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2011年02月12日 イイね!

R35: 「謎はすべて解けた。」

R35: 「謎はすべて解けた。」清清しい程、呑気な話をさせて頂くことにした。

実は前々から不思議に思っていたんだが、"何故、amuseのGT-Rはカッコよく見えるのか?"である。
「リヤのハネがデカいからか?」
「ディフューザーが異常にデカいからか?」
「デカけりゃいいのか?」
「カメラマンの腕が群を抜いていいのか?」
バミューダ、ナスカの地上絵、イースター島....僕にとってはこれらを凌ぐ世紀の謎であり、もっと地球規模で解決にあたってもらいたい課題だった。CO2なんてどうでもよかった。

つい先日、その謎が解けるときが突然のようにやってきた。
よく漫画で見かける頭の上の豆電球がパッと点灯するような、僕の目の前で轟音を立てながら海が2つにズバっと割れていくような、そんな瞬間だった。
そのヒントをくれたのが、他ならぬマシンガントークさん。いつものように驚くべき肺活量で冗談を打ちまくっているのを横目にマシンガントークさんの白いGT-Rを眺めていると、「ん?」と思う配色が施されていた。フロントリップの左右だけが白く塗り分けられているのである。真ん中は黒。つまり、開口部が下まで繋がっているイメージになっており、これはなかなか迫力がある.....そう言えば、SuperGTもFIAのGT-Rもこんな感じだったなぁ....「ん?」.....「ん~?」
家に帰って直ぐに雑誌をめくってamuseのGT-Rを探るとやっぱりそうだ。リップの塗り分けは行っていないものの、開口部の下に黒で塗装を施してある。
「コレだったんだぁ!」 僕の豆電球はこのとき全点灯である。
以前にハワイさんのGT-Rのリップも前述と同様の塗り分けをしてあったので聞いてみたところ、「元々コレ、ちゃおさんのだからそのまま使ってるだけぇ。」と全くもって無関心な様子.....そんなやり取りを思い出した....と言う事はちゃおさんもヤってたということだ。ちゃおさんのブログに跳び、酷く画質の悪い(笑)写真をマジマジと眺めるとやっぱり下側を塗っている! ちゃおさんに確認すると塗っているワケではなく、ノバさんのカーボンパーツを取り付けているとのことで、Nメカさんに在庫の確認を入れ、僕も早速取り付けてみたのが掲載の写真である。(友人宅の前。僕の家ではないので、石を投げ入れたり、ゴミを投棄したり、スプレーで落書きしたり、僕は一向に構いません。(笑))

カ、カ、カッコいいぃ~。ドライカーボンだしぃ。

このパーツ、クリア未塗装ながらしっかりと表面が出ており光沢もある。仮合わせをしてみると流石にノバさんの仕事らしく精度が秀逸でピタリとハマる。どこかが浮くようなこともない。素晴らしい!
切削部分がレース屋さんらしくバチっと切られているだけだったので、#320を当て微修正を施し切削面に瞬間接着剤を塗り込む。こうすると割れ留めになり、また周囲に黒い縁取りが出来て締まって見える。表面を#1500で水研ぎした後、カーボン目地の補正を行い、クリアを一缶まるまるブチ込みコンパウンドで処理した。

カ、カ、カッコいいぃ~。

世紀の謎の紐を解く、そのきっかけをくれたマシンガントークさんに
人類を代表してここに感謝を述べたい。

「ども♪」
Posted at 2011/02/12 23:01:05 | コメント(8) | トラックバック(0) | GT-R | クルマ
2011年02月12日 イイね!

R35: "スーパー中途半端なクルマ"づくり

R35: "スーパー中途半端なクルマ"づくり昨日、友人数名と酒を飲みながら、それぞれの自動車自論(笑)を語り明かした。
....「語り明かした」とは聞こえが良いが、要は酔っ払った中年が好き放題言い合いながら延々とダベってただけである。そう、新橋のサラリーマンとなんら変わらない。そこで話をした今の僕の自動車自論...(そんな言葉あるのかな..)を備忘録として書いておくことにした。10年後に読み返すことが出来たら、そのとき僕は何を思うのか楽しみである。

今の僕....今の感性だったり環境だったり経験値だったりライフスタイルだったり経済力だったり....そうゆう多くの"今"の要素で構成されている僕。つまり、今の僕。.....の理想のクルマは、"スーパー中途半端なクルマ"である。「何だソレ?」って感じであるが例えようがない。多少投げやりに言うと、楽しきゃいいジャン!っていうクルマ。何か1点に依存することなく、あらゆるシーンで全域楽しい...街中流して楽しくて、コースに持ち込んでもまた楽しくて、停めて眺めて楽しくて....そんなのがいい。当然最適化されていないので、全てのシーンにおいて心残りを感じる部分はしっかりと存在してしまう。それ故、オール中途半端は覚悟な仕様。もし僕に圧倒的な経済力があれば、遊ぶ用途に応じて複数のクルマをそれぞれのシーンに最適化するかも知れないが、そうはいかない。そういう夢は持つものの(笑)、頑張ってはいるが、そうはいかない。僕が遊べるクルマは今、この1台だけなのである。MINIは奥様のだし、twinは近所への買物用として既に最適化されている。既にいい歳なのに人間的に非常に未熟な僕は、密な依存関係を作ってしまうとそこにガンジガラメになってしまい、次第に疲れてしまうようだ。仕事と仕事の狭間にある、わずかばかりの極楽であるべきオフの世界において、これじゃあいけない。神経を全開放してやる必要がある。失敗を何度も繰り返して、それでもクルマを止めれない愚か者がどうにか末永くこの究極の遊び道具と関わっていたい思いから、いつの間にか自己保護的に組み上げられた価値観である。

