最近すっかり筆無精でみんカラの更新が滞ってます。
Twitterの手軽さとスピード感が心地好くて…。
でもやっぱり《記録》として残すには検索性とかイマイチだし、やっぱりこちらにキチッと残そうと思いますー!
今回は昨年から2021年シーズン前半の振り返りを、その時の気持ちにフォーカスしながら書いていきます。
①2020年シーズン
2020年シーズンは、春の背骨骨折により全戦欠場に終わりました。
細かい事はアレだけど、整形外科の先生からは『モータースポーツ?そんな事考えてないで、普通の生活を取り戻し維持する事に集中しなさい。』と…。
そんな中コルセットも外せた秋に『走ってみるか!』と雨の富士を走ったら背中に激痛…。
-もうレース・サーキットは無理なのかな?-
本気でそんな事思っていました。
②シーズンオフ(冬場)
暮れも押し迫った2020年12月。
整形外科で『骨折は完治してる。筋力や柔軟性は落ちてるからここから少しずつ以前の生活に戻してって。』との事で徐々にサーキット走行もすることに。
約10か月ぶり。
久々の筑波走行。
車に《ナラシ》って貼っての走行。
何をナラシするの?
ドライバーの心と腕(笑)
身体に痛みも感じず無事走行終了できたのでまずは満足だけど、ちょっときついなと思ったのが走行準備がとてもシンドイと言うこと。
荷物の積み降ろしや、乗り降り、特に腰を屈めるのがキツい…。
この頃筑波の練習走行でご一緒するパーティレーサーは以前からの顔見知りの方に加えて、2021年からの新規参戦組の方。
鳴り物入りで参戦の若手はめちゃくちゃ速いし、以前は「自分の方が速い」と思っていた方も引き離せない…。
-うーん。なんとかレースには復帰できそうだけど、順位は苦戦しそうかな…-
③シーズンオフ(春)
毎年スポーツランドSUGOの合同テストだけ参加させてもらっている、パーティレース北日本シリーズ開幕戦にエントリー。
合同テストの翌日が開幕戦であること、震災から10年の節目であること、66号車さん・6号車さんをはじめとするパーティレースの先輩たちも参戦されること、今年から導入される≪レース前のタイヤ溝4mmルール≫を体験しておきたい。
そしてなんと言っても『本番の筑波開幕戦に備えてレースを走っておきたい』と思い、参戦することとしました。
約1年半ぶりの公式戦レース。
6年ぶり2回目の菅生でのレース。
フォーメーションからグリッド整列
スタート!
筑波並みのコース幅で富士並みのスピードでのバトル
『あー菅生のレースってこんな感じだったな・・』徐々に思い出す感じ(笑)
コースに慣れて無いのもあるけど、『うーん、無事終われば良しかな?』と、いつもならレース中にそんなこと思ったりしない事が頭を過る。
『前に!』というファイトが湧いてこない自分にびっくりしながらも久々のレースを堪能。
〇ロードスター・パーティレース北日本シリーズNDシリーズクラス開幕戦
予選9位/15台
決勝8位/15台・・7ポイント獲得
-久々だったけど、やっぱレースは楽しいわ!来月の筑波は頑張らないと…でもイマイチ自信無いかも…-
④シーズン開幕
そしていよいよ本命のパーティレース東日本シリーズ開幕戦。
毎年『GW・こどもの日は筑波でレース』だった訳だけど、2年ぶりの参戦。
27台での予選は、狙い通りの位置取りでアタック1ラップ目に目標タイムには若干届かないもののまずまずのタイムを出し全体6位と三列目グリッドをGet。
-よしっ!戦えんじゃん!-
雨の決勝はオープニングラップに接触、最下位まで順位を落としたところから14台抜きで13位まで順位回復。
-『少しでも前へ!』って気持ちも戻ってきた感じ-
〇ロードスター・パーティレース東日本シリーズNDシリーズクラス開幕戦
予選6位/27台
決勝13位/27台・・接触によりポイント獲得無し
残念ながら凸にも上がれず、表彰式でも拍手する側だったけど、このレースでグレートパーティレーサーに表彰いただき、ご挨拶までさせていただく事に・・。
パーティレースへの想いをお話させてもらいました。
最近始めた方にはお伝えしたいので、是非
開幕戦のブログを見てください。
④シーズン第二戦
開幕戦で『なんとか戦えそう!』という気持ちを得ての第二戦。
事前の練習走行・レース当日の気持ちが全然違う。
『2年ぶりの入賞そして凸Get!!』
予選は前回の反省から少し遅らせてコースイン。
狙い通り1周目にオールクリアでアタックに成功するも、タイムは目標よりコンマ3落ち・・・。
開幕戦と同じく予選6位だけど、気持ちはちょっと違って『う~ん・・イマイチ』という感じ。
パドックに戻ると他の参戦者の方から『いい位置ですね』『やりましたね』と・・。
いや、そうじゃないんだけど・・・。
この結果にこう言われるようじゃまだまだですな・・(笑)
決勝。
隣の5番グリッドには同年代でいつも一緒に練習走行している132号車さん。
長いレース経験をお持ちで実力者の132号車さんだけど、負けるわけにはいかんので絶対抜いてやろうとスタートに集中。
『5秒前!』 『赤!』 『スタート!』
開幕戦は今一つだったスタートが決まって、1コーナーまでに132号車さんをパスして5位。
ここから4位の191号車さんを追っての走行。
3・4位でバトルしてくれないかな・・と期待するも3位と4位の差が徐々に広がってきて、それぞれ『自分の順位を守る』感じに・・。
これだとなかなか抜くチャンスが無いので、ちょっと仕掛けてみたところ、前車のタイヤがちょっときつそうに・・。
『これ抜けるでしょう!』
『いける!抜きましょう!!』
無線(携帯電話)でサポートメンバーからの励ましをもらい追い上げるも、0.4秒届かずゴール。
凸には届かなかったけど、復帰後初入賞でトロフィーGet。
パーティレース公式戦18個目、エキシビ入れると20個目のトロフィー。
一番小さいサイズだけど、ケガで一時は引退も考えたところからの獲得は本当に嬉しい。
〇ロードスター・パーティレース東日本シリーズNDシリーズクラス第二戦
予選6位/28台
決勝5位/28台・・13ポイント獲得
『入賞おめでとう!』は素直に嬉しいけど、『シニア部門優勝だね(笑)』はちょっと勘弁。
性別・年齢に関わらず対等な立場で戦える・競えるのがモータースポーツの良さなんで。
⑤プチシーズンオフ&後半戦への想い
2021シーズン前半終了時点で、13ポイント獲得でパーティレース東日本NDシリーズクラス年間シリーズ6位。
不安な気持ちで迎えた開幕の頃から今はちょっと気持ちが変わってきている。
-筑波の残り2戦ともてぎの交流戦で、凸Getと東日本シリーズ年間入賞!-
後半戦に向け相棒の健康診断。
交流戦に向けてツインリンクもてぎのライセンスを取得。
久々の新コース攻略は新鮮な感じ。
一時は諦め掛けてたサーキット走行・レースがある生活を取り戻しました。
このワクワクはやっぱり最高ですね。
それ自体を楽しむのはもちろんだけど、2021年シーズンを結果でも喜べる良いシーズンにできるよう頑張ります。