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global garageのブログ一覧

2010年11月26日 イイね!

R35: 間違いだらけのメーター選び

R35: 間違いだらけのメーター選び一昔...いやぁ、いつの間にか二昔前だ...歳とったなぁ...の話になるが、愛車にチューニングを施し、それがある程度進んでくると計器類を追加、または交換してシビアに管理していかないと、とてもではないが踏み込むにはリスクが高過ぎるし、またセッティングもままならない、そんな時代だった。
純正の計器類は参考程度にしかならず、信じてるとブローする(笑)

その頃僕が愛用していたメーターは大森。安定していて低価格、精度に関して言えば悪くはないが良くもない。しかし、そのズレ幅が安定しているので問題がない。もちろんそのほとんどが機械式である。室内をオイルラインも燃料ラインも走りまくっていて、走行中、どんなにタバコが吸いたくなっても命と引き換えになるので健康にも良かった。
タコメーターはちょっと奮発してAutoMeter。これは1つ手に入れて使いまわした。初めてのステッピングモーターの動きに「かっこいいぃ~」って感動したり。排気温度は精度が要求されるところだったので、こちらも奮発。たいていはSARDを使っていた。
奮発とはいえ高価なメーターでも(STACKでも買わない限りは)2万円、いいとこ3万円。大森は4、5千円出せば充分お釣りがきた。

あれから20年が経過し、先日久しぶりに追加の計器(油圧)が必要に迫られた。GT-Rに新設したオイルラインの循環状況をチェックするためである。
Defiっていう名前程度は知っていたので調べてみると、「エッ!?」って思うくらい高価.....しかもなんとかかんとかユニットとかいう別体も必要とのことで、なんだこれ?って思い、他を調べてみると似たようなもの。
車内で安全にタバコを吸うために電気式になり、LEDが華麗に点灯しACC-ONでグルグル回る。今にもミッキーマウスが出てきそうだ。
....油圧が知りたいだけなんだけど.....
ヤフオクを見てみるとAutoGaugeが数多く出ており、他と比べて圧倒的な破格値である。昔、AutoMerterと競合していたという記憶もあり、特に抵抗もなく落札してみたが、実にコレが裏目になった。

そう、結果的に言えば、僕が記憶していたモノはAutoGageであり手元のはAutoGauge。その差は微妙ではあるが生産国は地球の真裏だ。
FAQを調べたりアースを強化したり色々試してみたものの、うんともすんとも動かない。ネットで調べれば調べるほどにその品質の不安定さと設計考慮の浅さが露呈されてくる。今時珍しい程のアタリハズレがあるようだ。こんなブログを書いているくらいなのだから、僕のは勿論ハズレ。針はピクリとも動かない。それでもエレクトロニカルパレードだけはしっかりと実行されるのだから笑える。何を目的に作られたんだか.....
返品するにも「3回返品して駄目だった」などのクチコミも多く、いい加減嫌になり買い換えた。
冷間状態のGT-Rをジャッキアップし潜り込み、センターカバーを外してセンサーアダプターからセンサーを交換する。5ccくらいオイルが滲んだが、ま、いっか。だいたい「滴下状態」というあいまいな油面チェックだし(笑)

買い換えたメーターはBLITZ製。さすがにコイツは一発で動いてくれたが、追加のメーターに2万円。なんとなく腑に落ちない感が残るのは僕が古いからなのかな。

掲載の画像は僕のS30Zの写真。L型3.1ℓ MoTeC ツインターボ。僕が乗った中で一番速かったクルマだ。GT-Rの2/3以下の車重をGT-Rの1.5倍のパワーで引っ張る。2駆で扱うのが大変だったけどFUJIのストレートはGT-Rより速い。数少ない中の一枚をスキャナーで読み込んでみた。
左からスピードとターボタイマーがULTRAのデジタル。SARD排温、AutoMeter、大森、大森....ブースト計はそういえばグレッディだった。ここからでは見えないが助手席の前は大森だらけだ。

この時代に1つ2万円だったら大変なことになっていた。何が大変か?
金銭的にはもちろんのこと、ACC-ONでミニーマウスはおろか、変なペンギンや王子様も出てくるところだった。危ねぇ、危ねぇ。そんなもん出しちゃ。
Posted at 2010/11/26 23:02:42 | コメント(1) | トラックバック(0) | GT-R | クルマ
2010年11月20日 イイね!

