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コル注のブログ一覧

2020年01月29日 イイね!

大雨なので廃駅めぐり

大雨なので廃駅めぐり産業遺産や秘境駅を回るのが好きなのですが、その理由として「昔ここを利用していた人たちはどういう生活をしていたんだろう」とか想像しながら歩く楽しみがあります。

今はひどい姿ですが、全盛期は1日何千人も利用したとか想像を絶する過去を持つ場所でも、土地の利用価値が低いとかの場合は廃止後もそのまま放置され自然に帰りつつある場所もあります。

特に炭鉱など栄枯盛衰が激しい地はその傾向が強いですが、個人的にはひとりで静かに回りたいので、あまり有名になってしまった地は敬遠しがちです。


だからレアな場所や、一時人気が出たけど今は飽きられて誰も行かないような場所ばかりを狙うのですが、意外と身近な北関東にも廃線/廃駅が残っているという情報があったので、鹿島鉄道の廃駅を巡ってきました。

鹿島鉄道線鉾田線と言って茨城の石岡と鉾田を結んでいた線ですが、13年前の2007年に廃止されたそうです。当時の車両は保存されていたりするそうですので、そこも回ってみました。



鉾田のほっとパーク鉾田という公園に車両と鉾田駅の一部が展示されていました。
保存会が保守してくれているのですが、時々開催されるイベントで車内も見せてくれたりするようです。維持するだけでも結構費用が掛かるので、機会があればお金を落としに行こうと思います。
先日は塗装途中だったようで、ところどころ灰色の錆止塗料が塗られていました。



鉾田駅跡です。今は関東鉄道バスのターミナルとなっていますが、駅ホームは今でも残っています。東日本大震災で陥没してしまったそうですが、もし開業中に陥没してたらやはり廃止の決め手となったかもしれませんね。



鉾田駅近くにあったガソリンスタンド跡も良い味を出しています。




その先は坂戸駅跡です。自分の車のナビが古いおかげで、検索すると大体の道が案内されます。こんな細い道を入って大丈夫なんだろうかと近くに車を止めて徒歩で進入してみたところ、



なかなか見映えする廃駅が現れました。ここはへき地すぎてDQNも来ないのか、駅は荒らされている様子はありませんでした。



駅名標もガラスも取っ払われていますが、待合室も健在でした。
風で巻き込んだ落ち葉が溜まっていましたが、どうせ車で来るなら掃き掃除用のホウキを持ってくれば良かったと後悔しました。
林の間を抜ける線路跡は、路盤の砂利で植物が生えにくいはずだと思うのですが、13年放置により歩き抜けるのは困難なほど雑草が伸びていました。




次は八木蒔駅です。ここも坂戸駅と似た構造ですが、なかなか良い状態です。
霞ヶ浦が近いのですが、水辺地特有の湿度はあまり感じられませんでした。
路盤はある程度メンテナンスしていたのか、歩けないレベルの雑草ではありませんでした。春前か秋に歩いて廃線跡をたどるのもいいかもしれませんね。



待合室は裏窓が木板で塞がれているので、埃の巻き込みは少なく、雨風がしのげます。
屋外泊に慣れていれば、寝袋で寝ようと思えば寝られるレベルかも。



次の駅に向かっていたら、病院の前に廃車が展示されていました。
日によっては中に入れるようですが、とてもコンディションよく保存されていました。



車両下を覗いていたらチェーンに繋がった滑車が見えました。チェーンの先を見るとエアシリンダーに繋がっていましたので、もしかしたらこれはホイールブレーキの機構でしょうか。



気動車ですのでエンジンがありますが、噴射ポンプのパイプから6気筒のようでした。
オルタネーターのベルトが緩んでいますが、保存するにあたって緩めたのでしょうか。
ところで以前気動車を作っているメーカーの人に話を聞いたら、日本の気動車のディーゼルエンジンの排ガスはトラックのような厳しい規制が無いようです。そのうち規制が厳しくなってDPF(すす取りフィルター)や尿素(Nox除去装置)が付いたら、それ関連のトラブルも増えるかもしれません(その前にバッテリー化になるか?)。



