仕事中に突然旅行したくなり、夜行バスを検索したら名古屋行き帰りの席が空いていたので、名古屋を0泊3日で観光してきました。
目当てはガイドウェイバス、リニアモーターカー、ハイブリッドバス、トヨタ博物館、豊田産業記念館、リニア鉄道館などでしたが、どこも親切で楽しかったのですが、最後に名古屋駅のキオスクで買い物したところ店員の態度がもの凄く悪くて、高揚した気分に冷や水を浴びせられ〆ましたorz
まずは
ガイドウェイバスと
リニアモーターカーです。
ガイドウェイバスはガイドレール付きの専用道を、ローラー付きのバスが電車のように走行することで電車とバスのいいとこ取りを目指したシステムですが、日本の交通事情ではどうなのでしょうか。
ただ専用道の出入り口にゲートが付いているので、一般車が誤って侵入することもありません。
高齢者の逆走侵入が問題になっていますが、高速道路も出口ゲートを検討すべきと思いました。
リニアモーターカーは振動も無く良好でしたが、実用的で少しエキサイティングさに欠けました。
ガイドウェイバスが普通路線から専用道に入るシーンです。ゲート前になると車輪にガイドローラーが出て来ます。専用道は車1台分の幅しか無いので、途中で故障したらどうするのでしょうか。
次に
トヨタ博物館です
特にカメラを持参しなかったのですが、スマフォのカメラで適当に撮りまくっていたら、帰宅してから写真の整理で大変な目に遭いました。もう編集するのも面倒くさいので、気軽に撮影した車両はファイル一覧のスクリーンショットで済ませることにします。
博物館前に古いトヨタのバスが展示されていますが、
神奈中木炭バス近隣世代の車でしょうか。
運転席周りはまるでレーシングカーのように何もありませんw 参考に今の路線バスと比較すると凄い差ですが、ワンマン運転や過密ダイヤなども影響しているのかも知れません。
トヨタ博物館に入るとトヨダAA型が展示されています。撮影後にガイドのお姉さんがドアを
閉めたのですが、おっかなびっくりではなく、普通に『バタン!』と閉めていて意外でした。
ベンツのレプリカですが、ねじりベルト駆動と、ハンドルがクランク式ではなく、
ラック式なのが意外でした。実はクランク式では重かったのかもしれません。
100年前のイタリアのスポーツカーの8000ccサイドバルブエンジンです。
当時ヘッドガスケットの信頼性が低かったので、シリンダーとヘッドが一体になっているそうです。
ツインプラグまで装備されて約85馬力だったそうです(当時どうやって測ったのか知りませんが)。
左が初代コルベット、右がヨタ8です。
コルベットは今でも通用しそうなデザインです。2速ATだそうで、2ストアルトを思い出しますw
ヨタ8はマジマジと見たことがありませんでしたが、オープントップなのですね。今の軽自動車並み
の車体だと思いますが、剛性は十分だったのでしょうか。
タッカーです!学生の頃に映画を見に行きましたが、車両近くのモニターではトヨタ博物館を
走っているタッカーの映像が流れていました。まさかランニングコンディションだったとは!!
ベンツオープンです。前から思ってたのですが、この時代のベンツってホイールについている
大きいハンドルを回して外すのでしょうか。レンチが無ければハンマーあたりで反時計回りに
ガンガン叩けば緩みそうな気もしますが。
日本初のFF車です、東京自動車製造って初めて聞きます。
ちゃんとドラシャフもありましたが、ゴムブーツの信頼性も低い時代によくジョイントを
造りました。それよりもオイル漏れに備えたお盆が気になりましたが。
窓の外を見ると博物館の駐車場でレクサスのオフ会が開催されていました。トヨタ車以外でも
申し込むことが出来るそうですが、そういえば以前みんからでポルシェに乗ったチンピラの方々
がSAを占拠してオフ会を開催して炎上していましたが、どうせならあのチンピラの方々も、この
ような場所を利用すれば誰にも迷惑が掛からなくていいのになと思いました。チンピラ。
次は
トヨタ産業記念館に行ってきました。
トヨダAAの製造工程のモデルです、木型にならって鉄板を鈑金加工してボディパネルを作り、
治具を使ってパネルを組み立てるまでのざっとした行程です。
ソ連のジルを思い出しました。
車体の構造でカットモデルなどもふんだんに展示されていました。個人的にはトヨタ博物館より
こちらの方が興味津々です。ホイールキャップを見ると車種が分かるので、いかに子供の頃に
この形状が頭に刷り込まれて居るか分かりました。ちなみに撮影でアイフォンのカメラを向けた
ところ、カメラがホイールキャップを顔認識しましたww
トヨタのトラックなんですが、タイヤに付いたブラシが何なのか質問しそびれました。
泥はね防止?タイヤの汚れ防止?あたりでしょうか。
製造ラインの作動モデルもありました。もうこういうのを見るとワクワクします。
(仕事で毎日見ていたらうんざりするかもしれませんがw)
鍛造行程です。技術員が実演をするコーナーもあり、当日は熱間鍛造を見せてくれました。
生産ラインで使われていた4つのホイールナットを一気に締めるエアレンチですが、
レンチのコマとナットを噛み合わせる作業はどうやってやったのか気になります。
40年前の未来の自動車『トヨタESV』で、40年前の図鑑の絵と比較すると若干
作画崩壊の兆しがみられますが、大体合ってますね(笑)
ただ現在の安全基準『対歩行者安全性』に関してはこのスタイルでは厳しいと思います。
コロナのシャシダイナモデモと、多くの展示車に設置されていたウマです。
脚のへたりや、タイヤの変形を防いでいるのかもしれません。
次は
リニア鉄道館です。近所の大宮鉄道博物館と若干カブりますが楽しかったです。
リニア試作車です。入り口のドアが上方にスライドする構造が面白いです。
カスタムカーでこの種のドアにチャレンジする架装屋さんは居ませんかねw
車内は荷物棚にフタがあったり、軽量椅子だったり、飛行機みたいでした。
SLです。かなりデカイSLでした。機関室(運転室)は配管やバルブだらけでよく
こんなので運転してましたね。たまに秩父とか走ってるSLもこうなのでしょうか(+_+)
新幹線の連結器ですが、連結器の下にコネクターがありました。ローカル線のように雑に
ガチャンと接続したりしたら壊れてしまうことは無いのでしょうか。
昔の電車の車内です。新幹線のシートとか水飲み機とかビュッフェとか懐かしいですw
そういえば特急は折り戸の車両もありましたね。
電気機関車ですが、気になったのは床下の車軸にベルトで繋いだ発電機のようなものが
装着されていたのですが、電気はあるのに何故発電機が必要だったのでしょうか。
シミュレーターは抽選&有料だそうです。子供の付き添いの親の方が夢中になっている
ように見えなくもありませんでした(笑
各車両のヘッドライトを近くで見たところ、結構最近の電車もシールドビームでした。
開発コストの関係か、ハロゲンでさえ採用されていなかったのですかね。
JRの古いバスも展示されていました。そういえば大宮の鉄博にも似た車がありました。
右は帰りに乗った夜行バスですが、時代を感じます。