この週末は楽しいこと、驚きの出来事が～その２

今さらながら、新東名高速初体験で順調にエコランをこなし、横浜町田インターから、あそこへ。



VOLTZ仲間のBANDITさんがいるビートルマニアの喫茶店、五十歩百歩です。
当初『知人のお店を手伝っているだけ』だったはずなのに、いつの間にか本業になっているようでした。

自家製の美味しいランチを頂いて、お店の中を探検。



とりあえず、レコード屋さんにある通称『エサ箱』に世界各国のレコードが入っています。
私もかつてコレクターをやっていたので、ほとんどのレコードは見れば価値が分かるつもりなのですが、ジャケットを飾ってある右下のは初見でした。

右上の黄色いヤツは自分も持っていたので『フォーセールのオーストラリア盤で…』と当たり前のように話題にしたら、マスターに『それが分かるお客さんは２人目です』なんて持ち上げられてしまいました。

世界各国盤の中でも、南米各国、アフリカ、ソ連、台湾などのゲテモノ系ばかりではなく、イギリスオリジナル盤の充実に目を見張りました。

ここから先は分かる人だけの話ですが、ゴールドパーロフォンのムチャクチャコンディションのイイのもありましたし、『マトリックス１』の盤がほとんど揃っています。
しかもジャケも盤もミントコンディション。
これはすごいコレクションですね。

ラバーソウルのモノ盤のマトリックス１を聞かせてもらいましたが、クリアかつ強い音厚で、リマスターのCDよりはるかにいい音で感動しました。
また、『やっぱビートルズはモノで聞かないとダメだ』と改めて思い知らされました。

ちなみに、

アビーロードのイギリスオリジナル盤ですが、右側のが裏ジャケがレフトアップルのバージョンです。（←これも分かる人だけの話で恐縮です）
世間的にはレフトアップルが問題視されますが、表ジャケットのトリミングサイズが違うのも、実際に見比べることができて目の保養になりました。


さらに楽器も揃っていて…


これが全部じゃなくて、別の場所にもヴィンテージのギター類やVOXアンプが山のようにあります。
ヘフナーもこの２本だけじゃなくて、ヴィンテージものが他にもありますし、見えにくいですが右の方にはリッケンバッカー３２５のアルダーの厚ボディとメイプルの薄ボディが両方あったりします。

すごいのが、これらの『本物のヴィンテージモデル』が『ご自由にお弾きください』状態になっているという事です。
私が行った時にも常連さんがグレッチを店内BGMに合わせて弾いていました。
バックが単板でフラットなヴィンテージのヘフナーベースや、アルダーの厚ボディは、初めて触りました。


いやいや、スゴイお店です。
絶対もう一度行って、リボルバーとサージェントペパーズのマトリックス１を聞かせてもらわないと…


大興奮であっという間に２時間以上経ってしまいました。
そして、多摩市の実家に向かったわけですが、そこでまたまたスゴイ出来事に遭遇してしまったのです。

続く