宝塚過激団のブログ一覧

久しぶりに、バスの草ヒロです。バスマニアの間では「お釈迦さま」とも言いますが。

これは元・岩手県交通の、いすゞのK-CCMと思われる中型バスです。この世代は現在と違い、公共の乗り物にバリアフリーなんて皆無の時代ですから床の位置が高いですね。大体鉄道だってホームが低くて、ホームから２~３段のステップを上がるなんてのが当たり前でした。さだまさしの曲「驛舎(えき)」でも「列車の～タラップをぉ～下りて来る～」と表現されていますから。
この車体を架装したのは車体は川崎のモノコックで、リベットだらけですね。標準車体を架装したのは川崎と北村製作所がありましたが、標準以外では西日本車体も架装実績があるようです。かつてはいすゞに限らずどこのメーカーでも標準車体メーカーが複数あるのが当たり前だったんですけどね。

トラベルミステリーの作家・西村京太郎さんが亡くなられたそうです。

中学生の頃鉄道に熱かったこともあり、公共の図書館であれこれ読みました。実際に購入したやつは…あったかなぁ（爆）トラベルミステリーでは「特急白鳥十四時間」が印象深かったです。それ以外では「血ぞめの試走車」「七人の証人」というのを読んでいますよ。
トリックについては、読んでいるうちに「あっわかったァ！」と閃いて当たっていた（確か、編成の広域運用を基にしたトリックでした）時は嬉しかったです。その一方で「こんなトリックできるの！？」と疑問に思った事もありましたが。まあ色々と楽しませて貰いましたよ。でもそのうち、森村センセイの作品に傾倒するようになって次第に物足りなくなり、それにブツ切れ気味の文章が徐々に読みにくく感じるようになったら読まなくなってしまいましたが。

西村京太郎先生、色々とありがとうございました。