先日の特急「はくたか」搭乗に伴って、新潟県上越市の直江津駅で、少し記録撮影を試みた。
直江津は信越本線と北陸本線の分岐点で、最盛期は10種類近い特急、急行列車が発着した交通の要所である。来年の北陸新幹線開業に伴い、主要列車が消滅する事になったので、それらの記録を行った。
発着列車が多かった時代は、この駅を起点として北陸本線へ向かう1番ホームが存在した。現在は閉鎖されている。
何歳の頃だったか、ここから列車に乗った記憶が残っている。
金沢行きの「はくたか」。かつては「白山」「はくたか」等、上野行きの特急があったが、現在首都圏への連絡を担っているのはこの列車である。
直江津で北越急行の運転手からJR西日本の運転手に交代する。この時乗務していたのは女性の運転手であった。
北陸新幹線開業後は、「はくたか」はこの駅から撤退する。
183系 普通列車「妙高号」
長野新幹線開業後、長野~直江津間を連絡する快速、普通列車として運行している。車両は特急「あさま」用の183,189系であった。近年183系が国鉄色に戻されている。
「妙高号」も北陸新幹線開業により廃止が決定している。信越本線、長野以北もしなの鉄道に移行される。とうとう長野県から信越本線は消滅してしまう。183、189系はその後どうなるのであろうか。
特急「北越」 485系3000番台
かつては「はくたか」「いなほ」「みのり」等で運転された新潟県所属3000番台も、近年「いなほ」から撤退し、特急はこの「北越」のみとなってしまった。
この「北越」も、北陸新幹線開業により、快速「くびき野」ともに廃止決定。その後、新幹線連絡列車として上越妙高~新潟間に、特急「しらゆき」が就航する。車両はこの485系となるのであろうか。
北陸本線 475系電車。近年、塗装が青一色の物が登場した。
急行形の交直流電車として活躍したこの車両も、北陸本線の第3セクター化に伴い、廃車されるという話が出ている。一部の車両は、関西の鉄道博物館か、リニア・鉄道館に展示されるという話も出ている。
北陸新幹線開業後は上越市の主要駅も、「上越妙高駅」に移行され、この直江津は第3セクターの列車と、一部の特急、快速列車だけの駅となってしまう。まさに栄枯盛衰、これも時の流れか。
今回記録した写真は、すべて伝説となってしまうので、今後大切に保管していこうと思います。
Posted at 2014/09/18 16:12:07 | |
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鉄道 | 日記