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イイね!
2016年03月23日

Sタイヤって何?


売却したインプレッサでSタイヤを履いたことがないので見当違いのことを書くかも知れません。
ご容赦下さい。

私らがA車両でジムカーナをやっていた頃はSタイヤを履くのが当然でした。
その後お休みに入ったのでノーマルタイヤでジムカーナをしたことや、している車の動きを見ることは復帰するまで(ほぼ)ありませんでした。

当時履いていた205/50R15、195/60R14と言うタイヤは今のSタイヤ基準から見ればそれほど大したグリップでは無かったのかも知れませんが、1tを切る車重が奏功してそれなりの縦横のグリップを発揮してくれたものでした。

当時のブランドはBSなら510S、520S、540S、DLなら93J、98J、YHなら021、032、032RS。

ここまではどうでも良くて。

一方その当時のA4(今の四駆クラス)の皆さんは、コーナリング時に路面にブラックマークをこすり付けてパワースライドでテールを絶妙に振り出しつつ頭をグイグイ入れて向きを変えていたものでした。

ですから私にとっての四駆のSタイヤの使い方やSタイヤのパフォーマンスと言うのはそのような光景が刷り込まれていたのでした。


先週日曜に千葉東京戦#1浅間台でDLのβ02、235/40R18を初めて履いてみました。

Wの後走だったこともあり、スタートダッシュのトラクションは素晴らしいものがありました。
生半可な回転ではストールしてしまい、その後ほぼフル回転でスタートしましたがすぐに食ってくれました。

一方コーナリングを始めとした「曲げる」行為は、それまで履いていたZⅡ☆とやっていることはほとんど一緒でした。

いちかわさんも同意見でした。ただいちかわさん的には「もう一段階切り込めてしまうので、つい切り込んでしまった」とのことでした。

私はいちかわさん以上にフロントに頼る走りを元々していましたので、既に切り込める余地をほぼ使い切っていたのかも知れません。

そんななか、一点だけどうしても上手く使えない場所がありました。左奥から島に入ってまた右奥へ行く2速のコーナーリングの箇所です。

最初は、ここはβのコーナリング性能による稼ぎどころだろうと睨んでいたのですが、慣熟、本番1本目、本番2本目とも残念ながら高いコーナリング速度とGを維持することが出来ませんでした。

具体的には頂点からアクセルを開けられるような感じに持って行けないので、頂点手前で頭を入れるためのアクセルオフやチョンブレを強いられてしまいました。

上記に書いた、パワーオーバーで向きを変えていくなんてことはとても出来そうに感じられませんでした。

これには浅間台のカマボコも関係しているかとは思いますが、それでもがっかりしたのは事実です。

逆にものすごく光った点があります。
本番2本目で早速PTしてしまったので限界走行にトライしてみたのですが、とにかくブレーキンググリップが異次元の高さでした。

ブレーキンググリップは過去の経験からタイヤの太さに比例すると感じて来ましたが、今回の235幅は昨年まで使っていたZⅡ☆の255幅をも遥かに凌ぐものでした。

また、出だしのオムスビでの立ち上がりも非常に前に引っ張って行ってくれて、縦のトラクションの強さに感動しました。

早い話、走っている最中は履いているタイヤが235幅なのか255幅なのか全く気にさせない、違和感の無いフィーリングと操作が出来ました。

βは少なくとも縦のトラクションは幅を全く関係ないものにするくらい絶品なタイヤでした。

一方横グリップは元々浅間台自体グリップが大して高くないこともあって絶大な差があるかどうかまでは感じ取ることは出来ませんでした。

例えば浅間台なら時にはNT4がS2(Sタイヤ二駆)のタイムを食うこともありますので、浅間台は横グリップよりは縦の加速感が生き易い場所だと思っています。



話が長くなりましたが、3本走ってみて感じたことは縦のトラクションは絶品、横のグリップはまだ未知数、と言う感じです。

ところで周りの皆さんは、現場に居た方以外も、βはSタイヤみたいだ、Sタイヤだ、とおっしゃるのですが、申し訳ありませんが私には四駆にとってのSタイヤのようなパフォーマンスを引き出すことはまだ出来ていません。