R35: GT-Rを取り巻く環境について思うこと

R35: GT-Rを取り巻く環境について思うことヘッドライトの内側に水が流れたような跡が残っていた。
結露によるものか、穴でも空いてしまっているのかよく解らないが、ディーラーに言って交換してもらった。僕のGT-Rは立派な改造車(笑)ではあるが車検はしっかりと通る(多少、頑張らないといけないが...)。したがって、日頃から堂々とディーラーには出向いており、友好的な関係を築いている。
エアをパンパンにして(2.5kgまで上げると最低地上高が丁度9cmになる)預けること一週間、キレイに洗車までされたGT-Rが戻ってきた。ヘッドライトは左右ともに新品交換されている。もちろん、保証内での対応である。

よく改造すると何もかもが保証されないのでは?と聞かれることがあるが、そのようなことはない。全くの誤解である。
GT-Rを成約する際にサインさせられる条項には、我々ユーザーによる改造が起因となって発生した不具合については保証をしない云々....と記載されている。こんなのは当たり前である。ユーザーが勝手に改造して壊して、それすらを保証する奇特なメーカーがいるワケがない。
しかし、もうひとつ当たり前がある。「起因する不具合に限って」である。つまり足回りやエンジンをどうイジってあろうがヘッドライトには関係ないのである。また起因しているかどうかの証明、および説明責任は我々にはない。GT-Rは研究機関向けや一部の特定顧客向けにのみ販売されているものではなく、金さえ払えば誰でも購入出来るコンシューマープロダクトであるため、設備的に、また知識的にも証明することが出来ない。
ディーラー自身もこれらのことを理解していない輩も多く、以前に行きつけではないディーラーでパワーウィンドウの不具合修理を頼んだ際、
「バネが交換されているので出来ません」
と言われたことがある。そのときの足回りの仕様はマインズのローダウンであり、わずか2,3cmダウン。最低地上高は10cm以上確保されており、ホイールはノーマルでハミ出しもない。全国どの車検場に出向いても普通にパスする。
流石にコレには頭にきてその営業マンをその場で吊るし上げバネ交換とパワーウィンドウの破損性の関係について僕が納得するまで工学的に説明するよう、かなり強く要求した。テンパリまくった営業マンが声を震わしながら言っていたことは、
「バネが硬くなることによって振動が増えパワーウインドウが壊れることがある...」
素晴らしい!日産はいったいどんな高精度なモーターやレギュレーターを使っているのか....パワーウィンドウに...この21世紀に....最近は心臓手術などでこのよう(もちろん遥かに高精度)な駆動システムが活用されているが、それを使っているのか?ひょっとして....パワーウィンドウに....さすがGT-R。驚きのコスト配分だ。
パワーウィンドウの駆動システムを自動車に取り付けたまま振動だけで破壊しようとした場合、人間が乗れない程....というよりも機械工学的に成しえない程の振動を発生させる必要がある。この場合もはや振動ではなく衝撃の継続である。それをアッパーマウント、バルクヘッド、ドアヒンジに危害を加えず、パワーウィンドウの駆動システムだけを打ち抜く.....どんなバネだ?僕が購入したマインズのバネは.....そのクルマに1,000km程乗り続けた僕は何者なんだ?....と尋ねてみたりしていた。
このときは時間をロスするのもいい加減嫌になり他のディーラーで修理をしてもらったが、こういった未習熟で道理すら通じない営業マンによってGT-Rの評判が悪くなっているのが残念でならなかった。

