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2015年10月07日 イイね!

しんえぼさん号(メモ)


先々週しんえぼさん号に初乗りさせていただきましたが、前日練7本、当日2本の合計9本も乗らせていただいたので、メモしてみました。

パワーがもの凄いのは既に書いたとおりでした。
何もタイムを削る走りをしなくても直線区間で十分貯金が出来ました。

パワーが凄いのは四駆乗りの方ならアジャストできると思います。
難しいのはエンジンのピックアップが鋭いことでした。
顕著な例が、当日の真ん中に設けられた4本パイロン区間の内部でした。
まず、ギアがクロースしたしんえぼさん号だと1速吹け切り寸前の悩ましい距離感なので、ブレーキロックを回避することも考えるとどこまで踏んで行って良いのか分からずアクセル全開を躊躇させられました。
加えてナーバスになったのが、向きを変えての立ち上がり後にあまりのアクセル反応の鋭さにテールが動いてしまい思い切り踏めない悩ましさがありました。
総じて、短い区間での向きを変えながらの全力疾走は非常に難しいと感じました。
そう考えると同じように短い区間で向きを変えまくりの筑波でしんえぼさんがオーバーオールを取りまくりだったのはもの凄いテクニックだったのだと思いました。

パワー&ピックアップに関してですが、GDBスペックCのマフラー交換程度のローパワー&もっさりピックアップでは、パワーを振り絞り使い切ってコースをギリギリの精度で攻めていくことはそう難しいことではなかったのだと、しんえぼさん号に乗ってみてあらためて振り返ることが出来ました。
そう考えるとローパワー車で自分の限界まで攻めて行くのは楽しいことだとは思いますが、しんえぼさん号のようにバケモノのようなモンスターカーを手中に収めて自由自在に高精度にコントロールしていくことも、四駆乗りとしては憧れざるを得ないと思いました。

パワー以外の気付きで言うと、意外や向きを変える反応がシャープだったことでした。
前述の短い区間のなかでもトレッドが広いはずの割にはアクセリングの難しさと相まって意外とナーバスな挙動を出してしまいました。
一方当日の左奥の2速の低い速度で小さく回るコーナーでは、しんえぼさんはブレーキングでテールを積極的に動かして素早く向きを変えていました。
わたしはそこをつい自分の車のように大きく回していってしまったので同じ挙動は出せませんでしたが、一方で真ん中四本パイロンの最後の出口前で、アクセリングで向きを変えることが出来ており、その気になれば自由自在に動かせる車だったのだ、と振り返っています。

個人的にはオーバー傾向よりアンダー側に少し寄ったニュートラルステアの方がスタイルに合っています。と言うか、EF8でテールが動き過ぎるのに懲りたので、極力テールを動かさない走りがすっかり身に染みていたせいかと思っています。
オーバーは比較的容易に向きを変えられるかと思いますが、今回のしんえぼさん号のようにパワーが有り余っていると、向きがしっかり変わるまではテールアウトが怖くてアクセルを入れられない「待ち」の時間がわずかながらも発生してしまう感じを今回受けました。
一方少しアンダーの場合、パワー&トラクションをしっかり掛けながら立ち上がれるので地味ながらもその先の到達速度は速いのではと思っています。
個人的には前述のようにアンダー寄りの車でアンダーを出さないように走る方がラクなのですが、しんえぼさん号のように挑戦的な車を乗りこなすことも楽しいだろうなと思いました。
ちなみに以前乗っていたGDBは鷹の目さんに言わせると酷いアンダーでとても乗れない代物だったそうですが(笑)、私はちっともアンダーを感じたことはありませんでした。これは前述のように立ち上がりのイメージの違いから来るものもあるのでは無いかと思っています。

しんえぼさん号で最大の難しさはその強烈な加速力をどう瞬時に最適速度まで制御するか、つまりブレーキングでした。
前日練午後に調子に乗って奥までアクセルを踏んで行って盛大にロックさせて以降、戦闘モードでのMAXスピードを如何に瞬時に的確に落とすかにずっと悩み続けました。
そのためロックさせて以降は結局MAXスピードは抑制せざるを得ず、またブレーキングも相当早めのタイミングから弱く長く行うことになり、思い切り攻め切れなかった大きな主因となりました。
ブレーキングは全ての動作の始発点なだけに、全ての動作がギクシャクした原因となってしまいました。慣れの問題かも知れませんが、アクセリングと並んで難しさを実感しました。

長々と書きましたが、まとめてみるととにかく凄い車でセッティングに関しては完成された車だったと思いました。
ただ前述のように性能をフルに発揮させるのももの凄く難しく、チャンピオン戦、ビ筑、しのい、送別千葉東京(笑)で無敵のパフォーマンスを発揮させたしんえぼさんの腕前はもの凄いと言うこともしみじみ実感しました。

そう考えると、しんえぼさん号にとって有利な条件が少なかったチャンピオン戦iccとFSWで優勝を果たしたえぼしんさんはさらに凄かったのだと思いました。
でもしんえぼさん号のタイヤがもし71R、あるいはせめて255/40R18と細かったら結果はどうだったのかと興味があるところです(笑)

今年のチャンピオン戦は本気のしんえぼさんが本気で準備したしんえぼさん号と戦えたと言うことでNT4参加の全員にとって非常に価値があったのではなかったかと思っています。
特に、生で見れていませんが北ショートと関越はその最たるものだったのではなかったでしょうか。
ぶっちぎられた人も多かったかと思いますが、何が足りなくて何が追いすがれそうだったのか、振り返られてみては如何でしょうか(笑)きっと実りのある反省と次への狙いが得られるかと思います。

しんえぼさん号はJAFCUP後に売りに出されるかも知れないとのことで、どのような方が引き継がれるのかは分かりませんが、是非その実績と栄光とを引き継いで輝き続けて欲しいと願っています。

しんえぼさん号のJAFCUPでの有終の美をお祈りしております。
Posted at 2015/10/07 12:47:18 | コメント(3) | トラックバック(0) | ジムカーナ | 日記

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