3月に自宅鑑賞した映画

映画館でも自宅でも映画を観ることがめっきり減ってしまっていたけど、
今月はレンタルBDで3本観た。

『THE NEXT GENERATION パトレイバー　首都決戦』 (2015, ドルビーアトモス)

実物大のプロップ（映画撮影用の小道具）を作ったというニュースを聞いて、
特撮ファンとしては観ておきたかった作品。。。

全然面白くなかったorz
ストーリーとは言えない、ひたすら暗い部屋で状況が淡々と説明されるだけ。。。
推理パート捜査パートすら無い。高島礼子も筧利夫も悪くない俳優さんなのだけど。

ロボット（この作品ではレイバー、警察用のレイバーがパトレイバー）が
いつ動くかだけを待っていたけど、終盤にホンのちょっとだけ。
しかも最新鋭の武装ヘリ相手に、橋の上からパトレイバー用の拳銃で迎え撃つ、
という状況。どう考えても勝てっこないからｗｗ説得力皆無の戦闘シーンだった。

この作品、唯一素晴らしいのがサラウンド。邦画初めてのドルビーアトモス収録
作品だそうで、その名誉に恥じない出来だった。
武装ヘリの爆音が、バーチャル再生ながら頭上でグリングリン動く大迫力。
リアルに5.1.2ch再生で聴きたくなる、電器屋での視聴にぴったりの作品だった。


『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』(2017, DTS-MA5.1)

こちらも有名漫画作品の実写化。自分は第一部から第五部までRTで読んだけど、
舞台が日本の街なこの第四部が実写化に選ばれたのは当然だと思う。
でもなぜか、街並みは海外のような雰囲気ｗｗ

原作通りの再現とまではいかないし、登場人物はコスプレのように見えてしまう
けど、スタンドのCG表現は良かった！！
特に、虹村形兆のバッドカンパニー！　スタンドは1人1体という原則を破る
このスタンド、実写でシャカシャカ動く様はジオラマから出て来たようで
可愛く見えて面白かった！

原作ではレッドホットチリペッパーにトドメを刺される形兆だけど、この
作品ではキラークイーンに改変されていたのは、まあヨシ。
続編第二章に繋げるためだろうけど。。。結局第二章の撮影が開始されたという
ニュースが聞こえてこないから、残念ながらジョジョ実写化プロジェクトは
失敗ということなのだろう・・・　けど、自分は良かったと評価したい。


『ジェントルメン』(2019, 米英, Dolby True HD 5.1ch)

映画大臣のチョイス。麻薬ビジネスの裏社会で生きる漢たちを描く群像劇。

当然出てくる人物は皆「紳士」（と書いてワルと読む）なので、全く感情移入
できないが、ストーリー展開が全く読めず奇想天外ハチャメチャで面白かった！

主演は「インターステラー」のマシュー・マコノヒー、そこにコリン・ファレル、
映画大臣の好きなヒュー・グラントが絡む。特にこのヒュー・グラントが
良かったね！