幸か不幸か....多分、不幸なことに(笑)色んなクルマに乗って色んな事を経験した。その都度、そのときの自分の描く理想像に向かうクルマを何度も造ってきたワケだけど、30歳を過ぎて少し経った頃からそのベクトルが極めて狭くなった。これをネガティブに考えれば、自分のチャレンジ精神が衰退している....とか自分の可能性を見切っている....とかになっちゃうんだけど。
例えばこのクルマ、GT-R。ナラシを終えてすぐにコースイン。アウトラップを除く5LAP目に今の僕のベストタイム+2.5秒を記録している。6、7LAP目でそこから1秒刻んだ。つまり、シェイクダウン時に今のベストタイム+1.5秒が出ている.....僕に成長の伸びしろがないという話はここでは放っておいていただきたい(笑).......そのときにアライメントをこうイジって、バネレートをこの位あげて....ちょいちょいやって僕の腕ではいいとこトータルこのくらいって、なんとなく見えちゃってたりする。このクルマでのタイム作りだけを考えた場合、これで終わり。特にその先をヤる必要性はない。解っているワケだしね。興味は当然失せる。
あれから2年が経ち、少し哀しいことにその通りの結果になっており、想定外に伸ばせたのはアベレージ(8LAP)の燃費で+0.2km。ここからのタイム変動は外乱(気温だったり風向きだったり路面環境だったり)要素以外はまずない。勿論、お金をかけて手を入れれば基本的には入れた分だけ比例してくれはすると思うが、1秒あたり50万~100万円の世界になってくる。では、100万円払って1秒削りたいか?今の僕には残念ながらそのモチベーションは欠けてしまっている。むしろ1秒加算して100万円もらいたい(笑)
朝起きて天気を伺い前日にどんなクルマが走ってたかを知れば、わざわざ静岡県まで出向かなくてもタイムは推測出来るワケで....まぁ、ネガティブな話をすれば、ざっとこんな感じである。
しかしながら、この話は別に悲哀唄ではない。現に今、僕はGT-Rを存分に楽しんでいる。

「何を目的に僕はお金を払ってまで、こんなところ(コース)を走るのだろう?」
10年程前、突然我に返ったように襲ってきたこのモヤモヤ感が消えないことがあった。ポルシェ993に乗り換えて間もない頃である。
友人が初めてコースを走るとのことで付き添いを頼み込まれ、嫌々ながら少し疎遠になっていた某サーキットに出向いた。峠ではベテランの友人も、コースでは肩身が少し狭そうだったが、それでも「楽しい!」と汗でベチャベチャのヘルメットを脱ぎながら、「せっかく張り切って取り付けたLAPカウンターのスイッチを入れ忘れてた」と大笑いしていた。その日は久しぶりに一日走り続け、友人と二人、僕が先行したり後ろについたり、特に計測することもなくヘトヘトになるまで遊び続けた。
そのとき痛感したことは、お金を払ってまでこんなところを走る理由は「楽しいから」以外にどこを探しても絶対に無いということ。ド素人の癖にやたらとストイック指向で、レースで勝つためにタイムを刻むことばかりを気にしてしまっていた僕は、純粋に楽しんでクルマを走らせることをすっかり見失っていた感があった。
その日家に帰ってから1ヶ月程かけて、作り始めたばかりのポルシェのセットアップのベクトルを大幅に変更し、点と点を繋ぐようなセットからもっと自分の感覚に合致するモノへ組み替えた。それは次第にエスカレートしていき、あげく「カッコイイから」とどう見ても抵抗にしかならないようなバカでかい羽を取り付けて手を叩いて喜んでたりしたんだけど.....因みにFUJIのストレートで最高速15kmも落ちた!(笑)
目を三角にして走る硬派な輩に次は何をヤリたいかを問われて「キーレスエントリーが欲しい。」と平気で吐けるようにもなった(笑)
お陰でポルシェ993は僕の中で多分、一番楽しんだクルマである。速く走らせるには多少不向きなセットではあったが、「強烈に楽しかった」という印象ばかりが際立って残っており、今でも大好きなクルマである。ポルシェが持ちあわせているユーザー趣向の対応範囲の広さに改めて感心する。
クルマによって当然ながら適した特性はそれぞれであるが、例えば僕はブレーキで曲げていくのが楽しい。かなり奥まで残して「飛んでっちゃうかな?大丈夫かな?」なんてステアで探って、コジりながらゴリゴリ切っていったりするのがイイ。GT-Rの場合、こんことしてたら当然タイムは作れない。旋回中に余計な負荷をかけないように上手に前へ前へ転がしていくようにして、小さく回って早めに向きを変えてガツンと踏み込んだほうが、遥かに速く走れるし経済的な打撃も少なく済む。でもコレじゃあ残念な事に全然楽しくない。当然、今の僕のセットは前段のセット(笑)。ベテランの友人が僕のクルマに乗った際、「乗りにくい」と大笑いしていた。
それにデカいハネも大好きである。好き嫌いに理論的な説明をつけれるワケがなく生理的な問題であり、無論「好き = 楽しい」のである。HKSテクニカルファクトリーのハイマウントを装着しているが、FUJIを走る少なくともノーマルパワーのGT-Rにはお勧めは出来ない。実際、外して走ったほうがタイムが出る(笑)。それでも勿論外す気は毛頭ない。逆にめげくんデザインのTOP SECRETのやつが欲しい.....と思っているくらいである。
タイムは気になるものではあるが(やっぱり抜かれたり、追いつけなかったりするとケチョンとするので)、それでも依存されないように心がけている。以前のように「何を目的に....」ってこんな楽しい遊びに背を向けちゃわないようにね。
むしろ今はα波を計測しながらクルマを走らせてみたい....かな(笑)自分がどれだけ楽しんでいるか、日常のストレスをどのくらい消化しているかを数値化して追求してみたい。