GT-Rもリリース後3年になり、このプロダクトを取り巻く環境もじょじょに良くなってきている感じはする。当初、突然現れた新技術の塊に対してあらゆるプレーヤーの腰がヒケてしまった。しかし、驚くべきスピードで情報が共有されその腰がゆっくりではあるが戻ってきている。
これは現時点において残念ながらメーカーの努力によるところではない。スカイライン時代からGT-Rというビッグマーケットを育てたレース屋やアフターパーツ屋、チューニング屋によるところだ。
このクルマが本当に面白くなるのは今からだろうなぁとつくづく思う。やっぱり"アリアリ"の世界がクルマは面白い。特にGT-Rという尖がったマーケットでありながら、尖がらせないことを強いていてはマーケットは死んでしまう。
このマーケットを育てたのは前述の通り、レース屋とアフターパーツ屋とチューニング屋、それとスピードに金を出すユーザーである。これからもその構図は変わらない...と思う。巨大メーカー日産がどんなに「変えたい、主導したい、均一化したい」と切に願ってもおそらくそれはとても難しい。少なくとも今のやり方では無理だと思うしね。
この時代にGT-Rを排出した天才集団の大メーカーなんだから、自動車とスポーツという、今となってはマイノリティだけどそれでも永遠のマーケットをどう存続させ発展させ魅力ある世界を生み出していくか、雲の上からそれを考えてもらいたい。

決して降りてくるな。下界に金が落ちててもそれは小さな金だ。拾いにくるな。
寛大さを持った孤高であってもらいたい。
Posted at 2010/11/20 19:16:36 | コメント(4) | トラックバック(0) | GT-R | クルマ
2010年11月12日 イイね!

MINI: ユーザー車検

MINI: ユーザー車検車検とは.......さっさと売り払った純正ホイールを惜しむ日である。その定義は七回忌とかにも似ている。

日中、車検場の奥様からメールが届いた。
「無事パスした。」とのことだ。2回目となるMINIの車検。添付されていた画像が掲載のもの。
どう見てもハミ出しているADVAN RS-Zを強制的にフェンダー内に収めるための汎用フェンダーモールを張ったが、粘着が弱く剥がれてしまう。ふちをガムテープで固定しパスしたとのこと。
「カッコ悪くて、カッコ悪くて......ライン終わって直ぐに剥がした」.....だそうだ。

日頃のハードワークを癒すための僕の貴重な時間.....GT-Rのデータ取りしたいのに.....馬をかましたMINIの下で費やされてしまった先週末。
「オイルの滲みは?」......「ナシ....あ、ちょっと拭いとこ....」
「ブーツは? 破れてない?」........「破れてない....アーマーオール塗っとこ......」
「ガタは?」......「ナシ」
寝板でもぐる僕は小砂にまみれたが、奥様はクルマの横でコーヒー片手に鼻歌を唄いながら整備記録簿にチェックをつけていた。それでも気になりだしたら気になるもので、結局、なんだかんだのフルメンテ。
ま、当家の車検前はこんなものである。
Posted at 2010/11/12 21:31:02 | コメント(2) | トラックバック(0) | MINI | クルマ
2010年11月12日 イイね!

R35: TM冷却大作戦 費用のまとめ

R35: TM冷却大作戦 費用のまとめメーカーの技術的な限界点か、意図によるものか、とにもかくにもスポーツを語るにはあまりにも脆弱なTMオイルの冷却システム。これを強化するべくTM冷却大作戦と称してオイルクーラーを導入したワケだが、その総費用について備忘録としてまとめておきたい。
誰かの何かの参考になるかも知れないし.....

