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宝塚過激団のブログ一覧

2016年09月05日 イイね!

-車を運ぼう-新車を積み下ろしする動画がありました

-車を運ぼう-新車を積み下ろしする動画がありましたこんなネタを久しぶりに作ります。YouTubeで、新車を輸送する各種動画を発見しました。

タイトル画像は、アリタリア航空(当時)のジャンボジェットの貨物機に積み下ろしされるキャデラック・アランテです。この車は北米のGMの工場からイタリアまで空輸され、ピニンファリーナの工場で車体を仕上げる生産体制だったそうです。ピニンファリーナを巻き込んだ生産体制そのものはいいけど、わざわざ空輸しなくても…と思いますが(笑)
ピニンファリーナのFaceBookページより


まずは、鉄道輸送から。



インドの工場で生産されるスズキの「アルト800」と思われる車両の鉄道輸送される動画です。日本では殆ど行われない新車の鉄道輸送ですが、海外では盛んに行われています。それにしても…突っ込みどころが随分ありますね。新車の割には随分と汚れているし、こんな不整地で新車を走らせるの? それに途中で停止した車両は何をしているやら? 貨車は積荷が剥き出しでなく、全体に覆いを被せてあるのがいいですね。もっともこうしないと、投石や盗難の被害に遭うからかもしれませんが。あと、輸送中はベルト等で固定しているかどうかも気になります。  まさか日本向けのバレーノも…?


次は、空輸です。



ミュンヘン空港から、アメリカへ輸送されると思われるMINIです。上屋(うわや)で航空用パレット積載→ラッシングベルトで固定され、「ジャンボフレーター」ことB747-47UFに搭載されて空輸される動画です。動画ではアトラス航空の機体ですが、ルフトハンザ・カーゴのチャーター便として委託運航されているのでしょう。でも…いくら何でも、我ら庶民が買える車を空輸なんて、開発途上の試作車やモーターショー展示等でもない限りありえません。ロールスロイスなど数千万円級の量産車ならともかく、MINIでは…。きっと何らかのプロモーション活動のために空輸されるのでしょうね。
積み込む場面を見ていると、操縦席のある下の部分は天井が低いので1段積みの2列並べ(最前列のみ1列)で、それ以降は1列ながら横向きの2段積みですね。限られたスペースを万遍なく使って、1台でも多く積み込む工夫をしていますね。


次は、海上コンテナに積み込む動画です。並行輸入車は、多くがこれに載せて日本に持ち込まれると思うのですが。



う~む…軽自動車やコンパクトカーならいざ知らず、ベンツ等の横幅のある車をよく押し込めますね!? 40フィートコンテナにただ入れるだけでなく、ラックで天井ギリギリまで持ち上げて隙間に別の車を押し込み、合計4台入れるとは恐れ入ります。それに加えて車がずれないよう、ラッシングベルト等でがっちりと固定しています。海コントレーラー←→コンテナ船の積み替えや、シンガポールや香港、釜山等にあるコンテナターミナルでの積み替えは意外と衝撃が大きいらしく、作業員によってはかなり乱暴とか…それもあって、がっちり固定するのでしょう。個人的には引越用のトラックみたいに、コンテナの内側にカーペットを貼るなど「養生」してほしいところですが、そうもいかないのでしょうね。
Posted at 2016/09/18 08:41:07 | コメント(0) | トラックバック(0) | 車を運ぼう | 日記
2013年12月28日 イイね!