私の中でのSタイヤを履いた四駆のパフォーマンスと言うのは何度も書いて恐縮ですがパワーオーバーで向きを変えつつタイヤが前に引っ張って行ってくれて理想的な(ドリフト)コーナリングをするものです。

今、ハイグリップストリートタイヤでそのような動きが出せているのは、岡野選手、掛札選手を始めとした全日本選手権級の方々、あるいは地区戦チャンピオン級の方々しか存じ上げておりません。

今の感覚ではβではどうしてもそこまでの思い切った操作ができそうにありません。

その原因の一つとして車がまだ出来きっていないのかも知れません。
もっとフロントともリアともデフを固めていかなければいけないのかも知れません。


今、自分の中ではまだβは自分の知るSタイヤのパフォーマンスを発揮出来ていません。

ですが周りから、SタイヤSタイヤと言われて非常に戸惑っています。

どうすれば四駆にとってのSタイヤのようなパフォーマンスを発揮させられるのでしょうか?

正常進化したハイグリップストリートタイヤの延長線上にあるタイヤと言えるのではないかと思うのですが・・・。

いちかわさんも以前はSタイヤで四駆クラスを総なめにした方ですが、その方を以ってしてもSタイヤよりはハイグリップストリートラジアルの延長線上と言わしめています。


戸惑いを隠せない日々を過ごしています。精進が必要そうです。オシマイ

ブログ一覧 | ジムカーナ | 日記
Posted at 2016/03/24 00:25:22

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この記事へのコメント

2016年3月24日 9:16
とりあえず減りはSですねw
あと車の動きの件は、車の仕上がりの影響もありますからね~なんともコメントしにくいですね。

とりあえず県戦に持ち込むタイヤじゃない気がしますが、もちろん競技なので許されるなら持ち込みますよね。それは当然のことなので別に非難する気はないです。ただサイズのラインナップ増やすのはほかのクラスにも影響するのでやめて欲しいwww
コメントへの返答
2016年3月24日 10:38
ありがとうございます。
少なくとも、「減るタイヤはSタイヤ」と言う見方があるんですねw
今後、減るタイヤが出てきたらどんな呼ばれ方をするのか楽しみですわw
確かに減りが早いのは、実際懐を痛めて出費した人間にこそ痛手です。このままWを続けたら数試合も持たないかもなんてぞっとしています。でもいずれこんなタイヤばっかりになっちゃうんでしょうねw
2016年3月24日 12:18
ブログ本文の内容とは論点が異なるかも知れませんが、
結局なにを持ってSタイヤか非Sタイヤなのかの明確な規格って無いみたいですね。

メーカーが「これはSタイヤです!」って決めたのがSタイヤと言う区分けになるみたいです。

自分はSタイヤ以外のタイヤをすべて「ノーマルタイヤ」と呼ぶことに違和感をずっと感じてます。

少なくともネオバとかポテンザと言う名称のタイヤは最低限「スポーツラジアル」とか「自動車競技に適している」と言う区分けをして欲しいです。


あくまでもローカルルールですが、自分がCR-Xで神奈川県戦に出ていた時に1年だけフェデラルのタイヤがSタイヤ扱いに指定されて、使用出来なかった時がありました。

トーヨーのR1Rもそんな時期があったと思います。


コメントへの返答
2016年3月24日 15:23
いつもご指導誠にありがとうございます。
自分的にはSタイヤとはパフォーマンス(挙動)がSタイヤらしい、性能が非常に高いタイヤのことだと思っています。
その意味で言ってしまえば、ある方にとってはハイグリップストリートタイヤは十分にSタイヤなのかも知れません。
しかし自分的にはあのいにしえのA4の動きが出来ることが四駆にとってのSタイヤだと思っています。A4を持ち出すのは少し古い運転スタイルなのかも知れませんが(笑)

RS-RもR1Rも1年間しっかり試して見ましたが、あれをどう言えば四駆にとってのSタイヤとなるのか私にはさっぱり分からずじまいでした。
おまけに、今振り返ってみればその両方ともただのタイヤです。昨今のRE-71Rには足元にも及びません。まして86レースタイヤには剛性、コンパウンドともに全く歯が立ちません。

