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2013年05月06日 イイね!

MINI: 売却。

MINI: 売却。7年間に渡り、当家の奥様の面倒をみてもらったR53 MINIを売却した。
ヤフオクに出品し充分満足できる価格で商談が決まったワケだが、依然として僕はクルマを手放す際には感慨深くなり、途端に名残惜しくなったりしてしまう。もちろん、オーナーである当家の奥様もまたしかり...なのである。しかしながら、購入者は結婚を間近に控えた感じのいい方で、クルマ弄りに関するリテラシーもあり、MINIは引き続き大切にされることは間違いない。これは実に幸運なことだ。
奥様がやりたい放題でハデハデにしたMINIをとても気に入ってくれた。

引渡しの数日前、4点馬掛けして最終メンテナンスをのんびりと半日かけてやった。特に問題になるような箇所はなく、各部の増し締めとグリスアップ程度で終わったが、ホーンの傷みが酷く妙な音がしていたため、近くのイエローハットでホーンを購入し交換した。それとリヤワイパーのブレードがダメになっていたので新品交換したくらいである。これがこのMINIとの最後の付き合いになった。

R53 MINIは実にイイクルマだ。プレミアムコンパクトという市場を作ったBMWの戦略モデルであったが故、インテリアやシャーシに至る全てにおいて全くチープさがなく、BMWという巨大メーカーのブランディングメイクに対する執念と姿勢をしっかりと感じることができる希少な1台だ。
そんなR53 MINIを手放すことを決めた理由は極めて単純、"飽きた"からである。どんなに良くできていようが、それが偉大であっても、何であれ必ず飽きる。奥様は、「飽きていない。友達も出来たしまだ乗るぅ。」と言っていたが、何となく"飽き"を感じていて、試しに数件のディーラーを回り色々なクルマに乗せてみたところ、多少悩んではいたものの1週間で心移りした。
「そのクルマに飽きる。」ということに関する僕の定義は、所有している喜びがなくなったとき。としている。そのクルマに乗ってしまえば、「やっぱこのクルマはいいなぁ...」とかってなるワケだがそれは当たり前である。自分が楽しく乗りやすいように作ったワケなのでイイ!と感じるのは当然で...ただクルマから降り、普段の生活をしている中でもそのクルマを所有している喜びを持ち続けているか...これがなくなったとき、僕は「そのクルマに飽きた。」と定義している。乗っているときにしかプレジャーを感じられないようになった場合、月に1度かそこらしか乗らないクルマは、いったい1時間あたり幾ら支払っていることになるか計り知れない。ならば、大枚を叩いても新しい刺激を投入したほうがお得だ...という僕なりの経済合理性なのである。

さて、次期奥様号は、MINIに頑なだった奥様が試乗するなり買い替えを考え出したほどの印象的なモデルで、実は僕も納車がかなり楽しみな1台なのである。6月頃...というその国ならではのいい加減さで、いささか不安だが、今、パーツを先行して揃えているところ...です!
Posted at 2013/05/06 14:12:26 | コメント(3) | トラックバック(0) | MINI | クルマ
2013年02月23日 イイね!

MINI: はじめてのポータブルナビ

MINI: はじめてのポータブルナビそもそも、地図そのものをビジネスにしたのは誰なのだろうか。伊能忠敬か? ...違うだろうなぁ。

まぁ、とにかく、人が暮らしていく上で必ずそこには、"時間"と"場所"が存在する。永久に変わることのない二つの超ビッグマーケットである。前者の"時間"をビジネスにしたモノ、これは効率化の追求であるからして挙げれば切りが無い。そのビジネスロジックもモデルも進化を続け数限りなく今日も延々と生まれ続けている。商品コンセプトに「時間が節約できる。」とは、もはや記すことさえもない。手を変え品を変えあらゆる形で僕達の周りはせわしなく進化し続け、気が付けば20年前の10倍のスピードで人間はタスクを処理している...と思う。数値根拠は無いけど...多分...体感的に...年々妙に忙しい(笑)
しかし"場所"に関して言えば、時間に関わるサービスと比較すると、どちらかと言うと一辺倒だったと思う。「あなた、今、ここにいます!」、「そこはこんなところです!」と謳う程度でそれ以上でもそれ以下でもない。"時間"からすれば、「今、何時です!」...そんなサービスレベルであって腕時計一つでこと足りる状態だ。そんな時代が暫く続いていたワケだけど、ここにきて"場所に関わるサービス"が本格化しそうな気配が漂いだした。「面白いな。」そう思わせる話が僕にも舞い込んでくる。ちょっと未来がまた一段楽しくなりそうな感じである。
しかしながら、フと気付くとそれによって急激に付加価値が下がってしまうものがある。地図だ。もはや地図そのものはプレミアムでも何でもなく誰でもいつでも閲覧可能な情報と化してきた。お金を出すに値しなくなってきた。伊能忠敬が聞いたらきっとガッカリするだろう。今何時であるかを示せる機能に何の付加価値もないのと同じなのである。

