えぼろくのブログ一覧

本当はみんカラに書く気は無かったのですが、もう藁をもすがる気持ちで今書いています。





家内の母が、先週木曜深夜に救急車で運ばれ緊急入院しました。

家内は救急車で運ばれる前に一人実家へ車を走らせました。
そのときは押しつぶされそうになる気持ちを抑えて必死に我を保っていたのだと思います。

私は家に残り、子供二人の面倒を見ることにしました。

翌日金曜に別の大きな総合病院に運ばれ、ICUに入りました。
かなり危険な状態と診断されたようです。

土曜、私の妹が駆けつけてくれて、子供の世話を手伝ってくれることになりました。

この日、家内はやっと眠ることが出来たそうです。

日曜、母はICUの個室に移されていたそうです。
感染を防ぐためだそうです。

母は多臓器不全の状態にあるそうです。

私は明日、子供たちの世話は妹に任せて、午後からの面会となるICUへ行く予定にしています。



母は眠らされているけれど耳は聞こえるはずとのことです。

母に会えたら、耳元で精いっぱいの気持ちを込めて、頑張ってと言うつもりです。

ICUでは10分しか面会できないそうですが、精いっぱい言うつもりです。



妹の旦那の父も数年前に脳溢血で倒れました。

あと少しの命とのことで親族が病院に集められたそうです。

でもそこで親族が精いっぱい声を掛けたら、奇跡的に淵から蘇ったそうです。

なんとその後数年間生きながらえたそうです（大変残念ながら先週亡くなりました）。

精いっぱい声を掛ければ人間の生命力は必ず応えてくれると信じるきっかけとなりました。

一生懸命念ずれば、例え離れていても声は必ず届くと信じています。



今実家に戻って病院と実家を往復している家内の心中を想像するだけで胸が張り裂けそうになります。

私ですら平常心をとても保てない状態なのに、家内は大切な人を失いたくない気持ちでもう身も心も張り裂けんばかりだと思います。

家内を悲しませたくない、そのことで私ももう胸が一杯になっています。



とにかく今は祈るしかない、母の回復力を奮い起こさせるしかない、こんな居てもたってもいられない心境です。

もし皆さんからも少しずつでも気持ちを分けてもらえたら、本当に嬉しく思います。

どうか家内の大切な人である母を救って下さい。

神様、お願いします。



（12/24、18時追記）

今日、個室ICUの母に面会してきました。

TVでしか見たことのないようなさまざまな機械がベッドを取り囲んでおり、母は、人工呼吸器、人工透析などのチューブが多数体中に取り付けられていました。

短い時間しか会えませんが、はやる気持ちを慌てないように気を落ち着けて、ゆっくり母に言葉を掛けてみました。

母は薬で眠らされているそうなのですが、声を掛けたとき明らかに頷いたような気がしました。

そして、しばらくしたあと、足が動きひざが曲がりました。

倒れてから全く体が動かなかったのに、初めて体が自発的に動いたそうです。

土曜、日曜は残念ながらほとんど好転が見られなかったそうですが、家内と義父、義兄によると、日曜からはずいぶんと好転した感じがしたとのことでした。

ICUの看護婦さんからも、抗生物質が効いているのかまだ判定が済んでいないので予断は許さないが任せて下さいとの声を頂き、面会時間終了後、そのまま病院を後にすることにしました。

病室を出て、義父、義兄、家内と話をして、初めてほっとした、との声を聞くことができました。

これも、このブログを読んで下さった皆様、イイねを付けて下さった皆様、コメントで温かい言葉を掛けて下さった皆様から、母に力を分けて頂いたおかげだと、心から感謝しております。

今日これほど皆様の温かい気持ちをありがたく思ったことはありません。また、勇気づけられました。

看護婦さんが言うようにまだ予断は許しませんが、我々が希望を強く抱いて回復を祈っていきたいと思います。

皆様本当にありがとうございます。

良いクリスマスイブをお過ごしください。