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米「尖閣安保適用」成立へ、上下院が法案可決
読売新聞 12月22日(土)15時2分配信

　【ワシントン＝山口香子】米上院は２１日の本会議で、沖縄県の尖閣諸島が、米国の対日防衛義務を定めた日米安全保障条約第５条の適用対象であることを確認する条項を盛り込んだ、

　２０１３会計年度（１２年１０月～１３年９月）の国防権限法案を可決した。下院は２０日に同法案を可決しており、オバマ大統領が署名して成立する。

　法案は、中国を念頭に、「第三者による一方的行動は、日本が尖閣諸島の施政権を持っているという米国の認識にいかなる影響も与えない」と明記。日米安保条約第５条が尖閣諸島に適用されるとの米政府の立場についても、「（同）条約に基づく日本政府への責任を再確認する」とした。

　さらに、尖閣諸島海域を含む東シナ海を「アジア太平洋すべての国に利益をもたらす重要なシーレーン（海上交通路）」と位置づけ、「領有権などを巡る争いの解決には、全当事者の自制が必要だ」と指摘した。
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みんカラ内でも、尖閣問題を取り上げているブログは多いですが、このニュースに注目しているブログはなぜか少ないみたいですね。

私は常々左寄りだと思われていると思いますが（苦笑）、尖閣も竹島も日本固有の領土だと思っていますので、この部分で中韓に何かを譲る気持ちはありません。
先日の中国による領空侵犯の時にアメリカが中国に『米国の尖閣防衛義務が不変であることを直接伝えた』という報道がありましたが、そういう意味で、それがもう一段上のレベルに行ったって事でしょう。

このアメリカの動きを機に、中国がさらに一段上の実力行使に出てくるとは考えにくい…と普通は思うところですが、中国のことですから斜めの方向から別のことをしかけてきそうな気がします。
大陸棚拡張の国連への申請は、尖閣への対抗措置であるのは間違いないですが、そのうちまた勝手に海底資源を掘り返したりするでしょうねぇ。


自民党政権になるからアメリカが軍事的に日本を優遇する動きに舵を切った、ということならば、（私のきらいな）自民党政権のポイントとして認めざるを得ませんが、そこのところはどうなのか分かりません。（苦笑）

いずれにしても、これで尖閣周辺での紛争・戦争が遠のくならば、それは良いことだと思います。