やんぢのブログ一覧

そして夜を待つ。
行ったのはこれ。



イギリス発のステージ、LET IT BE
７月下旬に始まったばかりということで、全然ノーチェックでした。



そこそこの客の入り。
写真では見えないけど２階席も良い入りです。
但し、まあほとんどが白人の中年客ですが（笑）

いわゆるミュージカルショーではありません。、
ありていに言えばコピーバンドのコンサートなのですが、オンブロードウェイでライオンキングやらマンマミーアやらと同じ料金を取るんだから、それなりに楽しませてくれました。
日本語のレビュー。




何故か写真撮影はＯＫな模様。


リバプール時代から解散までを追うステージ構成なのですが、
ビートルズマニアの目で見ると、音楽以外のコピーレベルの高さに圧倒されました。
（この手のショーでは、音楽的なコピーレベルが高いことはもう前提ですからね）

しぐさや演奏スタイルをコピーしているだけでなく、衣装、髪型はもちろんトーク（口調やセリフそのもの）のコピーぶりが素晴らしい。
ポールのライブでのお約束のセリフ「Clap your hands , Stomp your feet」ってやつに鳥肌が立ちました。
リンゴの右手のハイハットワークがもうちょっと“横振り”を強くしていたら完璧でした。

また曲ごとに楽器も完コピ。
なかでも、レット・イット・ビー関係の曲で、ジョンやジョージがフェンダーの６弦ベースを弾くのは感涙もの。

これ、写真が悪いですが、ジョージはオールローズウッドのテレキャス、ジョンが６弦ベース、ポールがピアノ。
このフォーメーションはスゴイですよ。
ドラムも初期はワンタム、途中からツータムになるあたり、芸が細かい。


でも…



やっぱり、半額で良かったかな（苦笑）



ブロードウェイのショーは８時スタートが標準で、このLET IT BEもそうでした。
そして終わるともう１０時半ちかい。

でも、まだ帰れません。

エンパイアステートビルからの夜景を見に行きます。

夜の１０時半なのに激混みで、ビルに入ってから展望台にたどりつくまで４５分。
登ったら１１時半ですよ。

でも、この景色を見ることが出来たので、ヨシです。
ちなみに営業時間は２時までだそうです。

夜中の１２時過ぎにホテルまで歩いて帰るのは危険かと思ったけど、
５番街はたくさん人が歩いているし、女性の独り歩きもいるし、大丈夫だろうと歩いて帰りました。


明日はもう帰国日です。
続く。

そう言えば、みんカラを始めて＝ブログというものを始めてもう７年も経つのに、
ジョン・レノンの命日を話題にした事がありませんでした。

毎年、１１月から１２月にかけては通勤のクルマの中が“一人ジョン・レノン特集”になります。
普段は、ベスト盤と“ジョンたま”くらいしかクルマに乗せてないんですが、先日は『トゥー・ヴァージンズ』と『ライフ・ウィズ・ライオンズ』のCDをクルマに持ち込んで、『なんだかなぁ…』などと思いながら聞いていました。
そういう自分自身の行動こそが『なんだかなぁ…』なんですが。
（この項、分かる方だけの話題で失礼します）


さて、
ジョン・レノンの命日が１２月８日だ
ということを知っている人は多いでしょう。

でもね、リアルタイムでジョン・レノンの死のニュースを知っている私にとっては、
時差の関係で命日は今日。
あくまでも１２月９日なんですよね。




あの日、私は高校３年生でした。
一応受験生で帰宅部だった私は、たいてい１７時前後に家に帰ります。
家に帰るとＦＥＮをかけるのが習慣になっていました。
平日の１６時から１８時は、Kanto Sceneというローカルワイドで、その時点でのアメリカのヒット曲やロックのスタンダードがかかるので好きでした。

１２月９日は平日でした。
ちょうど１７時ちょっと前、学校から帰るといつものようにラジオのスイッチを入れました。

すると…

ウォールズ＆ブリッヂズというアルバムに収録されている『ビーフジャーキー』という曲がかかっていました。

ビーフジャーキー？
普通ＡＭラジオでかかる曲じゃないよなぁ…
珍しい選曲だなぁ…

ニュースを知る前のこの感覚を、今でもはっきりと覚えています。

そして１７時。
毎正時には、５分間の定時ニュースが入ります。
そこで、衝撃のニュースが聞こえてきました。

もちろん当時、英語のヒアリングが完ぺきだったわけではありませんが（いや、今でも完ぺきではないですよ・苦笑）、アナウンサーの声の中に切れ切れに知っている単語が出てきます。

ジョンレノン
ショット
アンビュランス
ホスピタル
デッド
ヨーコ
…………………


えぇ？
ひょっとして、ジョンレノン死んだ？
まさか、ビーフジャーキーがかかってたのは、追悼番組？

我に返って、ＮＨＫテレビを付けた時には、５時の定時ニュースは終わっていたので、
ニュースが確認できないまま、悶々とした１時間を過ごしました。
その後もＦＥＮでは、ジョン・レノンの曲がかかり続けていましたが、今となっては何がかかっていたのかは覚えていません。

あのビーフジャーキーだけが記憶の中で鳴り響いています。

私にとってジョンの死を想起させる曲は、イマジンでもスターティング・オーバーでもなく、
ビーフジャーキーなんです。








さて、音楽を貼ったりすることは普段あまりやらないんですが、
一曲貼っておきます。

Happy Xmas (War Is Over)

時期的にこの曲でしょう。

クリスマスが近いから？
いえ、
総選挙が近いからです。





国防軍とか自主憲法などと勇ましい主張に心酔している人は、
今一度立ち止まってこの動画を見て欲しいです。

正義の戦争など、地球上にありはしません。









※なぜ、クリスマスの歌にこの映像なのか。
興味を持った人は、ぜひ歌詞を検索してみて下さい。




追記

youtubeを貼ったVTRの最後に出てくるメッセージの和訳（ちょっと超訳で）



争いのたびに
『目には目を』
なんて言ってたら
人類は全員メクラになっちゃうよ

マハトマ・ガンディー

先月、VOLTZ仲間のBANDITさんが勤めていた（残念ながら過去形に…）ビートルズマニアの喫茶店、五十歩百歩に行ってから、なんとなくビートルズ熱が再燃していまして、写真のレコードを買ってみました。
今年はビートルズの公式デビュー５０周年と言う事で、イベントや便乗商法が花盛りですが、その中でもオフィシャルな動きのひとつがデビュー曲LOVE ME DOのアナログシングル盤の再発売。


とはいうものの、この曲がイギリスで発売されたのは５０年前の１０月５日。
この再発盤は海外でもなぜか１０月２２日という中途半端な日に発売され、日本ではさらに中途半端な１１月１４日に発売されました。

ちなみに、同じ１４日にLPボックスも発売されました。
今日、某レコード店で現物（段ボール箱に入った状態）を見てきました。
デカイし重いです。

とりあえず、２００９年リマスターはステレオ、モノともにCDボックスを持っているんですが、ここは大人のお付き合いで買いでしょうかね？


１９８７年のビートルズ全アルバムCD化の時には、サージェントペパーズのイギリス発売が１９６７年６月１日だったことに合わせて、サージェントペパーズを６月１日に世界同時発売するようにCD化のスケジュールが組まれました。
それに比べると、なんか力の入れようが微妙な感じで、１１月１４日の発売に意味はなさそうです。（苦笑）

今日買ったアナログシングルのバージョンは２００９年モノ・リマスターという事なので、とりあえずCDで音は持っているので、針を落とすことは無いと思います。