• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

黒ノ助のブログ一覧

2010年09月23日 イイね!

~回想~2005年北海道の旅 三日目 ウニとソイの島へ

翌朝、まだ朝やけが残る時間に起床。車の外に出て、気温の低さにちょっとびっくり。涼しいというより、寒い。顔を洗う水の冷たいこと。北海道に来た事を実感します。


早速出発準備をし、更に北を目指します。道央道の終点、士別までひとっ走り。そのあとは一般道をひたすら北上します。

士別、名寄市街で若干時間がかかり、国道と並走する農道に迂回したり、

 北海道らしい道を見つけては撮影したり、初めて走る北海道を満喫していました。

市街を抜けると北海道らしい直線道路と、たまに現れるなだらかな山越え。そういえばろくに飯食って無かった事を思い出し、道の駅らしきものを見つけてピットインしますが、意外と食べるものがない・・・。

そのうち天塩川と並走するようになり、美しい川に見とれながら、北海道速度で北上します。このころには交通量がぐぐぐっと減って、ほぼマイペースでドライブを楽しむことができました。

まだお昼まで時間がある、この調子だと思った以上に早く稚内につきそうだなと思い、日本海側に出て、サロベツ原野、オロロンラインを通ることに。海沿いの直線道路。考えただけでわくわくします。

天塩川に沿って海に出て、オロロンラインに合流です。

本当にま~~~~すぐな道で、視界を遮るものがない!たまーにダンプとすれ違うぐらいで、本当に気持ちのいい道。

そのうち左前方に利尻富士が見えてきます。かっこいい!

 記念撮影。
 
ここも思った以上にペースを稼げたので、抜海漁港でちょっくら釣りです。とにかく北海道で釣りをしてみたかった!

目の間に利尻富士を眺めながら、漁港で釣り。最高です。でも釣れるのはマイクロサイズのソイたん。

再び、オロロンラインに戻り、稚内をめざします。まだ昼を回ったぐらい。時間はあります。

稚内到着。北防波堤ドーム。

さあて、天気もいいし利尻島にわたることにしましょう。フェリー代金は高いですが、あんなかっこいい姿を見せられたら行くしかないでしょう。幸いフェリーがあり、今日中に渡れそうです。

フェリーの待ち時間、フェリーターミナルの駐車場で撮影タイム。

セイヨウタンポポのきれいなこと。

いよいよ、フェリーに乗船。1時間弱の船旅です。

稚内の町を海から眺め、

 徐々に大きくなる利尻富士を目の前に俄然興奮してきます。



こちらは礼文島


近づいてきました。けっこう険しい地形です。

 鷲泊港に入港。ペシ岬の独特な地形が迎えてくれます。最果て感が高まってきます。

フェリー下船後にまず出迎えてくれるのが、この売店。お土産物を売っています。昆布やウニ関係のものが多いです。島のパンフレットを入手して情報収集。

どうも、ウニ丼が名物らしい。ので、港からほど近い料理屋さんに行ってみる事に。

ウニ丼2800円を注文。確かに旨い!本土の粒々のウニとは違い、とろけるようなウニがたっぷり(ウトロで食べたウニ丼とはやはり違いますねえ)。ウマ過ぎ!

とにかく、まだ日暮には時間があるので、お待ちかねの釣りをしましょう。

目の前の鷲泊港の防波堤に行ってみます。誰も釣りをしていない(釣りをした形跡のない)防波堤なんて初めてです。

防波堤の先端に行ってみると、たまに巨大な魚の群れが防波堤沿いに回遊してます。これはいったい?

ライトリグで際を探っていると、ミニソイが。でもサイズはどれも一緒。
ペシ岬をバックにパシャリ。
 いくらでも釣れそうですが、サイズがもの足りません。カモメが盛んにおねだりしてくるので、お裾分け。
 
まだまだ島はでかい。一周しながら、目についたポイントで竿を出すことにします。

まずはメジャースポット姫沼展望台に行ってみます。姫沼に利尻富士が映り、美しい、ですが、バスツアーの熟年観光客がごった返していて、ちっとも雰囲気じゃない・・・。早々に退散して、更に右回り。

とあるポイントに到着。釣りを開始します。底が見えるほど浅いor水がきれいなのですが、ちっとも釣れません。

そのうち地元のおじさんがやってきて釣りを始めます。「チカでも釣ってるんか?」「いいや、なんかつれないかなっと」「そうか、アキアジなら朝釣れるぞ」「そうですか。」

アキアジって何?って思いながらポイント移動。所謂穴釣りを開始します。

すると、いきなりアタリが。しかも大物。ラインブレイク。

こりゃいかんとばかり、手持ちのルアーロッドでもっとも硬いやつと一番太いラインを組み合わせて、同じように釣ります。すると関西では考えられない大きさのソイが!