自動車専用船に車を積み込む動画です

随分前にこんなネタを作りましたが、ちょうどいい動画が見つかったので紹介します。川崎汽船の公式動画ということもあってか、画質や編集などの完成度が高くて気に入りました。撮影地は横浜市の大黒ふ頭で、こことほぼ同じ場所です。



う~む、比較的車体の大きなトラックといえども、ギチギチに詰めてきれいに積み込む光景は圧巻です。きっと綿密な積み付け計画に従っての作業でしょうね。一箇所でもいい加減に積み込んで間隔が開いてしまうと、それが最後になって「積めない!」となりますからね。その悲劇を、私は身をもって経験していますから(大泣)

積んでいるのは主に左ハンドルのいすゞ・エルフですが、よく見るとフォワード(中型トラック)とスバル車も積み込んでいますね。意外なのは、日本で生産していない筈のピックアップ「D-MAX」までいることです。それにしても…ハザードランプの点滅が妙にお茶目ですね(笑)


関連情報URL : http://www.kline.co.jp/
Posted at 2013/12/28 09:18:19 | コメント(0) | トラックバック(0) | 車を運ぼう | 日記
2011年04月24日 イイね!

車を運ぼう―自動車輸送篇―

車を運ぼう―自動車輸送篇―車で車を運ぶといえば、やはりトレーラータイプのキャリアカーが「花形」でしょうか。荷台に車を満載して走って行く姿は、圧巻のひと言ですね! 

運ぶのは新車・中古車はもちろんのこと、マイカーの輸送サービスというのも存在します。トレーラータイプの車両で輸送するときは、積み込みにはとにかく頭を使います。何故かというと、車高や車幅がまちまちな複数な車を積み込むことが普通なので、積み方を間違えると高さ制限をはみ出すことになりますし、荷台の後ろの後輪をしまい込むことができなくなって、走ることができなくなってしまうからです。
そして、運転。これまた本当に神経をすり減らします。キャリアカーの「1階」には小さめの車、そして「2階」には大きな車を積み込むことが殆ど…場合によっては1階が「空車」ということも少なくないので、とにかく重心が高くなりがち。ましてトラクター(運転席のある部分)には荷台の遠心力が構造上殆ど伝わらないので、カーブや交差点では確実にスピードを落として曲がらないと遠心力で横転してしまうのです。
そしてもう一つ、「街路樹」が大敵です。なかでも夜間に新車を輸送するときには本当にビクビクもので、うっかり街路樹で「バシッ!」とやろうものなら即!キズものになり、ドライバーはそれなりのペナルティを背負う羽目になるそうです(涙)
因みに運ぶことができるのは小型トラックまでで、中型車や大型車は自走で運びます。仕事で川崎の市街地を車で走っていると、中原区にある三菱ふそうの工場から港へ輸送される、角目4灯・左ハンドルの「キャンター」「スーパーグレート」をよく目撃したものです。

あと、小型トラックで1~2台程度を輸送するのも当然多いですが、これらは通常「トランポ」「ローダー」などと呼ばれるタイプですね。トレーラータイプと違って構造上床を低くしようがないので、大部分は荷台をずらすか下ろすなどして積載します。これで車高が低い車両も難なく載せられますが、かなり広いスペースが必要なことが欠点でもあります。

他にも、「マイカー宅配便」という輸送サービスもあります。これは株式会社ゼロ(旧;日産陸送)という企業が手掛けるサービスで、北海道や九州の旅行ではマイカーで移動したい、でもそこまで運転するのが億劫という場合に、自宅から現地の指定場所(空港など)までマイカーを輸送してくれるというサービスです。基本的に、沖縄県や離島を除けば日本全国の大部分に車を届けてくれるようですね。
Posted at 2011/04/24 21:27:57 | コメント(0) | トラックバック(0) | 車を運ぼう | 日記
2011年04月16日 イイね!

車を運ぼう―鉄道輸送篇―

車を運ぼう―鉄道輸送篇―久しぶりにこのネタをやってみましょう。


鉄道で車を運ぶというのは現在殆どなく、以下は全て過去の話です。


かつて、自動車工場から新車を輸送する手段は大部分が鉄道でした。「車運車」という自動車専用の貨車に車を載せ、工場最寄りの貨物駅から全国各地へ輸送されていたそうです。ところが徐々に道路が整備され、国鉄のスッタモンダも加わって鉄道利用が減少し、鉄道輸送は一旦全廃されました。それでも国鉄末期に復活し、日産の新車を宇都宮→本牧ふ頭というルートで輸送していました。しかし必ずしも輸送効率は良くないうえ、ブレーキパッド(敢えてこう言います)の鉄粉やパンタグラフからの銅粉が車体に付着するという品質上の問題もあって、15年ほど前に結局全廃されてしまいました。


