パーティレース東第二戦が終了して約一か月。
プチオフシーズンって感じでちょっとゆっくりしようかな??と思っていたけど、やっぱ走ることが好きなんで走りまくっとります。
毎年この梅雨時は雨練でドライビングの矯正~って感じなんだけど、今年はカラ梅雨で結局全部ドライ~
トップ写真は、以前からお世話になってる
サーキットタイム計測できるスマホアプリGPSLapsの進化版。
これの検証レポートです~!
●6月10日 FSW RC
2011年パーティレース同期の77号車(通称:赤幌)さんと久々に走行。パーティレース卒業後、海外勤務等を経て日本に帰られた赤幌さん。
今は別の某車両を入手され、7月にここ富士でレースのため、その練習のお付き合い走行。
半年以上振り・Adrenalineでは初のFSW RCはなんかしっくりこない感じで走行終了。
やっぱFSW RCのようなハイスピードコースは、継続的に走ってないとダメですなぁ~
・気温:25℃ ・湿度:ジメジメ ・タイヤ:新品 ・タイム:2分15秒後半(冬の2秒落ち位?)
赤幌さん、再来週のレース頑張ってください。応援とサポートに行きますね~
●6月24日 筑波2000
1週お休みして24日は筑波練習。
『おいおいも~梅雨明けてんじゃねんの??』って感じでアツアツでした。
パーティレーサー以外にもレースが近いロータス111・筑波シリーズの皆さんでコースは大賑わい。
新アライメントの検証とタイヤのナラシで2本走行~
・気温:28.7℃ ・湿度:62% ・タイヤ:9.8部山 ・路面温度:49℃ ・タイム:1分11秒5(冬の1.5秒落ち位?)
日曜日は土曜日よりも知り合いが多くて楽しいですね。
●6月30日 袖森
冬の間トレーニングで走ってた袖森を久々走行。
この季節の袖は緑がキレイで、まるで高原をドライブしているかのような気分~。
Z33の横浜公園さん、写真ありがとうございます~!!
DEMIOレースからGAZOOVitzレースに転向されたでん!氏を追走。
・気温:32.3℃ ・湿度:55% ・タイヤ:9.6部山 ・路面温度:52℃ ・タイム:1分23秒7(冬の2秒落ち位?)
●GPSLaps進化版 モニターレポート①
以前からお世話になってる、スマホアプリでサーキットタイム計測できる
GPSLaps。
正確さと安定感から『もうタイム計測機要らないね』と、タイム計測機を使うのをやめてしまった方も多いのでは??→もちろん自分もそのひとり。
こんなに便利なアプリを無償(フリー)で提供いただいてるのは作者さんには本当に感謝です。
で、実はその作者さんは元パーティレーサー127号車のKrtkさんなのだけど、そんな繋がりもあって、昨年位からそのGPSLapsの進化版のモニターをさせてもらっています。
①通常画面(走行中)
従来のGPSLapsのタイム表示のみのシンプルなものと比べるととても情報が多いです。
※まだ開発中なので、今後変更の可能性もあるそうです。
・従来画面
・進化版画面
ざっくり言うと、従来版はスマホ本体もしくは外部のGPSロガーの情報からサーキットでのタイム計測結果を表示するのに特化していたのに、進化版では車両のOBDⅡの情報も取り込みオールインワンで表示が可能になったという事です。
画面にある情報で言うと・・・
GPSの情報=タイム計測値・スピード・Gサークル
OBDの情報=タコメーター・シフトインジケータ(画面右側の縦の帯)・吸気温度・アクセル開度·水温・燃料消費量等々
動画です。
ちょっと動画の絵がイマイチだけど、進化版のイメージが伝わると思います。
・タコが驚くほど正確=画面では分かりにくいかもだけど、クルマのタコとほぼ同期。
・シフトインジケータが便利=画面の右端に縦に緑→黄→赤で表示されるので視界に入る
・水温や吸気温等は色による警告も可能=例えば水温が60℃以下の時は水色で90℃以上の時は赤にすることができるので、アタックに適した温度まで暖める・冷やす時とか便利。
・メイン機能のタイム計測に関しては、ターゲット(ベスト)タイムに対するプラス・マイナスの差を青と赤でリアルタイムに表示する事にも対応しているそうです。→自分は青が出ると気持が昂ってミスるので(笑)この機能はオフってます。
・コントロールライン通過時に当該ラップのタイムが数秒画面いっぱいに大映しされる機能は、私のアイディアで搭載してもらいました。富士とかならいいけど、筑波とか袖森だとコントロールライン通過時にはもう1コーナーへのアプローチが始まってるから視線はコーナーなんだけど、ここまで大きく表示されると視界の片隅で十分確認できるのだよね。
②分析画面(走行後)
従来型のGPSLapsでも出来た走行データの確認。
走行後にパソコンを立ち上げなくても、スマホの画面で走りの結果をチェックして次の枠で対策できるのは本当に便利です。
ここまで読んでくれていて、GPSLapsを使っている人なら察しがついてると思うけど、①で表示していたOBDⅡからの情報もログとして保存されるので、従来の速度・縦横Gと合わせて確認・分析ができるという事が進化版の結論です。
履歴とログを表示すると、一番下にOBDからの情報が表示されます。
※これはエンジン回転数を選んでみました。
『最終コーナーでやや失速してるけど、エンジン回転も同様だなぁ~』
ということで、アクセル開度に切り替えてみます。
アクセル開度にしてみました。
『あぁ~最終の立ち上がりで明らかにアクセル戻してんじゃん・・』
みたいな事が分かるわけですね。
OBDの情報は複数選択もできるので、エンジン回転とアクセル開度の両方を表示させてみると、より一層分かりやすいですね。
因みに、地図上で位置を示すマークとグラフ上の線はもちろん連動してます。そしてグラフ上・地図上どちらからでも位置を指定できます。
『グラフでこういう傾向が出たのはコーナーのどの位置なんだろう?』
『コーナーのこの位置ではどういう状況だったのかな?』
双方向での確認ができるわけですね。
ここまでくると『複数ラップの比較はできないの?』と思うわけだけど、もちろんできます。
下はちょうどマーキングしている5・6コーナーをふたつの走り方を試したのを比較しました。
赤=インベタライン 青=少し外からアプローチするライン ※地図を拡大して見てみてください。
結果として、マークの辺りでライン的に苦しくなって赤はエンジン回転も落ち、速度も失速しています。
てな感じですね。
データのインポート/エクスポートもできるので、他人のデータとの比較もOKっぽいです。自分はまだやってみていないけど~
で、OBDⅡから取得できる情報はこちらです。
今後これにブレーキプレッシャーやステアリング舵角とかも搭載予定だそうです~楽しみ~
こんな情報収集や分析ができるツールは他にもあるけど、このGPSLaps進化版の凄いところは、これをスマホやタブレットでやれちゃうことですね。
走行終了してそのまま車内でこれらの確認・分析ができるのは本当に便利。
ピットでパソコン立ち上げてやるのは手間がかかるし、ピットにパソコン広げておくのも盗難とかいろいろ心配だし。
今回GPSLaps進化版モニターレポート①としたけど、また今後②・③とレポートしていきたいと思います~!
因みにタブットにしてるのは分析のためです。
表示だけなら大き目のスマホでいいと思うんだけど、分析はタブレットの方が見やすくてね~RG(ローガン)につき(笑)
Posted at 2018/07/01 12:43:27 | |
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