2014年11月12日
2014JAFCUPで実になったこと
JAFCUP併催クラスへのエントリーは2012本庄以来2年ぶり2回目ですが、今回初のアウェイでした。
全国を転戦している全日本選手の皆さんにとっては当然の事だらけと思いますが、初めてアウェイの大きな大会に参加して実になったことを、自分の備忘録として記したいと思います。
全日本選手の皆さんは笑ってスルーして下さい。
1.必要書類は事前確認して忘れずに持参すること
今回の三日間で最大の出来事でした。
自分の話ではないのですが、二日間ずっと抱腹絶倒させていただきましたw
詳しいことはチャンピオン戦四駆忘年会にて(笑)
2.事前練習は必要
今回の会場のエビス西はシロクマの走行会のとき一度来た切り、しかも20年くらい前。その頃は今のような島やショートカットはありませんし、順走オンリーでした。
その意味で今回は人生初めてのコースと言っても過言ではありませんでした。
そんなコースには、信じられないくらいの傾斜や色々な驚きが詰まっているものです。
それを土曜の公開練習2本だけでモノにすることは、PN4で当日参加で6位入賞したなかむらさんでもない限り無理です。
エビス西でのジムカーナ走行は10月に2回企画されましたが、その両方に参加出来なかったため、今回は金曜から3日間入りしました。それでも諸々あって完全に攻略することは出来ませんでした。
よほど各地の会場を長年転戦して経験豊富な方で無い限り、初めてのコースでは事前練習は必要と感じました。
今回三日間送り出してくれた家族には本当に感謝です。
また、初めてのコースを攻略しなければならない全日本選手は本当に大変だと思いました。
これまでは、三日間も会場にいるなんて、会社も家庭もあろうになんて俳人な方なんだと思っていましたが、決してそんなことはないと感じました。
3.体力は温存
今回コースに一番遠い第3パドックと言うことでキックボードを持っていきましたが、なんとコースが最高地点、その隣の第2パドックがすり鉢の底、そして第3パドックへはのぼり、とアップダウンの激しい立地条件でした。
そのためのぼりではキックボードを一所懸命キックする必要があったのですが、金曜は不思議と疲れを感じませんでした。
しかし日曜の朝にバリバリの筋肉痛(汗)歳ですから筋肉痛は数日後に襲ってきます(涙)
よりによって決勝当日ですよ、クラッチの微妙な操作をすると足がつりそうです(涙)
実は今回三日間とも、パドック間を往復してくれるシャトルカーが3台も稼動してくれていました。
見栄を張らず、金曜土曜ともシャトルカーに乗せて頂けば良かった、と心底後悔した決勝当日でした。
もう歳な人は、無駄な体力、筋力を使うべきでない、と言うことが心底分かった三日間でした。
4.夜は食べ過ぎない
土曜は6時半、決勝は6時ゲートオープンとかなり早く、一方で宿の郡山インターから会場までは高速道路を使って30分強はあります。
と言うことで前日は早く寝なければいけないのですが、今回土曜に、ホテルのレストランがバイキングの日だったことからつい食べ過ぎてしまいました。ちなみにアルコールはいちかわさんと生一杯だけ。
食べ過ぎのせいで目標消灯時刻から1時間弱胃もたれに苦しみ、睡眠時間を削ってしまいました。疲れ自体は発現しなかったのですが、睡眠時間が減ってしまったと精神的にダメージを受けました。
スポーツ選手なのですから、食事と睡眠には十分に気を使わなければいけないと痛感しました。
5.練習は敢えて辛い走りをする
金曜練習ではスタート直後のすり鉢には規制パイロンは一切置かれず伸び伸びと走れました。そんな中ムキになって一番時計を取ったものでしたが、土曜、決勝と日増しにパイロン規制は厳しくなり、どんどん成績を落として行きました。
そこで心底分かったことですが、練習ではタイムを狙う走りもいいですが、辛いパイロン配置を予想した練習走行も必要だと思いました。
特に今回は土曜の公開練習のブリーフィングの際に、あるコーナーは決勝当日は縁石を深くショートカットできないようにします、と情報を与えていただいていたのですから、そのコーナーは攻めるべきではありませんでした。
6.出走順が早いクラスは周到な準備が必要
普段は地区戦N3にしてもチャンピオン戦NT4にしてもケツの方でゆっくり準備をする時間があったのですが、今回は併催クラスのため出走が早く、自分のゼッケンは25番でした。
しかも開会式会場から一番離れた第3パドックです。
一方、今回は開会式が盛り上がり、第1ヒート開始の8時15分になってもまだ続いていました。
個人的にはソワソワしながらも、第1ヒート開始時刻の繰り下げを期待していたのですが、開会式終了時には無情にも「ゼッケンの早い方は早急に準備してスタート下さい」とのアナウンス。
急いでパドックに戻って諸々の準備をしたのですが、もうその時点で息も絶え絶え、気持ちも集中できていない状況でした。
これにはもう一つ輪を掛ける要因があって、6時きっかりにゲートオープンになり、その後パドックで雨対策のテント設営をしてタイヤ交換したらあっと言う間に出走受付期限と慣熟歩行開始時刻の6時40分になってしまったため、ろくに準備も出来ないと言う状況でした。
具体的には荷物を車内から完全に降ろし切れていない、ショックの番手を調整できていない、タイヤエア圧を見れていない、エンジン暖気も当然出来ていない、と言う状況でした。もちろんレーシングスーツも着れていません。
ここで分かったことは、出走順が早いクラスは相当周到な準備が必要だということでした。
特に寒い時期は駆動系の保護のためウマに上げてカラ回しもしたいですし、前日のうちからしっかりとした段取りが必要と感じました。その意味でサービスさんが居て頂いた方が1億倍助かると感じました。具体的には開会式に行っている間にウマ上で駆動系の暖気をしてもらったり、ホイールナットのトルク管理やエア圧管理をしてもらったり。まあ暖気に関しては気のせいな部分もだいぶありますが、メンタルな競技なので決して無駄にはならないと思っています。
今回、PN1など出走順の早い皆さんのご苦労が心底分かりました。
7.帰路は頑張る
今回は全国から参加者が集まったことからだと思いますが、全日本クラスの皆さんの帰り道の速さには舌を巻きました。
いつものように東北道を燃費対策もあってチンタラ走っていたのですが、全日本クラスの皆さんにことごとくブチ抜かれてしまいました。具体的な速度は書き控えますが、自分には正直あの速度で走り続けることは疲労上無理です。
でもそれくらいの速度で移動できなければ、全国を転戦することは難しいのでしょうね。ワタシには無理w
と言うことで実になったことを書き連ねてみましたが、まだまだ書き足りないこともあろうかと思いますので、思い出した際にまた別途w
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ジムカーナ | 日記
Posted at
2014/11/12 22:25:21
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