やんぢのブログ一覧

昨日のこと。
みん友のtwingo7さんが、
業務スーパーでシュトーレンをついうっかりお買い上げ
というブログをアップしていました。

おぉぉ！
これは！

矢も楯もたまらずさっそく買ってきました。

今年初シュトーレンは業務スーパーモノです。



これや、これや、これでんがな！
という見た目にテンションが上がります♪


データ的には、
税別４９８円。
誇らしげにMADE IN GERMANYの文字とドイツ国旗が♪
STOLLENの上に書いてある赤い文字がメーカーなのかもしれませんが読めません（苦笑）
Clayyicかな？と思って検索してみましたが、なんも出てきません。
どうやら「クラシック」みたいですが、クラシックってあんなふうに書くの？
よく分かりません。


さて、商品名は「シュトーレンミニ」となっています。
フルサイズではないよ、という意味なんだと思いますが
スーパーで売っている日本メーカー各社のシュトーレンと同じくらいの感じです。
価格帯もなんなら少し安いかな？というあたりです。


計ってみると

風袋込みで２０９グラム。

去年買ったシュトーレンを確認したところ
172ｇ、251ｇ、236g、200g、259ｇ（いずれも風袋込み）
でした。

ドイツ製だとして、日本で売る専用にこのサイズを作ったのでしょうか。



原材料表示。
まず目を引くのがレーズンの位置。
ご承知のように、原材料表示は「使っている量が多い順」に書くのがルールです。
パッケージ写真でもレーズンがふんだんに入っているように見えます。
そして具はオレンジピールとレモンピール。
ナッツ類が入っていないのが少し残念な感じもします。



100g当たりのカロリーは417ｋcal。
一個あたりだと800を少し超えるくらいで、去年のを確認するとこれも平均的な感じです。
一個食いすると普通の一食分程度で、たぶん揚げ物系の定食を食べるよりも低カロリーだと思いますが、一個食いは推奨しません。


さて、今シーズンの初シュトーレンを試食です。



粉糖が分厚いです。
パッケージ写真とちょっと雰囲気が違いますが、レーズンはふんだんに入っています。

食べてみると、サクッとしたニュアンスは感じられず、しっとり系の味わい。
ほろほろと崩れる感覚は強くも弱くもなく、中くらい。（←そもそも中くらいって何よ？お前、ホントに分かってんのかよ？）

甘さは控えめ。
粉糖の甘さもあまり感じません。
噛んでいる間も甘さが強く主張してくることもありません。
ケーキを食べたぞ！という甘い感覚よりも
レーズンとピール類の風味が食べた後の口内や喉の後味にも残ります。

講評としては
ナッツが入っていないのはいいとして
原材料表示によれば香料としての天然のスパイスや酒類は使っていないし
生地の味わいにもあんまり感動が無かったのが正直なところ。
これが今年のシュトーレンの評価軸の基準点になるとすると
けっこう低めの基準からのスタートのように感じます。

ただ、ひょっとしたらこのシンプルな感じがドイツ製の面目躍如ということで
私が本場の味をしらないだけ
という可能性も否定できないのが、シュトーレン道楽初心者の辛いところです。




賞味期限は2月18日。
前述のみん友さんが買われたのは2月9日だそうなので、ロットによっての違いとしてもかなり大量に生産されていることが推測されます。
売り場での写真は撮りませんでしたが山ほど売っていました。
業務スーパーの店舗展開を考えると、全店で山ほど売ってて、クリスマスに向けてバックヤードや流通倉庫にもまだあるなら想像も推測もできないくらいの量なのでしょうね。


去年のシュトーレンブログで
日本のパンメーカーがシュトーレンに「開封後は早めに食べろ」と書いていることを批判しました。
パンメーカーとしての保身は分かりますが、
それはクリスマスまでの間に少しずつ削るようにして食べるという文化と相容れない姿勢ではないの？と。

このシュトーレンには「賞味期限は未開封時」とは書いてありますが「早めに食べろ」みたいなマヌケなことは書いていません。
まぁ数日のうちには食べきってしまって、クリスマスまでどころか12月まで持つこともないんですけどね(笑)