クソオイル一歩手前

今入れているクエーカーステートプログレスＳＭ（＋モリドライブ・ルブリ）。
２３４.４マイル（≒３７７km）で低速時油圧低下が発生しました。

前に同じオイルを入れたときも新油から４００kmで油圧低下が発生しました。

いつも繰り返していますが、攻めた運転はしていません。
単なる通勤の街乗りで、信号待ちの時に油圧が１００ｋＰａ以下になって警告が鳴ってしまいます。
写真は油圧が復活したあとの様子ですが、油温が９３℃くらいになっています。
ウチのヴォルツの場合、ほとんどのオイルで街乗りで油温が９０℃を超えることは稀ですので、
温度が上がりやすいという傾向もあって、油圧低下を招いているようです。


これがこのオイルのデフォルトの性能と判断しました。
しかし、感覚的なクソオイル感は全くないのが不思議です。
アイドリングも走行時も鉱物油としては滑らかさを感じられるのに、だいたい４００kmも乗ると油圧低下が発生してしまう。
ひょっとすると油温油圧計を付ける前に高評価だったクエーカーのＳＬ鉱物油も、気付かなかっただけで油圧低下を起こしていたのかもしれません。

乗って気持ちいいのに、油圧のかかり方がダメ
っていうオイルは評価しにくいです。

前回使った時のパーツレビューでは、
『ＶＨＶＩなのにメーカーの分類では鉱物油として販売しているので、
その正直さを評価して減点はせず、★３つのままにします。』
という評価にしましたが、
今回のレビューは抜いた後★２つに減点しますよ。