この10年で僕のクルマ造りのベクトルは急激に狭まり、全ての判断基準は「楽しいかどうか」の一点に絞られている。前述の「スーパー中途半端なクルマ」は今の僕が最も愛するカタチである。
Posted at 2011/02/12 00:43:15 | コメント(9) | トラックバック(0) | GT-R | クルマ
2011年02月06日 イイね!

R35: 思い込みというのは実に恐ろしい。

R35: 思い込みというのは実に恐ろしい。ある速度域に入ると下回りからカタカタゴトゴトと打音がする。オイルクーラーの取り付けに際する何らかの不具合のようだ。高速域でのテストは充分やったハズなんだけどな。日が経って支障が出だしたのかな。
HKSのハニカムオイルパンとアンダーパネルのクリアランスは非常にシビアで、組みつけに際しアンダーパネルのリブを一部切削する必要があった。もちろんコレはHKSの取説にしっかりと記載されている内容である。
当初、この処理を怠りワッシャーの組み付けでクリアランスを確保したつもりでいたが、ちょっと走らせただけでガタガタ音が出てすぐに指定通りの加工を施すことになった。GT-Rのトランスミッションは異常な程動き、またアンダーパネルは面積の割りに中間を固定しているビスがなく(周辺を固定するだけ)、タワミやバタツキが非常に大きい。上下に3cm~4cm程平気でバタついてしまう。
いいのかなこんなんで....と疑念も過ぎるところである。そういう部分も相まって「指定通りの加工とはいえ個体差による影響で干渉が出てしまっている」と思い込んでしまった。
フロアジャッキをかましたGT-Rの下に潜り込み、アンダーパネルばかりを徹底してチェックする。
叩いて回ったがビビリ音は出ない.....室内で聞いた音はもっとハッキリした打音であった....
外して裏面を確認してもアタリが出ている感じはない.....なんらかの跡が残ってておかしくないんだけどな....
しょうがなくリブの切削領域を広げて緩衝材を耐熱材で包み、アンダーパネル一面に張りまくる。「これで大丈夫だろう!」って東名に乗ってチェックすると駄目。カタカタゴトゴトに変化は見られない。
なんだソレ?!何か全く別のものが原因なのかな? 付き合わせた友人と腕を組んで考えあぐねた。

「感覚的にはここら辺から音が出ているんだよねぇ。」って、丁度アクセルペダルの右横、ドアのヒンジの下付近のシャシー裏を僕はコンコンと叩いてみた。走行中、室内に聞こえてくる打音は感覚的にはそこなのだ。当然そこにはアンダーパネルはなく.....。
「カタカタ!ゴトゴト!」.....あれ?
僕の叩く音に合わせてパネルが上下しハッキリとした打音が響く。覗き込むとフロントディフューザーの最右のボルトが思いっきり緩んでいた。

それだけ。

思い込みというのは実に恐ろしい。自分の感覚よりも優先し思考を制限してしまう。
ジャッキを使う必要もなくラチェットを回し5秒で治った。
Posted at 2011/02/06 21:04:18 | コメント(7) | トラックバック(0) | GT-R | クルマ

プロフィール

「R35: 給油中に勝手に止まってしまう問題の解決 http://cvw.jp/b/261822/47737484/
何シテル?   05/23 10:42
神奈川県の懲りないクルマ馬鹿です。
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