メーカー様のあくなき技術の進化の賜物でその瞬間その瞬間傑出した製品は必ず生まれますが、そのたびに叩かれたのではメーカー様も、いち早く試そうとした金と時間のあるユーザーもたまったものではありません。
その後もし他の製品も同じ水準に達して、そういった他の製品を当たり前のように使用する人たちは一体どのような心境で自分を振り返り見つめているのでしょう。
2016年3月24日 19:02
りんさんの意見は参考になりますね。

自分の意見は公式HPの謳い文句がラジアルっぽくないって感じですかね。
ちなみに「ドライ路面での運動性能を追求したスポーツラジアルタイヤ」とのこと。
(しかもラジアルタイヤの中でβ02だけ各性能表が書いてないし)

自分にとってラジアルはどんな路面でもパフォーマンスを発揮できるのが前提条件だと思うし
ウェット性能をある程度犠牲にしてるようでは、ラジアルタイヤと認めたくないって感じです。

ただ実際こう書いてあっても、ウェット性能がいいのかもしれませんし
それはウェットのイベントの時のみなさんの結果次第で判断ですかね。

自分のところでもSタイヤって書きましたけど、
ラジアルじゃない=Sタイヤだとたしかにちょっと違うなと思います。
ということで、昔R1Rが言われてたようにインチキラジアルって書くべきですかね~~。(笑)

こう見るとR1Rがイベントで禁止になってたのが不思議なくらいです。
あっ、それとせっかくだから聞きますけど
β02のブレーキグリップが大分いいみたいですが、595RSRよりもいいですか?
直線からのブレーキンググリップはあのタイヤ本当に良かったですから、りんさんの意見聞きたいですね。


コメントへの返答
2016年3月24日 19:39
いつも興味深い発信誠にありがとうございます。
私の問題意識に初めて真正面から反応いただき大変嬉しく思っています。
私だって、βがケタ違いの性能を発揮するタイヤなことくらいは実際に履いた人間として分かっております。
私が答えを追求すべく拘りたいのは、このタイヤが全日本選手権で活躍する最高峰のSタイヤと比肩できるほどのものすごいタイヤなのかどうかと言うことです。
皆さんがそれほどまでにSタイヤSタイヤとおっしゃるのであれば、本当にSタイヤの性能を発揮していることをご自身で確認いただきたいのです。
私だってβが、昔R1Rが揶揄されたようにインチキラジアルと言う範疇に入ることくらいは感じております。
じゃあホンマもんのSタイヤなのか?その疑問にきちんと答えて欲しいのです。
確かに全日本岡山の結果だけを見るとPN4のタイムには目を見張るものがありました。その点から言えば既にホンマもんのSタイヤと十分に言えるのかも知れません。
しかし実際に履いてみた本人としては、大昔の540Sとの比較であまりに失礼ではありますが、まだSタイヤ四駆の挙動を出すには至りませんでした。
確かに名手が使えばホンマもんのSタイヤ四駆の挙動は出せると思います。でも全日本と関係無い方々が、SタイヤSタイヤとそこまで言うなら、本当にSタイヤ四駆のパフォーマンスを出して欲しいと思っています。

<追記>
RS-RがSタイヤみたいだって言われたとき、全く同じこと書いてたのを思い出しました。RS-RがSタイヤだと思っている方は失礼ながらSタイヤの真髄をご存知無いなんて、大変失礼なことを書いたことを思い出します。でも今振り返れば笑っちゃいますよね、RS-RがSタイヤだなんて。


ご質問の件です。
私がその傑出したブレーキンググリップに惚れ込んだRS-Rに対し、悔しいですが異次元で超越しています。しかも恐ろしいのが、しまった!明らかにオーバースピードで飛び込んでしまった!と思っても最後の最後までグリップコントロールが効くことです。単に全力で縦に止まるだけでなく、曲がる力を残していると言うか、ブレーキ踏力を弱めれば曲がる力が生み出されてくるのです。これには驚きました。

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