待ち遠しい！その1　新型VWポロ

■待ち遠しいのはVW新型ポロ。ジュネーブで実車を見てきましたが、内外装は相当にクオリティが高いし、サイズ的にもこれで十分といえるだけのものがあります。

■で、注目なのが1.2Lの直噴ターボ、つまり最小排気量となる1.2TSIの搭載です。この新エンジンは最高出力105psでco2排出量が129g/km、燃費は欧州の数値で18.2km/Lとかなり環境性能も高い。最大トルクの数値がまだ分かりませんが、十分以上となるのは間違いないでしょう。しかも7速DSGが組み合わせられており、日本仕様はこれがスタンダードになるはずで…と考えると、コンパクトクラスに革命を起こすのではないか？　と思えるわけです。

■ヴィッツやフィットと同じクラスにあるポロですが、メカは最新トレンド満載…そう考えると、日本のコンパクトカーはちょっと売ること重視で中身が…ですね。

■VWはもうすぐ日本でもゴルフVIを発表しますが、ゴルフはCセグメントのアッパーにありながら、既に現行Vからエンジンダウンサイジングを行い、このクラスで当たり前だった2.0Lの概念を崩壊させています。Cセグのアッパーで1.4TSIがメイン…実に知的な考え方だと思います。

■で、今度はそれがポロでも実現されると。フィットやヴィッツは現在1.3LのNAが中心。そんな世界に1.2Lの直噴ターボ＋7DSGによって、ダウンサイジングと商品性の高さで革命を起こそうとしているわけです。

■果たしてどんな車に仕上がっているのか、興味津々なのであります。