ヴォルツ大絶賛！

昨日ブログに
『ヴォルツ購入時の話』
というのを書きました。







その本文中に

講談社文庫「2003年版買って得するクルマ、損するクルマ」（森慶太著）という本を読んでいたところで、これがヴォルツをムチャムチャ褒めてたんですよね。（第一回ルツボで参加者の皆さんにコピーをお配りしたやつです）

と書いたところ、第一回に参加されなかったフロンティアＭさんから
「その内容が気になる」
というコメをいただきました。
本を探したので、アップします。
クリックすると読めるサイズになると思います。

どう考えても著作権の問題でヤバイのは明らかですが、
既に絶版となっている本なので、お目こぼしください　＞講談社様


著者の森慶太という人、私と志向がにていて一々うなずける部分が多い本です。
その後のネット上での評論活動でも、すごく自分と気が合う内容が多い人です。
（例えばこんな感じとかこんな感じとか、こんな感じとか）
特大痔某の本よりよっぽどクルマ好きの琴線に触れると思うんですが、
なかなか評論家として人気者になりません。

前書きには
「書店で手にとって試しにマイカーのよしあしをチェックした読者は、おそらくけっこう高い確率で気分を害することになるだろう」
と書いているくらいの、なかなかに面白い本なのです。


ちなみに、この本の時点（２００３年）で『買って得するクルマ』として褒めているトヨタ車は
ヴォルツ、プロボックス、プリウス、セルシオ、イプサム、ハイラックススポーツピックアップ（ピックアップ限定）の６車種のみ。

『買って損するクルマ』として買わないように薦めているトヨタ車は
イスト、WILLサイファ、カルディナ、ウィッシュ、アルファード、ハイラックスサーフ、ランドクルーザープラド、ヴィッツ、ファンカーゴ、ｂＢ、カローラ、カローラスパシオ、プレミオ/アリオン、アルテッツァ、ヴェロッサ、ウィンダム、ブレビス、ノア/ヴォクシー、エスティマ、ＲＡＶ４のなんと２０車種。

本文の他に『国産車・輸入車全３６９台一言インプレ』として当時買えた全車種のインプレに挑戦してますが、
そこで褒めてるトヨタ車は上記の他に
デュエット、クラウンセダン（セダン限定）、センチュリー、エスティマハイブリッド（ハイブリッド限定）、キャミ、サクシード、ランドクルーザー７０の７車種のみ。
つまり、当時のトヨタ車で褒められるのは１３車種だけで、他の車種は「全部ダメ」と言っているんです。

さすがに、日本の自動車評論シーンでは受け入れられにくいんでしょうね…。


ちなみに上の写真、蛍光ペンでラインを引いたのがそのまま出ているので私のチェック項目がバレバレですが、まぁ良いでしょう。