うう、楽しすぎる!

ひとしきり楽しんだ頃、日没サスペンド。

さあ、今夜泊まれそうなところがあるでしょうか?地図を見ても、道の駅的な車中泊に適した場所は見つかりません。そこで、携帯から今夜の宿を検索。ちょっと高いホテルですが、たまにはベッドで寝るのも良いでしょうとチェックイン。


どうも団体様御用達のホテルらしく、飯は決してうまい代物ではありませんでした。残念。でも、白いシーツの上で眠れるだけ幸せです。今日もいっぱい走ったな~。利尻まで来ちゃったよ。明日はどうなる事やら・・・Zzzzz
Posted at 2010/09/23 08:44:39 | コメント(1) | トラックバック(0) | 回想 | 旅行/地域
2010年09月23日 イイね!

~回想~2005年北海道の旅 二日目 北海道上陸

二日目朝。船室で目覚め、部屋で本や雑誌を読んだり、コンビニおにぎりを食べたりしながら、船旅っぽくだらだら過ごします。太陽が上がった頃、甲板に出て外を眺めます。


天気は上々、青い空の下、日本海を結構速い速度で北上していきます。潮風が強く、あまり長時間外には出ていられません。

それでも、本当にヒマなので、廊下のサンルームの椅子で本を開いたり、ただただ流れていく波を眺めたり、部屋に戻って昼寝をしたり、時間をつぶします。

上り(?)の船とすれ違います。改めて見ると、でかい船です。




東北地方と思しき陸地が見えます。


そのうち日が傾いてきたので、デッキに出て夕陽を見送ります。


陸地が見えると、なんだか懐かしい気持ちになります。

今まで見たどの夕日とも違って、透き通った夕日でした。

そろそろ、北海道に近づいてきているのでしょう。心なしか風もひんやりしてきました。

日が暮れるとすることもなく、部屋でごろごろします。ちょっと眠ったかもしれません。

そして、ほぼ21時間後に小樽港に到着です。着岸が近付くと船内はざわざわし始め、下船準備が始まります。

気の早い人は相当前から車に乗り込んでエンジンをかけて今か今かと下船を待っています。

こっちは急ぐ理由もないので、のんびり旅の計画でも練ってみます。

そして着岸、下船。

とうとう、北海道の大地に足を(タイヤを)踏み入れることができました。つい昨日まで関西でいつもの生活をしていたことが、すでに遠い過去のような気がして、不思議な感覚になります。

先ず目指すは最北端の地、宗谷岬です!真っ暗な小樽市街には目もくれず、札幌を目指します。

今夜は、行けるところまで行って、車で寝るつもり。時刻は午後9時。

札幌自動車道、道央道で札幌を通過。真っ暗な石狩平野をひた走り、だんだん山っぽくなってきたと思ったら、パトカーが列を従えて走っています。

列に加わり、安全運転。オービスの場所も全くわからなかったので、ここは慎重に。3時間以上ぶっ続けで走って、そろそろ眠くなったので、比布大雪PAを今夜の宿に決めて、ラゲッジルームを整理して寝袋に潜り込みます。星のきらめきをまぶたに残して眠りに就きます。

明日はどこまでいけるでしょうか?
Posted at 2010/09/23 08:42:24 | コメント(1) | トラックバック(0) | 回想 | 旅行/地域
2010年09月23日 イイね!

~回想~2005年北海道の旅 一日目 新日本海フェリー

今年もラリージャパンの季節がやってきました。(とっくに終わりましたが)

ラリージャパン、と聞くと思いだすのが、5年前、2005年9月末から10月初めにかけて北海道を一人旅したことです。
当時、初代フォレスターの最終D型StiⅡに乗っていました。とにかく万能な車で、馬力はあるしラゲッジも広く、長距離ドライブはお手の物でした。その上立体駐車場にも入り、何かと重宝していました。

いつもの事で、旅行期間は決まっているもののどこに行くかは直前まで決めていませんでした。1週間前くらいに大急ぎで旅の計画をたてた記憶があります。

その年、2005年は画期的な第一回ラリージャパン開催年でした。(第二回でしたね。訂正)スバルがペターソルベルグを擁してシトロエンのローブとチャンピオン争いをして盛り上がっていました。是非行きたかったのですが、十勝での開催ということで宿泊施設の不足がかねてから指摘されており、旅行代理店がほぼ抑えている状況でした。

本土からツアーを申し込むにしても、高額で自由が利かないため躊躇していました。
そんなこんなで直前まで迷っていたのです。

しかし、ラリージャパンは置いといても、北海道は一度行ってみたかったし、自分の車で行けば宿の心配をすることも無いというメリットもあり、小樽行きのフェリーを予約したのでした。