今からちょうど10年程前、北米のメーカーからPNDの共同研究を依頼されたことがある。PND...実は当時、初めて聞く言葉だった。今はポータブルナビと言うらしいが、今回初めてソレを買ってみた。MINIで使っていた2007年のサイバーナビが流石に老朽化してきたからである。別に壊れたワケではなく外観がボロくなったワケではない。機能的な陳腐化を感じたからだ。ほぼ初期モデルだった「道は星に聞く」というキャッチフレーズの頃からずっとサイバーナビを使い続けてきた僕としては、迷いはあった。どうしよっかなぁ...新しいサイバーナビってスッゲーなぁ...モニター見て走れんじゃね?...でもフロントウィンドウあるからなぁ....そっち見りゃいいよなぁ....ん?よく考えるとこれって要る?...要らないなぁ...おおまかに言えばそういう思考経緯である。エンターテインメントとしては素晴らしいが必要性が見えない。今日の時代において、地図に20万円は僕には出せないのである。そんな矢先に目に付いたポータブルナビ。Amazonで4万円とちょっと出すと手に入る地図。「タブレットでいいじゃん。」とも思ったりもするがタブレットと同価格である。最適化されたモノに越したことはない。サイバーナビをヤフオクで売り払い、その金でPanasonic Gorilla GP720VDを手に入れた。

使ってみたがコレが実に素晴らしい!
2008年にiPhoneが登場してくれたことに改めて感謝したい。iPhoneによる本当の革新はその端末そのものではなく、それ以降に生まれたモバイル機器に急速な進化をもたらしたこと、それが革新だ...と僕は思う(笑) 皆がiPhoneを指標とする一時代を築いたからね。
それはさておきGP720VDは、少なくとも僕が使用していた2007年サイバーナビを遥かに上回る操作性、必要精度、簡便性、グラフィック、パッケージングなのである。機能についても何一つとして劣る点はない。それが4万円強。技術の進化はわずか5年でプライスを約1/8に押し下げ、その性能を完璧に上回ったのである。いやぁ、ちょっと正直驚き.....
サイバーナビはMINIから外すのに3時間かかった。あっちこっちに引き回されたケーブルで内装を剥がしまくる必要があった。反してポータブルナビの取り付けは一瞬である。特に拘らなければそこら辺の主婦でもできる。これも凄いことだ。今となっては道案内なんてものは毎日ポケットに入れて持ち歩いている小さな端末にだって平気でできるワケだから技術的にみれば当たり前なんだろうけど、それとこれとでは量産数が絶対的に違う。それが4万円強である。いかに技術が汎用化されたかに改めて驚いてしまった。

写真の様なインストールに要するパーツは以下の通りである。
Panasonic Gorilla GP720VD: 本体
Panasonic CA-PT71D: 車載用取付キット(トレイ固定方式)
Panasonic CA-PBCX2D: リヤビューカメラ接続ケーブル
カナック カーAVトレードインキット: R53MINIに1DIN組付けを可能とするキットで非常に便利な品。僕は以前から使用している。

そうそう、このポータブルナビのオーナーである当家の奥様にお使い頂いた感想は、
「ちょっとドライバー側に向いて取り付けてあるのがイイ!」
「画面が横長だから、奥の燃料計が見易い。」
.......だ、そうである。
Posted at 2013/02/23 12:47:42 | コメント(1) | トラックバック(0) | MINI | クルマ
2011年08月08日 イイね!

