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2011年09月24日 イイね!

ニュル、という場所で想うこと

■初めてここに来てから、実に10年以上の時間が経過しました。しかし、いつ来てもここは初めてに等しい緊張とプレッシャー、そして感動と感激、加えて明日からまた走り続けなければ、と思う力を与えてくれる場所です。
 
 
■今回僕は日産GT-Rの開発テストを取材することを、既に大分前から決めていて実行に映しました。一昔前ならばどこかのメディアの方と一緒に違いないのですが、今回は一人。時代は変わって厳しさは日々増しています。しかし僕はたとえ一人でもここに来ることを躊躇いませんでした。
 
■GT-R開発のボスである水野さんは快く僕を迎え入れてくれました。もちろん、開発に携わるスタッフの全員の方がそうです。僕は以前、GT-Rを購入してハッキリと「好きではない」と記しました。しかしそれでも水野さんを始め、スタッフの皆さんは暖かく迎え入れてくれるのです。本当に心から頭が下がります。


■もっとも僕も、GT-Rに関してはそんな風に言うだけの責任を持っていて逐一ウォッチさせてもらっています。そして実際にウォッチしている中でGT-Rは確実に進化成長しているし、自分が好ましいと思う部分も多々感じられるものになっています。そして改めて、かつて「好きではない」と記した自分を恥じながら、どこまでも食らいつこうと思っているのです。水野さんを始め、GT-R開発に携わるスタッフの皆様、そして日産自動車の皆様、本当にありがとうございます。まだまだ、しつこく迫っていきますのでこれに懲りずよろしくお願いします。


 ■それはさておき、ニュルという場所は来る度にものを想わせ自分に力を与えてくれます。ただ単にクルマに乗り、取材をする、というだけでなく、自分の精神に訴えかけるものがあり、それに気付き再び走り出せるのです。

■今回は日産GT-Rを取材させていただくと同時に、レクサスLFAニュルブルクリンクパッケージも取材させていただきました。実はこれも僕の急遽のお願いであり、それを飲んでいただいたトヨタおよびレクサスの関係者の方々に深く御礼を申し上げます。本当にありがとうございます。当初は取材できないかもしれない状況でしたが、僕がしつこくお願いしてしまいました、本当に取材を実現していただきありがとうございました。また今回の取材ではXaCARの城市さんからのお願いが非常に大きな力となったことも記しておかなければなりません。そしてレクサスの田村さんを始めスタッフの方、現地でわがままを聞いていただき感謝いたします。

 
■また同時に今回、横浜ゴムのガレージを訪れ、テストドライバーのゲンターさんのドライブの助手席でノルドシェライフェを体験させていただくという貴重な機会も得ました。伊藤さん、大前さん、タイスさん、ゲンターさん、心より感謝いたします。ありがとうございました。

■そして今回、快くシボレークルーズを貸してくれたGMジャパンのジョージさんにも心より感謝いたします。おかげさまでスムーズな取材ができました。ThnX!


 
 ■本日、ニュルブルクリンクの最終日は朝起きてスーパーに花を買いにいきトヨタのガレージにいき、昨年6月23日に亡くなられた成瀬さんに会いにいきました。グッとくる気持ちを堪えながら、最近の自分の報告に始まり、これまでにかわいがっていただいた感謝の気持ちと、それを活かして今後も走り続ける誓いをさせていただきました。そしてその後、成瀬さんが手塩にかけていたレクサスLFAニュルブルクリンクパッケージに、容赦なく鞭を入れさせていただきました。


■ニュルブルクリンクはノルドシェライフェを走るという意味が大きいですが、同時にその周りの郊外路を走ることもまた重要な意味があります。ペースの速いカントリー路をいかに気持ちよく走れるか、これはひとつの指標でもあります。またアウトバーンで速度を気にせず走ることも大きな意味を持ちます。

■今回、日産GT-Rでも、レクサスLFAニュルブルクリンクパッケージでも、アウトバーンにて300km/h超をしっかり体感させていただきました。そして日本のスポーツカーがそれを苦もなく実現できていることに、心の底から敬意を表しますし、日本人としての高い誇りを感じております。日本車は凄い、のです。

 
■また今回はノルドシェライフェを日産GT-R2012モデルで試させていただいた事も非常に大きな糧となりました。このクルマの偉大さを知ると同時に、自分の器の小ささを教えられ、しかしながら自分はもっともっとGT-Rをしっかりと走らせて評価できるようになりたい、とも思いましたし、そのために改めて努力すると決めました。

■つらつらと書き連ねてしまいましたが、要はニュルとはそれだけもの想わせる場所である、ということが書きたかったのです。

■いま自分がこの場所にいて、非常に貴重な体験をさせていただいている。自分は本当に周りの皆様に生かされているのだと感じます、ありがとうございます。そしてこれを読んでいただいている皆様にも、やはり生かされているからこそ僕はいまここにいる…そう思えるのです。

■今回、一人でニュルブルクリンクを訪れて本当に良かった。それは図らずも自分自身を気付かせてくれる、物心つかせてくれる旅でもありました。そして自分が今後やりたいことが、少しだけ見えてきた気がします。

■僕は皆さんに生かされている。その感謝の気持ちを形にして、皆様にお返ししたいといま、思っています。

■今後僕は皆さんに、自分のしたいことを表明することになると思います。その時には是非、ご協力とともにご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます。

■そういう風にして記してくると、結局「人」なんですね。人と人のつながりで全ては動いている、そんなことを改めて思いました。そう考えると、このニュルという場所は自分を素直にしてくれて、人とのつながりやそれへの感謝を存分に感じさせてくれる場所とも想えるのです。

■ニュルブルクリンクから、河口まなぶがお伝えしたいのはそういうことでした。
Posted at 2011/09/25 06:00:45 | コメント(6) | トラックバック(0) | ニュルブルクリンク | 日記
2011年09月22日 イイね!

ニュルの男<The man of Nürburgring>

ニュルの男&lt;The man of N&#252;rburgring&gt;■今日は日産GT-Rのガレージの数件隣にある、横浜タイヤさんのガレージも見学させていただきました。伊藤さん、大前さん、本当にありがとうございました。

■さて、写真のお方は横浜タイヤのテストドライバーであるThomas Genterさん。テストドライバーとして約20年、横浜タイヤにきて約7年という「職人」という表現が相応しいお方です。

■今日はこのGenterさんのドライブするポルシェ・ケイマンSの助手席も体験させていただきました。GT-Rに乗る前に体験したのですが、感じたのは「えっ?ケイマンSってこんなに速いの?」ということ。クルマの持つ性能をホント全て引き出して走っているなと感じました。

■Genterさんのような熟練のプロフェッショナル・テストドライバーがニュルブルクリンクには何人もいます。彼らの技術はハンパない。しかもかなり高い速度域における限界域で横浜タイヤの様々をチェックをしているのだけれど、それも全てタイヤにおける安全のため。隣に乗っていても、自分だったら熱くなるシーンだな、という感覚のところでも彼らは冷静にタイヤとの対話を行っていたのでした。

■Genterさん、Thank you very much!

■ニュルの男は実力で勝負、の世界を痛感したのでした。
Posted at 2011/09/23 04:24:10 | コメント(2) | トラックバック(0) | ニュルブルクリンク | 日記
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