宝塚過激団のブログ一覧

北海道の長距離路線バス＜スターライト釧路号＞にも乗ったのでレポートします。

まずは路線の概要から。これは北海道中央バス・阿寒バス・くしろバスの3社によって運行される、札幌～釧路間の路線バスです。昼行・夜行の2種類がありますが、そのうちの昼行路線に乗ってみました。昨年、網走→札幌間の路線バス＜ドリーミントオホーツク号＞乗ったのに味をしめたのと、今年はJRの特急列車…特に＜スーパーおおぞら＞が一気にトーンダウンしたことを受け、この路線を選んだのです。

13時前、釧路駅前のバスターミナルにバスが入線しました。乗るのは13時05分発の札幌行きです。乗り物マニアの性で、どのバス会社のどんな車両が入ってくるかと興味津々でしたが、入線したのは阿寒バスの2台（＝タイトル画像）でした。

13時10分頃、定刻より若干遅れて駅前を発車しました。


よく見ると、ホーマックの看板下に308SWがいる！　釧路にもいるもんですね～

市街地を抜けると、いかにも北海道らしい景色になりました。走っているのは国道38号で、常に海岸沿いのルートです。




沿線には、常に「海抜○m」の看板が設置され、津波への注意を呼び掛けていますが、こんな平原では注意しろと言われても、と思います。またこのルートは、常にJR根室本線と並走していて、音別付近で＜スーパーおおぞら＞に追い抜かれました。


追い抜かれたものの、いつまで経っても視界から消えないほどだったので、相当スピードダウンしているようです。

国道38号から離れて高速道路へ向かう途中、釧路行きのスターライト釧路号とすれ違いました。




あちらはくしろバスによる運行で、いすゞ車による同じ2台運行でした。

池田ICから、道東自動車道に入りました。





初めて通るルートですが、基本的に全線が暫定2車線＋追い抜き車線が点在するという構成になっているようです。そして「北海道の屋根」といわれる区間を通過するだけあって、とにかくトンネルの多い&長いこと！　山中のルートをしばらく走って、途中の十勝平原サービスエリアに停車し、10分間の休憩となりました。サービスエリアとは名ばかり、実際にはトイレと自動販売機…そして何故かドッグランしかなく、売店などはありません。こちらにとっては休憩タイムというより撮影タイムでしたが（笑）　以下、乗った車両について。



私が乗った1号車で、日野QPG-RU1ESBA…今年8月に納車されたばかりの最新鋭！　


2号車は同じ日野PKG-RU1ESAAで、2010年に導入された車両でした

両方とも、1台5000万円以上する夜行高速仕様のスーパーハイデッカーでした。そして北海道だけあって、車内で使われる毛布やカーテンも通常より厚手のものが使われているうえ、エアコンの温風だけでは足りないから灯油式ヒーターまで装備された、まさに酷寒地仕様。人気路線だけに、車両も気合が入っていますね！

休憩が終わり、バスはサービスエリアを発車しました。周囲はすっかり暗くなり、景色は殆ど見えません。ようやくトンネルが無くなって千歳恵庭JCTから道央自動車道に入ると、交通量が一気に増えました。そして札幌南ICで一般道に下り、札幌の中心部へ向かいます。


札幌南ICです。ブレちゃった（涙）

終点は札幌駅前ターミナルですが、宿泊場所の都合により時計台前で下車。6時間近くに及ぶ長距離路線バスの旅が終了したのでした。

この時期の恒例行事の北海道行きを、今年も決行しました。今年のネタは、札沼線→函館本線を使った「札幌エリア1周」です。

まず乗ったのは、9時54分発の北海道医療大学駅行きの列車です。


731系でした

桑園から札沼線の区間に入りました。初めて乗る路線ですが、しばらくの間は大して面白味のない典型的な住宅街でした。あいの里教育大から先は複線から単線となり、徐々に建物が減って、いかにも北海道らしい景色に変貌。そして列車は石狩当別に到着し、ここで列車を乗り換えます。


乗ったのは道南・道央ローカル線の定番車種「キハ40」でした


車内は定番のボックスシートながら、片側1列の変わった配置です


そのうちの「独立シート」を確保しました


ちょっとわかりにくいですが、窓が二重になっているのが北海道仕様ですね


レトロな扇風機には「JNR」と刻印されています

列車は石狩当別を発車して、程なく非電化区間に入りました。



相変わらず北海道らしい風景ですが、山地が迫っています。


このような「サッポロビール」の広告付きの駅名版が貼られた木製の電信柱？って、渋いですね～

とても長閑な景色をぼんやり眺めているうちに、列車は終点の新十津川に到着しました。


本来はこの先にも線路があったようですが


鉄道模型のレイアウトに出てきそうな雰囲気ですね

それから、国道275・451号を歩いて滝川駅へ向かいます。



石狩川を渡ります


何とも北海道らしい集合住宅がありました


約１時間かけて、滝川駅に到着しました。


ここから普通列車と快速列車に乗って札幌に向かいますが、お目当ては北海道のベテラン電車「711系」に乗ること。とうとう引退が報じられたこの車両に乗っておきたくなったのです。14時発の普通列車を狙ってホームへ行くと…愕然。待っていたのは先ほどと同じ「キハ40」じゃありませんか！


電化区間なのに…！

どうやら11月改正で気動車化されたようで、下調べ不足が見事に祟りました。宿題が残ってしまったァ～！！

駅の外れには、問題の711系がいました。


こちらに乗りたかった！

気を取り直して、列車に乗り込みました。車内には私と同じ行動をしている人も何人か乗っています。やはり考えることは皆同じですね～。終点の岩見沢まで乗車し、それから快速列車＜いしかりライナー＞に札幌まで乗車しました。乗ったのは733系で、初めて乗る車両です。


見た目は731系とあまり変わりませんね

列車は岩見沢を発車しました。さすがは昨年初登場の最新鋭、加速の良さは抜群…さっきまで乗っていた国鉄型ディーゼルカーとは比較になりません。北海道の電車といえば、「青春18きっぷ」で乗れる列車でも客室と出入り口の間を仕切るドアがありますが、この車両にはそんなものはなく、出入り口が開くたびに冷気を遮断するためのエアカーテンが作動し、すごい音を立てていました。約1時間程度で、列車は札幌に到着し、下車しました。

先日5日に、東京モーターショーにおけるプジョーの展示概要が発表されました。

オーナーラウンジはともかくとして、新308は展示しないのか？　308乗りのおっさんとしてはがっかりだぞ～！！

ご存知の方もおられるでしょうが、こんな動画を発見しました。



どのメーカーもやっている事とは思いますが、過激ですね～。車そのものの耐久性もさることながら、スタッフの耐久性も試されているかも。途中にあるドアの開け閉め、かつての日本人のドアの開け閉めみたい！？

あと気になったのですが…まさか出荷前検査ではないでしょうね！？