MINI: ブレーキシステムの見直し

MINI: ブレーキシステムの見直し僕のGT-Rのブレーキ問題も今じゃ昔の話なのである。
随分と気持ちよく止まってくれるようになりホっと胸を撫で下ろしていた今日この頃であったが、今夏、この馬鹿暑い中でまた新たな山場を迎えることになってしまった。僕のGT-Rが問題を抱えている間、僕や僕の仲間がブレーキについて散々議論を繰り返していたのをひっそりと盗み聞き、改めてブレーキの重要性を認識したオートマ免許のサンデーレーサーがいたのだ。

そのレーサー曰く、「タイムが出ないのは4ポットじゃないから」..."相田みつを"もたじろぐ名言である。

....という事で(クソメソ面倒臭くも)奥様MINIのブレーキシステムの見直しを行うことになった。
MINIのアフターパーツというのはこれがまたビッグマーケットでブレーキひとつ取っても選択肢は限りない。現在はディクセルローターにディクセルのパッド、グッドリッジのステンメッシュを組み合わせているが、実際のところバランスは結構悪い。これはディクセル云々の責ではなく純正のシステムに難があり、踏み込めばそれなりには止まるのでプアな見た目程は悪くはないのだが、峠やサーキットではかなり厳しいのは事実である。まずリヤのキャリパー剛性が最悪で驚く程にキャリパーが動く。踏力がバンバン逃げてしまい、エンブレのユルいオートマとの相性は極めて悪くつんのめり感を回避出来ない。このクルマをキレイに止めるにはリヤを見直すのが先決と考えたが....リヤってやっぱり売ってないモンである。フロントは山の様に出てるんだけどなぁ。実はフロントに関しては僕はそんなに違和感を感じておらず、むしろマスター類が追いつかなくなったりしたら女性の踏力では奥まで使いこなせない可能性すらあると考えていた。フロントに関して強いて欲を言えば絶対的な容量をワンサイズ、ないしはツーサイズ上げる程度でコントロール性を向上させるのがベストかなぁ...。

....待てよ?....4ポットにしないといけないんだっけ?.....リヤを?.....フロント片押しのリヤ4ポット?....見たことないぞ....まぁいいや...どうせ、キャリパーの中にピストンがあるなんて事は夢にも思っていないハズだ。それよりリヤだ。アフターでないなら純正である。
R56(新型の現行MINI)を調べてみるとそっくりそのままR53と変わらない...ん?...違うぞ。全然違う。かなり肉厚になっている。移植が可能かどうかを馴染みのディーラーに並ぶクルマで採寸すべくジャッキアップしてバラしてみた。サイドワイヤーの止め具の形状が異なる程度で、ナックルに手をつけずにローターとキャリパーはそのままイケそうである。
営業マンに見積をもらうと意外にも高い。こんなところだけは流石に天下のBMWである。解体屋で中古を探すことにしてディーラーを後にした。

とにもかくにもリヤ周りを検索していると、ふとある事に気付いた。(MINI乗りなら誰でも知っていることなんだろうけど....僕はMINI乗りではない。)R56の純正オプションとされているジョン・クーパー・ワークス(JCW)のブレーキシステムはフロント4ポットでリヤがR56のそれなのである。
コレいいじゃん。
奥様からのオーダーにもマッチするし、純正オプションとあらばマスターとの相性も悪くはないだろう。更に、純正品故に各アフターメーカーからも消耗品(ローターとパッド)がラインナップされていてコストパフォーマンスは極めて高く組み合わせも自由だ。R56のマスターを調べてみるとR53と同等品であり、MINIの専門ショップでR53にJCWのフロントを入れている画像も見付けた。
これに決定!後は現物合わせ...である。