あと国鉄末期~JRになってからしばらくの間、マイカーと乗客を同じ列車で運ぶ「カートレイン」という輸送サービスがありました。

これは屋根付き貨車に車を載せ、乗客は寝台車に乗って目的地へ向かうというもので、主に東京~九州・北海道方面に運転されていました。
フェリーよりも早いということもあって非常に人気の高い列車でしたが、貨車の構造上の理由で現在のコンパクトカー程度の車しか積載できなかったこと、利益率が低かった(複数の旅客鉄道会社をまたがって運転されるため)こともあり、徐々に運転本数が減らされていきました。そして最後まで運転されていた、浜松町~白石(札幌)間の「カートレイン北海道」が15年ほど前?に廃止されて、この輸送サービスが消滅してしまいました。浜松町駅のホームの向こう側で、パレットに載せた乗用車を大型フォークリフトで積み込む光景(=写真)を、何度か目撃したことがあります。


いささか余談気味ですが、貨物の分野ではこんな輸送もありました。

それは貨車に中型トラックを積載して輸送する「ピギーバック」という輸送です。市街地で荷物を集めたトラックをそのまま貨車に載せて目的地まで輸送し、目的地でトラックを下ろしてそのまま配達へ向かう(運送会社によって方法は異なります)というやり方でした。大手から中堅の運送会社まで、多くの運送会社が利用していて、私の会社も利用していました。当時その輸送に関わっていた人から話を聞いたことがありますが、貨車に乗せるとき、車両の間の「渡り板」を跨いで先頭の方から詰めて積載する(この表現、わかりますか?)のですが、その渡り板の部分を通る時にかなり揺れて、非常に怖かったそうです。またトラックはかなりの特殊仕様で、屋根がトンネルなどにぶつからないよう丸くなっているだけでなく、貨車の長さに合うよう車体フレームの長さを調整しているので、非常に高価なトラックだったそうです。そのため改造扱いの登録になり、車検証にも「改」の記載がありました。
結局、この輸送もいつの間にか廃れてしまいました。貨物駅までトラックを引き取りに行く手間がかかったことや積載量が少なく、必ずしも効率がいいわけではなかったことから、10年以上前にこの輸送も廃止されてしまいました。実は私、見習い時代にこのピギーバック仕様のトラックを運転した事がありますが、屋根が低くて荷物があまり乗せられず、おまけにホイールベースを延長したせいで小回りが利かないという、散々なトラックでしたね。

どうも日本では、車と鉄道は相性が悪いですね。
Posted at 2011/04/16 22:10:38 | コメント(0) | トラックバック(0) | 車を運ぼう | 日記
2011年03月05日 イイね!

車を運ぼう―航空輸送篇―

車を運ぼう―航空輸送篇―自動車を飛行機で運ぶことはあまり一般的ではありませんが、よく調べてみると案外需要があるようで、貨物専用機を持っている航空会社などは自動車を輸送するための専用サービスを用意しています。よく輸送されるのは、開発中の試作車や競技用車両、モーターショーに展示する新型車など「スケジュール的に厳しい」車両が中心ですね。写真は、日本貨物航空のジャンボジェットの貨物専用機(通称;ジャンボフレーター)が鼻先のドア「ノーズカーゴドア」を持ち上げて積み込みを行う様子で、航空貨物を象徴する光景ですね。実際にはこのドアはあまり使わず、普段は横っ腹にある大型の「サイドカーゴドア」から出し入れしています。鼻先のドアは、横腹のドアの出し入れが困難な長尺貨物を出し入れするのに使っているようですね。