次は小川高校下前駅跡です。田んぼの真ん中にポツリとあって県道からもよく見えるのですが、そのためか多少スプレーペイントなど荒らされていました。



ウィキによるとこの小川高校は鹿島線の存続運動をしていたそうで、壁にも高校生が塗った応援書きがありますが、その高校もその後廃校になり、しかし校舎は改装されて中学校に生まれ変わったそうです。



石岡方面に向かっていたら、路盤をバス専用道路にしてBRT化していました。
岩手の津波で被害を受けた大船度線のBRTを見たことはありましたが、北関東で既にあるとは思いませんでした。大船度は一般車が誤って入ってこないよう踏み切りとかありましたが、ここはそこまではしていないようですね。



詳しく調べるとバス化したことで本数や停留所も増え利便性が向上したため乗客も増え、黒字化を達成したそうです。
新旧時刻表を比較すると本数だけではバスは3.5倍くらいになっていますね。



石岡南台駅跡。ここは駅をそのままバス停にして、ホームは昔のまま残っています。
丁度バスが通過。普通の路線バスと同じく、乗降客が居ないと通過するようです。

Posted at 2020/01/29 17:43:50 | コメント(1) | トラックバック(0) | その他色々 | 日記
2020年01月29日 イイね!

超耐久消耗品

超耐久消耗品スポーツクラブのプールで週3~4日程度泳いでいるのですが、ゴーグルが曇らないよう水泳前に曇り止めを塗っています。

これはボトルの中に曇り止め液(目に刺激の無い界面活性剤)が入っており、先端のスポンジに浸みてゴーグル内面にグリグリと塗るのですが、記載によると内容量は10mlだそうです。

しかしよく考えたらこの曇り止め 7年くらい使っていますが、いつまで経っても無くなりません。

単純計算で週3日X7年で1095日となるのですが、そんなにケチって塗っているわけではないにもかかわらず、なぜこんなに長持ちするのかよく分かっていません。




話は変わりますが、シャチハタのスタンプのインクは、昔はフタを開けっぱなしにしても乾燥しにくいよう、インクに水溶性のグリセリンを混ぜて、空気中の水分を吸収する構造だったそうです。飴玉も外気に触れていると、飴の糖分と空気中の水分が結び付いて溶けてしまうのと似ていますね。



今もそうなのかシャチハタのHPで調べると、現在はグリセリンでは無く、蒸発しない溶剤をインクに使用することでフタを開けても乾燥しない工夫がしてあるそうです。
ただし紙の中に浸透すると乾燥するそうです(少し腑に落ちませんが)。





ただフタを開けっ放しにしているとホコリを巻き込むので、閉める構造の物は使い終わったらキチンと閉めるべきですが。
Posted at 2020/01/29 00:55:40 | コメント(2) | トラックバック(0) | その他色々 | 日記
2020年01月26日 イイね!

クチコミ

クチコミグーグルマップのクチコミを1件1件入力してみたら熱中して徹夜までしてしまったのですが、250件くらい書いてもまだ全然足りません。

この調子だと、自分の全国の記憶に残っている場所のクチコミや写真を全部入力すると500件くらいになるのではないかと感じますが、入力するごとに「あぁここ行ったな」と自分の記憶を棚卸ししているみたいになるので、もうひと段落するまでは飽きないように感じます。

しかし500件としても、複数回行ったり、敢えて書かない場所もあると考えるとそれ以上の件数になるわけで、よくこんなあちこち動いたなと思い起こされます。

また金銭ベースで考えた場合、その場所まで行く交通費、その場で消費したお金など、安く見積もって1件1万円としても数百万円になります。

家に引きこもっていても食費とか掛かるので一概には言えませんが、散財したなぁ
Posted at 2020/01/26 23:19:03 | コメント(2) | トラックバック(0) | その他色々 | 日記
2020年01月24日 イイね!