早速手配(たまたまみんカラの方がストックしていて安く売ってくれた!)し、組みつけてみた。このチューニングにおける加工ポイントと留意点を以下にまとめておく。
1) キャリパーはブレンボのOEM。つまりホースエンドは10mmであるからしてR56用のブレーキホースが必要。車両側はR53とピッチ/径は同一。 → グッドリッジのステンメッシュを別途購入して対応。
2) フロントはローターがバックプレートにアタる。→ バックプレートの一部をプライヤーで曲げればいいだけ。
3) サイドブレーキワイヤーの止め具の形状が異なる。 → ベルトサンダーで止め具を削って形状を合わせてハメ込む。固定はタイラップで充分。
4) サイドブレーキワイヤーがナックルにアタる。 → 上記3)の削り方次第で回避可能。
5) 最大の難関:リヤのブレーキホースがナックルに干渉して結合出来ない。 → ナックルを加工している方も多いとのことだが、アームを削るというのは僕にはあり得ない。考えた末、R53のフロントのブレーキホースを使用するという手を思いついた。R53のフロントのブレーキホースはバンジョーになっており、ブレンボ用の10mmバンジョーボルトで止めればいいだけである。僕のようにR53への移植であれば、そのフロントブレーキホースは余っているワケであるからしてコレが最適な方法である。因みにバンジョーボルトは"2りんかん"等のバイクショップで手に入る。
6) マスターシリンダーとキャリパーのオイル容量比の問題かと思われるが、装着後、ブレーキのストロークが深くなる。 → エアが抜け切らないのかと思いシリンダーのほうまでエア抜きを敢行したが変わらず。特に問題はなく慣れれば違和感は特になくなった。
7) サイドブレーキワイヤーがギリギリ。 → 上記4)に記載の通りナックルを強制的に回避させたことも影響していると思うが、サイドブレーキワイヤーが引きづるんじゃないかと思ったくらいギリギリである。

思ったより苦労させられてしまったが、無事に着地する事が出来た。夏休みを利用して栃木県の那須まで旅行という名のテストをしてきたが、イイ!
超グッドォーッ!である。流石、純正オプション!バランスが非常にイイ! R53の純正システムとは雲泥の差で、車両全体が沈み込む様に減速してくれる。これは実に気持ちがいい。JCWとはいえ純正パッドであるにも関わらず、制動力も申し分ない。パッドの特性としては、初期の入力には鈍く踏力応答型。タッチはかなり柔らかく、僕が今GT-Rで使用しているプロμの900iやIDI系よりも柔らかい。コースに持ち込んでいないためフェード性は定かでなく評価を下すには未だちょっと早いかも知れないが、それでもこれは間違いない。

イイ!

追伸:
 "きすけ"さん、ありがとう御座いました。
 お陰様で楽しいMINIになりました。

『2011. 8. 9 追記』 整備手帳に詳細を記載。
Posted at 2011/08/08 20:04:41 | コメント(6) | トラックバック(0) | MINI | クルマ
2010年11月12日 イイね!

MINI: ユーザー車検

MINI: ユーザー車検車検とは.......さっさと売り払った純正ホイールを惜しむ日である。その定義は七回忌とかにも似ている。

日中、車検場の奥様からメールが届いた。
「無事パスした。」とのことだ。2回目となるMINIの車検。添付されていた画像が掲載のもの。
どう見てもハミ出しているADVAN RS-Zを強制的にフェンダー内に収めるための汎用フェンダーモールを張ったが、粘着が弱く剥がれてしまう。ふちをガムテープで固定しパスしたとのこと。
「カッコ悪くて、カッコ悪くて......ライン終わって直ぐに剥がした」.....だそうだ。

日頃のハードワークを癒すための僕の貴重な時間.....GT-Rのデータ取りしたいのに.....馬をかましたMINIの下で費やされてしまった先週末。
「オイルの滲みは?」......「ナシ....あ、ちょっと拭いとこ....」
「ブーツは? 破れてない?」........「破れてない....アーマーオール塗っとこ......」
「ガタは?」......「ナシ」
寝板でもぐる僕は小砂にまみれたが、奥様はクルマの横でコーヒー片手に鼻歌を唄いながら整備記録簿にチェックをつけていた。それでも気になりだしたら気になるもので、結局、なんだかんだのフルメンテ。
ま、当家の車検前はこんなものである。
Posted at 2010/11/12 21:31:02 | コメント(2) | トラックバック(0) | MINI | クルマ
2010年05月14日 イイね!

