忘れないうちにまず走り編。長くてスミマセン。
■朝の慣熟歩行
コース図を見た瞬間、Narashinoさんらしい、ラッテストーンハードスラロームらしい、親しみの湧くコースと思った。
朝なのに11月とは思えぬ暖かさで、長そで1枚で歩行。昨日の大雨の影響も完全に無くなるな、と安心。
40分の枠のなかで、順走2回、逆走1回、そして順走1回の計4回歩く。
特にいやらしいポイントは無く、イメージもだいたい固まる。
奥の1番パイロンだけはどうしようか悩んだ。ミドルいばちゅうの上段で試してみた2速チョン引きをしようかと迷ってぶらすとさんに相談したところ、あそこは四駆なら1速サイドだよと。二駆のように外まではらむと四駆はカマボコの影響でアウトまで流れて行って距離をロスするとのこと。ご教示ありがとうございました。で、実際CT9A乗りはみんなそうやって走ってた。
シェルコーナーも、2速ダラリ走法を考えてた人がいましたが、自分はシェルに沿って走るくらいのラインが必要と考え、シェル手前で1速に入れる案に。ぶらすとさんも同意見でした。
■出走前
出走順の早いクラスにおいて最初の大S字でスピンしてる人が散見されたので、四駆パドックはリアタイヤを日光で暖める人が何人か。タイヤを外して日光に当てたり、車の向きを変えてリアを日差しに向けたり。自分は大型ジャッキとリジットラック持ってないのでリアタイヤを同時に外すことができず、大人しく放置。
日差しの当たったフロントタイヤのエア圧を朝と出走前とで比較したけど5kpaしか上がってなかった(F:250→255kpa)。
■1本目
まず下段パドックからスタートに付くのが一苦労。坂道で方向転換なもんだから、バックが大変。クラッチが減っちゃう。
スタート直後の雨水のにじみが乾いてない。一番水濡れが少ないところに前輪を合わせる。
スタートは5千回転くらい。相当低めでつないでもストールしない。だいぶタイヤが滑ってるみたい。
最初の大S字はタコりました。12番と7番の間がすごく不安定で、減衰力弱すぎたか、と思った。ビデオで見ると結構良いスピード出てて、単にスピードの出し過ぎだったのかも?そのあとの直線は車を抑えるのに必死で3速なんて全然入らない。それどころか1番手前で反射的に1速に入れてしまった。
バスストップの舗装が良いのは昨日の雨練で確認済なので思い切って行ったが、島の進入路が思った以上に右にあって9番のあとあまり踏めなかった。
1回目の島の折り返しは遠目からサイド。チョン引きのつもりが結構向きが変わってしまい、慌ててアクセル全開。12番の規制パイロンが全然関係無かった。
さて問題の1番。直線的に向かうつもりだったがビデオで見るとまだ外からかぶせてる。ここもチョン引きのつもりが意外に回ってしまい、またまた慌てて全開。カマボコ傾斜で流れてしまうことが全然分かってなかった。
2回目の島進入は回し過ぎたかと思ったが、ぶらすとさんからはもっと回して直線的に島間を横断できるようにすべしとのアドバイスが。
12番はチョン引きしてトラクション掛けながら立ち上がるつもりがここでも回り過ぎでカウンターを切った。慌ててアクセル全開&2速に叩き込む。全然カマボコ傾斜が理解できてませんでした。
排水溝回りはエンジン回転を落とさないようある程度大回りになっても良いと思ってたが、またまた回り過ぎ。すかさず全開。
シェル入り口はびったり付け過ぎ縁石を踏む。EFの頃のクセって抜けません。昔ここで横転しました。
14番もエンジン回転落とさないようなターンをイメージしたが実際は小回りになってしまう。でも結果的にはそれが次への進入を楽にした。
15番と16番の楕円はPTしないように気をつけただけ。懸念してたタイヤが引っ掛かるって感じは全然無かった。
ゴール前は15番を過ぎてから1発引きと決めてた。最後はアクセル全開、ハンドル修正なしでゴール出来た。
タイムは1分5秒842。その時点でベストタイム。回し込み過ぎがあった割りにはタイムが出てて意外だった。
瓦のおっちゃんはすごい良い走りしてたけど排水溝あとの7番規制パイロンの外を通ってしまいMC。どれだけのタイムが出てたか知りたかった。
■お昼の慣熟歩行
走行イメージは回し込み以外1本目で特に違和感無かったので、バスストップからの脱出方向を重点チェック。
スタート直後の雨水のにじみは地面から湧いて出てるようで、いつまでたっても乾かなかった。
■2本目
気温と路面温度が上がったのか他のクラスは2本目にタイムアップ続出。これは硬めのセットが良いかもと悩む。結局1本目の大S字でのフィーリングの悪さを改善したくて減衰力を前後とも少し上げる。NTBRで走った滝沢選手も2本目の方がグリップしたとのこと。この時点では硬めのセットで良いと思ってた。
車に乗り込むと西日が低くて眩しい。サンバイザーを降ろす。それが何の環境変化を意味していたのかはこの時気付いていなかった。
スタート回転数は相変わらず低め。浅間台はクラッチにやさしいね。
さて大S字、セッティング変更が上手く行くかと思ったが全然改善せず!またもやタコってやっぱり3速なんて入れられない。1番は迷うことなく1速に入れる。
バスストップからの脱出は向きをかなり変えたつもりだったが結局あんまり踏めず。
問題は島からの立ち上がり。チョン引きのつもりがドバーっとテールが出てしまい、一瞬フルカウンター。もうこの時点で萎えました。
1番も立ち上がりカウンター。これで完全に動揺してしまい、2回目の島の進入路を1個手前と勘違いして一瞬アクセルを抜いてしまう。
2回目の島の進入は回し込むことを考え、実行。まあ出来たかな。
次の12番はカウンター切らないように注意を、と思ったけどテンパってたのでまたしてもテールアウト。
排水溝回りとシェルは普通にこなしたが問題はここから。まず14番をストール対策で大きく回そうと思ったら回し込み不足で次の15番の進入が苦しくなった。
15番、16番、17番はPTしないようにと超ビビリながらぬるく走る。多分シェル以降で1秒以上捨ててるな。
タイムは案の定1分7秒828。約2秒落ち。
テールの出過ぎがリズムを崩した全ての元凶でした。観戦土手に戻ってコースを見てみると、何と奥の方が林の日陰で陽が当ってない。だって出走3時半だもん、陽は傾くよね。もう気温も路面温度も完全にピークアウトしてたんですね。完璧にセッティングをミスりました。硬くするどころか、軟らかくすべきだった。コンディションを見誤った自分が情けない。しかし他の人はちゃんとタイムアップしてる。それがさらに悔しいと言うか情けない。
■反省点
今回は自分の判断ミス!やはりジムカーナは自分との戦い。
うーん、もっとデジタルに物事を捉えられるよう、気温計と路面温度計をそろえようかな。
■浅間台の路面
浅間台のカマボコは想像以上に四駆には効きました。車重が重いから慣性が付くのかな。EF+Sタイヤの頃はそれほど気にしてなかったけど。
あと、DRYでも横のグリップは相対的に落ちる。少しでもスリップアングルを付けるとグリップ感が薄らぐ。特にブレーキング時はできるだけ縦のうちに減速を終えられるようにラインを考える必要がある。
右奥とバスストップの新舗装部のグリップの良さはかなり戦力になる。ここは前日の雨練で確認できてたので良かった。
■まとめ
やはりコースの特徴をしっかり把握することと、環境変化を感知する情報収集力と分析力は今後上で戦っていくために必須ですね。