比叡山秘境駅探訪

比叡山秘境駅探訪気が向いたので滋賀の比叡山ケーブルカー線に乗ってきました。

山頂にある比叡山延暦寺のお参りのため、昭和初期に開業した古い路線ですが、現在も駅舎などにその歴史を感じられます。
その途中駅への訪問が今回の目的です。


京阪線を乗り継ぎふもとの坂本ケーブル駅へ
初詣が過ぎてシーズンオフだったのでがらんとしていましたが、冬は石油ストーブを焚いてくれて和みました。
このケーブルカーの途中駅は普段止まらないのですが、申告すれば止まって乗り降りさせてくれます。あまりひと気のない駅なので秘境駅ランキング上位となっています。



車両は3代目で15年ほど前に更新されましたが、メンテナンスが良いのかピカピカでした。洗車機などは無いので始業前に拭いたりしているのでしょうか。



動力は無く運転席は非常用の手動ブレーキのハンドルが船みたく鎮座してます。
エアコンや電灯の電力は搭載しているバッテリーで賄っており、駅に到着時にパンタグラフより充電しているそうです。バッテリーにより架線が無くなったので、倒木などからの復旧や、景観が改善したそうです。



途中駅その1 ほうらい丘駅(蓬莱丘駅)に申告して下ろしてもらいました。
ケーブル駅なので坂道のままとなります。ケーブルカーの割にはそれほど急斜面ではありませんが、雪が降ると少し厳しいでしょうね。



駅前にはケーブル建設中に土中から発掘された石仏が祀られています。
西暦1571年の織田信長の比叡焼き討ちでなくなった人の慰霊仏とも言われていますが、歴史を紐解いていくと昔はあちこちで人が殺されていますね。



ひと気はありませんが、徒歩でけもの道レベルの山道を登っても駅裏に到達できます。
また線路の向こう側の山を見上げると車が見えました。駐車場があるのでしょう。
文明がある安心感もありますが、秘境感は下がります。



備え付けのインターフォンで申告すると止まってくれますが、敢えて1本くらい逃して走行している車両を撮影してみるのもいいかもしれません。



その上側の途中駅、もたて山駅(裳立山駅)で降車です。
この駅はかつて観光地だったようで、駅周辺に著名人の墓石や景観スポットもあるようですが、今は訪れる人も少なくなっているようです。



平安時代の歌人の墓石があるそうですので歩いてみました



途中の景観スポットです。昔は琵琶湖が見渡せたようですが、今は木が生い茂り、
サッパリ見えません。長年放置されていたことがお察しできます。



売店の痕跡もありました。さくらカラーって懐かしいです。



歌人紀貴之のお墓だそうです。ひと気の無い場所ですが、花瓶を見ると新しい生木が添えられていましたので、数日以内に誰かがお参りしたものと思われます。



駅に戻った時には停車のインターフォンが間に合わなかったので、通過車を撮り鉄しました。地図上では頂上まで1km無いので、山道を歩いてみることにしました。



途中の山道に頂上駅を見渡せる場所がありましたが、なかなか良い撮影スポットです。



頂上駅の景観スポットから琵琶湖を見渡します。
かつて訪問した廃墟モールのピエリ守山も橋の近くにあるはずです。



頂上に行ったついでに延暦寺も寄りました。車でも来れますが峠道があります。例年の初詣は道路もケーブルカーも混雑するものと思われます。



京阪線を乗り継ぎ帰りました。車両は少し古いですが、ヘッドランプにLEDが後付けされていました。駅にはよく分からないオブジェがありましたが、後で調べたら昔の線路だそうですが、砲弾みたいなのが何なのかよく分かりませんでした。

Posted at 2020/01/24 17:22:10 | コメント(1) | トラックバック(0) | その他色々 | 日記
2020年01月18日 イイね!

クルマの軽量化技術展

クルマの軽量化技術展先週東京ビッグサイトで自動車技術の展示会があったので見に行きました。

材料に関する展示が主でしたので自分の得意分野ではありませんが、時間があればアンテナを張って業界の情報を収集したいと思っています。




3Dプリンタによる鋳物の砂型
3Dプリンタって作る材料が限定されるのでそこがネックかなと思っていたのですが、鋳物の砂型を3Dプリンタで造ることによって多種な材質の製品も作れる工法です。
そもそも3Dプリンタってこういう使い方をするものなのかなと思いました。
砂型1個に付き作れる製品は1つですが、写真のクランクケース砂型で8時間掛かるそうで、もっと髙さがある場合はそれに比例するそうです。結構時間が掛かるなと思いましたが、これを人間の手でやったらと考えると相場なのかなと思いました。