MINI: 謎の感度良好ワンセグを手にして想うこと

MINI: 謎の感度良好ワンセグを手にして想うこと新製品を創り続けて、またそれを買い続けてこの国はここまできた。
僕はそう思っている。
日本のGDPに大きく根を張る電気/電子は、工業立国であるこの日本が誇る代表的な産業であるが、残念ながらここ数年来、世界的な水準での付加価値は日を追うごとに失われつつある。恐らくこの現象は電気/電子に限ったものではないだろうが、より顕著に、より鮮明に感じ取れてしまうのが身近な電気/電子なのである。

たとえば、電化製品(家電など)を購入する場合、まず何を見るか?
機能か、デザインか、ブランドか....順番はともあれ着目するのはまず価格である。量販店の陳列棚にズラリとぶら下げられたプライスタグを眺め、予算感の合うものを手にとって、そこで初めて機能を知る。ブランドを知る。価格帯の合わないものはその候補にすら入れない。今のこの大電化製品時代において消費者の選択肢にリストアップされるのは、欲しい機能ではなく価格からなのだ。

では、なぜそうなのか?
どれを選んだとしても出来ることはたいしてそう変わらないからだと僕は思う。
デジカメ1,200万画素と1,800万画素、その違いは一般の人のライフスタイルの何を変えれるのか?
4倍速と2倍速の液晶、並べて比べてやっと体感出来る。
プラズマクラスターとナノイーの違いはいったい何なのさ.....
参入障壁をあっという間に破壊したデジタル化のの波をまともに受けてどれもこれも似たようなものなのだ。

消費者の目はいつの時代も正しい。
この現象を潜在的に敏感に気付き前述の「まずプライスタグを見る」行動が習慣化されている時代だ。そのうえ、既にメーカーを死滅させる程に安価に商品が並んでいて、毎日がバーゲンセール状態にも関わらず、目が慣れてしまった僕らはそれを幸運に感じてさえいない。従って、ただでさえ薄利なモノが売れもしない。
コストダウンを美学としきれない、また得意としない日本の工業にとっては、まさに今、生産と消費が相乗して付加価値を切り崩す悪いスパイラルに入っている。膨大な数のフルラインナップ電器メーカーが乱立する国故、それは更に悪い方向へ加速する。世界一厳しい日本の消費者に対して同国の競合メーカーとしのぎを削り、疲弊した状態で世界に出る。厳しい。実に厳しい.......

何が言いたいか?
「僕もこの悪しきスパイラルにドップリです。」ということ(笑)
職業的にいくばくかの疑問と少しの後ろめたさを抱きながらも、先日、ヤマダ電器の蚤の市に嬉々として出向き、2,980円のカーナビ向けワンセグやら、3,980円の9インチカーナビモニター(しかもWVGA!)をGETして大騒ぎしていた。いやぁ、安い。蚤の市万歳(笑)
しかし、人、人、人。レジ待ちは2時間を越えた。ホントに凄い人だかりである。商品を両手一杯に抱えた状態で全く動けない。
購買意欲が爆発している空間で押し合いへし合いしながら、ふと思ったことは、今この時代、「安いから買う」のではなく、「お買い得だから買う。」のではないだろうか。その商品はいくらの値打ちがあるか、なんていうものは個人の価値観の問題なので特にラインなんて存在しない。それをお買い得だと感じさせることのほうがマーケティングとして遥かに重要なのかも知れない。現に、蚤の市に展示されているものは「安いハズだ」と信じきり、あらゆるモノが飛ぶように売れていく。あっという間に棚は空っぽになってしまう。
結局僕も「安いハズだ」と信じきり、エアコン2台とデジカメIXY、4枚刃髭剃り.....などなど上海万博もビックリの人の群れをかきわけながら予定もしていなかったものを手当たり次第に買いあさり、クタクタになって家路に着いた。ま、結局のところ、抜群に安かったんだけどね。

で、期待もしていなかったこのBLOADZONEとかいうメーカーの謎のワンセグ。現時点、当家のクルマ達のうち、地デジが視聴可能なのはTWIN(SUZUKI)だけ。渋滞路で多用するMINIにも....と思い買ってみた。まぁ正直、2,980円ならダメなら捨てればよい。
ところがどうだろうか。取り付けてみたが、コレが抜群にイイ!メチャクチャグッド!国産ブランドメーカーのものより入るしサーチが速い。どこのチューナー使ってるのかとバラしてみたらメーカー名は伏せるが納得の一品であった。
このBLOADZONE、現在は既に倒産してしまっているようだが作りはなかなかの玄人だ。
GT-Rの分も買えば良かったぁーっ!
Posted at 2010/05/14 00:14:34 | コメント(2) | トラックバック(0) | MINI | クルマ

プロフィール

「R35: この道40年の職人が繰り出す知らなかった世界 http://cvw.jp/b/261822/48009304/
何シテル?   10/05 18:25
神奈川県の懲りないクルマ馬鹿です。
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