日本でストリートリーガルなラディカルには
排出ガス検査
車高を上げて、それに合わせたサスジオメトリに変更
巻取り式3点シートベルト
ライト
方向指示器
スピードメーター
オドメーター
ハンドルロック
リバースギア
サイドブレーキ
GTウイング変更
などが必要になります。イギリス人にしてみれば面倒臭い作業だったでしょう。
それをなんとかやり遂げさせたSTO社長の情熱も大したものだと思います。
しかし日本導入時期が悪かった。2006年当時はヨーロッパは好景気に沸き、1ポンド250円に迫ろうかとしていた時期でした。今年は一時120円を割ることもあったので、実に倍の開きがあります。
その当時に値段を付けたわけで、1098万という値段も致し方なかったかもしれません。
それにしても車の作りとか車格からすれば到底ポルシェ911と同じ値段というのはあり得ないと思います。
その後円高となりましたが、すでに買った人への配慮とか円安に振れる可能性とかも考慮すると大きな値下げはもうできないという判断だったのでしょう。
そうこうしているうちに、排ガス基準が厳しくなりバイクエンジンではどう頑張ってもガス検が取れなくなったわけです。
現在ラディカルのサイトで14950ポンド(190万)でSR-4の中古車が出ています。シングルシーターで全くのサーキットオンリーですが、ハヤブサ1300エンジンを積んでいて多分私の車より速いでしょう。
これを日本に入れるには、通関と輸送費で多くても30万と言ったところでしょうか。
SR-4はこの程度の値段のカートの親玉みたいな扱いで、みんなが気軽に遊べる車になるべきだったと思っています。
Posted at 2012/11/09 16:44:32 | |
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