一部の方々の暖かいイジリに救われ、ショックから立ち直りつつあります(嘘)。書くのが遅かったのは単に今週は飲み会とかが多かっただけ(笑)
さて、本庄には今春ショートカットが追加されたと聞いていましたし、第二ヘアピンのサークルも半分削られて広場が広くなったと聞きましたので、コース下見は必須と考え、1万円を出して前日練から参加してきました。
当該週末は雨模様との事前予報が悲しくも当たり、朝の準備をしている頃から雨が降り出しました。
慣熟歩行中に次第にバケツひっくり返したような雨になり、長靴履かずに行ったので靴も靴下もびちょびちょ。
今日はずっとWETかなと思い、タイヤはR1Rのまま。
前日練のコースは新設ショートカットを使わせてくれました。
PN1トップバッターのさかもとよしじさんの頃はフルWETだったのですが、皆さんが書いておられるように、この日は不思議なことに「PN1出走前に雨→その後止む→PN3の頃までWET→N2から乾き始める→N4は午前中2本はDRY、午後2本もほぼDRY」と言うコロコロと変わるお天気でした。
と言うことで1本目走行の頃にはすっかりDRYになってしまっていたのですが、めんどくさかったのでR1Rのまま走りました。
ショートカットなどの通過可能速度が分からずスピードを落とし過ぎていたようで、1.11.487とN4トップのたかせさん1.09.869から遅れること1.6秒と振るわず。
2本目もPN1からまたWETになったのでタイヤ交換を見送ったらN4はドライ(笑)、1.10.881とトップのかねこさん1.08.776から遅れること2.1秒とまるで振るわず。
もしかして本庄は去年から遅くなったかなーと思いつつ、ZⅡの皮むきもしておかなきゃと思ったのと、一応WETでもZⅡの感触を試しておきたいと思い、午後はWETでもいいからZⅡに交換しました。
で、案の定お昼の慣熟歩行後半にまた大雨です(笑)。これで誰が雨男さんかはっきりしました(笑)
ところでこの日は第二パドックのさらに上のギャラリーパドックを舗装すべく、アスファルトを積載したダンプやロードローラーが多数行き来していたのですが、それらが昼休みにコースに出て来ました。
何事かと思いきや、あらかじめホームストレートのアウト側の土手が浅間台のバスストップのように削られて広くなっていたのですが、そこを舗装し始めました。
この短いお昼休み中に本当に舗装し切れるのか、と驚きましたが、後半の大雨のせいか、半分だけ舗装してお昼休みが終わりました。
今後はこの広場を使って、間違いなくサブロクとかの深いターン系をやらせるのでしょうね。
3本目は午前中よりは乾きが遅く、午前のDRYはZⅡで午後のセミWETはR1Rと言う順番にすべきだったなあと後悔しましたが、ZⅡで行くことにしました。そしたら1.09.433。かねこさんの1.09.026に0.4秒と近づいてきました。
午前中の完全ドライに対して午後はやや生乾きなのに1.4秒も速くなったのは、コースに対する慣れ(ショートカットのラインが良くなってきた)もあるのでしょうが、明らかにタイヤの差だと思いました。
全員の3本目が終わった時点で14時40分頃と、練習時間終了の15時間際だったのですが、主催者様が4本目も走らせて下さいました。大変ありがとうございました。
4本目は少し変わったことを試してみようと、いつも2速にしていたS字を入口で3速に上げてみることにしました。3速に上げるためには第3ヘアピンの出口で速度を稼いでおかなければなりません。
結果、上手く3速に上げることが出来て、エンジンブレーキが効きにくくなるからS字の姿勢制御が難しくなるかと思いきや、意外とすらーっと通過することが出来ました。
タイムは1.08.185、かねこさんの1.08.600を0.4秒だけ上回ることが出来ました。この日のタイム掲示はクラス別ではなく参加者約100台全員の順位でした(光電管でなく、サーキット埋設磁気利用のトランスボンダー計測だったため)。ラストは全体の中で7番手でした。
しかし、幾ら3速に上げたからと言ってR1Rより2.7秒も速くなるとは、ZⅡは恐るべきタイヤです。4本目は走っていて明らかにグリップの手ごたえが強烈でした。こんな無茶苦茶速いタイヤとは思っていませんでした。
で、当日。雨予報でしたが案の定ホテルを出てからずっと降ったりやんだりでした。
コースは前日と打って変わってスタート位置が変わりS字も逆走。
またしてもバケツひっくり返した雨になり、下段パドックの端では滝が出来たそうです。
それでも第一ヒート開始から雨は止み、次第にコースの水量も減って前日の再来が予感される天気になっていきました。
N4の頃には日も差してきて気温が上昇してきました。また天気が崩れる可能性が大のため、1本目勝負となる予感。
スタートして最初のショートカットで意外なほどグリップが高く、何だ結構踏んで行けるじゃんとも思ったのも束の間、第1ヘアピンの進入速度が高過ぎたのかWETらしいアンダー。
そのおかげでスピンもしくは曲がり切れず多発のブレーキングエリアも比較的すんなり行けました(内心、規制パイロンに当たったかと思ってました)。
サークル後の270度はサイドブレーキレバーが戻り切っておらず大回り。
ゴールタイムは1.21.537だったのですがP1。ますやさんのビデオを見せてもらったら270度前のパイロンに当たっていたようです。このタイムが結局1本目は抜かれず、幻の1本目トップタイムとなりました。
1本目トップはますやさんで、私との差は1.5秒。6位ふくださんとの差は3.5秒。午後に雨が降ってコンディションが悪くなってもこれなら何とか行けるかと思って気を静めました。
しかし慣熟歩行中に朝より酷い土砂降りになり、コースには川が出来る始末。一旦テントに戻って雨宿りしました。
テントの中は濡れて干した衣類やらなんやらで道場みたいな臭いを発していました。
その土砂降りも長くは続かず、お昼休み中に雨が上がりました。コースに流れ出た土砂の状態チェックや1本目にPTしたパイロンのクリアの仕方の確認などで再度コースイン。
第二ヒート開始直後はS字のイン側に川が流れていて少し危険だったのですが、N2クラスの頃には水もかなりはけてきました。
そして2本目出走直前にはまた陽が差してきて、1本目より良いコンディションになってきました。
案の定、前半ゼッケンだったなおぽんさんがいきなりトップタイム更新。これは神がもたらしてくれた仕切り直しのチャンス。
2本目はスピン多発地帯で絶対に姿勢を乱さないよう、1本目よりかなり安全策を取って進入。実際中間タイムは速くありませんでした。
サークルのパイロンはとにかく寄らないように細心の注意を払ってクリア、270度も出口で捕まらないよう敢えて行き過ぎてからターン。
1本目でアンダーを出して膨らんだ第3ヘアピンも今度はきっちりインに付けたものの、そのストレートエンドのショートカット入口で止まり切れず若干ロス。
ラスト二つのターンは1本目より路面が良くなっているであろうことを考慮し、少し強めにサイド。
ゴールタイムはその時点でベストだったのですが、何とPTとのこと。一瞬喜んだあと、すごくがっかりしました。どっかんさんに聞いたらまた同じパイロンに触ったとのこと。
結局そのタイムがまた抜かれず、午前午後とも幻のトップタイムに終わってしまいました。
最終順位は、1位かねこさん、2位HG鷹の目さん(GDB最上位)、3位ふくださん。1本目1位だったますやさんも再度抜き返して6位入賞。
一昨年や今年のようなレイアウトだとGDBでも勝負になると思えて少し嬉しかったです。
去年少し嫌いになった本庄サーキットも、今年また好きになりました。