さて、飛行機に車を載せるとなると、フェリーや自動車専用船のように自走して機内に入り、停止位置でタイヤを固定して…というわけにはいきません。まず車を、アルミ製の航空用パレットに載せ、4輪全てにワイヤー等を通して完全に固定します。秘匿性の高い車両(試作車など)の場合にはパレットではなく、周囲を完全に囲うことができる専用のコンテナを使うそうです。

準備ができれば、いよいよ飛行機に搭載です。車を載せることができるのはほぼ貨物専用機のみで、貨物の高さ制限が140センチとなっている旅客機の床下の貨物スペースにはまず積載できません。そのため車を積載できるのは事実上国際線のみ、貨物専用機が殆ど飛ばない日本の国内線ではまず不可能です。つまりカーフェリーみたいな使い方は「×」ということですね。ジャンボフレーターは100t前後の貨物を積載できる能力がありますが(タイプによって異なる)、車を積載できる台数は最大で30台程度でしょうか。背の低い車両(F1マシンなど)であれば専用のラックを用意し、車両を二段積みにして積載台数を増やすことも可能ですが、これくらいが限度のようです。

飛行機が到着して折り返し出発するまでの数時間の間に、荷物の積み込みはもちろん給油に機体の整備点検その他諸々…飛行機の周囲はF1レースのピットさながらの光景が展開されます。荷物を積み込むだけでなく、到着貨物を下ろす作業もあり、100t前後の貨物をそっくり入れ替えてしまいます。9割以上の貨物はULD(航空用のパレットやコンテナのこと)に積みつけられ、機内~運搬用車両の間はほぼ全自動で動かすので、案外時間はかかりません。ただ飛行中の重量バランスを考慮して、機内に搭載する位置は事前に厳密に計画→決定されます。これをきちんとやらないと、機体の操縦に悪影響を及ぼし、最悪の場合墜落するからです。

積載も終了し、いよいよ出発です。貨物機は旅客機と違い、許容される積載重量一杯まで積み込むことが普通なので、機体重量+燃料+積載貨物の合計で400t以上にもなります。そんなわけで、4基のジェットエンジンの合計で15万馬力といわれるパワーをたたっ込んでもなかなか加速→離陸しません。特にエンジンの出力が下がる夏場は、日本最長クラスの長さを誇る成田空港の滑走路(4,000m)を端から端まで使って、やっと離陸するのです。
やっとの思いで離陸して巡航高度に達し、あとはそれぞれの目的地へと向かいます。アメリカやヨーロッパだと、旅客便の1~3時間増しの所要時間が標準です。実は貨物便は、今でもアラスカのアンカレッジ空港へ寄航し、給油や貨物の載せ替えを実施することが多いからです。

船便だと、日本~欧米間は少なくとも3週間~1ヶ月はかかりますが、航空便だと預託~受け取りまでだいたい翌日~数日くらいで可能なようです(空港での引き渡しの場合)。そして気になるお値段は…普通乗用車サイズで日本~欧米間だと、400万円ほどになります。これはあくまで代理店に頼んだ場合の「いちげんさん」向けの金額で、契約条件によってかなり前後しますが、貨物の性質上同じパレットに混載(他の荷物との積み合せ)ができないし、航空貨物で重量物を運ぶと一気に金額が跳ね上がるので、こんな価格になってしまうようですね。

かつて、こんな車がありました。

キャデラックの「アランテ」という車のことですが、これはアメリカの工場からイタリアのピニンファリーナへシャーシを送り込み、そこで車体を組み立ててからアメリカへ戻すという作り方をしていました。アメリカ~イタリア間の往復には専用の改造を施したジャンボフレーターで空輸していたというのですから、驚きです。この車の販売価格は日本円で1000万円以上なので、価格の半分近くが「空輸代」と私はみています。私としては…なにもわざわざ空輸しなくても、海上コンテナや自動車専用船を使えばいいのに、と素直に思います。それなら200万~300万円は安くできたのではないでしょうか?
Posted at 2011/03/05 01:07:11 | コメント(0) | トラックバック(0) | 車を運ぼう | 日記

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何シテル?   06/11 09:21
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