点のみに抑えて快勝となった。
攻守のバランスがとても良いのが今季のペイトリオッツだ。
ブロンコスは、1回の被インターセプト、2回のファンブルロストが痛恨。
このようなロースコアゲームでは、ターンオーバーが致命的になる。
ブロンコスもプレイオフ入りがかなり厳しくなる。前年のSB出場チームが2つとも
プレイオフ入りを逃してしまうという不名誉な記録を残してしまいそうだ。
バッカニアーズ@カウボーイズ 20-26
前週の敗戦の影響が心配されたカウボーイズだが、怒涛の反撃を見せたバッカニアーズを
再逆転して振り切り、見事連敗を免れた。
カウボーイズのオープニングドライブ、56yFGはKベイリーが失敗、嫌な立ち上がりとなった。
返しの攻撃でバッカニアーズがFG先制した。
カウボーイズの攻撃が爆発したのは2Qだった。2Q開始直後にFGを奪うと、返しの
バッカニアーズの攻撃でファンブルテイクアウェイ、それをエースRBエリオットが
TDに結びつけ、さらに次の攻撃ではQBプレスコットが自分で走ってTDラン、一挙に
17点を奪った。
バッカニアーズは前半終了前にFGを奪い、3QにもTDを続けて2本取って逆転に成功。
下位チーム相手に連敗の不安がよぎった瞬間だった。
しかし4Qではカウボーイズ守備陣が奪インターセプトなどで0点に抑える一方、失敗を
取り返すようにベイリーが3本のFGを奪って逆転に成功、そのまま逃げ切って試合終了
となった。
投走守蹴がうまく噛み合って勝利を上げたカウボーイズは、プレイオフの2位以上が確定した。
プレイオフでも期待できる充実した戦力のチームと言える。
バッカニアーズは、地区首位ファルコンズに1ゲーム差をつけられた。ファルコンズとの
直接対決は1勝1敗だから、地区内勝率が勝負を分ける。ファルコンズが負けないと逆転
優勝は不可能だが、そのためにも残り2試合@セインツ戦、パンサーズ戦の連勝が必須だ。
Posted at 2017/01/10 23:34:35 | |
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NFL | 日記