・HKSハニカムオイルパン: 64,000円(平野タイヤ)
・オイルポンプ: NISMO(デフクーラー用)改#10仕様: 84,000円(NISMO)
・オイルクーラー: Setrab 25段 S72510 W310×H195: 34,965円(KINOKUNI)
・追加計器類: Autogage 油圧: 4,600円(ヤフオク)
・油圧取出し: KINOKUNI インラインブロック: 6,800円(KINOKUNI)
・配管: クラシックアルミパイプ #10 7.6m: 7,665円(KINOKUNI)
・EARL'S ステンメッシュ #10 6m: 23,400円(KINOKUNI)
・配管フィッティング: EARL'S #10 120°ベント×1、90°ベント×3、150°ベント×2、ストレート×2、AN変換アダプター×2: 35,400円(KINOKUNI)
・エアダクト: GT-R純正右オイルクーラー用ダクト類一式(品番: 21468JFDOC, 21340JF02A): 12,000円(日産ディーラー)
・オートスタッフ製レーシングヒートチューブ 径30 2m: 6,400円(ヤフオク)
・ウォッシャータンク袋タイプ: 6,760円(ヤフオク)
・その他: ステー製作用ステン・アルミ材、純正ドレン/パッキン: 計3,000円(ビーバートザンなど)
費用総計: 288,990円

これに加えてトランスミッションオイル: HKS DCTF-i (20ℓ) 44,000円(平野タイヤ)が加算されることになる。

HKSのDCTクーラーキットが平野タイヤで20万円弱とのことだが、今回の僕のシステムはオイルポンプ(84,000円)とハニカムオイルパン(64,000円)、油圧計器類(11,400円)が付加されているため、同じ土俵で比較した場合、359,400円となる。これにオイルポンプ配管が必要になるため30,000円程は加算されることを考えると10万円程安く仕上がったことになる。しかも!オイルクーラーコアのサイズはHKS DCTクーラーキットの1,5倍ある!

ん~、なかなか上々である!
走行に関しては現在データを集めている最中。時間がなくままならないが、こちらも上々!追ってご報告したい。

追記
真夏のFSWをひと枠走り倒してもTMは全く問題がない。先にタイヤのほうがヘタってくる。
Posted at 2010/11/12 00:29:05 | コメント(3) | トラックバック(0) | GT-R | クルマ
2010年11月05日 イイね!

R35: TM冷却大作戦 完成!

R35: TM冷却大作戦 完成!2回分の週末と今日丸1日分の時間を費やしてやっと完成した。
作業中、あちらこちらに目を奪われてしまい余計なところまで手を出し始めてしまった故にこれだけ時間を要することになった。作業内容をサマっておくと以下の通りである。
①アンダーパネル一式脱着
②フロントバンパー&フロントアンダースポイラー脱着
③TMオイル交換(HKS DCTF-I)
④オイルパン交換 (HKS ハニカム式アルミオイルパン)
⑤オイルポンプ取り付け (NISMO)
⑥オイルクーラーコア取り付け (Setrab)
⑦配管処理 (EARL'S & アルミチューブ)
⑧各ステー製作(計9本)
⑨耐熱部材の施工
⑩ウォッシャータンク取り付け(袋状タンク)
⑪エアダクトの加工取り付け(純正ダクト流用)
⑫フロントバンパー加工
⑬アンダーパネル加工(オイルパン部)
⑭油圧ブロック取り付け (KINOKUNI)
⑮油圧センサーライン&ポンプスイッチ電源ライン取り回し
⑯アンダーパネル裏面のクリア塗装(冷却とカンケーない....)

残念なのは、配管や部材の設置の美しさにかなり拘って造ったが、外見ではアピール出来ない....ちょっと哀しい....
Posted at 2010/11/05 19:31:16 | コメント(5) | トラックバック(0) | GT-R | クルマ

プロフィール

「R35: 給油中に勝手に止まってしまう問題の解決 http://cvw.jp/b/261822/47737484/
何シテル?   05/23 10:42
神奈川県の懲りないクルマ馬鹿です。
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