経年劣化の少ないスプリング
バルブスプリングはバネが硬ければバルブ追従性が上がりタイミングも正確になりますが、カムの摩擦が増えて燃費が悪化してしまったり、またスプリングのヘタリで性能が変わってしまったりする懸念がありますが、スプリングの経年劣化を抑えることで必要以上に固いバネを入れなくて済むとかのメリットがあります。
金属材料メーカーではスプリングの性能維持でしのぎを削っているようでした。



硬質発泡樹脂
硬質樹脂の中に発泡させることで断熱や遮音性能を持たせているようで、エンジンカバーなどに使用されているそうです。以前はボンネットの裏とかにフカフカのマットを付け遮音対策する方法が主でしたが、経年劣化で性能が落ちたり脱落することもありましたので、今後はこういう方法が主になるのではないかと思います。



ダブルフック
ワイヤー掛け具ですが、S字になって使いやすいそうです。そういえばフックも片方はワイヤーに固定だったりシャックルを噛ませたりいろいろ考える必要がありましたが、これなら状況問わずすぐ使えます。これの小さいのがあれば欲しいと思いました。



後付け自動ブレーキ
追突防止の後付ブレーキですが、センサーはともかくブレーキペダルにチェーンを付けてモーターアクチュエータでペダルを引っ張る装置が驚きでした。作動していない時にブレーキペダルを踏むとチェーンがチャラチャラたるむのでしょうか。モーター寸法があるので足元フロアの狭い車は付けられないそうです。



自動ハンダ付け装置
昔からあったでしょうが今まで現物を見たことが無かったので結構面白かったです。
基盤によってハンダを一点一点付ける方法や、複数点を連続してダーとハンダ付けする方法など色々あるようで、動画サイトで調べても色々見つかりました。
無駄が少なく、ハンダ消費量がベテラン職人並みだそうです。



ポータブル式 非接触 残留応力/硬度測定器
X線で金属内部の応力測定が出来るそうで、非破壊で短時間に出先で測定できる利点があるそうです。ただし作業環境により有資格者などが必要になる場合があり。



耐候性試験装置
樹脂などの経年劣化などを早期に測定する装置で、屋外に放置した場合1年以上かかる試験が、この装置で紫外線などを当てることで数日に短縮できる。試験後の樹脂材料を見せてもらいましたが長期間屋外で日焼けして劣化させたものと同じようでした。
ただし消費電力も数万ワットとそれなりのようです。



放熱樹脂
電気部品などの内部熱不具合を防ぐため塗布/封入する樹脂で昔からあるとは思いますが、この分野も材料の熱伝導率向上が進んでいるようです。そういえば自作パソコン業界ではCPUにグリースを塗るのが流行ったそうですが、本来の用途と違った成分の粗悪品もあるようですので注意が必要です。



ナット脱落防止スプリング
ちょっと変わったロックスプリングを見かけました。特殊工具で脱着するそうですが、指で触ったらグニグニしており遠心力が掛かる回転部分などに使うのはいかがなものなのかなと感じました。



毛細管
特殊管を作っているメーカーが外径0.51mmのパイプをサンプルで配っていたので貰ってしまいました。これをもらってどうするのか悩みますが、注射針やカテーテルなども作っているそうで、ここで扱っている最も細いパイプは0.10mmだそうです。医療メーカーのテルモが世界で1番細い注射針を製品化しましたが、その注射針は外径0.18mmなので、もしかしたらこのメーカーが作っているのかもしれません。



ビッグサイトからの帰りはりんかい線より少し安い都バスを利用して帰りました。水素燃料電池バスでしたが、モーター駆動なので加減速のショックが少なく、運転が荒い都バスでも快適に帰ることが出来ました。
Posted at 2020/01/18 18:54:46 | コメント(1) | トラックバック(0) | 車雑学 | 日記

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「ヨーグルト用砂糖を見つけて懐かしくて衝動買いしてしまった」
何シテル?   04/26 23:31
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