平日仕事を終えてその足で舞鶴へ向かいます。仕事でクタクタになっていたものの、車に乗り込んだとたん、新たな世界への興奮が抑えられなかったこともあり、目がしょぼしょぼする中舞鶴道を飛ばしたように思います。その時のそこはかとなく開放的な気分は、若さゆえの独特のものだったことでしょう。

出港前1時間半ほど前にフェリーターミナルに到着し、車検証と予約番号のプリントアウトを携えてカウンターに向かいます。フェリーターミナルは、どこか普段の生活では絶対接点がないような、いわくありげな人々がぽつぽつといました。

手続きを終えると、特にすることもなく、車に戻って船に持ち込むリュックを確認したり、一般客に先立って続々と船に運び込まれるコンテナトレーラーの積み荷作業や、逆光のライトに照らされる巨大なフェリーの異様な姿を眺めていたと思います。フェリー岸壁では、熱心に釣りをする釣り人も多くいました。

いよいよ乗船となり、甲板員の手慣れた誘導で、前の車に続いてフェリー船内に入ります。入るといっても、岸壁に設けられた巨大な進入用のブリッジを昇って、結構高い場所から入ったと思います。車体の底を擦らないか?ちょっと心配になりますが、慎重に誘導に従って船内奥の駐車スペースに停めます。内部は想像以上に広く、オイルの匂いで充満していました。ディーゼルエンジンの振動・騒音が、巨大な船の内部であることを実感させます。

タイヤ止めをしっかり噛まされて、フォレスターは固定され、私は階段を上り船室に上ります。

船内の中心部は吹き抜けとなっていて、ホテルのロビーを思い起こさせます。その奥に船室があり、私はもちろん2等の雑魚寝部屋です。

たくさんの部屋がありますが、いったい何処に陣取ればいいのかさっぱりわかりません。

おじさんが一人だけいる船室を選び、端っこに荷物を置き、寝ころぶ用のマットを敷いて、ひとまず寝ころびます。

さてどうしたものか?船内を一通り散策してみますが、廊下に共同の洗面所とトイレ、洗濯機などの共同スペース。ロビーにレストラン、共同の風呂。なんとなくちょっときれいな合宿所という感じです。

部屋に戻ると(どの部屋だったか一瞬迷いましたが)、すでにルームメイトが数名増えています。でも満員という風でもなく、定員20名の部屋に5~6名といった雰囲気。

そうこうしているうちに出港したようで船が動き始めます。 船のエンジン音、と言うよりエンジン振動は特に大きな変化もなく、寝ころぶと微妙に体に響きます。

やることもないので、あまり揺れないうちに風呂に入ってみます。小さめの温泉施設、といった風情の風呂。波の揺れでお湯が浴槽から溢れます。意外といい湯でした。

寝巻に着替えて寝ることにします。でも部屋の電気が消えるわけでもなく、なかなか寝付けません。そのうちルームメイトのおっさんがズルズルとカップラーメンを食べ始めます。

特有のきついにおいが室内に充満し、嗅覚と聴覚と視覚すべてが眠りを妨げます。

ピッチのゆったりとした、大船独特の揺れを感じながら眠れない忍耐の時間が続き、そのうち眠りに落ちた様でした。
Posted at 2010/09/23 08:37:30 | コメント(1) | トラックバック(0) | 回想 | 日記

プロフィール

「祝・みんカラ歴18年! http://cvw.jp/b/196067/47673477/
何シテル?   04/23 10:12
主に旅行記が中心のはずが、あまりドライブ旅に行けてない…幽霊部員でおます。 2015年まではロードスターのドライブ旅行記好評でした。まとめからご覧ください。 ...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2024/4 >>

 123456
78910111213
14151617181920
2122 2324252627
282930    

リンク・クリップ

エアコンエバポレーター洗浄サービス 空気の洗車屋さん 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2024/02/21 10:34:26
S-Net ラゲッジルーム収納ポケット 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2023/11/29 06:45:50
ダイソー 自転車カゴ用ネット 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2023/11/29 06:45:15

愛車一覧

マツダ ロードスター マツダ ロードスター
NC3最終型RS-RHTであります。NC型では希少なソウルレッドです。いろいろと専用装備 ...
マツダ ロードスターRF ベリたん2号 (マツダ ロードスターRF)
人生5台目のロードスター。ND型は初めて。 2022年式でKPCを搭載した時のモデル。 ...
マツダ CX-5 マツダ CX-5
CX-5から乗り換え。 大幅改良で相当レベルアップした。
マツダ CX-5 マツダ CX-5
予定では車検のタイミングでSKYACTIV-Xが発売されるはずだったので、MAZDA3か ...

過去のブログ

2024年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2023年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2021年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2020年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2019年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2018年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2017年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2016年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2015年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2014年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2013年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2012年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2011年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2010年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2009年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2008年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2006年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation