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今年の秋から、JR九州が「ななつ星in九州」なる超豪華列車を走らせるそうです。「北斗星」「トワイライトエクスプレス」と違い、使い古した客車の改造ではなく、客車どころか専用の機関車まで新造するとか？　これには驚きです。


う～む、九州内だけでこんな列車を走らせることに疑問を感じます。こんな豪華車両、まして食堂車での食事があるならば、走っているよりも時間調整で停車している時間の方がずっと長い筈です。九州内だけの運行ではあまりにも走行距離が短いし、過剰な設備だと思います。

●長時間の停車中に食堂車で食事するのは「？」です。動かない景色を眺めての食事なんて食堂車の醍醐味が削がれるし、駅での長時間停車中だと好奇の視線に晒されながらの食事…正直言って気まずい！

●仮に↑を考慮して、就寝の時間帯に長時間停車させたら…これなら最初からホテルか旅館に泊まった方が部屋も広くて設備も充実しているから、もはや豪華な寝台列車を運行する意味を感じません。

●公式ページのコースを見る限り、肥薩線など風光明媚な区間を深夜に通過するダイヤに見えます。肝心カナメの風光明媚な景色の大部分を無視して走る気がするのですが？

私の考えは、九州内を周遊する豪華列車を作るならば、かつての「パノラマライナーサザンクロス」みたいな車両がちょうどいいと思います。寝台設備や食堂車は省いて、供食設備はバー程度でいいかな？　もちろん昼間限定の運行ですが。


こんな豪華列車ならば、九州内のみの運行では持て余すだけ。思い切って、日本を一周するくらいの運行にすれば本領を発揮するのではないでしょうか？　もっとも、サービス要員（特に食堂車）の確保はほぼ無理でしょうが…。

私自身は、この列車にはとくに乗りたいと思いません。

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