やんぢのブログ一覧

今日の通勤中のラジオで、『今日の朝刊のコラムは全紙が小沢昭一さんのことを取り上げている』と言っていました。
会社に来て、ネットでそれらのコラムを読んだついでに、色々な発言の引用を見つけました。


「新聞が同じことを言うようになったら、眉に唾をつけておいた方がいい」

「正義の戦争より、不正義の平和を」

「戦争ってものは、なっちゃってからでは止められません。なりそうなときでも駄目。なりそうな気配が出そうなときに止めないと」




今、すでに気配が出ていますよね…
『気配が出そうなとき』の段階はもう過ぎちゃってるんじゃないかと。
ハッキリそう思います。


（今日の中日新聞朝刊）



でも、個人的に一番刺さったのは、反戦的なセリフではなく、次の一文。

人間がみんなで一緒に
豊かになるのがいいことなのか、

それとも、豊かな人と
そうでない人がいる矛盾した世の中を、
だから創造力が生まれるんだと肯定するのか。

あるいは、一転、みんなでそろって
適当に貧しくなるという第三の道を、
今こそ考えてみる必要はないのか。



私は小沢さんのこの言葉を知らなかったんですが、僭越ながら私の考えと全く一緒だったんです。

今まで自分のブログでも
『今の生活レベルを維持し続けようとすることこそが、不幸の始まり』
『先進国と言われている中では下位グループのイタリア程度の経済規模国家になってそのかわり、残業はせず、夏休みは最低３週間…のような家族との時間を大切にする温かい社会への、パラダイムシフトを目指すべき』
などと書いて来ました。



ちなみに
「正義の戦争より、不正義の平和を」
って言葉も知りませんでしたが、これまた私の想いと１００％同じです。



『戦争絶対反対』
『そこそこ貧乏でもいいじゃないか』

小沢さんが目指した世の中は来るのでしょうか。
世の中を作るのは、選挙です！



まぁ、貧乏でもいいじゃないかって主張する政党は無いでしょうけどね（苦笑）